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SFA JOURNAL by ネクストSFA/CRM

【2026年最新】経理を外注するメリット・デメリットは?費用相場や業者の選び方を徹底解説

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

2026年の企業経営において、バックオフィスの最適化は単なる業務効率化ではなく、事業成長を支える経営基盤の再設計という位置づけに変化しています。
とりわけ経理領域は、労働人口の減少による人材確保の難化、インボイス制度や電子帳簿保存法への継続対応、クラウド会計を前提とした業務設計の高度化などにより、内製だけで安定運用することが難しくなりつつあります。

こうした背景から、近年「経理 外注」を検討する企業が急増していますが、
一方で
本当に外注すべきなのか
費用に見合う効果はあるのか
どこまで任せてよいのか
といった判断に迷う決裁者・管理部責任者も少なくありません。

本記事では、経理外注を検討段階にあるBtoB企業の決裁者・管理部責任者に向けて、
比較検討に必要な判断材料を体系的に整理し、導入可否を見極めるための視点を提供します。

おすすめの経理代行サービス一覧

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会社名 サービス名 特長 費用
株式会社キャスター CASTER BIZ accounting
  • 事業特性、経理処理の難易度ボリューム に応じて専門チームを最短3営業日で立上げ
  • クラウドツールを活用して、どんな時でも滞りなく経理労務が回る仕組み
  • 採用率1%の高スキル人材
従業員数20名以下
22.5万円/月(税抜)

従業員数20〜50名
22.5万円/月(税抜)

従業員数50〜100名
22.5~68万円/月(税抜)

従業員数100〜200名
22.5~45万円/月(税抜)
株式会社Enigol Remoba経理
  • 請求書の発行から入金確認、経費精算、月次決算、支払い業務まで経理業務をまるっと請け負い
  • クラウドサービスと経理に精通した専任のワーカーが効率化を実現
  • 完全オンライン化で進捗、会計データをいつでも好きなときに確認
6ヶ月プラン
月額料金¥200,000

12ヶ月プラン
月額料金¥180,000
株式会社Wheat Wheat Accounting
  • 完全オンライン化で進捗、会計データをいつでも好きなときに確認
  • 経理以外の人事労務、営業事務等の作業についても柔軟に対応
  • コンサルタント、業務マネージャー、オペレーターのチーム体制で高品質かつ安定した稼働を実現
基本コース30,000円/月額(税別)
芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社 FOC経理アウトソーシング
  • お客様の問題課題に合わせてサービスをアレンジ
  • お客様の規模や商習慣に合わせてシステムを選定導入を支援
  • お客様経理部のあるべき姿へのアドバイス、財務視点でのコンサルティングを提供
要お問い合わせ
株式会社M&Tコンサルティング Smart経理
  • クライアント様は必要書類をスキャンするだけ。シンプルなオペレーション。
  • 複数人の経理スタッフによるチーム体制で、すべての経理業務を遠隔でも正確かつスムーズに代行
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メリービズ株式会社 バーチャル経理アシスタント
  • 仕訳入力や経費精算などの日常業務から、決算、さらに会計ソフト導入までおまかせ
  • 簿記2級以上実務経験豊富だからこそなせる、高いクオリティを実現
  • 東証一部上場企業から中堅中小スタートアップまで
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  • freee会計の設定情報をそのまま引き継げる請求書の画面からワンクリックで仕訳を連携
  • 請求書の明細行の数だけ仕訳を作成部門管理、商品管理に活用
  • 専用クラウドシステムが付帯解約しても、蓄積したデータがそのまま残る
35,000 円~ / 月
株式会社マネーフォワード クラウド経費BPOサービス
  • 経費精算にかかる経理部門の業務工数を削減
  • 経理作業の代行によって業務の標準化が可能に
ひとり法人プラン
月払い3,980円/月

スモールビジネスプラン
月払い5,980円/月

ビジネスプラン
月払い7,980円/月
株式会社アイエーピー 会計アウトソース
  • 日々発生する記帳仕訳業務や売掛金買掛金管理、経費精算など経理業務全般を代行
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  • 業務改善、世界の最前線の最新のシステム導入のリードまでお手伝い
要お問い合わせ
株式会社つばさ会計事務所 株式会社つばさ会計事務所
  • お客様の実情に合わせてサービスメニューを設計したうえで適切に対応
  • 弊社の税理士がお客様と連携し、年末調整に必要な資料収集、各種申告書のチェック、給与支払報告書の作成、各自治体への提出までを代行
要お問い合わせ
株式会社ビーブラスト i-STAFF
  • 採用率1%の優秀な人材
  • スピーディーで確実な対応
  • 「秘書業務」だけでなく、「経理」「人事」「Web運用サポート」など幅広い業務に対応
ライトプラン
月額 税込125,400円

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月額 税込102,300円

プレミアムプラン
月額 税込89,100円

カスタマイズプラン
お問い合わせ
株式会社 TMJ バックオフィス 経理スタンダード
  • 電帳法など分かりづらい法令や制度に関する質問を、電話やメールで丁寧にサポート。
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要お問い合わせ
株式会社パソナ BPO・アウトソーシングサービス
  • 選任されたコンサルタントがBPO導入から立ち上げまで全面サポート
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  • 専任のプロジェクトマネージャーが事業運営を成功に導く
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株式会社NTTビジネスアソシエ東日本 経理アウトソーシング・代行サービス
  • 単純業務をアウトソーシングして社員を効率よく配置する事が可能
  • NTTグループにおける受託業務実績で培ったスキル・ノウハウ
  • 安定的な業務品質を実現
要お問い合わせ

経理外注とは何か?経理代行との違いを決裁者視点で整理する

経理外注とは、企業が自社で担ってきた経理業務の一部または大部分を、社外の専門事業者に委託する経営判断を指します。
ここで重要なのは、経理外注が単なる作業委託ではないという点です。多くの決裁者が誤解しがちですが、経理外注とは「業務設計」「責任分界」「運用ルール」まで含めて再構築する取り組みであり、単純な人手不足対策ではありません。

混同されやすい概念に「経理代行」があります。
一般的に経理代行は、記帳や請求書処理といった定型業務の実行部分を指すケースが多く、業務全体の設計や管理責任までは踏み込まないことがほとんどです。
一方、経理外注では、日次業務だけでなく、月次締めの補助、決算前の整理、内部統制を意識した運用支援まで含まれる場合があります。

決裁者がまず整理すべきポイントは、
どこまでを外注し、どこを自社に残すのか
という切り分けです。

経理は財務情報を扱う企業の中枢業務であり、すべてを外部に委ねることが最適とは限りません。特に以下の領域は、原則として社内に残すべきです。

  • 支払承認や資金移動に関する最終判断
  • 経営判断に直結する数値の解釈
  • 経営戦略と紐づく管理会計の方向性

また、税理士や社労士との役割の違いも整理しておく必要があります。
税理士は税務申告や税務判断が主業務であり、日々の経理実務を恒常的に担う存在ではありません。
社労士は労務領域が中心です。

経理外注は、これら専門家と連携しながら、実務を安定的に回すための実働部隊として位置づけるのが現実的です。
この整理が曖昧なまま外注を進めると、責任の所在が不明確になり、導入後のトラブルにつながります。

経理外注はコスト削減施策ではなく、経営管理体制を再設計するための選択肢であるという認識が、意思決定の前提となります。


経理を外注する企業が増えている背景と2026年の経営環境

経理外注を検討する企業が増えている背景には、複数の構造的な要因があります。
これは一時的なトレンドではなく、2026年以降も続く経営環境の変化と捉えるべきです。

経理人材の慢性的な採用難

実務経験を持つ経理人材は慢性的に不足しており、採用コストは年々上昇しています。
仮に採用できたとしても、属人化や退職リスクは常につきまといます。
特定の担当者に業務が集中している状態では、その人物が不在になった瞬間に経理業務が停止するリスクを抱えることになります。

制度対応の高度化による業務負荷の増大

インボイス制度、電子帳簿保存法への対応は一過性のものではなく、今後も制度改正や運用ルールの変更が続くことが想定されます。
経理業務は単純な記帳作業ではなく、法令理解と運用設計を同時に求められる高度業務へと変化しています。
内製だけでこの変化に追従することは、管理部門に大きな負荷を与えます。

クラウド化による外注との親和性の高まり

クラウド会計や経費精算システムの普及により、物理的に社内で処理する必要性は低下しました。
データをリアルタイムで共有できる環境が整ったことで、外部委託との相性が飛躍的に高まっています。

決裁者にとって重要なのは、これらの変化を
人手不足対策として捉えるのではなく、
経営資源の再配分という観点で理解することです。

経理外注は緊急避難的な施策ではなく、
中長期的な経営判断として検討されるケースが増えています。
特に成長フェーズにある企業では、管理部門の整備が事業成長のボトルネックとなりやすく、経理外注によってコア業務への集中を図る動きが顕著です。


経理を外注するメリットを決裁者・管理部責任者の視点で整理する

経理外注のメリットは「業務が楽になる」といった表面的な話ではありません。
決裁者の視点で整理すると、その本質は経営管理の安定化と高度化にあります。

業務の属人化排除と継続性の確保

経理業務を個人に依存しない体制を構築できることは、最大のメリットの一つです。
外注業者は組織として業務を受託するため、特定の担当者が不在になっても業務品質が維持されます。
これにより、突然の退職や休職による経営リスクを大幅に低減できます。

内製コストの可視化と最適化

内製経理では、人件費以外にも以下のようなコストが発生します。

  • 採用費用
  • 教育・引継ぎにかかる時間
  • 管理工数
  • 福利厚生費

これらは可視化されにくく、実態以上に低く見積もられがちです。
一方、経理外注では月額費用として明確に把握できるため、予算管理が容易になります。

専門性の活用による業務品質の向上

経理外注事業者は複数企業の経理を担っており、制度対応や業務効率化の知見が蓄積されています。
自社だけで試行錯誤するよりも、短期間で安定運用に移行できる可能性が高まります。

管理部門が本来注力すべき業務への集中

外注によって定型業務から解放されることで、管理部責任者は以下の業務に集中できます。

  • 数値チェックや承認
  • 経営判断に資する分析
  • 内部統制の強化

経理外注は、単なる作業削減ではなく、管理機能を強化する手段として捉えるべきです。

経理外注のデメリットと導入前に必ず把握すべきリスク

経理外注は多くのメリットをもたらしますが、導入判断にあたってはデメリットとリスクを正確に理解しているかどうかが極めて重要です。
多くの失敗事例は、外注そのものではなく「期待値のズレ」や「設計不足」に起因しています。

最も多い誤解は、経理を外注すれば社内の経理業務が完全に不要になるという認識です。実際には、外注先との情報連携、業務指示、数値確認、承認といった管理業務は必ず発生します。
この前提を理解せずに導入すると、「思ったより楽にならない」「管理工数が増えた」と感じる原因になります。

次に注意すべきは、社内ノウハウの空洞化です。
すべてをブラックボックス化して外部に委ねると、異常値への気付きが遅れたり、数値の背景を理解できなくなったりするリスクがあります。
これを防ぐためには、定期的なレポーティングやレビューの場を設け、社内に数値理解の視点を残すことが不可欠です。

さらに、情報共有コストとレスポンス遅延も無視できません。
内製であれば即座に確認できた内容も、外注ではチャットやメールを介するため、タイムラグが発生します。
資金繰りや投資判断など、スピードが求められる場面では、この遅延がボトルネックになる可能性があります。
そのため、応答時間や対応範囲をSLAとして明確に定義しておくことが重要です。

最後に、セキュリティと責任分界点のリスクがあります。
経理データは企業の機密情報の集合体です。
アクセス権限、データ管理方法、事故時の対応フローが不明確な業者を選定すると、情報漏洩やトラブル発生時に深刻な影響を受けかねません。

これらのリスクは、外注自体の問題ではなく、導入設計と業者選定の問題です。
リスクを把握した上で対策を講じれば、ほとんどは回避可能です。


経理外注の費用相場とコスト構造を決裁者目線で捉え直す

経理外注の費用相場は、企業規模や業務範囲によって大きく異なります。
一般的には、記帳代行のみであれば月額数万円から、請求書発行、支払管理、月次決算補助まで含めると、月額数十万円規模になるケースも珍しくありません。

しかし、決裁者が注目すべきなのは金額そのものではなくコスト構造です。
内製経理では、以下のようなコストが分散して発生しています。

  • 人件費
  • 採用費用
  • 教育・引継ぎコスト
  • 管理工数
  • 福利厚生費

これらをすべて合算した「フルコスト」で比較すると、外注の方が合理的なケースも多く存在します。

注意すべき点は、初期費用や追加費用です。
業務移行時には、現行フローの整理やシステム移行のため、初期費用が発生することがあります。
また、業務範囲が曖昧なまま契約すると、イレギュラー対応がすべて追加費用扱いとなり、想定以上にコストが膨らむ可能性があります。

決裁者は、
基本料金に含まれる範囲
追加費用が発生する条件
を必ず事前に確認し、内製コストと総合的に比較する必要があります。


経理外注で依頼できる業務範囲と社内に残すべき役割

経理外注では、日次・月次・年次業務の多くを委託することが可能です。
ただし、すべてを外注することが最適解とは限りません

一般的に外注しやすいのは、以下のような定型業務です。

  • 仕訳入力
  • 領収書・請求書処理
  • 支払データ作成
  • 月次試算表作成補助
  • 決算前の資料整理

一方で、社内に残すべき業務も明確に存在します。

  • 支払承認
  • 資金管理
  • 経営判断に直結する数値の解釈
  • 管理会計の方向性決定

これらは経営責任に直結するため、完全に外部へ委ねるべきではありません。
重要なのは、「完全外注」を目指すのではなく、役割分担による最適化を行うことです。


経理外注が向いている企業・向いていない企業の判断軸

経理外注は万能な手段ではありません。
向いている企業と、そうでない企業が明確に存在します。

向いている企業の特徴として、以下が挙げられます。

  • 管理部門の人員が限られている
  • 経理業務が属人化している
  • 事業成長に管理体制が追いついていない
  • クラウド会計などの導入が進んでいる

一方で、以下のような企業では慎重な検討が必要です。

  • 業務フローや社内ルールが整理されていない
  • 経営判断と数値が結び付いていない
  • 外注先との連携体制を構築する余力がない

決裁者は、「今すぐ外注すべきか」「先に社内整備を行うべきか」を冷静に判断する必要があります。


経理外注業者の選び方と選定時の重要チェックポイント

業者選定において、価格だけで判断するのは極めて危険です。
決裁者が確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 業務設計力
    自社の業務を理解し、適切な切り分けを提案できるか
  • コミュニケーション体制
    担当者は固定か、連絡手段や対応時間は明確か
  • セキュリティ・内部統制
    権限管理、ログ管理、事故時対応が明文化されているか
  • 契約内容の明確さ
    業務範囲、責任分界、追加費用条件が曖昧でないか

これらを総合的に評価し、「作業委託先」ではなく長期的なパートナーとして選定することが重要です。


経理外注は導入よりも運用設計が成否を分ける

経理外注は契約締結がゴールではありません。
導入後の運用こそが成否を左右します。

定期的なレビューを行い、業務精度や改善点を共有することが重要です。
また、事業成長や組織変更に応じて、業務範囲を見直す柔軟性も必要です。

外注先を単なる外部業者として扱うのではなく、
経営を支えるパートナーとして位置付けることで、長期的な効果を得ることができます。


まとめ

経理外注は、人手不足対策やコスト削減のための短期的な施策ではありません。2026年以降の経営環境においては、経営管理体制を安定させ、事業成長を支えるための中長期的な判断として位置付ける必要があります。外注の可否を検討する際は、メリットだけでなく、デメリットやリスク、費用構造、業務範囲、社内に残すべき役割を整理することが重要です。その上で、自社のフェーズに合った外注先を選定し、導入後も運用設計を継続的に見直すことで、経理外注は強力な経営基盤となります。決裁者や管理部責任者は、目先の効率化ではなく、将来を見据えた経営判断として経理外注を捉えることが求められます。

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