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SFA JOURNAL by ネクストSFA

オフィス セキュリティ 強化のための入退室管理システム導入ガイド

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

昨今、企業経営において「オフィス セキュリティ」の強化は、経営リスクの低減や情報資産の保護を実現する上で極めて重要なテーマとなっています。特に、入退室管理システムの導入は、物理的セキュリティと労務管理の効率化を同時に実現できるため、管理部門にとって注目すべき施策です。

本記事は、入退室管理システムを導入しようとしている管理部関係者をターゲットに、システムの必要性や具体的なメリット、選定・導入のポイント、さらには関連するセキュリティ対策について、SEO対策も意識しながら解説します。ここでは、実際の導入事例やお客様の声、FAQは取り扱わず、理論的かつ実践的な知見に基づいた内容を提供します。

【比較】おすすめの入退室管理システム

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100,000円~ 1,650円~ 要お問い合わせ 要お問い合わせ
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iDoors iDoors 詳細はこちら
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583,000円~ 11,000円〜 最短1カ月 サポート窓口あり
  • 時限カード設定
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無料 4,500円~ 最短3日 メールサポート
備品無料交換
導入オンラインサポート
製品無料交換
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1. オフィス セキュリティの現状と課題

現代のオフィス環境は、情報漏洩や不正侵入、内部不正といった多様なリスクに晒されています。企業の信用失墜や経済的損失、さらには法的責任が問われる事態を未然に防ぐためにも、従来の物理的な鍵管理や警備員による管理だけでは不十分なケースが増加しています。

1.1 情報漏洩リスク

  • 外部からの攻撃:サイバー攻撃、標的型メールやマルウェア感染、さらには不正アクセスなどが原因となるリスクが高まっています。
  • 内部要因:従業員の誤操作、書類の紛失、USBメモリなどによる情報持ち出し、さらには退職者による内部不正も深刻な問題です。

1.2 不正侵入リスク

  • 物理的侵入:ピッキングやサムターン回し、窓ガラスの破壊、さらには関係者を装った侵入が見受けられます。
  • 管理の不備:施錠管理の甘さや、誰でも出入り可能な状態では、セキュリティ上の大きな穴となります。

1.3 経営面での影響

  • 信用失墜と経済的損失:情報漏洩や不正侵入は、企業ブランドの低下や顧客離れ、さらには莫大な損害賠償につながる恐れがあります。
  • 法令遵守:個人情報保護法や労働安全衛生法に基づく対策の不備は、企業にとって法的リスクも伴います。

このような現状を踏まえ、「オフィス セキュリティ」の強化は、単なる設備投資を超えた経営戦略として位置付けられ、管理部門の迅速な対応が求められています。

2. 入退室管理システムの必要性とメリット

入退室管理システムは、従来の鍵や警備員による管理方法の限界を克服し、オフィスのセキュリティを抜本的に改善する手段として注目されています。ここでは、その必要性と具体的なメリットについて詳しく解説します。

2.1 不正侵入防止とリスク低減

  • 正確な入退室記録:誰が、いつ、どのドアから出入りしたかを自動で記録するため、不審な行動や不正侵入があった場合、速やかな対応が可能です。
  • 抑止効果:常に記録が残ることで、侵入者に対して心理的な抑止力が働き、結果として不正行為を未然に防ぎます。

2.2 労務管理の効率化

  • 勤怠管理との連携:入退室管理システムは、従業員の出社・退社時間を正確に記録するため、タイムカードや手作業による集計の手間を省き、労働基準法に基づいた正確な労務管理を実現します。
  • エラーの削減:自動記録により、ヒューマンエラーが大幅に削減され、管理部門の業務負担が軽減されます。

2.3 緊急時の迅速な対応

  • 安否確認:災害や緊急事態発生時に、リアルタイムで従業員の所在確認が可能となり、迅速な避難誘導や対応が実現します。
  • データの活用:過去の入退室記録から非常時の行動パターンを分析することで、事前にリスクを把握し、対策を講じることができます。

3. 入退室管理システムの種類と選び方

オフィス セキュリティ向上のためのシステムは、多様な種類が存在し、それぞれの特性に応じたメリット・デメリットがあります。ここでは、主なシステムの種類と選定のポイントについて解説します。

3.1 システムの種類

  • カード認証システム:ICカードや磁気カードを利用。導入コストが低く、既存の社員証と連携できるため導入が容易ですが、紛失や盗難、カードの複製リスクがあります。
  • 生体認証システム:指紋、顔認証、静脈認証などを活用。セキュリティレベルが非常に高い一方、導入コストが高く、認証精度にばらつきがある可能性があります。
  • クラウド型システム:インターネット経由で運用されるシステム。初期費用が低く、メンテナンスの手間が少ないが、セキュリティ対策はサービス提供事業者に依存するため、信頼性の高いベンダー選定が必須です。
  • オンプレミス型システム:自社内にシステムを構築し、自由にセキュリティ設定が可能。初期投資や運用コストがかかるが、長期的にはカスタマイズ性と安心感が得られます。

3.2 選定時のチェックポイント

  • 導入目的の明確化:情報漏洩対策、不正侵入防止、勤怠管理など、何を最優先とするかを明確にします。
  • 予算と費用対効果:初期費用、ランニングコスト、さらには長期的なROI(投資対効果)を考慮したコストパフォーマンスの評価が重要です。
  • システムの拡張性と連携性:既存のITシステム(労務管理、人事管理システムなど)との連携がスムーズに行えるかどうかも、導入の成功を左右します。
  • 運用の容易性:管理部門の負担を軽減するため、シンプルな操作性と十分なサポート体制が整っているかを確認します。

4. 導入ステップと計画策定

入退室管理システムの導入は、単なる機器設置にとどまらず、企業全体のセキュリティ戦略として位置付ける必要があります。以下のステップを参考に、計画的かつ段階的な導入を進めましょう。

4.1 導入計画の策定

  • 目的の設定と要件定義:まず、導入の目的を明確にし、必要な機能やセキュリティレベル、さらには連携すべきシステムの要件を定義します。
  • 予算とスケジュールの立案:初期投資費用、運用コスト、さらには更新計画も含めた総合的な予算計画と、現実的なスケジュールを策定します。
  • プロジェクトチームの編成:情報システム部門、管理部門、セキュリティ担当者など、関係各部署の連携を図るためのチームを編成し、導入後の運用体制も整備します。

4.2 製品・ベンダー選定

  • 複数の製品の比較検討:各システムの特性やサポート体制、導入実績などを十分に比較し、複数の候補から最適な製品を選定します。
  • デモやトライアルの実施:実際の操作感やシステムの使い勝手を確認するため、デモンストレーションやトライアル導入を行い、現場の声を反映させることが重要です。

4.3 システム構築と運用開始

  • インフラ環境の整備:ネットワーク環境や必要なハードウェアの配置、さらにはセキュリティ対策の再確認を行います。
  • システムの設置・設定:実際の機器設置やソフトウェアの初期設定を行い、運用マニュアルの作成、管理者や利用者向けの研修を実施します。
  • 運用体制の確立と効果測定:導入後は、定期的な効果測定と問題点の洗い出し、さらなる改善策の検討を行い、システムの最適運用を目指します。

5. 管理部門向け導入検討ポイント

管理部関係者が入退室管理システムを導入する際、特に注目すべきポイントを以下にまとめます。これらの項目は、システムの性能だけでなく、長期的な運用の安定性や投資効果の向上にも大きく寄与します。

5.1 設置方法と耐用年数

  • 後付けタイプ:既存のドアに簡単に取り付け可能で、オフィス移転時にも柔軟に対応できる点が魅力ですが、耐用年数が短い場合があるため、更新計画の検討が必要です。
  • 鍵交換タイプ:初期の設置工事が必要となるものの、耐用年数が長く、長期的な導入を前提とする企業には適しています。工事費用の抑制が可能な製品も存在するため、費用対効果の検討が不可欠です。

5.2 認証手段の多様性

  • スマートフォン・ICカード認証:手軽さと低コストが魅力ですが、カードの紛失や不正利用のリスクを完全には排除できません。
  • 生体認証:顔認証、指紋認証、静脈認証などを採用することで、セキュリティレベルを大幅に向上させることが可能です。業務内容やオフィスの規模に応じ、ハイブリッド型のシステムの導入も有効です。

5.3 データの活用と連携性

  • 勤怠管理との統合:入退室記録が自動で勤怠管理に連動することで、管理部門の作業負荷が大幅に軽減されます。
  • セキュリティ強化のための分析:記録されたデータをもとに、不審な行動パターンの早期発見や、非常時の迅速な対応が可能となるため、データの利活用は極めて重要です。

6. 投資効果(ROI)の評価と経済性

入退室管理システムの導入は、単なるセキュリティ対策に留まらず、労務管理の効率化や緊急時の対応力向上を通じて、企業全体の経済性にも大きく寄与します。具体的には、以下の点で投資効果が期待されます。

  • セキュリティリスクの大幅な低減:侵入や情報漏洩による損害リスクの低減が、長期的な企業価値の向上に直結します。
  • 業務効率化によるコスト削減:手作業の省力化と正確な勤怠管理により、人件費や管理コストが削減され、投資回収期間が短縮されます。
  • 緊急対応力の向上:災害時や非常時における迅速な従業員把握が、被害の最小化と業務継続性の確保につながり、結果として企業のリスクマネジメント能力が向上します。

7. セキュリティ向上のための補完的対策

入退室管理システムの導入は、オフィス セキュリティの強化における中心的な施策ですが、他の対策と併用することで、より堅固なセキュリティ体制を実現できます。

7.1 物理的セキュリティ対策

  • 防犯カメラの設置:入退室時の映像記録と連動することで、事後の原因究明や抑止効果を高めます。
  • 強固な施錠管理:二重ロックや電子錠の採用により、物理的な侵入リスクをさらに低減します。

7.2 ネットワーク・情報セキュリティ対策

  • ファイアウォールやIDS/IPSの導入:社内ネットワークの不正アクセスを防止し、情報資産の保護を強化します。
  • PCやサーバーのセキュリティ強化:ウイルス対策ソフトの導入、OSやソフトウェアの定期的なアップデートを実施し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えます。

8. 導入後の運用と継続的な改善

入退室管理システムは導入後も、定期的な効果測定やシステムのアップデート、運用体制の見直しが不可欠です。管理部門は、運用マニュアルの整備や従業員への定期的な研修を通じ、システムの安定稼働とセキュリティレベルの維持・向上を図る必要があります。また、最新の技術動向を常に把握し、必要に応じてシステムの改修や追加機能の導入を検討することで、長期的な安全対策が実現されます。

まとめ

本ガイドでは、オフィス セキュリティの強化を目的とした入退室管理システムの必要性、具体的なメリット、各種システムの選定ポイント、導入手順、さらには運用後の継続的改善について詳しく解説しました。従来の鍵管理や警備体制だけではカバーしきれないリスクに対応するため、正確な入退室記録、勤怠管理の効率化、緊急時の迅速な対応を実現する本システムは、企業のリスク低減と業務効率向上に大きく寄与します。管理部門の皆様は、本記事を参考に自社のセキュリティ戦略を再検討し、安心・安全なオフィス環境の実現を目指してください。

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