更新日:2024/09/18
サジェスト汚染に対策方法はある?発生原因や自社でできる対策を解説
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
「〇〇店 ぼったくり」など、検索窓に検索ワードと一緒にネガティブなワードが表示される状態をサジェスト汚染と言います。サジェスト汚染が生じると、会社や商品のブランドイメージが低下するなど、企業活動に悪影響を及ぼすこともあるため、被害が拡大する前に手を打つことが大切です。
本記事では、サジェスト汚染とは何か、発生原因や自社でできる対処法、対策を依頼できる専門家を紹介します。
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会社名 | 特徴 | 費用 | 主なサービス |
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株式会社エルテス |
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株式会社エフェクチュアル |
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ネガティブサイト対策 ネガティブキーワード対策 リスク検知ツール |
株式会社BLITZ Marketing |
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逆SEO対策 サジェストクリーニング ネガティブサイト対策 |
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株式会社DYM |
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株式会社アクシアカンパニー |
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逆SEO:10万円~/月額 サジェスト対策:3万円~/月額 |
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エクスファクション株式会社 |
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株式会社ジールコミュニケーションズ |
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逆SEOサジェスト対策 Webモニタリング SNS研修 SNSルール策定 |
株式会社SORIX |
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要お問い合わせ | サジェスト対策 |
株式会社ロードマップ |
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逆SEO サジェスト対策 Webモニタリング |
アディッシュ株式会社 |
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ソーシャルリスニング:10万円/月額 SNS監視:8万5,000円/月額 口コミレビュー監視:16万円/月額 |
ソーシャルリスニング SNS監視 動画監視 口コミレビュー監視 |
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逆SEO サジェスト対策 Webモニタリング SNS研修 SNSルール、マニュアル策定 |
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サジェスト対策 関連キーワード対策 |
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この記事の目次はこちら
サジェスト汚染とは検索時にネガティブな関連キーワードが表示される状態
サジェスト汚染とは、検索エンジンで何かを調べるときに関連キーワードとしてネガティブな単語が表示される状態です。
検索エンジンでは、検索窓に特定の言葉や単語を入力すると、その言葉と関連性の高いキーワードを予測し表示される機能があります。この機能をサジェストといい、Google検索なら「オートコンプリート」、Yahoo!JAPAN検索なら「入力補助」とも呼ばれています。
サジェスト汚染の具体例
例えば、自社の会社名や商品名を検索窓に打ち込むと、その後ろによく一緒に検索されるキーワードが表示されます。
「〇〇社 年収」
「〇〇社 評判」
しかし、サジェスト汚染がされるとキーワードにネガティブな単語が多く表示されるようになります。
「〇〇社 パワハラ」
「〇〇社 やばい」
上記のようなサジェストが表示されれば、検索したユーザーに対し「〇〇社には問題があるのでは?」と、ネガティブな印象を与えます。これが商品名であれば売上に影響するなど、サジェスト汚染は企業活動に多大な悪影響を及ぼすこともあります。
サジェストが表示される仕組み
サジェストが表示される仕組みは検索エンジンにより若干異なるものの、大まかな基準は「検索窓に入力した言葉(検索ワード)と一緒に、頻繁に検索されているかどうか」です。サジェストの内容が事実か否かは問いません。サジェストが表示される仕組みを理解していれば、意図的にサジェスト汚染を発生させることもできます。
サジェスト汚染が発生する原因
サジェスト汚染が発生する原因は、検索エンジンの特性による自然発生的なものと、人為的な操作によるものの2つが考えられます。
検索エンジンの特性によるもの
検索エンジンの特性上、サジェストにはユーザーニーズの高い言葉が表示されています。例えば、転職活動をしているユーザーであれば、転職先として検討している会社がブラック企業かどうか、不祥事を起こしていないかなどを調べることもあるでしょう。
他にも、特定の製品を買うときや飲食店を探すときなど、ネガティブな口コミがないか確認するのも今では一般的です。心配や不安などからネガティブワードを検索するユーザーは一定数いるため、検索エンジンの特性上サジェストに上がりやすくなります。
以上のように、誰かが意図的に引き起こした訳ではなくとも、サジェスト汚染が生じることはあります。
人為的な操作によるもの
人為的な操作によるサジェスト汚染とは、検索エンジンの仕組みを理解した一部のユーザーが、特定の企業や個人を攻撃対象に選び、根拠のないネガティブなキーワードを大量のコンテンツで拡散したり、意図的に検索したりすることで引き起こされる問題です。
匿名掲示板やSNSで、ターゲットとなる企業名や個人名、関連キーワードと一緒にネガティブな言葉が繰り返し投稿されると、検索エンジンがそれらを関連性の高い語句だと判断し、サジェスト機能に表示してしまいます。
このような悪質な行為は、対象となった企業や個人の社会的信用を大きく損ない、深刻な風評被害をもたらしかねません。インターネット上の情報が与える影響力が増大している現代社会において、人為的なサジェスト汚染への適切な対策は急務となっています。
サジェスト汚染が企業に与えるデメリット
サジェスト汚染を放置すると、ブランドイメージの低下や炎上、売上の低下、人材採用の難航など、企業活動に悪影響を与えかねません。これは、インターネットビジネスに特化した企業か否かを問わないため、どのようなデメリットが生じるのか確認し、早めの対処が大切です。
ブランドイメージの低下
サジェスト汚染を放置すれば、企業や商品、サービスのブランドイメージを低下させたり、傷つけたりする恐れがあります。良いブランドイメージを作ることは、消費者の認知度向上や信頼・顧客を獲得する上で重要です。
しかし、「〇〇社 詐欺」「〇〇のパン まずい」など、検索窓上にネガティブなワードが羅列されれば、不安に思う人が多いでしょう。サジェスト汚染が広がると内容の真偽にかかわらず、消費者の心配や不安につながることがあります。これでは、ブランドマーケティングなどを行っていても、効果が低減してしまいます。
風評被害や炎上
サジェスト汚染が風評被害の拡大や炎上につながることもあります。
例えば、東日本大震災の原発事故による農産物の風評被害は、サジェスト汚染という形でも表れました。「安全性」や「危険」というワードがサジェストに並び、これらのワードが人々の不安を煽った結果、風評被害がさらに拡大したとも考えられます。
また、ある会社の代表の発言や商品名など、一部のユーザーが過剰に反応すると“炎上騒ぎ”としてネットニュースなどで取り上げられることがあります。その結果、「〇〇 炎上」がサジェストに表示され、炎上騒動に拍車が掛かり、対応を余儀なくされるケースもあるでしょう。
売上や利益の減少
サジェスト汚染の結果、ブランドイメージが低下したり、風評被害や炎上騒動に発展したりすると、商品やサービスの売上低下につながる恐れもあります。
顧客への影響だけでなく、「〇〇社 債務超過」「〇〇社 未払い」などのサジェストが並べば、企業間の取引に影響を与える可能性も否めません。
人材採用の困難化
企業名と一緒にネガティブなサジェストが表示されれば、人材採用に悪影響を及ぼす恐れもあります。「〇〇社 過労死」「〇〇社 裁判」などのワードがあり、さらにそれらの内容に関する元社員の口コミなども見つかれば、求職者は応募を辞退するかもしれません。
さらに、在職中の社員も何かのきっかけで自社のネガティブなサジェストを目にすれば、不安感や不信感が生まれる恐れがあります。転職を考えている最中であれば、サジェストの内容が後押しになるかもしれません。
自社でできるサジェスト汚染の対策方法
サジェスト汚染が発生したときは、以下のように自社の対処も可能です。それぞれ解説します。
- Googleにサジェストの削除を申請する
- Yahoo!JAPANにサジェストの削除を申請する
- サイト運営者にコンテンツ削除を依頼する
Googleにサジェストの削除を申請する
Googleでは2つの方法でサジェストの削除依頼を申請できます。
Google検索画面のサジェストから申請する方法
Google検索画面から不適切なサジェストを報告する方法は以下のとおりです。
- 検索窓に検索ワードを入力しサジェストを表示する
- サジェスト一覧右下の「不適切な検索候補の報告」をクリックする
- 該当のサジェストをクリックする
- 遷移後の「Google にフィードバックを送信」画面から該当の項目を選択し送信する
以上の方法で削除申請できるものの、この方法ではGoogleから回答を得ることはできません。
専用フォームから申請をする方法
違法性のあるサジェストは、以下のフォームから削除申請を行えます。
申請では以下の内容を記入します。また、原因が画像や動画のときは、スクリーンショットの添付も必要です。
- 申立人の情報
- 権利侵害にあたるとお考えのコンテンツ
- 署名
依頼を送信すると、1カ月ほどでGoogleから回答が得られるとされています。なお、申請時はそのサジェストが違法となる理由を、法的根拠に基づき説明しなければいけません。
Yahoo!JAPANにサジェストの削除を申請する
Yahoo!JAPANでは、以下のフォームからサジェストの削除を申請できます。
申請手順は以下のとおりです。
- 「お問い合わせ」をクリックYahoo!JAPANにログインする
- 問い合わせ項目から「関連検索ワードの情報削除」をクリックする
- 遷移後の画面で「検索結果ページのURL」「関連検索ワード」「詳細」を入力する
- 内容を確認し送信する
削除依頼に対し回答がある訳ではなく、削除までに掛かる時間は1週間~1カ月程度とされています。
サイト運営者にコンテンツ削除を依頼する
ネガティブなサジェストを含む記事が特定しているなら、該当の記事の削除も依頼しましょう。多くのサイトでは「お問い合わせフォーム」があるため、そこから以下の情報を送信します。
- サイト名
- 記事タイトル
- 記事のURL
- ネガティブなサジェスト
- 削除を依頼する理由
- 依頼者の情報
申請窓口の有無や回答があるか、削除までにどの程度時間が掛かるかなどはそれぞれのサイトにより異なります。
サジェスト汚染対策は困難なことが多い
サジェスト汚染が厄介な理由は、検索エンジンへの申請など対処方法はあるものの、これらの取り組みが功を奏するとは限らない点です。そのため、本格的に対処したいときは専門家への相談をおすすめします。
検索エンジンへの申請だけでは対処しきれない
検索エンジンへサジェストの削除を依頼しても、サジェスト汚染の原因となった記事がWeb上に残っているなら、サジェスト汚染が再発する可能性は十分にあります。結果、いたちごっこになるだけでサジェスト汚染が改善しない恐れもあります。
削除申請しても削除されるかどうか分らない
検索エンジンもコンテンツも、削除申請をしたからといって必ずしも該当のサジェストやサジェストを含む記事が削除されるとは限りません。例えばGoogleでは、削除が承認されるためには、自社のガイドラインに反していることや法を犯していることが必要です。上記以外の場合、ユーザーの知る権利と抵触するため削除されないこともあります。
サジェスト汚染の原因が特定しづらい
サジェスト汚染は自然発生、人為的な発生、どちらもありえます。しかし、どちらの理由で発生しているのか特定するためには、専門ツールの活用が必要です。このため、自社のみでサジェスト汚染の原因追求から対処まで行うとなれば、多くの時間と労力が掛かります。
サジェスト汚染は未然に防ぐことが困難
サジェスト汚染は未然に防ぐ方法がない点も問題です。検索エンジンではユーザーの利便性向上のため、常にアップデートが繰り返されています。自社に不利になるサジェストを表示させないようにする方法は今のところありません。
このため、サジェスト汚染の影響を広げない方法としては、小まめにサジェストを確認し、ネガティブなワードを見つけ次第削除するなどしかありません。
サジェスト汚染対策は外部に依頼することも可能
サジェスト汚染対策は弁護士や専門会社など、外部へ依頼もできます。特に専門会社のサービスを導入すれば、悪影響を及ぼしそうなキーワードにいち早く対処できるため、サジェスト汚染や風評被害、炎上対策に効果的です。
弁護士に依頼する
インターネットトラブルを得意とする弁護士であれば、専門知識を活かし該当するサジェストや、サジェストを含む記事の削除を依頼できます。また、書き込みの内容によっては、名誉棄損罪など法的処置を取ることも可能です。
相手がある程度特定しているなど、対策が明確であれば弁護士への相談はメリットが大きいでしょう。
風評被害対策サービス会社に依頼する
全体的なサジェスト汚染対策を実施したいときは、風評被害対策サービス会社に依頼するのがおすすめです。風評被害対策サービスでは、インターネットメディアの24時間365日監視により、悪評につながる情報の速やかな沈静化が可能です。また、既に風評被害が広がっているときは、逆SEOのようにネガティブなサジェストを表示するサイトの順位を引き下げるなどの方法も取れます。
風評被害対策サービスを導入すれば、上記のような対策を継続して行えるため、インターネット上のリスク管理にも効果的です。
サジェスト汚染対策は専門家に依頼しよう
サジェスト汚染とは、検索窓に検索キーワードと一緒にネガティブなワードが表示される状態です。ユーザーの不安や不信感を煽り、売上低下のような悪影響にもつながるため、早めに対処する必要があります。
サジェスト汚染対策は自社でもできるものの、汚染が広がる前に継続して対策したいなら、風評被害対策サービス会社など専門家に依頼するのがおすすめです。
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