決済代行の手数料相場は?費用内訳とコストを抑える比較ポイントを徹底解説
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
ECサイト運営や新規事業の立ち上げにおいて、避けては通れないのが決済代行サービスの選定です。しかし多くの担当者が頭を抱えるのが、複雑で分かりにくい「決済代行の手数料」の仕組みではないでしょうか。手数料が高いと利益を圧迫し、逆に安さだけで選ぶと機能不足に陥るリスクもあります。本記事では、決済代行にかかる費用の内訳や相場、そしてコストを賢く抑えるための比較ポイントを分かりやすく解説します。
おすすめの決済代行サービス
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| サービス名 | 特長 | 決済手数料 | 費用 | 対応している決済方法 | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
サブスクペイ
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2.65% | 要お問い合わせ |
クレジットカード決済(LINK方式、トークン方式、メール配信方式、メールリンク方式、CSV決済方式、バーチャル決済方式) 銀行振込 コンビニペーパーレス キャリア決済 |
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Scalebaseペイメント
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2.6%~ | 要お問い合わせ |
クレジットカード決済 口座振替 |
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アルファポータブル
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1.9%~ 3.24%~ |
端末価格:74,800円 【今だけ!端末料金無料キャンペーン実施中!】 月額費用:0円~ 入金手数料:0円~ 解約金:0円 |
クレジットカード決済 QRコード決済(Wechatペイやアリペイなども可) 電子マネー ICカード など |
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| BizPay |
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- | - |
クレジットカード決済 コンビニ決済 ATM決済(ペイジー) 銀行ネット決済(ネットバンキング) スマートフォンキャリア決済 など |
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| ユビレジ |
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決済方法による 要問合せ |
ユビレジ プレミアムプラン:月額6,900円~ ユビレジ お試しプラン:月額0円~ |
楽天ペイ(実店舗決済) stera terminal(ステラターミナル) StarPay STORES 決済 Square JMSおまかせサービス オムニカードペイメント |
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| 掛売決済 |
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| Victory-ONE【決済管理】 |
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| @払い(スコア後払い) |
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決済手数料:2.7%~4.7% 払込票発行手数料:117円~220円 |
初期費用0円~ 月額0円~45,700円 |
全国の主要なコンビニ d払い LINEpay 楽天銀行 ファミペイ |
- |
| アナザーレーン |
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クレジット決済 コンビニ決済 銀行振込管理サービス 電子マネー決済 メールクレジット決済 |
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| AXES Payment |
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クレジットカード決済 銀行振込決済 電子マネー決済 楽天Edy ちょコムeマネー Bitcash C-CHECK など |
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| e-SCOTT Smart |
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クレジットカード決済 コンビニ決済 オンラインID決済 コード決済 など |
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| 会費ペイ |
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手数料 3.5% 決済が成功した請求1件につき100 円 |
初期費用 0 円 月額費用 0 円 |
カード決済 口座振替 コンビニ決済 単発決済 |
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| GMOレンシュ |
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決済手数料:1決済につき3.5% 振込手数料:275円(税込み) |
初期費用、更新料:0円 月額料金:1教室あたり4378円(税込み) |
クレジットカード決済 口座振替 コンビニ払い |
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| リコーリース集金代行 |
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- |
導入費用は0円 使わない月は基本料金も0円 |
口座振替 コンビニ決済 スマホ決済 |
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| 後払い.com |
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リスクフリー:4.8% スタンダード:4.2% エキスパート:3.5% スペシャル:2.8% |
-リスクフリー 月額固定費/0円 紙(請求書)/224円(税込)~ -スタンダード 月額固定費/4950円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ -エキスパート 月額固定費/19,800円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ -スペシャル 月額固定費/49,500円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ |
コンビニ後払い決済 | - |
| アプラス集金代行 |
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口座振替 コンビニ収納 スマホアプリ請求書払いサービス ペイジー決済 家賃サービス(入居希望者の与信審査、集金代行、滞納者への督促) |
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| 届いてから払い |
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クレジットカード決済 スマホ決済 キャリア決済 請求書払い コンビニ 郵便局 銀行 |
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| stera pack SMBC×GMO |
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クレジット(Visa、Mastercard) 2.70% その他の決済手数料率 3.24% |
月額3,300円 |
クレジットカード決済 電子マネー コード決済 |
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| EPARKペイメントサービス |
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- | 初期費用、端末代金、月額費用 0円 |
クレジットカード決済 デビットカード決済 プリペイド決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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| PayCAS Mobile |
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クレジットカード決済 QR決済 電子マネー決済 |
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| CASHIER PAYMENT A920 |
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クレジット(Visa、Mastercard)2.98% クレジット 3.25%〜 電子マネー決済 3.25% QRコード決済 2.8%~ |
初期費用 / 端末費用 0円 月額利用料 1台あたり2,200円 |
クレジットカード決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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| Square Terminal |
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3.25% |
初期費用 0円 端末本体価格 ¥39,980 または ¥3,332 /月の12 回払い |
クレジットカード決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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| Square Reader |
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3.25% | 端末本体価格 ¥4,980(税込) |
クレジットカード 電子マネー QRコード Apple Payなど |
- |
| Squareレジスター |
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3.25% |
初期費用 0円 端末本体価格 ¥84,980 または¥3,541 /月の24 回払い |
クレジットカード 電子マネー QRコード Apple Payなど |
- |
| RP掛け払い |
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0.5%~ | 請求書の郵送費は0円 | - |
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| 請求まるなげロボ |
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要お問い合わせ | - | - |
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| makeshop |
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プレミアムプラン 3.19%~ VISA/Mastercard 3.19% JCB/American Express/Diners makeshopエンタープライズ 3.14%~ VISA/Mastercard 3.14% JCB/American Express/Diners |
プレミアムプラン 12,100円(月額料金) 初期費用:11,000円 エンタープライズ 60,500円~(月額料金) 初期費用:110,000円~ |
クレジットカード |
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| スクエア |
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対面 3.25%(決済ごと) オンライン(決済ごと) 3.6% 非対面(決済ごと) 3.75% 請求書(決済ごと) 3.25% |
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クレジット決済 電子マネー決済 PayPay決済 オンラインストア オンライン請求書 ブラウザ決済 |
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| BOTCHAN Payment |
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クレカ決済 各種後払い Amazon PAY PayPay |
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| PayPay(オンライン決済) |
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物販:3.8% デジタルコンテンツ:10% |
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| PGマルチペイメントサービス |
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クレジットカード決済 コンビニ決済 auかんたん決済 d払い など |
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| 電算システム |
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サービスにより異なる (例)コンビニ コンビニ取扱手数料 130円/件 振込事務手数料(銀行振込手数料含む)500円/回 |
サービスにより異なる (例)コンビニ 初期費用 0円 月額基本料金 15,000円/月 |
コンビニ収納代行 PAYSLE ペーパーレス決済 SMSを利用した決済 DSK後払い TREE PAYMENT口振-100%入金保証型- DSK口座振替 クレジットカード決済 アプリ払込票決済 ゆうちょ振替MT代行 モバライ☆DSK |
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| セゾンインボイス |
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取引金額の1.5~5.5%(目安) | 月額費用 0円 | - | - |
| JMSおまかせサービス |
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3.24% | 導入費用0円 |
クレジットカード 電子マネー コード決済 ギフトカード デビットカード JCBプレモ |
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決済代行にかかる手数料の種類と費用の仕組み
決済代行サービスを利用する際、発生する費用は単一の手数料だけではありません。多くの事業者が「決済手数料率」のみに注目しがちですが、実際には導入時の初期費用や毎月のシステム利用料、さらには入金時の振込手数料など、多岐にわたるコストが発生します。これらの費用構造を正しく理解していないと、契約後に想定外の支出に悩まされることになります。ここでは、一般的に発生する主要な5つの費用項目について、それぞれの意味と課金の仕組みを詳しく解説していきます。見積もりを依頼する前に、まずは費用の全体像を把握しましょう。
導入時にかかる「初期費用」
初期費用とは、決済代行サービスを導入する際にかかる契約手続きや審査、システム登録のための費用のことを指します。一般的には契約時に一回のみ支払うもので、システムの導入規模や選択する決済手段の数によって変動します。相場としては3万円から5万円程度が一般的ですが、近年ではキャンペーンによって無料になるケースや、スタートアップ企業向けに初期費用を抑えたプランを提供している代行会社も増えています。導入コストを抑えたい場合は、この初期費用の有無を最初に確認することが重要です。
システム利用料などの「月額固定費」
月額固定費は、売上の有無に関わらず毎月発生するシステム管理費用やサーバー利用料のことです。これは決済システムの維持管理や顧客データの管理費用として充てられるもので、一般的には数千円から1万円程度が相場とされています。売上が少ない月であっても必ず支払う必要があるため、事業の立ち上げ当初など売上が不安定な時期には負担となる可能性があります。そのため、固定費が無料で決済手数料が高めに設定されているプランなど、自社のフェーズに合った料金体系を選ぶことが大切です。
売上ごとに発生する「決済手数料」
決済手数料は、ユーザーがクレジットカードやコンビニ決済などで支払いを行うたびに、売上金額に対して一定の料率で発生する費用のことです。これは決済代行会社にとっての主な収益源であり、加盟店にとっては最も大きなコスト要因となります。料率は決済手段や商材の種類、さらには事業者の売上規模によって変動しますが、一般的には3パーセント台から5パーセント程度で設定されることが多くなっています。この料率が0.1パーセント違うだけでも、年間の取扱高が大きくなれば利益に数百万円の差が出るため慎重な比較が必要です。
売上の入金時にかかる「振込手数料」
振込手数料とは、決済代行会社が回収した売上金を加盟店の指定口座に入金する際に発生する費用のことです。一般的な銀行振込と同様の手数料体系であることが多いですが、入金回数が多いプランを選んでいる場合はその都度手数料が差し引かれるため注意が必要です。例えば、月1回の入金サイクルであれば負担は軽いですが、キャッシュフローを重視して月複数回の入金を選択すると、その分だけ振込手数料がかさむことになります。少額決済が多い事業者にとっては意外と無視できないコストとなります。
その他発生しうる費用(トランザクション料・取消処理など)
基本的な手数料以外にも、状況に応じて発生する追加費用が存在します。代表的なものがトランザクション料で、これは決済データ処理1件ごとに数円から数十円発生する通信料のようなものです。また、購入者からのキャンセル依頼に対応して返金処理を行う際に発生する取消手数料や、チャージバックが発生した際の手数料なども考慮する必要があります。見積もり段階では見落としがちな項目ですが、取引件数が多いECサイトなどでは、これらの細かい費用が積み重なって大きな負担となる場合があるため確認が不可欠です。
【決済手段別】決済代行の手数料相場・目安
決済代行を利用する際の手数料率は、どの決済手段を選択するかによって大きく異なります。クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済など、それぞれの決済方法には業界標準とも言える相場が存在します。提示された見積もりが適正かどうかを判断するためには、各決済手段の一般的な手数料率を知っておく必要があります。ここでは、主要な決済手段ごとの手数料相場と、その背景にあるコスト構造について詳しく解説します。自社のターゲットユーザーが利用する決済手段のコスト感を事前に把握しておきましょう。
クレジットカード決済の手数料相場(物販・デジタルコンテンツ)
クレジットカード決済の手数料相場は、取り扱う商材によって異なります。一般的な物販であれば3パーセントから4パーセント程度が相場ですが、デジタルコンテンツや役務提供などの無形商材はリスクが高いとみなされ、5パーセント以上に設定されることもあります。また、VISAやMastercardなどの国際ブランドごとに料率が異なるケースもあります。最近では大手決済代行会社を中心に、物販であれば3パーセント台前半という低料率を提示するケースも増えており、相見積もりによる交渉余地がある分野です。
コンビニ決済・代引き決済の手数料相場
コンビニ決済や代引き決済の手数料は、売上金額に対するパーセンテージではなく、決済1件あたりの固定額で設定されるのが一般的です。コンビニ決済の場合、一律130円から300円程度、あるいは決済金額の段階に応じて数百円の手数料が加算される形式が多く見られます。低単価の商品を扱う場合、手数料の比率が高くなってしまうため注意が必要ですが、クレジットカードを持たない若年層や高齢者層を取り込むためには必須の決済手段と言えます。店舗側が負担するか購入者が負担するかを設定できる場合もあります。
キャリア決済・電子マネー決済の手数料相場
携帯電話料金と合算して支払うキャリア決済や、PayPayなどの電子マネー決済は、利便性が高い一方でクレジットカード決済よりも手数料が高めに設定される傾向があります。相場としては4パーセントから6パーセント程度が一般的です。キャリア決済は特にスマートフォン経由での購入率が高い商材において強力な決済手段となりますが、高い手数料率が利益を圧迫する可能性があります。導入する際は、モバイルユーザーの比率と手数料コストのバランスを慎重に検討する必要があります。
後払い決済(BNPL)の手数料相場
商品を受け取った後に支払いを行う後払い決済(BNPL)は、クレジットカードを持たない層やセキュリティに不安を感じる層に人気があり、カゴ落ち防止に効果的です。しかし、代行会社が未回収リスクを負う仕組みであるため、手数料は他の決済手段よりも高く設定されています。相場としては決済手数料が4パーセントから5パーセント程度に加え、請求書発行費用として1件あたり200円前後が別途かかることが一般的です。コストは高いですが、売上向上効果も高いため、費用対効果を見極めて導入することが推奨されます。
【売上規模別】決済代行利用時のコストシミュレーション
手数料率のパーセンテージを見るだけでは、実際に毎月どれくらいのコストがかかるのかイメージしにくいものです。事業規模が拡大するにつれて、支払う手数料の総額は大きくなり、経営への影響度も増していきます。ここでは、月商100万円、500万円、1,000万円という3つの売上規模を想定し、決済代行を利用した場合の具体的なコストシミュレーションを行います。また、決済代行会社を使わずに各金融機関と直接契約した場合との比較も交え、代行会社を利用する経済的な合理性についても解説します。
月商100万円・500万円・1000万円での手数料総額イメージ
以下の表は、クレジットカード決済(手数料3.5%と仮定)を中心に、月額固定費(5,000円と仮定)を含めた概算コストです。
| 月商 | 決済手数料(3.5%) | 月額固定費 | トランザクション料(仮) | 合計コスト目安 |
| 100万円 | 35,000円 | 5,000円 | 1,000円 | 約41,000円 |
| 500万円 | 175,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 約185,000円 |
| 1,000万円 | 350,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 約365,000円 |
売上規模が大きくなると、固定費の比率は下がりますが、決済手数料の絶対額が大きくなります。月商が1,000万円を超えるような規模になると、料率が0.1%下がるだけでも月間1万円、年間で12万円以上のコスト削減につながるため、料率交渉の重要性が増します。
決済代行を利用した場合と個別に契約した場合のコスト比較
決済代行を利用せず、各クレジットカード会社やコンビニ各社と個別に直接契約を結ぶ場合、中間マージンがないため理論上の手数料率は低くなる可能性があります。しかし、個別にシステム開発を行うための膨大な初期投資や、各社ごとの経理処理、セキュリティ対策の維持管理費が発生します。これに対し決済代行を利用すれば、システム開発費や管理工数を大幅に削減でき、結果としてトータルコスト(TCO)は安くなるケースがほとんどです。特に中堅・中小規模の事業者にとっては、代行会社に一本化するメリットがコスト面でも非常に大きいと言えます。
手数料が安いだけでは危険?決済代行会社を選ぶ比較ポイント
コスト削減は重要ですが、単に「手数料が一番安いから」という理由だけで決済代行会社を選ぶと、後々大きなリスクを抱えることになりかねません。安価なサービスには、入金サイクルが遅かったり、セキュリティ対策が手薄だったり、サポートが不十分であるといった落とし穴が隠されている場合があります。ここでは、表面的な手数料率以外の部分で、長期的な事業運営においてチェックすべき重要な比較ポイントを4つ紹介します。実質的なコストパフォーマンスを見極める目を養いましょう。
見かけの手数料率だけでなく「実質コスト」で比較する
比較検討をする際は、提示された決済手数料率だけでなく、初期費用、月額費用、トランザクション料、振込手数料などをすべて合算した「実質コスト」で計算する必要があります。例えば、決済手数料が業界最安値であっても、トランザクション料が高額であったり、月額固定費が高めに設定されていたりすれば、トータルの支払額は高くなってしまう可能性があります。見積もりを取る際は、自社の平均客単価や想定決済件数を伝え、すべての項目を含んだランニングコストの総額でシミュレーションを依頼することが不可欠です。
入金サイクル(支払サイト)と資金繰りのバランス
手数料と同じくらい重要なのが、売上の入金サイクル(支払サイト)です。一般的に、入金サイクルが早いプランほど手数料が高く、遅いプランほど手数料が安く設定される傾向にあります。手数料の安さを優先して入金が翌々月になるプランを選んでしまうと、仕入れ代金の支払いや広告費の支払いにキャッシュが回らなくなり、黒字倒産のリスクが高まります。特に資金繰りがシビアなスタートアップや中小企業においては、多少手数料が高くても、早期入金オプションがある会社や、月複数回の入金に対応している会社を選ぶ方が安全な場合があります。
開発費用・システム連携にかかるコストも考慮する
決済代行会社を選ぶ際は、自社が利用しているECカートシステムや基幹システムとの連携しやすさもコストに直結します。既存のカートシステムに標準対応している決済代行会社であれば、追加の開発費用なしでプラグインを導入するだけで利用開始できます。一方で、システム連携のために大規模なAPI開発が必要な代行会社を選んでしまうと、数十万円から数百万円の開発外注費が発生する可能性があります。ランニングコストである手数料だけでなく、導入時のエンジニアリングコストも含めて比較検討することが重要です。
セキュリティ対策費用が含まれているか確認する
近年、クレジットカードの不正利用被害が急増しており、高度なセキュリティ対策は必須となっています。一部の格安決済代行会社では、3Dセキュア2.0や不正検知システムなどのセキュリティ機能がオプション扱いとなっており、追加費用が発生するケースがあります。一方、基本手数料の中にこれらのセキュリティ機能が標準付帯されているサービスもあります。手数料が安くても、情報漏洩や不正利用が発生すれば損害賠償やブランド毀損という莫大なコストを負うことになるため、セキュリティ対策費が含まれているかどうかは重要なチェックポイントです。
決済代行の手数料・費用を安く抑えるためのコツ
決済代行の手数料は固定されたものではなく、工夫次第で抑えることが可能です。多くの事業者が提示された見積もりをそのまま受け入れてしまいますが、導入前の準備や交渉、選び方によってコストダウンの余地は十分にあります。特にこれから事業を拡大していくフェーズにおいては、わずかなコスト削減が将来の利益率に大きく貢献します。ここでは、品質を落とさずに手数料や関連費用を安く抑えるための具体的な3つのテクニックを紹介します。
自社の顧客層にマッチした決済手段のみを厳選する
多くの決済手段を揃えることは顧客利便性の向上につながりますが、利用頻度の低い決済手段まで導入すると、基本料金や管理コストが無駄にかさむ原因になります。例えば、法人向けのBtoB取引であればクレジットカードと銀行振込があれば十分であり、キャリア決済などは不要な場合がほとんどです。また、高齢者向けの商材であれば、利用率の低い電子マネー決済を省くという判断も有効です。自社のターゲットユーザーの属性を分析し、本当に需要のある決済手段だけを厳選して契約することで、無駄な固定費やオプション費用を削減できます。
複数の決済代行会社から相見積もりをとる
手数料を安く抑えるために最も効果的な方法は、複数の決済代行会社から相見積もりを取得することです。1社だけの見積もりではその金額が適正かどうかの判断がつきませんが、3社程度から見積もりを取ることで相場感を掴むことができます。また、競合他社の見積もりを提示することで、「他社はこの料率だったので、もう少し勉強してもらえないか」といった交渉が可能になります。特に売上規模がある程度見込める場合、決済代行会社も契約を獲得したいため、手数料率や初期費用の値引きに応じてくれるケースが多々あります。
キャンペーンやスタートアップ向けプランを活用する
決済代行各社は、新規顧客獲得のために期間限定のキャンペーンや、特定の条件を満たす事業者向けの優遇プランを用意していることがあります。例えば、新規開業後1年以内の事業者であれば月額固定費が半年間無料になるプランや、特定の提携カートシステムを経由して申し込むことで初期費用が免除されるキャンペーンなどです。これらの情報は公式サイトのトップページやニュースリリースに掲載されていることが多いため、申し込み前に必ずチェックし、適用可能な特典がないか確認することをおすすめします。
手数料・費用面でおすすめの決済代行サービス比較
数ある決済代行会社の中から、手数料や費用の面で特に優れているおすすめのサービスを厳選して紹介します。コストパフォーマンスを重視する小規模事業者向けから、機能と価格のバランスが取れた中規模以上向けまで、それぞれの特徴を比較します。自社の事業フェーズや重視するポイントに合わせて、最適なパートナーを見つける参考にしてください。
初期費用・月額費用が無料・安価なサービス
事業を始めたばかりで売上が予測しにくい段階では、固定費のリスクを極限まで減らせるサービスがおすすめです。「STORES 決済」や「Square」などは、初期費用と月額固定費が無料のプランを提供しており、発生するのは決済時の手数料のみというシンプルな料金体系が魅力です。また、これらは審査から導入までのスピードも速く、手軽にクレジットカード決済を導入したい個人事業主や小規模店舗にとって非常に使い勝手の良いサービスと言えます。まずは固定費をかけずにスモールスタートを切りたい場合に最適です。
決済手数料の料率が低いサービス
ある程度の売上規模があり、月額固定費がかかっても決済手数料率を低く抑えたい場合には、「ソニーペイメントサービス」や「GMOペイメントゲートウェイ」などの大手代行会社が有力な選択肢となります。これらのサービスは、大規模なトランザクション処理能力を持ち、業界最安水準の手数料率を提示できる体力があります。特に月商が数百万円を超える場合、手数料率がコンマ数パーセント違うだけでコストメリットが出るため、個別の見積もり交渉を通じて好条件を引き出せる可能性が高いサービスです。
SBペイメントサービス
ソフトバンクグループが提供する「SBペイメントサービス」は、豊富な決済手段と高い機能性を持ちながら、競争力のある手数料設定を実現しているバランスの良いサービスです。特に、AIを活用した不正検知サービスが標準で利用できるプランがあるなど、追加コストをかけずにセキュリティ対策を強化できる点が大きな強みです。また、ソフトバンクグループのシナジーを活かしたマーケティング支援や、PayPayなどのコード決済との親和性も高く、コストパフォーマンスと機能の両立を求めるEC事業者から高い支持を得ています。
その他、業界最安水準の決済代行会社
他にも、業界最安水準の手数料を掲げる決済代行会社として「イプシロン」や「ペイジェント」などが挙げられます。イプシロンは初期費用や月額費用がリーズナブルで、配送サービスとの連携による割引などユニークなコスト削減策を提供しています。ペイジェントは、NTTデータと三菱UFJニコスが出資しており、信頼性の高さと柔軟な入金サイクル、そして競争力のある手数料設定が特徴です。各社とも得意とする業種や連携カートシステムが異なるため、自社の環境に最もフィットする会社を選ぶことが、結果として総コストを抑えることにつながります。
決済代行の手数料に関するよくある質問
決済代行の手数料に関しては、公式サイトの情報だけでは判断しにくい疑問点が多く寄せられます。業種による料率の違いや、個人と法人での条件差など、契約前にクリアにしておくべき点は少なくありません。ここでは、導入検討中の事業者から頻繁に寄せられる質問に対して、手数料の観点から回答をまとめました。これらの疑問を解消しておくことで、契約後のミスマッチや想定外のコスト発生を防ぐことができます。
業種によって手数料率は変わりますか?
はい、業種によって手数料率は変動します。一般的に、物販などの有形商材はリスクが低いとみなされ、3パーセント台の比較的低い料率が適用される傾向にあります。一方で、エステサロン、情報商材、サブスクリプションサービスなどの無形商材や役務提供は、チャージバックや途中解約のリスクが高いと判断されるため、手数料率が5パーセント以上に設定される場合が多くなります。また、特定の審査基準が設けられている業種もあるため、自社のビジネスモデルを正確に伝えた上で、適正な見積もりを取得することが重要です。
個人事業主でも手数料は変わりませんか?
基本的には、法人契約の方が信用力が高く、有利な手数料率や条件で契約できる傾向にあります。しかし近年では、個人事業主やフリーランスをターゲットにした決済代行サービスも増えており、法人と同等の条件で利用できるケースも珍しくありません。例えば、SquareやSTORES決済などは、法人・個人を問わず一律の料率を設定しており、個人事業主でも安心して利用できます。ただし、一部の大手代行会社では法人契約のみを対象としていたり、個人事業主の場合は審査が厳しくなったりすることもあるため事前の確認が必要です。
まとめ
決済代行の手数料は、単なる「%」の比較ではなく、初期費用や月額固定費、入金サイクル、セキュリティ費用を含めたトータルコストで見極めることが重要です。安さだけで選ぶと、後からオプション費用がかさんだり、資金繰りが悪化したりするリスクがあります。まずは自社の売上規模や必要な決済手段を明確にし、複数の代行会社から相見積もりを取りましょう。実質コストを比較・検討することで、利益を最大化できる最適なパートナーが見つかるはずです。
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| サービス名 | 特長 | 決済手数料 | 費用 | 対応している決済方法 | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
サブスクペイ
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2.65% | 要お問い合わせ |
クレジットカード決済(LINK方式、トークン方式、メール配信方式、メールリンク方式、CSV決済方式、バーチャル決済方式) 銀行振込 コンビニペーパーレス キャリア決済 |
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Scalebaseペイメント
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2.6%~ | 要お問い合わせ |
クレジットカード決済 口座振替 |
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アルファポータブル
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1.9%~ 3.24%~ |
端末価格:74,800円 【今だけ!端末料金無料キャンペーン実施中!】 月額費用:0円~ 入金手数料:0円~ 解約金:0円 |
クレジットカード決済 QRコード決済(Wechatペイやアリペイなども可) 電子マネー ICカード など |
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| BizPay |
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クレジットカード決済 コンビニ決済 ATM決済(ペイジー) 銀行ネット決済(ネットバンキング) スマートフォンキャリア決済 など |
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決済方法による 要問合せ |
ユビレジ プレミアムプラン:月額6,900円~ ユビレジ お試しプラン:月額0円~ |
楽天ペイ(実店舗決済) stera terminal(ステラターミナル) StarPay STORES 決済 Square JMSおまかせサービス オムニカードペイメント |
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| @払い(スコア後払い) |
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決済手数料:2.7%~4.7% 払込票発行手数料:117円~220円 |
初期費用0円~ 月額0円~45,700円 |
全国の主要なコンビニ d払い LINEpay 楽天銀行 ファミペイ |
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クレジット決済 コンビニ決済 銀行振込管理サービス 電子マネー決済 メールクレジット決済 |
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クレジットカード決済 銀行振込決済 電子マネー決済 楽天Edy ちょコムeマネー Bitcash C-CHECK など |
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| e-SCOTT Smart |
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クレジットカード決済 コンビニ決済 オンラインID決済 コード決済 など |
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| 会費ペイ |
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手数料 3.5% 決済が成功した請求1件につき100 円 |
初期費用 0 円 月額費用 0 円 |
カード決済 口座振替 コンビニ決済 単発決済 |
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| GMOレンシュ |
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決済手数料:1決済につき3.5% 振込手数料:275円(税込み) |
初期費用、更新料:0円 月額料金:1教室あたり4378円(税込み) |
クレジットカード決済 口座振替 コンビニ払い |
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導入費用は0円 使わない月は基本料金も0円 |
口座振替 コンビニ決済 スマホ決済 |
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リスクフリー:4.8% スタンダード:4.2% エキスパート:3.5% スペシャル:2.8% |
-リスクフリー 月額固定費/0円 紙(請求書)/224円(税込)~ -スタンダード 月額固定費/4950円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ -エキスパート 月額固定費/19,800円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ -スペシャル 月額固定費/49,500円(税込) 紙(請求書)/224円(税込)~ |
コンビニ後払い決済 | - |
| アプラス集金代行 |
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口座振替 コンビニ収納 スマホアプリ請求書払いサービス ペイジー決済 家賃サービス(入居希望者の与信審査、集金代行、滞納者への督促) |
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| 届いてから払い |
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クレジットカード決済 スマホ決済 キャリア決済 請求書払い コンビニ 郵便局 銀行 |
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クレジット(Visa、Mastercard) 2.70% その他の決済手数料率 3.24% |
月額3,300円 |
クレジットカード決済 電子マネー コード決済 |
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クレジットカード決済 デビットカード決済 プリペイド決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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クレジットカード決済 QR決済 電子マネー決済 |
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| CASHIER PAYMENT A920 |
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クレジット(Visa、Mastercard)2.98% クレジット 3.25%〜 電子マネー決済 3.25% QRコード決済 2.8%~ |
初期費用 / 端末費用 0円 月額利用料 1台あたり2,200円 |
クレジットカード決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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| Square Terminal |
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3.25% |
初期費用 0円 端末本体価格 ¥39,980 または ¥3,332 /月の12 回払い |
クレジットカード決済 電子マネー決済 QRコード決済 |
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| Square Reader |
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3.25% | 端末本体価格 ¥4,980(税込) |
クレジットカード 電子マネー QRコード Apple Payなど |
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| Squareレジスター |
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3.25% |
初期費用 0円 端末本体価格 ¥84,980 または¥3,541 /月の24 回払い |
クレジットカード 電子マネー QRコード Apple Payなど |
- |
| RP掛け払い |
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0.5%~ | 請求書の郵送費は0円 | - |
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| 請求まるなげロボ |
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要お問い合わせ | - | - |
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| makeshop |
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プレミアムプラン 3.19%~ VISA/Mastercard 3.19% JCB/American Express/Diners makeshopエンタープライズ 3.14%~ VISA/Mastercard 3.14% JCB/American Express/Diners |
プレミアムプラン 12,100円(月額料金) 初期費用:11,000円 エンタープライズ 60,500円~(月額料金) 初期費用:110,000円~ |
クレジットカード |
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| スクエア |
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対面 3.25%(決済ごと) オンライン(決済ごと) 3.6% 非対面(決済ごと) 3.75% 請求書(決済ごと) 3.25% |
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クレジット決済 電子マネー決済 PayPay決済 オンラインストア オンライン請求書 ブラウザ決済 |
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| BOTCHAN Payment |
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クレカ決済 各種後払い Amazon PAY PayPay |
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| PayPay(オンライン決済) |
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物販:3.8% デジタルコンテンツ:10% |
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| PGマルチペイメントサービス |
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クレジットカード決済 コンビニ決済 auかんたん決済 d払い など |
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| 電算システム |
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サービスにより異なる (例)コンビニ コンビニ取扱手数料 130円/件 振込事務手数料(銀行振込手数料含む)500円/回 |
サービスにより異なる (例)コンビニ 初期費用 0円 月額基本料金 15,000円/月 |
コンビニ収納代行 PAYSLE ペーパーレス決済 SMSを利用した決済 DSK後払い TREE PAYMENT口振-100%入金保証型- DSK口座振替 クレジットカード決済 アプリ払込票決済 ゆうちょ振替MT代行 モバライ☆DSK |
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| セゾンインボイス |
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取引金額の1.5~5.5%(目安) | 月額費用 0円 | - | - |
| JMSおまかせサービス |
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3.24% | 導入費用0円 |
クレジットカード 電子マネー コード決済 ギフトカード デビットカード JCBプレモ |
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