更新日:2025/12/04
【2025年最新比較表あり】おすすめのBtoB向け予約管理システム比較15選!
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
BtoBビジネスにおける予約管理は、単なる日程調整ではなく「顧客体験の入口」であり、生産性や収益に直結する重要な業務です。しかし実際には、複数名との日程調整にメールが往復し、会議室の空予約が発生し、ウェビナー運営ではツール分断による手作業が膨らむなど、非効率が放置されがちです。その結果、顧客離脱による機会損失や人件費の浪費、データ活用の遅れといった経営課題が発生します。こうした状況を根本から改善するのが「BtoB向け予約管理システム」です。セキュリティ要件への適合、CRM/SFAとの連携性、料金設計などの観点で最適なシステムを選ぶことで、企業はノンコア業務から解放され、生産性と顧客体験を大幅に向上させることができます。
本記事では、決裁者・管理責任者の視点から、BtoB企業が押さえるべき予約管理システム選定の軸をわかりやすく解説します。
この記事の目次はこちら
- 予約管理システムを比較・選定するための6つのチェックポイント
- 【目的・規模別】BtoB予約管理システムの比較切り口
- BtoB向け予約管理システム一覧
- 株式会社リクルート「Airリザーブ」
- 株式会社コントロールテクノロジー「RESERVA」
- アイテック阪急阪神株式会社「モアリザ」
- 株式会社リザーブリンク「ChoiceRESERVE」
- Square株式会社「Square」
- STORES株式会社「STORES 予約」
- 株式会社システムディ「Smart Hello」
- 株式会社セレクトタイプ「SelectType」
- 株式会社EPG「Resty」
- 株式会社リザービア「リザービア」
- QderJapan株式会社「飲食専用Qderシステム」
- 株式会社REシステムズ「RE:RE」
- 株式会社ライトアップ「WTE」
- 株式会社TableCheck「TableCheck」
- ソーシャルデータバンク株式会社「Liny」
- 株式会社コネクター・ジャパン「リピッテ」
- 鈴与シンワート株式会社「リザエン」
- SuperSaaS「SuperSaaS」
- 株式会社クロスリンク「ワンモアハンド」
- 合同会社タタタ「予約管理システム部 山田太郎」
- 株式会社リクルート「Airリザーブ」
- 株式会社コントロールテクノロジー「RESERVA」
- アイテック阪急阪神株式会社「モアリザ」
- 株式会社リザーブリンク「ChoiceRESERVE」
- Square株式会社「Square」
- STORES株式会社「STORES 予約」
- 株式会社システムディ「Smart Hello」
- 株式会社セレクトタイプ「SelectType」
- 株式会社トレタ「トレタ予約台帳」
- 株式会社EPG「Resty」
- 株式会社リザービア「リザービア」
- QderJapan株式会社「飲食専用Qderシステム」
- 株式会社REシステムズ「RE:RE」
- 株式会社ライトアップ「WTE」
- ソーシャルデータバンク株式会社「Liny」
- 株式会社コネクター・ジャパン「リピッテ」
- 鈴与シンワート株式会社「リザエン」
- SuperSaaS「SuperSaaS」
- 株式会社クロスリンク「ワンモアハンド」
- 合同会社タタタ「予約管理システム部 山田太郎」
- 予約管理システム導入を成功させるための基本ステップ
- まとめ|予約管理システムは「コスト」ではなく「戦略的投資」である
予約管理システムを比較・選定するための6つのチェックポイント
予約管理システムの導入を成功させるためには決裁者・管理責任者として押さえるべき選定基準を明確に持つことが不可欠です。BtoC向けとは異なりBtoBでは特にセキュリティガバナンス既存システムとの連携が経営基盤に直結します。ここでは導入前に確認必須な6つのチェックポイントを詳細に解説します。
1)機能性:受付からリソース配分・分析まで
まず自社の予約ニーズをシステムが満たせるかを確認します。BtoBでは単純な時間枠予約だけでなく以下のような複雑な要件が求められます。
- リソース管理: 「人」(営業担当エンジニア)「モノ」(会議室デモ機材)「サービス」(コンサルティング研修)を自由に組み合わせて予約枠として設定できるか。
- チャネルの一元化: Webサイトだけでなく電話やメールで受け付けた予約もシステムに手動入力し一元管理できるか。
- 自動化機能: リマインドメールやサンクスメールの自動配信アンケートの自動配布など運営工数を削減できるか。
- 分析機能: 予約データ(稼働率キャンセル率顧客属性)を分析し経営判断に活かせるレポーティング機能があるか。
2)連携・拡張性:既存システムとの統合性
予約管理システムの導入が「新たなデータサイロ」を生み出し業務が逆に非効率化する事態は絶対に避けなければなりません。システムの価値は既存のIT基盤とどれだけシームレスに連携できるかにかかっています。
- CRM/SFA連携: Salesforceやkintoneなど既存のCRM/SFAと連携し予約情報が「顧客」「商談」「活動履歴」に自動で関連付けられるか。リードから取引先担当者への自動変換などが可能か。
- カレンダー連携: Google WorkspaceやMicrosoft 365のカレンダーと「双方向同期」できるか。担当者のカレンダーの空き時間を自動判定し予約が入ったら即座に予定として登録される機能は必須です。
- API連携: MAツールや基幹システムと連携するためのAPIが公開されているか。標準機能か追加開発が必要かそのコストはいくらかを見極める必要があります。
3)セキュリティ・運用管理:決裁者最重要ポイント
BtoB取引において顧客情報や予約データの漏洩は信用の失墜に直結する致命的なリスクです。セキュリティ要件は最も優先度の高い評価項目です。
- 認証取得: ISMS(ISO27001)認証やプライバシーマークの取得状況。
- 技術的要件: 通信(SSL/TLS)および保存データ(データベース)の暗号化は必須です。
- アクセス制御: IPアドレスによるアクセス制限機能(社内ネットワークからのみ管理画面を許可する)二要素認証(2FA)など。
- SSO対応: 全社的にID管理基盤(IDaaS)を導入している企業にとってはSAML認証(Azure AD Oktaなど)によるSSO対応が必須要件です。
- 監査ログ: 「いつ誰がどの情報を操作したか」を追跡できる監査ログ機能の有無もガバナンス上重要です。
4)費用・コスト構造:TCO(総所有コスト)の視点
決裁者として導入の最終判断を下すにはその投資対効果ROIを明確に試算する必要があります。料金体系を正しく理解し総コストTCOを把握することが不可欠です。
- 課金体系の理解: 「ID数課金」(全社展開すると高額になるリスク)「リソース数課金」「予約件数課金」(イベント時に高騰するリスク)「機能課金」(BtoB必須機能がオプションでないか)など自社の利用実態に合った体系か。
- 隠れたコスト: 初期費用月額費用だけでなく「連携開発費」「導入コンサル費用」「将来のID追加費用」も全て含めて試算します。
- ROIの試算: 「削減できる工数(人件費)」「増加が見込める商談数(機会損失防止)」といったリターンを数値化しTCOと比較検討します。
5)UI/操作性・導入支援:現場の定着
どれほど高機能でも現場の担当者(営業管理者)が使いこなせなければ「使われないシステム」と化してしまいます。
- 直感的な操作性: 管理画面や予約画面が直感的でマニュアルを見なくても操作できるか。
- 導入サポート: システム導入に不慣れな企業でもスムーズに運用を開始・定着できるよう専任の担当者による初期設定支援や運用コンサルティングが提供されるか。
- マニュアル・ヘルプデスク: 現場からの問い合わせに対応するサポート体制が整備されているか。
6)業種・運用型適合性:目的との合致
自社の「主たる導入目的」を明確にし、その目的に最適な機能タイプを選ぶことがミスマッチを防ぐ鍵となります。
- 商談特化型か: 営業の日程調整が目的ならSFA/カレンダー連携に強くシンプルなUIのものが適しています。
- 施設予約型か: 会議室や社用車管理が目的ならグループウェア連携やリソースの稼働率分析機能が重要です。
- イベント型か: ウェビナー運営が目的なら大規模申込管理決済MA連携機能が必要です。
- スクール型か: BtoB研修が目的なら月謝決済や回数券管理講師ごとのスケジュール管理機能が求められます。
【目的・規模別】BtoB予約管理システムの比較切り口
予約管理システムの選定で失敗しないためには自社が「どの課題」を「最優先」で解決したいのかを明確にすることが重要です。ここではBtoB企業が直面しがちな5つの主要な課題・目的別に分類しそれぞれどのような機能や特性を持つシステムが最適かを解説します。
1. 営業効率化・商談設定を最優先したい企業向け(SFA/CRM連携型)
多くのBtoB企業において営業担当者の生産性向上は経営の最重要課題です。日程調整のメール往復に時間を費やしたりSFAへの活動履歴の入力漏れが多発したりする課題を解決します。
- 選定ポイント:
- SFA/CRMとの双方向連携: Salesforceやkintoneなど自社SFAの「活動履歴」や「商談」オブジェクトが予約完了時に自動作成・更新されること。
- カレンダー連携: Google WorkspaceやMicrosoft 365と双方向同期し複数名(営業+エンジニア)の空き時間を自動で抽出できること。
- シンプルなUI/UX: 顧客がストレスなく操作できメール署名やWebサイトに容易に埋め込めること。
- リマインド機能: 自動リマインドメールやSMSを送信し商談の無断キャンセル(すっぽかし)を防ぐ機能。
2. 複数拠点・全社的なリソース管理をしたい企業向け(施設・リソース管理型)
総務・管理部門が管轄する会議室社用車デモ機材といった社内リソースの効率的な管理を目指します。「空予約(ゴースト予約)」の横行やExcelベースの属人化管理による予約重複を解決します。
- 選定ポイント:
- グループウェアとの双方向同期: OutlookやGoogleカレンダー側で入れた予定も予約システム側に即時反映されること。
- リソースの紐付け: 「場所」(会議室)と「モノ」(プロジェクターデモ機)を紐付けて同時に予約できる機能。
- 管理・レポーティング機能: 拠点・フロアごとの階層管理機能やリソースごとの利用実績(稼働率)を可視化する機能。ファシリティコストの最適化に繋がります。
- 権限設定: 拠点マネージャーや事業部長など役職に応じた柔軟な管理権限を設定できること。
3. 大規模イベント・ウェビナーを頻繁に開催する企業向け(イベント特化型)
マーケティング部門が開催する数百〜数千人規模のウェビナーやイベントの申込管理・運営効率化を目的とします。Excelでの申込管理の限界や決済処理の手作業を自動化します。
- 選定ポイント:
- スケーラビリティ: 大規模な同時アクセスに耐えられる堅牢なシステム基盤。
- 決済機能の多様性: クレジットカードだけでなくBtoB取引で必要な銀行振込や請求書払いに対応できること。
- MA/CRM連携: 獲得した申込者(リード)情報を即座に自社のMA/CRMに連携しスコアリングやナーチャリングに組み込めること。
- 運営機能: 申込プランごとの枠管理自動リマインドメールアンケート機能QRコードによる受付機能など。
4. BtoB研修やコンサルティングサービスを提供する企業向け(スクール特化型)
BtoB向けの研修事業や顧問契約技術サポートなど「月額課金」や「回数券」が発生するサービスの予約・請求管理の複雑さを解決します。
- 選定ポイント:
- 多様な料金・予約形態: 月謝・サブスクリプションの自動カード決済機能利用期限や回数制限を設定できる回数券管理機能。
- 顧客管理(CRM)機能: 顧客(企業)と受講者(個人)を紐付けて管理し受講履歴や契約プランの残回数などを一元管理できること。
- 顧客マイページ機能: クライアント自身がオンラインで予約変更キャンセル履歴確認を行える機能。
- スタッフ管理: 講師(コンサルタント)ごとのスケジュール管理や指名予約機能。
5. カスタマイズ・API連携前提のエンタープライズ向け(高機能・連携型)
既存の基幹システム(ERP)や自社開発DBとの連携が前提であったりSAML認証によるSSOが必須であったりするなど高度な要求を持つエンタープライズ企業向けです。
- 選定ポイント:
- APIの充実度と柔軟性: 自社の複雑な要件を実現できる豊富なAPIエンドポイントが用意され技術ドキュメントが整備されていること。
- エンタープライズ級のセキュリティ: SAML認証(SSO)IPアドレス制限二要素認証監査ログの取得といった機能が「標準搭載」されていること。
- カスタマイズ性: 自社の特殊な業務フローに合わせて予約時の入力項目や予約ルールを柔軟にカスタマイズできること。
- 手厚いサポート体制: 導入時の要件定義やAPI連携開発を支援する専門のコンサルティングチームや保守サポート体制。
BtoB向け予約管理システム一覧
おすすめのBtoB向け予約管理システムを一覧で紹介します。
株式会社リクルート「Airリザーブ」
- 特徴
● ネット・電話・来店などの予約を一元管理でき、24時間365日受付可能。
● メニュー・スタッフ・定員など業種に応じた柔軟な設定が可能。
● 顧客情報の登録・活用、リマインドメール配信によりキャンセル防止に効果的。 - 費用
● フリー:月額 0円
● ベーシック:月額 5,500円(税込)
● スタンダード:月額 11,000円(税込)
● プレミアム:要問い合わせ - 公式サイト
https://airregi.jp/reserve/
株式会社コントロールテクノロジー「RESERVA」
- 特徴
● 350業種以上に対応し、イベント・施設・スクールなど多様な予約形態に対応。
● 決済・顧客管理・集客(LINE連携、クーポン、アンケート)を一括管理。
● 初期設定・運用支援が整備されたクラウド型システム。 - 費用
● 初期費用:0円
● フリー:0円/月
● シルバー:6,600円/月(年払い)
● ゴールド:13,200円/月(年払い)
● エンタープライズ:23,100円/月(年払い)
● スイート:46,200円/月(年払い) - 公式サイト
https://reserva.be/
アイテック阪急阪神株式会社「モアリザ」
- 特徴
● 多業種向けに柔軟な予約枠設定が可能。
● クラウド型で運用負荷を軽減。
● 専用カスタマイズ対応。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/product/industry-dx/moariza.html
株式会社リザーブリンク「ChoiceRESERVE」
- 特徴
● 24時間予約受付・決済・顧客管理を統合管理。
● 複数スタッフ・リソース管理・キャンセル防止機能あり。
● 自社Webサイト・SNS導線の構築に対応。 - 費用
● 初期費用:33,000円
● 月額:22,000円〜(従量課金) - 公式サイト
https://yoyaku-package.com/
Square株式会社「Square」
- 特徴
● 決済機能と連携し、予約〜支払いを一元管理。
● レッスン料・会費の自動課金に対応。
● 各店舗単位で柔軟に運用可能。 - 費用
● フリー:0円/月(1店舗)
● プラス:3,000円/月(店舗ごと)
● プレミアム:8,000円/月(店舗ごと) - 公式サイト
https://squareup.com/jp/ja/appointments
STORES株式会社「STORES 予約」
- 特徴
● 予約・顧客管理・スタッフ管理を一体化。
● 無断キャンセル防止、自動リマインダー機能搭載。
● 分析機能・多店舗運用対応。 - 費用
● フリー:0円/月
● スモール:9,790円/月
● チーム:19,690円/月
● ビジネス:28,600円/月
● エンタープライズ:66,000円/月 - 公式サイト
https://stores.fun/reserve
株式会社システムディ「Smart Hello」
- 特徴
● 会員制施設・スクール向けのクラウド型予約・会員管理。
● Web/タブレット入会、電子サイン対応でペーパーレス化。
● 低コストで施設規模に合わせた柔軟な導入が可能。 - 費用
● 初期費用:15万円〜
● スモール:10,000円/月
● ライト:25,000円/月
● スタンダード:40,000円/月 - 公式サイト
https://www.systemd.co.jp/smart_hello
株式会社セレクトタイプ「SelectType」
- 特徴
● 170種類以上のテンプレートで専門知識不要。
● フォーム・決済・アンケート・会員システムを一括管理。
● 無料から始めて段階的にプランアップ可能。 - 費用
● フリー:0円/月
● ベーシック:1,500円/月(税抜)
● プロフェッショナル:3,000円/月(税抜)
● プレミアム:10,000円/月(税抜) - 公式サイト
https://select-type.com/
株式会社トレタ「トレタ予約台帳」
- 特徴
● 電話・Web予約を自動反映し転記作業を削減。
● 大手グルメサイト・POSレジと連携可能。
● 現場オペレーションに配慮した設計。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://toreta.in/toreta-daicho/
株式会社EPG「Resty」
- 特徴
● 複数予約サイト・SNS連携で予約を一元管理。
● 空席情報の自動更新で取りこぼし防止。
● チェーン店・顧客情報の集中管理対応。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://www.epg.co.jp/service/resty/
株式会社リザービア「リザービア」
- 特徴
● LINE連携で予約受付・顧客管理・販促を一体化。
● 顧客カルテ管理やSNS販売連携にも対応。
● 導入後サポートが充実。 - 費用
● 初期費用:100,000円(税抜)
● 月額:15,000円〜21,000円(税抜) - 公式サイト
https://rsvia.co.jp/
QderJapan株式会社「飲食専用Qderシステム」
- 特徴
● 飲食店向けの予約・注文・会計・顧客管理を一体化。
● スマホ注文・決済に対応、オーダーミス削減。
● 導入コスト0円キャンペーン中。 - 費用
● 初期費用:0円
● 月額:0円
● 販売手数料:0円 - 公式サイト
https://q-der.jp/
株式会社REシステムズ「RE:RE」
- 特徴
● サロン・美容系事業向け予約+顧客管理システム。
● LINE連携によるリマインド配信・集客支援。
● 運用サポートと導入支援が充実。 - 費用
● 初期費用:50,000円(税抜)
● 月額:9,800円(税抜) - 公式サイト
https://rere-salon.com/
株式会社ライトアップ「WTE」
- 特徴
● オンラインレッスン事業に特化した予約・決済管理。
● 講師・生徒・運営それぞれに最適化された管理画面を提供。
● IT導入補助金支援あり。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://pr.wte.jp/
株式会社TableCheck「TableCheck」
- 特徴
● グルメサイト連携・多言語対応・自社サイト予約導線構築。
● 送客手数料不要で自社集客を強化。
● 海外顧客対応機能も充実。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://www.tablecheck.com/ja/japan
ソーシャルデータバンク株式会社「Liny」
- 特徴
● LINE公式アカウントと連携し、顧客管理・配信・予約誘導を実現。
● セグメント配信やアンケートなどの自動化機能を搭載。
● CRM連携や運用支援で初心者も導入しやすい。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://line-sm.com/
株式会社コネクター・ジャパン「リピッテ」
- 特徴
● LINE上での予約受付・顧客育成・販促をワンストップで実現。
● 仮予約機能や空き時間最適化機能で効率的な予約管理。
● 無料初期設定代行・即日アカウント発行可能。 - 費用
● 初期費用:9,800円(税別)
● 月額:1,980円〜(税別) - 公式サイト
https://repittebeauty.cnctor.jp/
鈴与シンワート株式会社「リザエン」
- 特徴
● 官公庁・公共施設を含む200業種以上の導入実績。
● 高セキュリティ・カスタマイズ性の高いクラウド予約システム。
● 規模・用途に応じた導入が可能。 - 費用
● 初期費用:25,000円(税抜)〜
● 月額:15,000円(税抜)〜 - 公式サイト
https://www.riza-en.jp/
SuperSaaS「SuperSaaS」
- 特徴
● 多言語・多通貨対応でグローバル運用可能。
● Googleカレンダー同期など外部連携が充実。
● 初期費用なし・短期契約可能なセルフ型モデル。 - 費用
● 初期費用:0円
● 月額:0〜5,000円(最大予約数に応じて変動) - 公式サイト
https://www.supersaas.jp/
株式会社クロスリンク「ワンモアハンド」
- 特徴
● サロン・整骨院など施術業態に特化した予約管理。
● 指名予約やキャンセル待ち、複数店舗対応に強い。
● 初期設定代行・即日アカウント発行可能。 - 費用
● 初期費用:0円(キャンペーン中)
● 月額:9,800円(税抜) - 公式サイト
https://pr.onemorehand.jp/
合同会社タタタ「予約管理システム部 山田太郎」
- 特徴
● 人・時間・場所を連動させた予約管理が可能。
● カスタマイズプランで多業種対応。
● 柔軟な運用ができる自社開発型システム。 - 費用
● 初期費用:0円〜見積
● 標準プラン:15,000円/月
● カスタマイズプラン:40,000円〜/月 - 公式サイト
https://yamadataro.jp/
株式会社リクルート「Airリザーブ」
- 特徴
● ネット・電話・来店などの予約を一元管理でき、24時間365日受付可能。
● メニュー・スタッフ・定員など業種に応じた柔軟な設定が可能。
● 顧客情報の登録・活用、リマインドメール配信によりキャンセル防止に効果的。 - 費用
● フリー:月額 0円
● ベーシック:月額 5,500円(税込)
● スタンダード:月額 11,000円(税込)
● プレミアム:要問い合わせ - 公式サイト
https://airregi.jp/reserve/
株式会社コントロールテクノロジー「RESERVA」
- 特徴
● 350業種以上に対応し、イベント・施設・スクールなど多様な予約形態に対応。
● 決済・顧客管理・集客(LINE連携、クーポン、アンケート)を一括管理。
● 初期設定・運用支援が整備されたクラウド型システム。 - 費用
● 初期費用:0円
● フリー:0円/月
● シルバー:6,600円/月(年払い)
● ゴールド:13,200円/月(年払い)
● エンタープライズ:23,100円/月(年払い)
● スイート:46,200円/月(年払い) - 公式サイト
https://reserva.be/
アイテック阪急阪神株式会社「モアリザ」
- 特徴
● 多業種向けに柔軟な予約枠設定が可能。
● クラウド型で運用負荷を軽減。
● 専用カスタマイズ対応。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/product/industry-dx/moariza.html
株式会社リザーブリンク「ChoiceRESERVE」
- 特徴
● 24時間予約受付・決済・顧客管理を統合管理。
● 複数スタッフ・リソース管理・キャンセル防止機能あり。
● 自社Webサイト・SNS導線の構築に対応。 - 費用
● 初期費用:33,000円
● 月額:22,000円〜(従量課金) - 公式サイト
https://yoyaku-package.com/
Square株式会社「Square」
- 特徴
● 決済機能と連携し、予約〜支払いを一元管理。
● レッスン料・会費の自動課金に対応。
● 各店舗単位で柔軟に運用可能。 - 費用
● フリー:0円/月(1店舗)
● プラス:3,000円/月(店舗ごと)
● プレミアム:8,000円/月(店舗ごと) - 公式サイト
https://squareup.com/jp/ja/appointments
STORES株式会社「STORES 予約」
- 特徴
● 予約・顧客管理・スタッフ管理を一体化。
● 無断キャンセル防止、自動リマインダー機能搭載。
● 分析機能・多店舗運用対応。 - 費用
● フリー:0円/月
● スモール:9,790円/月
● チーム:19,690円/月
● ビジネス:28,600円/月
● エンタープライズ:66,000円/月 - 公式サイト
https://stores.fun/reserve
株式会社システムディ「Smart Hello」
- 特徴
● 会員制施設・スクール向けのクラウド型予約・会員管理。
● Web/タブレット入会、電子サイン対応でペーパーレス化。
● 低コストで施設規模に合わせた柔軟な導入が可能。 - 費用
● 初期費用:15万円〜
● スモール:10,000円/月
● ライト:25,000円/月
● スタンダード:40,000円/月 - 公式サイト
https://www.systemd.co.jp/smart_hello
株式会社セレクトタイプ「SelectType」
- 特徴
● 170種類以上のテンプレートで専門知識不要。
● フォーム・決済・アンケート・会員システムを一括管理。
● 無料から始めて段階的にプランアップ可能。 - 費用
● フリー:0円/月
● ベーシック:1,500円/月(税抜)
● プロフェッショナル:3,000円/月(税抜)
● プレミアム:10,000円/月(税抜) - 公式サイト
https://select-type.com/
株式会社トレタ「トレタ予約台帳」
- 特徴
● 電話・Web予約を自動反映し転記作業を削減。
● 大手グルメサイト・POSレジと連携可能。
● 現場オペレーションに配慮した設計。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://toreta.in/toreta-daicho/
株式会社EPG「Resty」
- 特徴
● 複数予約サイト・SNS連携で予約を一元管理。
● 空席情報の自動更新で取りこぼし防止。
● チェーン店・顧客情報の集中管理対応。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://www.epg.co.jp/service/resty/
株式会社リザービア「リザービア」
- 特徴
● LINE連携で予約受付・顧客管理・販促を一体化。
● 顧客カルテ管理やSNS販売連携にも対応。
● 導入後サポートが充実。 - 費用
● 初期費用:100,000円(税抜)
● 月額:15,000円〜21,000円(税抜) - 公式サイト
https://rsvia.co.jp/
QderJapan株式会社「飲食専用Qderシステム」
- 特徴
● 飲食店向けの予約・注文・会計・顧客管理を一体化。
● スマホ注文・決済に対応、オーダーミス削減。
● 導入コスト0円キャンペーン中。 - 費用
● 初期費用:0円
● 月額:0円
● 販売手数料:0円 - 公式サイト
https://q-der.jp/
株式会社REシステムズ「RE:RE」
- 特徴
● サロン・美容系事業向け予約+顧客管理システム。
● LINE連携によるリマインド配信・集客支援。
● 運用サポートと導入支援が充実。 - 費用
● 初期費用:50,000円(税抜)
● 月額:9,800円(税抜) - 公式サイト
https://rere-salon.com/
株式会社ライトアップ「WTE」
- 特徴
● オンラインレッスン事業に特化した予約・決済管理。
● 講師・生徒・運営それぞれに最適化された管理画面を提供。
● IT導入補助金支援あり。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://pr.wte.jp/
株式会社TableCheck「TableCheck」
- 特徴
● グルメサイト連携・多言語対応・自社サイト予約導線構築。
● 送客手数料不要で自社集客を強化。
● 海外顧客対応機能も充実。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://www.tablecheck.com/ja/japan
ソーシャルデータバンク株式会社「Liny」
- 特徴
● LINE公式アカウントと連携し、顧客管理・配信・予約誘導を実現。
● セグメント配信やアンケートなどの自動化機能を搭載。
● CRM連携や運用支援で初心者も導入しやすい。 - 費用
● 要お問い合わせ - 公式サイト
https://line-sm.com/
株式会社コネクター・ジャパン「リピッテ」
- 特徴
● LINE上での予約受付・顧客育成・販促をワンストップで実現。
● 仮予約機能や空き時間最適化機能で効率的な予約管理。
● 無料初期設定代行・即日アカウント発行可能。 - 費用
● 初期費用:9,800円(税別)
● 月額:1,980円〜(税別) - 公式サイト
https://repittebeauty.cnctor.jp/
鈴与シンワート株式会社「リザエン」
- 特徴
● 官公庁・公共施設を含む200業種以上の導入実績。
● 高セキュリティ・カスタマイズ性の高いクラウド予約システム。
● 規模・用途に応じた導入が可能。 - 費用
● 初期費用:25,000円(税抜)〜
● 月額:15,000円(税抜)〜 - 公式サイト
https://www.riza-en.jp/
SuperSaaS「SuperSaaS」
- 特徴
● 多言語・多通貨対応でグローバル運用可能。
● Googleカレンダー同期など外部連携が充実。
● 初期費用なし・短期契約可能なセルフ型モデル。 - 費用
● 初期費用:0円
● 月額:0〜5,000円(最大予約数に応じて変動) - 公式サイト
https://www.supersaas.jp/
株式会社クロスリンク「ワンモアハンド」
- 特徴
● サロン・整骨院など施術業態に特化した予約管理。
● 指名予約やキャンセル待ち、複数店舗対応に強い。
● 初期設定代行・即日アカウント発行可能。 - 費用
● 初期費用:0円(キャンペーン中)
● 月額:9,800円(税抜) - 公式サイト
https://pr.onemorehand.jp/
合同会社タタタ「予約管理システム部 山田太郎」
- 特徴
● 人・時間・場所を連動させた予約管理が可能。
● カスタマイズプランで多業種対応。
● 柔軟な運用ができる自社開発型システム。 - 費用
● 初期費用:0円〜見積
● 標準プラン:15,000円/月
● カスタマイズプラン:40,000円〜/月 - 公式サイト
https://yamadataro.jp/
予約管理システム導入を成功させるための基本ステップ
予約管理システムの導入は単なるツールの購入ではありません。それは全社的な「業務プロセスの改革」であり「経営戦略の実践」です。決裁者・管理責任者が主導し正しいステップで導入を進めなければ高額な投資が「使われないシステム」と化すリスクがあります。
STEP1:現状課題と目的(KPI)の整理
導入の成否は最初のこのステップで決まります。現場から「こんな機能が欲しい」という要望Wantsを集めることではなく「会社としてどの経営課題Issueを解決するのか」を定義することが重要です。
- 課題特定: 「営業部の商談化率が低い」原因は「日程調整に時間がかかりすぎている(リードタイムの問題)」なのか「SFAへの入力漏れでフォローが属人化している(データ管理の問題)」なのかを特定します。
- KPI設定: 課題に基づき「導入目的KPI」を具体的に設定します。例:「日程調整リードタイムを平均3日から0.5日へ短縮する」「SFAへの活動履歴自動連携率を100%にする」。
- 要件定義: KPIが明確になれば必要な機能要件は「必須要件Must」と「希望要件Nice to Have」に分類できます。BtoBの決裁者としては特に「セキュリティ要件」と「連携要件」を最優先の「必須要件」として定義します。
STEP2:要件定義と比較検討(RFP・資料請求)
STEP1で策定した「必須要件」に基づき市場に存在するシステムをスクリーニングします。
- 候補選定: 本記事のような比較記事を活用し候補を10社程度リストアップします。決裁者としては「自社の業種・規模での導入実績」「必須セキュリティ要件のクリア」「必須連携要件への対応」という軸で絞り込みます。
- RFP送付: 絞り込んだ5社程度に対しRFP(提案依頼書)を送付し具体的な提案と見積もりを依頼します。この際「セキュリティチェックシート」の提出を義務付けることも重要です。
- 機能比較表の作成: 「必須要件」を各社が「標準機能で対応可能か」「オプション(追加費用)か」「カスタマイズ(高額開発)か」「対応不可か」を明確にプロットし評価の客観性を担保します。
STEP3:ベンダー選定・トライアル実施(PoC)
ベンダーからの提案書やデモは「理想の姿」です。本当に自社の業務フローに適合するか現場が使いこなせるかを検証するために「無料トライアル」の活用が不可欠です。
- テスト体制: 情報システム部門と現場のキーマン(トップ営業管理部門担当者)を巻き込んで実施します。
- 業務シナリオテスト: 決裁者が確認すべきは単なる「使いやすさ」ではありません。STEP1で定義した「必須要件」が本当に実現できるかという「業務シナリオテスト」です。
- 最重要テスト項目: 例えば「顧客が予約→営業Aと会議室BのOutlookカレンダーに自動登録→Salesforceに活動履歴が自動連携→管理者がダッシュボードで確認」といった一連のフローがシームレスに機能するかをテストします。特に「システム連携」と「セキュリティ機能(IPアドレス制限など)」は必ずテストします。
STEP4:費用対効果(ROI)の試算と導入決定
最終候補の2~3社から詳細な見積もりを取得し導入の最終判断を下します。決裁者として行うべきは単純な価格比較ではなく「TCO(総所有コスト)」と「ROI(投資対効果)」による経営判断です。
- TCO(総所有コスト)の試算: 初期費用月額費用だけでなく見落としがちな「連携開発費」「社内教育コスト(導入コンサル費用)」「将来のID追加費用」も全て含めて試算します。
- ROI(投資対効果)の試算: 「削減できるコスト(定量効果)」と「向上する価値(定性効果)」の両面から試算します。
- 定量効果: 「営業担当の日程調整工数月平均5時間×50名×時給単価=月額XX万円の削減」など。
- 定性効果: 「商談設定リードタイム短縮による商談化率X%向上(売上増)」「SFAデータ精度向上による的確な営業戦略の立案」など。
- 投資判断: この「TCO vs ROI」を比較検討し「何ヶ月で初期投資を回収できるか」を明確にし全社的な合意形成を得た上で導入を決定します。
STEP5:本導入・運用設計と定着化
システム導入の決定後最も重要なのが「運用定着」フェーズです。「システムを導入した」だけで満足し「現場が使いこなせない」という罠に陥るのを防ぎます。
- 運用ルールの策定: 決裁者が主導し「商談予約は全てシステム経由としメールでの個別調整を原則禁止する」「会議室予約は利用開始時にチェックイン操作を必須とする(空予約防止)」といった明確なルールを策定し周知徹底します。
- サポート体制: 導入初期の混乱を最小限に抑えるため情報システム部門とベンダーのサポート体制を明確にし現場からの問い合わせ窓口(ヘルプデスク)を設置します。
- モニタリング: 導入がゴールではなく活用がスタートです。決裁者・管理責任者は導入後も定期的に「利用状況レポート(部門別利用率)」を確認しSTEP1で設定したKPIが達成されているかをモニタリングし継続的な業務改善とシステム活用の定着化を推進する責任があります。
まとめ|予約管理システムは「コスト」ではなく「戦略的投資」である
本記事では予約管理システムを軸にBtoB企業の決裁者・管理責任者視点で選定基準から導入ステップまでを解説しました。結論として予約システムは単なる「コスト(経費)」ではなく企業の生産性を飛躍させる「戦略的投資」です。なぜなら予約データとは「どの顧客が」「いつ」「どのサービスに」興味を持ったかを示す高純度な「未来の売上データ」そのものだからです。
決裁者として最も回避すべき失敗は目先の「価格の安さ」に目を奪われ戦略的な選定軸である「セキュリティ」と「システム連携」を軽視することです。セキュリティ要件を満たさないシステムの導入は万が一の情報漏洩時に導入コストの何千倍もの損害をもたらす「経営リスク」です。同様にシステム連携を軽視すれば予約データはCRM/SFAと分断され「新たなデータサイロ」を生み出し「技術的負債」となります。
したがって決裁者が下すべき判断は「どのシステムが最も安いか」ではなく「どのシステムが自社の厳格なセキュリティ・ガバナンス体制を守り」「どのシステムが自社のIT基盤(CRM/SFA)と最もシームレスに連携し」「将来にわたり戦略的なデータ活用を可能にするか」という経営判断です。
まずは自社の「課題」と「導入目的(KPI)」を明確に定義することから始めてください。予約管理システムの導入は「ノンコア業務の自動化」という「守りのDX」であると同時に「顧客接点データの一元化・活用」という「攻めのDX」への重要な第一歩です。この戦略的投資を成功させ非効率な業務から解放された従業員がより創造的なコア業務に集中できる環境を整備することそれこそが皆様に今求められているリーダーシップです。
