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SFA JOURNAL by ネクストSFA

アプリ開発にかかる費用はどのくらい?なるべく費用を抑えるための方法8選

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

アプリ開発はビジネスの課題解決の手段として、幅広い業界で重要性を増しています。アプリ開発では、予算の確保と適切な配分を事前に計画することが重要です。

アプリ開発では何にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。本記事ではアプリ開発の費用の内訳や、種類別の開発費用の目安、開発方式別の費用目安などを解説します。さらにアプリ開発の費用を抑える方法も紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

おすすめのアプリ開発ツール・制作会社

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サービス名 区分 特徴 費用 主なサービス/機能 無料トライアル
GMOデジタルラボ株式会社
(GMOおみせアプリ)
ツール
  • ニーズに合わせて必要な機能だけを組み込めるセミオーダーアプリ
  • 制作から運用まで担当者がサポートしてくれるので、専門知識がなくても導入可能
  • 業界問わず導入社数3,100社、導入店舗数10,200社の豊富な実績
月額22,000円~ ・スタンプ
・会員証
・会員ランク
・お友達紹介
・プッシュ通知 など
株式会社USEN
(アプリンク)
ツール
  • 11,500店舗以上の導入実績
  • プロのデザイン制作チームが作成した約10種類のテンプレートで他店と差別化できる
  • リピーター獲得、ブランディング、コスト削減などの課題を解決
初期費用50,000円~
月額6,000円~
・プッシュ通知
・オンライン決済
・チケット発行
・テクアウト
・スタンプカード など
株式会社ドリームネッツ
(アプスタ)
ツール
  • 情報配信から顧客管理-分析までがワンストップなので、運用の負担を軽減できる
  • 既存のシステム-アプリとの連携で引継ぎ作業-追加コストが必要ない
  • 自社オリジナルの機能-デザインのカスタマイズにも柔軟に対応
月額15,400円~ ・プッシュ通知
・店舗情報
・クーポン
・リマインダー
・ダイレクトトーク など
アイユー株式会社
(アプリメンバーズ)
ツール
  • 初期設定を任せられるので、導入時の手間が少ない
  • i-Beacon機能搭載で効率的に店舗誘導できる
  • 導入後も運用や設定のサポートがあるので、初めての方でも気軽に導入できる
初期費用30,000円
月額19,800円~
・オリジナルアプリアイコン
・プッシュ通知機能
・ポイント/スタンプ機能
・クーポン機能
・i-Beacon機能 など
アステリア株式会社
(Platio)
ツール
  • 誰でも3日でアプリを作成できるノーコードツール
  • 100種類以上の豊富なテンプレートで多様な業界-業種にマッチ
  • デバイス制限やアクセス制限など、セキュリティ対策が万全
月額20,000円~ ・営業日報
・勤怠連絡
・商品修理受付
・配送報告
・顧客対応記録 など
マジックソフトウェア-ジャパン株式会社
(Magic xpa)
ツール
  • Web、モバイル、デスクトップのアプリを簡単に統合開発できるローコード開発ツール
  • 業種問わず45,000社以上の企業への導入実績
  • OSの更新や環境変化に柔軟に対応できるので長く使える
要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社アプリクッキング
(APPCOOKING CMS)
制作会社
  • 幅広い業種に対応できる多彩な機能
  • 分かりやすい管理画面でパソコン-タブレットから簡単に運用できる
  • 1,100以上のアプリをリリースした経験によって培われたノウハウによる運用サポート
要お問い合わせ ・ニュース配信/プッシュ通知
・チャット
・お知らせ/POPUP
・メニュー
・タブレット管理画面 など
フェンリル株式会社 制作会社
  • 2008年から現在までに400社600本のアプリ開発を手掛けるプロダクト会社
  • ブランディングから運用保守までワンストップで依頼可能
  • JSTQB認定QAエンジニアが品質管理を徹底しているから安心
要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社ブレイブソフト 制作会社
  • 大手企業の公式アプリから単発イベント用のアプリまで、幅広い制作実績あり
  • ユーザーが使いやすい高品質アプリを開発
  • 徹底したユーザ理解に基づいたクリエイティブを提案
要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社モンスターラボ 制作会社
  • 2,200件以上のサービス開発実績あり
  • デザインから開発まで一気通貫で依頼可能
  • iOSやAndroid、LINEなど多様なアプリ開発に対応
要お問い合わせ ・iOSアプリ
・Androidアプリ
・Webアプリ(PWA)
・LINEアプリ など
要お問い合わせ
株式会社CyberCats
(CHACO-WEB)
制作会社
  • アクセシビリティを重視した中小企業向けウェブサービスを提供
  • 月額料金無料で依頼できる
  • 顧客満足度98%の制作実績
要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社ジークス 制作会社
  • デザインとエンジニアリングを両立させたユーザー目線のアプリ開発
  • コンサルティングから制作後のサポートまでワンストップで対応
  • ECアプリや業務アプリなど幅広いアプリ開発に対応
要お問い合わせ ・iOS/Androidアプリ開発
・EC(通販)アプリ開発
・Flutterアプリ開発
・ウェアラブルデバイス対応アプリ開発
・業務アプリ開発 など
要お問い合わせ
株式会社ガラパゴス 制作会社
  • 企画から開発、運用まで全てのプロセスをワンストップで依頼可能
  • 10年以上にわたって企業規模を問わずアプリ開発-運用を行ってきた豊富な実績
  • アプリ開発だけでなく、企画や保守-運用のみの依頼も可能
要お問い合わせ ・新規制作
・リニューアル・改善
・UI/UXデザイン など
要お問い合わせ

アプリ開発費用の主な内訳

アプリ開発を進める際、「具体的にどのような費用が発生するのか」を把握することは重要です。費用構造を理解しておくことで予算の見通しを立てやすくなり、無駄なコストを避けられます。

ここでは、アプリ開発の費用を構成する人件費、サーバー費用、デザイン費用、保守・運営費用の4つに分けて、それぞれの詳細や特徴を解説します。

人件費

アプリ開発に必要な人件費は、アプリ開発に関わるプログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーなどに支払う費用です。具体的には、「設計」「コーディング」「要件定義」などの作業を担当する技術者の費用を指します。

人件費は開発期間や担当する人数に比例して増え、アプリ開発費用の中で大きな割合を占める費用です。特に高度な技術を持つエンジニアを必要とするプロジェクトや、大規模で工数が多いプロジェクトでは、人件費が大きくなります。

サーバー費用料金

サーバー費用は、アプリを開発・運用するために必要なデータを保存・管理するためのサーバーの利用料や設備費のことです。サーバーをレンタルする場合は、サブスクリプション費用がかかることがあります。一般的なアプリ開発では、開発用のサーバー、テスト用のサーバー、実運用のサーバーの3種類を用意します。

データベースを活用して情報を統括する場合には、サーバーサイドの開発が必要です。開発のためにサーバーを購入して自社に設置する際は、月額利用料は発生しないものの、設備費と保守・運用費用がかかります。

デザイン費用

アプリ開発のデザイン費用とは、アプリの見た目や使いやすさを設計するために必要なコストです。アイコンや画面デザイン、UI/UX設計(ユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンスの設計)に関わるデザイナーの人件費に比例して増加します。

デザイン性やオリジナル性の高いアプリほど、設計・検討の工程が増えるため、デザイン費は高額になります。フリー素材やテンプレートを活用する割合が多ければ、費用を抑えられるでしょう。

保守・運営費用

保守・運営費用は、アプリ開発後に発生するメンテナンスや運営に必要なコストです。主な内容として以下が挙げられます。

  • OSアップデート対応:iOSやAndroidなど動作環境のOSの仕様変更に対応するための開発費
  • 不具合の修正:アプリリリース後に発見されるバグや不具合の修正費用
  • 新機能追加や改善:ユーザーの要望や競合対策として、新たな機能を追加する費用

これらの保守・運営費用は、年間で開発費用の15%程度が目安です。

【アプリの種類別】開発費用の目安

コストと機能、性能のバランスを考える際に重要になるのが、ネイティブアプリ、Webアプリ、ハイブリッドアプリの種類の選択です。そこで各種類のアプリの特徴やメリット・デメリットを解説した上で、費用目安を紹介します。

ネイティブアプリ

ネイティブアプリは、iOSやAndroidのアプリストアなどからインストールして利用するアプリです。各OSの機能に最適化されているため、高速でスムーズな動作が可能です。また、カメラやGPS、加速度センサーなど、端末独自の機能を利用できます。

一方、プラットフォームごとの開発が必要となるため、コスト増大や開発期間の長期化につながるケースがあります。例えば、iOSとAndroidの両方でアプリを提供する場合、それぞれ異なるプログラミング言語や開発環境での開発が必要です。

ネイティブアプリの開発費用の目安は、数百万円〜数千万円が一般的です。例えば、ゲームアプは約300万円~1,000万円、コミュニケーションツール系のアプリで約100万円~500万円、ECアプリで約100万円~300万円が目安です。

Webアプリ

Webアプリは、インターネットに接続してWebブラウザ上で動作するアプリケーションです。インストールが不要で、URLにアクセスするだけで利用できます。

ただし、ネイティブアプリに比べると動作速度が遅く、複雑な処理が必要なアプリには向きません。デバイス固有の機能へのアクセスも制限されます。

Webアプリの開発費用は機能や規模によって異なります。口コミサイトは約40万円~約400万円、ECサイトは約50万円~約400万円で開発可能です。

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドアプリは、Web技術(HTML5、CSS、JavaScriptなど)を活用して、ネイティブアプリのような動作を実現するアプリです。

一度の開発で複数のプラットフォームに対応可能なため、ネイティブアプリに比べてコストと開発期間を抑えられます。一方、ネイティブアプリほどスムーズな動作が期待できない場合があり、デバイス固有の機能も一部使えません。

ハイブリッドアプリの開発費用は、約50万円〜約200万円が目安です。しかし、大規模なアプリや高度な機能を備えたアプリでは、より高額になる場合もあります。おおまかな費用感としては、ネイティブアプリとWebアプリの中間と考えるとよいでしょう。

【方式別】開発費用の目安

アプリ開発を進める際、どの開発方式を選ぶかは費用や成果に大きな影響を与えます。それぞれの方式には特徴があり、目的や予算に応じた選択が重要です。

ここでは、開発工数が少ない「ノーコード型開発」から、柔軟性が高い「ハイブリッド型開発」、完全オリジナルが実現できる「フルスクラッチ型開発」まで、それぞれの特徴や費用目安を解説します。

ノーコード型開発

ノーコード型開発とは、プログラミングを行わずにアプリケーションを開発する手法です。専用のツールやプラットフォームを利用することで、ドラッグ&ドロップ操作やテンプレートの組み合わせでアプリを作成できる利点があります。

ノーコード型開発は、主にシンプルな機能を備えたアプリや短期間での開発が求められるプロジェクトに向く手法です。高度なスキルが不要なため、初期投資を抑えて自社開発できます。ただし、独自の高度な機能や柔軟なカスタマイズには対応できません。

ノーコード型開発によるアプリ開発の費用は、約50万円~約500万円が目安です。シンプルなフォームアプリやタスク管理アプリのようなものは、フリーの開発環境を利用すれば、数万円~数十万円で開発できるでしょう。対して、ECサイトや予約管理アプリなど複数の機能やリアルタイム同期が必要なアプリの開発では、有料の開発環境整備や人件費などで数百万円の開発費用が必要です。

ハイブリッド型開発

ハイブリッド型開発は、ノーコード型開発とフルスクラッチ型開発の特長を併せ持つ方式です。Web技術(HTML5、CSS、JavaScriptなど)を基に開発され、一つのコードベースでiOSやAndroidなど複数のプラットフォームに対応できます。ある程度のカスタマイズ性もあるため、ノーコード型では難しい独自機能や複雑なデザインも実現可能です。

ただし、ネイティブアプリに比べ、動作速度や安定性で劣る側面があります。特に高度な機能やリアルタイム性が求められるアプリでは、要件を満たせない可能性が高まります。

ハイブリッド型開発の費用は、プロジェクトの規模や機能によりますが、約100万円~300万円以上が目安です。費用を抑えながら標準的なアプリを開発し、独自のデザインや機能も一部追加したい場合に向きます。

フルスクラッチ型開発

フルスクラッチ型開発は、アプリの設計段階からデザイン、システム連携までゼロから開発を行い、企業の要望に合わせた完全オリジナルのアプリを作る方法です。例えば、高いセキュリティ要件を満たすアプリや、自社の基幹システムと連携するアプリなどを開発できます。

一方、ゼロからの開発には技術力の高いエンジニアが多数必要なため、人件費がかさみます。また、開発期間も長くなるのが一般的です。

フルスクラッチ型開発の費用相場は、約200万円~約2000万円と幅があります。コミュニティアプリやマッチングアプリなど、基本的な機能に特化したアプリは、費用が低めです。一方、複数の機能や独自性を重視したアプリでは費用は上がり、大量のデータ処理や高いセキュリティレベルなどが必要なアプリになると、さらに高額な開発費がかかります。

アプリ開発の費用を抑える方法

アプリ開発を考える際、多くの企業が「費用を抑えながらも質の高いアプリを作りたい」という課題に直面します。しかし、予算やリソースに限りがある中で、どのようにして効率的に開発を進めるべきか悩む場合も多いのではないでしょうか。ここでは、アプリ開発の費用を抑えるための具体的な方法やポイントを解説します。

1. 具体的な案件定義をする

案件定義が曖昧だと、開発が進行する中で仕様の変更や追加が発生し、余計な費用が増える傾向があります。この問題を防ぐには、以下のような項目を具体的かつ明確にすることが重要です。

  • アプリ開発のゴール:ユーザー数、アプリ経由のコンバージョン数など
  • 予算やスケジュール:開発予算、人員、日程など
  • 技術的な要件:開発プラットフォーム、開発言語など
  • ターゲット:ユーザー属性(年齢、性別、職業など)、ペルソナなど
  • アプリに必要な機能:検索機能、通知機能、ダッシュボードなど
  • 非機能的要件:操作のしやすさ、セキュリティ、システムの安定性など

このうち、非機能要件は特に認識がずれやすいため、文書で明確に定義するとよいでしょう。

2. 自社で対応できる部分を整理する

アプリ開発のコスト削減には、自社で対応できる作業を整理することが重要です。アプリ開発には、デザイン作成や一部プログラム作業など、比較的簡単な工程も含まれており、これらを自社で対応することでコストを抑えられます。

例えば、アプリのデザインは「Figma」「Canva」などのツールを使えば、プロのデザインスキルがなくても高品質なデザインが作成できます。テンプレートやアイコンライブラリが豊富なため、自社のブランドに合ったデザインを効率よく制作可能です。

また、自社にプログラミングに詳しい人材がいれば、自社開発によってコスト削減を目指せます。この場合、「Mendix」や「OutSystems」のようなローコードツールを使ってエンジニアの負担を減らす方法もあります。

3. アプリ制作テンプレートを活用する

アプリ制作テンプレートは、あらかじめ設計された基本的なアプリ構造や機能がセットになったツールです。ノーコード型開発が実現でき、プログラミングの専門知識が乏しくてもアプリを作成できます。

例えば、ログイン機能や予約機能など、多くのアプリに共通する処理がパーツのように組み込める状態になっています。プログラムコードを書く代わりに、設定画面やドラッグ&ドロップなどの直感的な操作でカスタマイズできる上、動作確認済みのテンプレートのため不具合が生じる可能性も低いです。

アプリ制作テンプレートの活用で一から開発する手間が省け、開発費用や時間を削減できます。特にシンプルな機能や一般的なデザインのアプリでは、外注費の大幅な削減につなげられるでしょう。

4. MVP開発をする

MVP(Minimum Viable Product)とは、最小限の機能だけを備えたプロダクトを指します。MVP開発は最小限の形で市場に出すことで、ユーザーの反応を確認しながら改良を重ねる手法です。

MVP開発は市場の需要に応じて段階的に機能を追加するため、高額な開発費がかかりません。開発フローも効率的になり、不要な修正や大幅な作り直しのリスクを軽減できます。

例えば、デリバリーアプリでは地図と注文機能だけを実装する、予約システムではカレンダーと予約入力画面だけを提供するなど、目的に直結する部分に絞ったアプリ開発を行います。初期コストを抑えつつ、柔軟に改良を重ねられるため、特にスタートアップ企業や新規事業を始める企業に採用されています。

5. オフショアで開発する

オフショア開発とは、アプリやシステム開発を海外の企業やエンジニアに委託する手法です。国内のIT人材不足や人件費の高騰を背景に、多くの企業がコスト削減を目的に採用しています。

あくまで目安ですが、海外のエンジニアの人件費は、日本のエンジニアの半分から3分の1程度できるとされています。オフショア開発に適した国は、ベトナム、フィリピン、インド、中国などです。

ただし、言語の壁や仕事に対する考え方の違いにより、コミュニケーションコストがかかる恐れがあります。さらに、信頼できるパートナーを選ばなければ、品質低下や納期遅延のリスクもあるでしょう。プロジェクト管理の負担が大きい場合には、オフショア開発による低コストを強みとしている国内の開発会社に外注する方法もあります。

6. 補助金を活用する

アプリ開発は費用が高額になりやすく、全額を自社で負担するのは難しい場合もあるかもしれません。補助金の活用で、国や地方自治体からの支援を受けながらプロジェクトを進められます。

代表的な補助金制度としては以下が挙げられます。

対象補助額活用例申請方法
ものづくり補助金生産性向上やプロセス改善を目的とした設備投資。750万円〜5000万円(補助率1/2~1/3)業務効率化を図るアプリや新サービスのアプリ開発公式サイトからオンライン申請
IT導入補助金業務効率化やデジタル化を目的としたITツールの導入50万円〜450万円(補助率1/2〜3/4)受発注システムや顧客管理アプリの開発・導入公式サイトの「ITツール登録事業者」から導入したいツールを選び、オンライン申請
事業再構築補助金新事業展開や業態転換を目的としたプロジェクト最大3億円(1/3~2/3)新たな市場をターゲットとしたアプリ開発やDX推進公式サイトから申請(認定支援機関と協力して申請書を作成)
小規模事業者持続化補助金小規模事業者の販路開拓や業務効率化の取り組み最大200万円(補助率2/3〜3/4)販促用アプリや顧客サービス向上のためのアプリ開発公式サイトから必要書類をダウンロードし、小規模事業者持続化補助金事務局に申請

補助金は、公募期間や制度が変更されている場合があるため、詳細は公式サイトで最新情報を確認してください。

7. レベニューシェアをする

レベニューシェアとは、アプリ開発で発生する利益を開発業者と依頼者が分配する契約方式です。開発コストを業者と共有する代わりに、事前に決めた割合で収益を分け合います。

レベニューシェアでは、収益が出るまで業者と負担を分担する仕組みのため、開発予算が少ない企業に適しています。万が一売り上げが伸び悩んだ場合でも、赤字額を抑えられる点もメリットです。

レベニューシェアが向いている企業は、アプリ開発の予算が限られているが有望なアイデアや企画を持つ企業や、大規模なアプリ開発のリスクを減らしたい企業などです。ただし、自社が魅力的なアプリ企画や収益性の高いビジョンを提示しなければ、パートナー企業をみつけられません。

8. 外注するなら複数の企業で見積もりを依頼する

アプリ開発の費用を抑えるためには、複数の企業に見積もりを依頼して比較検討しましょう。同じ開発内容でも、開発会社ごとに提示金額や対応範囲が大きく異なる場合が少なくありません。

見積もりに含まれる主な項目には、要件定義費用、設計費用、テスト費用、デザイン費用、プロジェクト管理費用、開発費などがあります。項目別に各社の提示額を横並びで比較して、コストパフォーマンスが良い開発会社を探しましょう。

不明確な点がある場合、自社側で仕様をできるだけ具体化して伝えます。REP(提案依頼書)を開発会社に提出すれば、より精度の高い見積書を出してもらえます。ただし、情報漏えいにならないよう、秘密保持契約(NDA)を結んでおきましょう。

まとめ

アプリ開発には多くの費用がかかるため、費用を抑える工夫が重要です。自社の開発目的やアプリの種類に応じて開発手法や開発環境を選んでいきましょう。

なるべく費用を抑えたいなら、アプリ開発ツールを使って自社開発するのも選択肢の一つです。近年はローコードツールやノーコードツールが充実しているため、自社開発のハードルが下がってきています。

以下の記事では、最新のおすすめアプリ開発ツールを比較しています。具体的な導入メリットや注意点も記載しているため、ツール選びの参考にご活用ください。

【2024年最新比較表あり】おすすめのアプリ開発ツール13選! 導入するメリットや注意点、選び方についても解説

おすすめのアプリ開発ツール・制作会社

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  • 幅広い業種に対応できる多彩な機能
  • 分かりやすい管理画面でパソコン-タブレットから簡単に運用できる
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要お問い合わせ ・ニュース配信/プッシュ通知
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フェンリル株式会社 制作会社
  • 2008年から現在までに400社600本のアプリ開発を手掛けるプロダクト会社
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  • JSTQB認定QAエンジニアが品質管理を徹底しているから安心
要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社ブレイブソフト 制作会社
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要お問い合わせ - 要お問い合わせ
株式会社モンスターラボ 制作会社
  • 2,200件以上のサービス開発実績あり
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  • iOSやAndroid、LINEなど多様なアプリ開発に対応
要お問い合わせ ・iOSアプリ
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株式会社CyberCats
(CHACO-WEB)
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  • アクセシビリティを重視した中小企業向けウェブサービスを提供
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株式会社ジークス 制作会社
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株式会社ガラパゴス 制作会社
  • 企画から開発、運用まで全てのプロセスをワンストップで依頼可能
  • 10年以上にわたって企業規模を問わずアプリ開発-運用を行ってきた豊富な実績
  • アプリ開発だけでなく、企画や保守-運用のみの依頼も可能
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