更新日:2025/03/11

適性検査導入で採用が変わる!人事担当者が知っておくべきメリットと選び方の全知識

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
~採用ミスマッチ解消、選考効率化、人材配置最適化を実現する適性検査のすべて~
人事担当者の皆様、採用活動や人材配置において、以下のような課題を抱えていませんか?
- 書類選考や面接だけでは、候補者の本質を見抜けない…
- 採用した人材が早期に離職してしまう…
- 社員の能力を最大限に活かせる配置ができていない…
- 採用活動に時間とコストがかかりすぎる…
これらの課題を解決し、組織の成長を加速させる強力なツールが**「適性検査」**です。
本記事では、「適性検査 メリット」というキーワードで検索している人事担当者の皆様に向けて、適性検査の導入メリット、種類、選び方、運用方法、注意点、そして今後の展望まで、網羅的に解説します。
適性検査を正しく理解し、効果的に活用することで、採用の質を向上させ、組織全体のパフォーマンスを最大化することができます。ぜひ最後までお読みいただき、貴社の採用戦略にお役立てください。
おすすめの適性検査サービス
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サービス名称 | 特長 | 初期費用 | 利用料金 | 検査方法 |
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Talent Analytics
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0円 |
ライトプラン:8.6万円/年 (1人あたり4,300円) ベーシックプラン:40万円/年 (1人あたり4,000円) ※ベーシックプランのみ、オプション機能も無料で利用可能 お問い合わせ |
Webテスト |
ミキワメ
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要お問い合わせ |
受検料¥550/人 (社内受検は何回受けても無料) システム利用料¥40,000(税別)~/月 (従業員数に応じて変動あり) お問い合わせ |
Webテスト |
CUBIC適性検査
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要お問い合わせ |
サンプル受検プラン(受検者3名まで):無料 個別実施プラン(受検者1名~):¥2,500/名 パックプラン(受検者50名~):¥2,000/名 ウケホーダイプラン(人数無制限):定額¥1,600,000(年間) お問い合わせ |
ペーパーテスト Webテスト |
TG-WEB
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要お問い合わせ | 受検料:2,000円/件~ |
Webテスト オンラインAI監視型Webテスト方式 テストセンター マークシート |
「HaKaSe診断」for Recruiting
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受検料:0円 ※採用候補者はずっと無料 (社員の受検は20名まで無料) |
Webテスト |
ミイダス |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | Webテスト |
玉手箱 |
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要お問い合わせ | 年間ライセンス料,320,000〜¥2,750,000 受検料は¥550〜¥1,100/名です。 |
C-GAB(シーギャブ) Webテスト |
tanΘ |
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要お問い合わせ | (従量課金プラン) 基本料金¥11,000円/月 受検料金:適性検査¥2,200円/件 能力検査:1,100円/件 (定額プラン) 適性検査:¥2,200,000~¥4,840,000/年 能力検査:¥1,100,000~¥2,420,000/年 |
Webテスト |
GAB |
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要お問い合わせ | 導入費用:¥1,320,000〜¥2,750,000 受検料:¥1,100/名です。 |
Webテスト C-GAB GAB(ペーパーテスト) |
Compass |
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要お問い合わせ | ・適性検査 (年間の見込み利用者数が100名以下) 基本料金:無料、受検費用:¥2,200/名 (年間の見込み利用者数が100名以上) 年間基本料:¥110,000、受検費用:¥1,100/名 ・基礎能力検査 (年間の見込み利用者数が100名以下) 受検料:1科目¥275/名 (年間の見込み利用者数が100名以上) 年間基本料:¥55,000、受検料:1科目¥275/名 |
Webテスト 質問紙形式 |
SCOA |
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要お問い合わせ | 2,200円(税込)/名 検査方法でテストセンター方式を使うときや、セット料金の適用を受けるときは¥3,300〜¥5,390 |
ペーパーテスト テストセンター方式 パーソナリティ形式のみWebテストに対応 |
TAP |
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要お問い合わせ | 初回登録料:¥33,000 タイプごとの採点料:¥1,100~¥1,320 各種オプション:¥605~¥660 |
Webテスト テストセンター方式 |
SPI3 |
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0円 | 要お問い合わせ |
テストセンター インハウス CBT Webテスト |
GPS-Business |
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0円 | 1名当たり¥4,500(税別) | Webテスト(音声・動画、テキスト問題) |
新入社員診断カルテ |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
HRアナリスト 人材分析 |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | オンラインでのアンケート |
My KARTE |
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要お問い合わせ | 1名・1シート:4,400円 | Webテスト |
PETⅡ |
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要お問い合わせ | 1受験1,500円(税別) | Webテスト |
カオナビ |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | - |
アドバンテッジインサイト |
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0円 | 要お問い合わせ |
Webテスト マークシート テストセンター |
タレントパレット |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | Webテスト |
DBIT/DPI/DIST |
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導入費用550,000円(税込) ※大量受検者向けプラン |
適性検査の種類によって異なります | 適性検査の種類によって異なります |
Talentgram |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ | Webテスト |
HCi-AS |
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要お問い合わせ |
契約金:¥50,000(初回のみ) ¥4,000円/1人(1人~30人まで) 利用した分だけ・月額料金なし ¥3,500/1人(31人~100人まで) ¥3,000/1人(101人~) お問い合わせ |
Webテスト 質問紙形式 |
この記事の目次はこちら
1. 適性検査とは? ~人事課題を解決する客観的評価ツール~
適性検査とは、個人の能力や性格、価値観などを客観的かつ定量的に測定するためのツールです。主に、採用選考、人材配置、人材育成などの場面で活用され、企業の人事戦略を支える重要な役割を担っています。
1-1. 適性検査の定義と目的
適性検査は、受検者の回答に基づいて、その人の知的能力、性格特性、行動傾向などを数値化し、評価します。これにより、面接や書類選考だけでは把握しきれない、候補者の潜在的な能力や資質を「見える化」することができます。
適性検査の主な目的は、以下の3つです。
- 採用選考の精度向上: 候補者の能力や性格を客観的に評価し、自社にマッチする人材を見極める。
- 人材配置の最適化: 社員の強みや弱みを把握し、適材適所の人材配置を実現する。
- 人材育成の効率化: 社員の特性に合わせた効果的な育成計画を立案する。
1-2. 適性検査の種類:能力検査と性格検査
適性検査は、大きく**「能力検査」と「性格検査」**の2種類に分けられます。
- 能力検査:
- 測定内容: 言語理解、非言語推論、計算力、論理的思考力、一般常識など、知的能力全般を測定します。
- 目的: 業務遂行に必要な基礎能力の有無を判断します。
- 形式: 択一式問題、記述式問題、図形問題、パズル形式など、検査によって異なります。
- 性格検査:
- 測定内容: 性格特性、価値観、行動傾向、ストレス耐性、協調性、リーダーシップなど、パーソナリティに関する様々な側面を測定します。
- 目的: 企業の社風や職務内容との適合性を判断します。
- 形式: 質問紙法(複数の質問に回答する形式)が一般的です。
多くの場合、能力検査と性格検査の両方を実施することで、候補者や社員を多角的に評価し、より精度の高い判断が可能になります。
2. 適性検査導入のメリット ~人事課題を多角的に解決~
適性検査の導入は、企業に多くのメリットをもたらします。ここでは、主なメリットを7つに分けて詳しく解説します。
2-1. 採用ミスマッチの防止:早期離職を防ぎ、定着率向上
適性検査は、面接官の主観や印象に左右されず、候補者の能力や性格を客観的なデータで評価します。これにより、以下のような効果が期待できます。
- 潜在能力の把握: 面接では見抜きにくい、潜在的な能力や適性を発見できる。
- 企業文化との適合性判断: 自社の社風や価値観に合う人材を見極められる。
- 早期離職の抑制: 入社後のミスマッチによる早期離職を減らし、定着率を向上させる。
2-2. 採用活動の効率化:時間とコストを削減
適性検査を導入することで、採用プロセス全体を効率化し、時間とコストを大幅に削減できます。
- 書類選考の効率化: 応募者の能力や適性を事前に把握し、スクリーニングの精度を高める。
- 面接時間の短縮: 適性検査の結果に基づいて、候補者に合わせた質問をすることで、面接時間を有効活用できる。
- 採用コストの削減: 採用活動の効率化により、採用担当者の負担を軽減し、採用コスト全体を削減できる。
2-3. 客観的な評価基準の確立:公平で透明性の高い採用
適性検査は、定量的なデータに基づいて評価を行うため、面接官の主観や経験に左右されない、客観的な評価基準を確立できます。
- 評価の公平性: 全ての候補者を同じ基準で評価し、公平な選考を実現する。
- 評価の透明性: 評価プロセスを明確化し、候補者からの信頼を得る。
- 面接官の負担軽減: 客観的なデータに基づいて判断できるため、面接官の心理的負担を軽減する。
2-4. 人材配置の最適化:適材適所でパフォーマンス向上
適性検査の結果を活用することで、社員一人ひとりの能力や適性を把握し、最適な部署や職務に配置することができます。
- 適材適所の実現: 社員の強みを活かせる部署に配置し、モチベーションとパフォーマンスを向上させる。
- チーム編成の最適化: チーム全体のバランスを考慮した、最適なチーム編成を支援する。
- 異動・配置転換の判断材料: 社員のキャリアプランや組織のニーズに合わせた、効果的な異動・配置転換を実現する。
2-5. 人材育成の効率化:効果的な育成計画の立案
適性検査の結果は、社員一人ひとりの特性に合わせた、効果的な育成計画を立案するための貴重な情報源となります。
- 育成ニーズの把握: 社員の強みや弱みを明確にし、個別の育成ニーズを把握する。
- 研修プログラムの最適化: 社員の特性に合わせた研修プログラムを設計し、育成効果を最大化する。
- OJTの効率化: 適性検査の結果に基づいて、OJT担当者への指導ポイントを明確化する。
2-6. 従業員のコンディション把握:メンタルヘルス対策
適性検査の中には、ストレス耐性やメンタルヘルスに関する項目を含むものがあります。これらの検査を活用することで、従業員のコンディションを把握し、早期のケアにつなげることができます。
- ストレス耐性の確認: 従業員のストレス耐性を把握し、適切なサポート体制を構築する。
- メンタルヘルス不調の早期発見: メンタルヘルス不調の兆候を早期に発見し、専門家への相談を促す。
- 休職・離職の予防: メンタルヘルス対策を強化し、休職や離職を未然に防ぐ。
2-7. 組織全体のパフォーマンス向上:データに基づいた組織開発
適性検査のデータを蓄積・分析することで、組織全体の傾向や課題を把握し、組織開発に役立てることができます。
- 組織風土の分析: 組織全体の強みや弱みを把握し、組織文化の改善につなげる。
- 採用基準の見直し: 適性検査の結果と入社後のパフォーマンスを比較分析し、採用基準を継続的に改善する。
- 戦略的な人材配置: 組織全体の視点から、最適な人材配置を戦略的に行う。
3. 適性検査の種類と選び方 ~自社に最適な検査を見つける~
適性検査には様々な種類があり、それぞれに特徴があります。自社の目的や課題に合わせて、最適な検査を選ぶことが重要です。
3-1. 代表的な適性検査
以下に、代表的な適性検査をいくつか紹介します。
- SPI: リクルートマネジメントソリューションズ社が提供する、最も広く利用されている総合適性検査。能力検査と性格検査で構成され、新卒採用を中心に幅広く活用されています。
- 玉手箱: 日本エス・エイチ・エル社が提供する、能力検査と性格検査を組み合わせた適性検査。新卒・中途採用の両方で利用されています。
- GAB: 日本エス・エイチ・エル社が提供する、知的能力を測定する能力検査。主に、総合職の選考に用いられます。
- CAB: 日本エス・エイチ・エル社が提供する、ITエンジニア向けの能力検査。プログラミング能力やシステム開発能力を測定します。
- 内田クレペリン精神検査: 日本・精神技術研究所社が提供する、簡単な計算作業を通じて、性格や行動特徴を判定する作業検査。
3-2. 適性検査を選ぶ際のポイント
自社に最適な適性検査を選ぶためには、以下のポイントを考慮しましょう。
- 検査の目的: 何を測定したいのか(能力、性格、ストレス耐性など)を明確にする。
- 採用対象: 新卒採用、中途採用、管理職採用など、どの層を対象とするかを明確にする。
- 検査内容: 自社の業務内容や求める人物像に合致しているかを確認する。
- 信頼性・妥当性: 検査結果の信頼性(何度受検しても同じ結果が出るか)と妥当性(測定したい能力や性格を正しく測定できているか)を確認する。
- 実施方法: オンライン、マークシート、テストセンターなど、自社の環境に合った実施方法を選ぶ。
- 費用: 予算内で導入・運用できるかを確認する。
- サポート体制: 検査提供会社のサポート体制(導入支援、結果分析、活用コンサルティングなど)を確認する。
複数の検査を比較検討し、実際にトライアル受験してみることもおすすめです。
4. 適性検査の運用方法と注意点 ~効果を最大化するために~
適性検査は、導入して終わりではありません。効果を最大化するためには、適切な運用と注意点があります。
4-1. 運用フロー
- 目的の明確化: 何のために適性検査を導入するのか、目的を明確にする。
- 検査の選定: 自社の目的に合った検査を選ぶ。
- 社内体制の構築: 運用担当者を決め、関係部署との連携体制を整える。
- 受験者への説明: 適性検査の目的や内容、個人情報の取り扱いについて、受験者に丁寧に説明する。
- 検査の実施: オンライン、マークシート、テストセンターなど、適切な方法で検査を実施する。
- 結果の分析: 検査結果を分析し、採用選考や人材配置、育成計画に活用する。
- 定期的な見直し: 定期的に効果測定を行い、運用方法や検査内容を見直す。
4-2. 注意点
- 検査結果の過信は禁物: 適性検査の結果は、あくまで参考情報の一つです。面接やその他の評価方法と組み合わせて、総合的に判断しましょう。
- 個人情報保護の徹底: 適性検査の結果は個人情報です。適切な管理体制を構築し、情報漏洩を防ぎましょう。
- 受験者への配慮: 検査時間が長すぎたり、難易度が高すぎたりすると、受験者の負担が大きくなります。適切な検査時間や難易度を設定しましょう。
- フィードバックの実施: 検査結果を受験者にフィードバックすることで、自己理解を深め、成長を促すことができます。
- **不正行為への対策:**替え玉受験、Web検索などの不正行為を未然に防ぐ為、本人確認や監視体制を強化する必要があります。
- 対策されることへの理解: 適性検査の対策本や情報が出回っていることを念頭に置き、結果の解釈には注意が必要です。
5. 適性検査の今後 ~AI活用とデータ分析の進化~
近年、適性検査の分野でも、AI(人工知能)の活用やデータ分析技術の進化が進んでいます。
5-1. AIによる高精度な分析
AIを活用することで、より高精度な分析が可能になり、以下のようなことが期待されています。
- 回答パターンの分析: 回答パターンから、より詳細な性格特性や行動傾向を把握する。
- 将来のパフォーマンス予測: 過去のデータとAIを組み合わせて、入社後のパフォーマンスや定着率を予測する。
- 最適な質問の自動生成: 受験者の回答に応じて、最適な質問を自動的に生成する。
5-2. データ分析による組織開発への貢献
適性検査のデータを蓄積・分析することで、組織全体の傾向や課題を把握し、組織開発に役立てることができます。
- 採用基準の最適化: 採用基準を継続的に見直し、より自社にマッチする人材を採用する。
- 組織風土の改善: 組織全体の強みや弱みを把握し、組織文化の改善につなげる。
- タレントマネジメントの高度化: 社員の能力や適性を最大限に活かせる、戦略的なタレントマネジメントを実現する。
5-3.検査方法の多様化
オンラインでの適性検査が主流となる中で、今後はさらに多様な検査方法が登場することが予想されます。
- ゲーム形式の適性検査: 受検者の負担を減らしつつ、より自然な行動を観察できる検査方法として注目されています。
- VR(仮想現実)を活用した検査: 実際の業務に近い状況を再現し、より実践的な能力を評価することが可能になります。
- ウェアラブルデバイスとの連携: 日常生活での行動データを収集・分析し、より多角的な評価を行うことが可能になります。
まとめ:適性検査で人事戦略をアップデート!
適性検査は、採用、人材配置、人材育成など、人事のあらゆる場面で活用できる強力なツールです。客観的なデータに基づいて人材の能力や性格を把握し、採用ミスマッチの防止、採用効率化、適材適所の人材配置、効果的な人材育成、従業員のコンディション把握など、様々なメリットをもたらします。 本記事では適性検査を導入するにあたっての基礎知識や、メリット、注意点などをご紹介しました。適性検査を導入する際は、自社の課題や目的に合わせて最適な検査を選び、適切な運用をすることが重要です。 ぜひ、適性検査を効果的に活用し、貴社の人事戦略をアップデートしてください!