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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/03/06 

適性検査の選び方を3つのポイントから解説! 採用や人材管理など目的に合わせて選ぼう

【2025年最新】適性検査の選び方|採用・人材管理で失敗しない3つのポイント

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

適性検査とは、候補者の能力や資質を多角的に評価し、採用のミスマッチを防ぎ、入社後の活躍を予測するためのテストです。性格や価値観、ストレス耐性など、面接だけでは見抜きにくい部分も客観的に把握できます。

適正検査といっても、採用向けから人材管理向けなど、さまざまなタイプがあるため、自社の目的にあったものの導入が大切です。

本記事では、適性検査の選び方や確認できる項目、適性検査サービスを導入するメリットや注意点を解説します。

おすすめの適性検査サービス

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サービス名称 特長 初期費用 利用料金 検査方法
Talent Analytics Talent Analytics 詳細はこちら
  • 人材系大手、プライム市場上場企業のエン・ジャパンが提供する適性検査サービス
  • 中小ベンチャーから大手まで世界24,000社以上で導入、総受検者数280万人超の実績あり
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0円 ライトプラン:8.6万円/年
(1人あたり4,300円)
ベーシックプラン:40万円/年
(1人あたり4,000円)
※ベーシックプランのみ、オプション機能も無料で利用可能
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Webテスト
ミキワメ ミキワメ 詳細はこちら
  • 能力面だけでなく、自社の文化・配属先の部署とマッチするかという性格面も踏まえた活躍度を判断できる
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要お問い合わせ 受検料¥550/人
(社内受検は何回受けても無料)
システム利用料¥40,000(税別)~/月
(従業員数に応じて変動あり)
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Webテスト
CUBIC適性検査 CUBIC適性検査 詳細はこちら
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要お問い合わせ サンプル受検プラン(受検者3名まで):無料
個別実施プラン(受検者1名~):¥2,500/名
パックプラン(受検者50名~):¥2,000/名
ウケホーダイプラン(人数無制限):定額¥1,600,000(年間)
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ペーパーテスト
Webテスト
TG-WEB TG-WEB 詳細はこちら
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要お問い合わせ 受検料:2,000円/件~ Webテスト
オンラインAI監視型Webテスト方式
テストセンター
マークシート
「HaKaSe診断」for Recruiting 「HaKaSe診断」for Recruiting 詳細はこちら
  • 採用候補者の受検が完全無料! 歩留りやミスマッチ防止、見極め精度向上など、選考~配属の各場面で活用できる
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  • 受検は5~7分で完了、候補者自身も結果を確認できるのでCX(候補者体験)向上が期待できる
0円 受検料:0円
※採用候補者はずっと無料
(社員の受検は20名まで無料)
Webテスト
ミイダス
  • 詳細なターゲティングができ、新たな求職者と出会いやすい
  • ミイダス以外で応募した求職者にもコンピテンシー診断の実施が可能
  • タレントマネジメントツールとしての機能も備えている
要お問い合わせ 要お問い合わせ Webテスト
玉手箱
  • 実施時間が短くかつ受験人数制限がない
  • 多数の大手企業も導入
  • 同じ問題形式では1種類の問題だけが出続ける
要お問い合わせ 年間ライセンス料,320,000〜¥2,750,000
受検料は¥550〜¥1,100/名です。
C-GAB(シーギャブ)
Webテスト
tanΘ
  • 5,000社以上の導入実績
  • 国内の導入実績5000社を超える「CUBIC」をもとにして、共同開発された適性検査
  • 約200の表現パターンから個人の行動の特長を把握
要お問い合わせ (従量課金プラン)
基本料金¥11,000円/月
受検料金:適性検査¥2,200円/件
能力検査:1,100円/件
(定額プラン)
適性検査:¥2,200,000~¥4,840,000/年
能力検査:¥1,100,000~¥2,420,000/年
Webテスト
GAB
  • 英語での受験が可能
  • 総合職向けの適性検査
  • 知識を活用した遂行能力を測定する問題傾向が特長
要お問い合わせ 導入費用:¥1,320,000〜¥2,750,000
受検料:¥1,100/名です。
Webテスト
C-GAB
GAB(ペーパーテスト)
Compass
  • 自社の社員の中で誰と近いかを判定できる
  • 自社オリジナルの人物モデルを作成できる
  • 1,000社を超える人事担当者のアンケートに基づいた測定可能
要お問い合わせ ・適性検査
(年間の見込み利用者数が100名以下)
基本料金:無料、受検費用:¥2,200/名
(年間の見込み利用者数が100名以上)
年間基本料:¥110,000、受検費用:¥1,100/名
・基礎能力検査
(年間の見込み利用者数が100名以下)
受検料:1科目¥275/名
(年間の見込み利用者数が100名以上)
年間基本料:¥55,000、受検料:1科目¥275/名
Webテスト
質問紙形式
SCOA
  • 採用管理システムSONARと連携により、受検者の登録や受験結果の反映が完全自動化される
  • 「人事測定・評価開発研究委員会」による厳しい分析で、信頼性の高いデータが取得できる
  • 1985年に開発された長い実績
要お問い合わせ 2,200円(税込)/名
検査方法でテストセンター方式を使うときや、セット料金の適用を受けるときは¥3,300〜¥5,390
ペーパーテスト
テストセンター方式
パーソナリティ形式のみWebテストに対応
TAP
  • 自由に問題を作成できるオリジナルプランがある
  • 問題の中心になるのは数理問題
  • 難易度が高い分、応募者を絞り込むためには効果的
要お問い合わせ 初回登録料:¥33,000
タイプごとの採点料:¥1,100~¥1,320
各種オプション:¥605~¥660
Webテスト
テストセンター方式
SPI3
  • 企業規模や業種を問わず採用場面全般で活用できる
  • 受検形式の種類が豊富徹底した受検管理で安心できる
  • 適性検査の導入から活用まで丁寧なサポートが受けられる
0円 要お問い合わせ テストセンター
インハウス CBT
Webテスト
GPS-Business
  • 音声・動画による出題で候補者の本来の力を測定
  • 客観的な指標の導入で面接の効率化
  • 会うべき優秀な人材を能力で絞り込み工数削減できる
0円 1名当たり¥4,500(税別) Webテスト(音声・動画、テキスト問題)
新入社員診断カルテ
  • 入社前(直後)と配属後で測定し比較することで、モチベーションの変化や問題点を明確化
  • 早期離職防止や育成計画に生かせる
要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ
HRアナリスト 人材分析
  • 毎月2,500社のご利用
  • 独自のロジックで候補者の潜在能力とカルチャーフィットを可視化
  • 面接CXの向上が期待できる
要お問い合わせ 要お問い合わせ オンラインでのアンケート
My KARTE
  • 職務遂行に必要な特性、向いている仕事が分かる
  • 意欲+対人関係スキルなどを客観的に分析し、会社に貢献する有望な人材を発見できる
  • 強み・弱みはもちろん、仕事に対する責任感、組織への協調性などを見える化する
要お問い合わせ 1名・1シート:4,400円 Webテスト
PETⅡ
  • 組織で活躍できる人材を見極める
  • 性格特性、ストレス耐性、組織文化への適応力を測定し、採用時のミスマッチを防止
要お問い合わせ 1受験1,500円(税別) Webテスト
カオナビ
  • 4,000社の人事ノウハウを凝縮
  • 各社に専任サポートが付き、導入後も継続的に伴走・支援
  • 視覚的、直感的に使えてカスタムも自在に可能
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アドバンテッジインサイト
  • 日本国内で唯一「EQ能力(感情知能)」を測定できる採用適性検査
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0円 要お問い合わせ Webテスト
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  • 400ものビックデータを基に開発された適性検査を無料で活用可能
要お問い合わせ 要お問い合わせ Webテスト
DBIT/DPI/DIST
  • 受検者の能力を多面的に診断
  • 企業、受検者それぞれの負担が少ない
  • それぞれのテストで別々の診断表を出力、より深い人物評価が可能
導入費用550,000円(税込)
※大量受検者向けプラン
適性検査の種類によって異なります 適性検査の種類によって異なります
Talentgram
  • アルバイト・パート採用に特化した適性検査
  • 面接ごとに差がつく評定をなくす
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要お問い合わせ 契約金:¥50,000(初回のみ)
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適性検査の選び方3つのポイント

適性検査と一口に言っても、用途や検査できる項目、受験方法にはさまざまなタイプがあります。適性検査を選ぶときは、自社の導入目的に合う機能が備わっていることが大切です。さらに、結果の品質が高いこと、使いやすい形で分析結果を得られることも不可欠です。

適性検査の選び方を3つのポイントから解説します。

導入目的を満たす機能を備えているか

まずは適性検査を導入する目的は何か明確にしましょう。採用選考か人材育成か、用途が明確になったらその用途を満たせる検査項目があるか、受験形態かどうか確認します。実際に導入を検討する段階では、検査に掛かる時間や導入費用も比較しましょう。

  • 用途:採用選考、人材育成など
  • 測定項目例:基礎能力(言語・非言語)、性格特性、ストレス耐性、コミュニケーション能力潜在的リスクなど
  • 受験形態:テストセンター、Web、ペーパーなど
  • 試験時間:検査方法別にどの程度時間が掛かるか
  • 導入費用:初期費用、月額利用料、受験費用など、どのようなコストが掛かるか

用途や測定項目、受験形態の違いは後ほど詳しく解説します。

適性検査の信頼性は?|精度の高い結果を得るための確認ポイント

検査結果は「標準性」を満たしているほど、正確な結果を得やすくなります。適性検査の結果は、比較対象の集団(母集団)内で候補者がどの位置に属するかにより判断されます。そのため、例えば候補者が営業職に適しているか知りたいのに、母集団が技術職ばかりの適性検査を導入しても正確な結果は得られないでしょう。

事業規模や業界、職種、役職、人種など、受験者のデータに偏りがないほど正確な結果を得やすくなります。適性検査の受験者の属性そのものの把握が難しいときは、導入数や総受検者数を確認するとよいでしょう。

検査結果を利用しやすいか

適性検査は結果の見やすさ・活用のしやすさも大切です。応募者の能力や性質を14段階で評価するものや、面談時に確認が必要な項目がまとめられているもの、フィードバックがしやすいものなどさまざまなタイプがあります。

例えば、面接で確認したい項目が自動抽出されるタイプであれば、採用経験が浅い社員でも使いやすいでしょう。導入目的にあった検査結果を得られるかどうかも確認しましょう。

適性検査の用途

適性検査は、採用だけでなく以下のようにさまざまな場面で活用できます。

  • 採用選考: 新卒・中途採用、アルバイト採用でのミスマッチ防止
  • 人材育成: 社員の強み・弱みを把握し、効果的な研修を設計
  • 人材配置: 適材適所の人員配置、部署異動のミスマッチ防止
  • 職務分析: 部署ごとの必要スキルを明確化、採用基準の策定
  • 人事評価: 客観的なデータに基づいた公平な評価の実現
  • 離職防止: 退職者の傾向分析、早期離職対策

適正検査サービスごとに適した検査対象が異なるため、自社ではどのように活用したいのか、事前に確認しましょう。それぞれ活用方法を紹介します。

採用活動

採用活動で利用されることが多い適性検査ですが、サービスにより、新卒採用・中途採用、アルバイト・管理職など適した対象が異なります。

例えば、新卒採用では能力検査と性格検査の双方からポテンシャルを評価したり、能力検査でふるい分けをしたりなどの目的で使うことが多いでしょう。一方、ある程度能力が把握できる中途採用では、社風とのミスマッチを防止するため、性格検査が充実しているものが適していることもあります。

人材育成

適性検査では、社員の能力や性格、考え方のクセなどを客観的に評価で人材育成時の資料にも活用できます。適性検査の結果を基にそれぞれの社員の強みや弱みを把握できれば、それらをサポートする研修を実施し個人の成長を促すことも可能です。

社員本人に返却できるフィードバックシートが出力できるタイプだと使いやすいでしょう。

人材マネジメント

社員の配属先や管理職候補者の検討など、人材マネジメントに適したタイプもあります。

従来の人事異動制度では、現在の部署の上司や人事部が配属先を決定するため、移動後の部署に適正があるか客観的な判断ができません。また、管理職と一般手社員では求められる能力が異なるものの、企業によっては一般社員時の業績を基に登用が決められることもあるでしょう。

適性検査では、検討対象の社員に部署や役職などそれぞれの配属先で求められる能力や資質があるか確認できます。そのため、検査結果は人材マネジメントをする上での資料としても有効です。

職務分析

自社の各部署ではどのようなスキルや能力が求められるのか、確認することもできます。職務分析とは仕事内容やその職務遂行に必要な知識・スキル、権限などを広く調査して職務内容を明らかにするものです。

職務分析の中でも、必要な性格特性や能力は実際に成果を挙げている社員の適性検査の結果から、共通する項目を洗い出すことで明確化が可能です。必要な資質が分かれば人材の雇用時、配置換え時、どちらでも活かすことができます。

人事評価

適性検査は人事評価制度の一つとして活用できます。直属の上司のみが成績を評価する方法では、主観的であるなどの理由から社員の不平・不満につながることもあるでしょう。

一方、適性検査は客観的で透明性の高いデータを基に評価できるため、公平性の担保につながります。

退職者分析

退職者が過去に受けた適性検査の結果から、能力や性格特性などの共通点を洗い出せれば、採用活動や既存社員の教育に活かせます。

共通する特質が分かれば、それらの特質のある候補者は自社とミスマッチを起こす可能性が高いため、採用時から注意を払うことが可能です。また、退職者に共通するスキル・能力の不足が分かれば、既存社員に対してはそれらを補う研修を行うことが可能です。

適性検査で測定できる項目

一般的な適性検査は大きく「能力検査」と「性格検査」に分かれており、能力検査では受験者の基礎能力や知的能力を確認できます。性格検査では、性格や職場適応性、ストレス耐性などの確認が可能です。なお、適性検査サービスにより、検査内容の詳細や結果の表示方法、それぞれの検査に掛かる時間が異なります。

基礎能力・知的能力

基礎能力や知的能力の検査では、仕事をする上で必要な一般常識や思考力、基礎的能力があるか確認できます。

能力はさらに言語分野(文章理解能力など)と非言語分野(論理的思考能力、数的処理能力、作業の正確性など)に分けて測定が可能です。この他に、必要に応じて英語などの外国語の基礎能力検査を追加できるものもあります。

正誤で判定できる検査のため、合格ラインを設け採用や昇進時の基準として用いられることもあります。

パーソナリティ

パーソナリティの検査では、受験者の人間性や思考方法、態度や行動特性を確認できます。これらの項目を数値化やグラフ化でき、採用担当者の感覚に頼らない判断が可能となります。

好奇心や勤勉さなど、個人的な性質は研修などで短期のうちに矯正できるものではないため、自社に合う人材か見極める際に重要な項目です。なお、性格の良し悪しを判断するものではないため注意しましょう。

職場適応性

職場適応性検査では、受験者のコンピテンシーや対人関係能力の把握が可能です。コンピテンシーとは、仕事上高いパフォーマンスを発揮する社員に共通する行動特性のことです。

仕事で成果を発揮できる特性があるかどうかだけでなく、能力はあるもののトラブルを起こす可能性の有無も確認できます。

ストレス耐性

ストレス耐性検査では、仕事上どのようなことがストレスになるのか、受験者自身のストレスに対する強さ、現在のストレス状況などを確認できます。

ストレス耐性を測ることで、採用の段階ではメンタル不調に陥りづらい社員を見極めることも可能です。また、既存社員に実施すれば、ストレスが掛かりづらい職場環境の整備や、ストレスマネジメントの実施に役立ちます。

適性検査の検査方法

検査方法は、受験方法と受験会場の組み合わせから選ぶことができます。それぞれ、メリット・デメリットがあるため、受験者の性質やコストに合わせて適した方法を選びましょう。

受験方法

受験方法では、以下の2つの方法があります。

  • Webテスト
  • ペーパーテスト

Webテスト

Webテストはパソコンやスマートフォンを使って適性検査を受ける方法です。会場によっては場所や時間に囚われず受験ができるので、採用時だけでなく既存社員向けの試験でも受験者の負担を抑えられます。ペーパーテストよりも時間やコストを抑えられ、受験後の集計や分析も容易です。

一方で、自宅受験やスマートフォン受験を許可すると、他者が受験者に代わって回答をする“なりすまし受験”がされやすいので注意しましょう。また、端末や環境によっては通信が途中で途切れたなどのトラブルが生じる恐れがあります。

ペーパーテスト

ペーパーテストは、筆記タイプの適性検査です。一般的には受験者を一つの会場に集め、監督者を配置し一斉にテストを受けてもらいます。このため、なりすまし受験のような不正の心配は少なくなります。また、Webテストのように通信の安定性に依存しない点もメリットです。

現在ではマークシートタイプが主流ではあるものの、Webテストと比較すると、集計やデータ分析に時間が掛かります。また、試験の開始から終了まで監督する必要があり、時間とコストが掛かる点がデメリットです。

受験会場

適性検査の受験会場では、以下の3つがあります。

  • 共通会場(テストセンター)
  • 自社(インハウス)
  • 自宅

共通会場(テストセンター)

共通会場受験は、テストセンターなど指定の会場に受験者を集めて適性検査を実施する方法です。適性検査サービスの提供元が会場を用意するため、企業は開催の手間を削減することが可能です。

一方、開催を委託する分、費用負担は生じます。また、受験日時と場所が指定されるため、受験者によってはテストを受けられないことがあります。

自社(インハウス)

自社受験は、自社または企業が指定する会場で適性検査を受ける方法です。採用時であれば、適正試験と面接を1日で終わらせたり、社内案内をしたりなどもできます。運営コストを節約できる点もメリットです。

一方、試験中の監督を設置するなど、社員の負担は増えてしまいます。パソコン受験の場合、人数によっては一度に受験できず、複数回に分けて試験が必要なこともあります。

自宅

自宅受験は、受験者の自宅や学校、喫茶店などで適性検査を受ける方法です。Webテストが基本で受験者の都合に合わせられるため、多くの受験者にアプローチできる点がメリットです。また、テレワークを導入している企業であれば、受験者がある程度パソコンを使えるかどうかも事前に分かります。

一方、不正行為がしやすいので、合否判定を伴わない検査に限り実施する、カメラをつけた状態で受験してもらうなどの対策が必要です。

適性検査サービスを導入するメリット

適性検査サービスを導入すれば、人物評価を標準化・客観化できるだけでなく、人事部の手間の削減も可能です。採用時だけでなく社内の人材管理にも役立てられ、適材適所を実現しやすくなります。

人物評価を標準化・客観化できる

適性検査では、性格や行動特性のような定性的な要素も、母集団との比較により見える化して判断できます。面接担当者の主観に依存しないため、より客観的に人物の特性の理解が可能です。採用方法が標準化されれば担当者の属人化も防げ、採用時の不正の防止にも役立ちます。

人事部の手間を削減できる

適性検査サービスを導入すれば、人事部の手間削減にも役立ちます。サービスによっては、新卒・中途採用、配置転換、人材管理など、複数の検査に対応しているものもあり、人物評価に必要なデータの一元管理が可能です。また、データ収集や分析も容易に進められ、データを元に面接で追加すべき質問が自動生成されるタイプのように事前準備を効率化できるものもあります。

社内の人材管理にも役立つ

それぞれの社員が自身の能力や性質を発揮できる環境の整備は、企業が発展する上でも重要です。適性検査サービスは社内人材の特性把握もでき、適切な配置換えや効果的な社内研修の実施にも役立ちます。また、ストレス耐性や精神状態を数値化できる検査であれば、メンタルの変化を可視化できるため早期に適切なサポートを実施できます。

適性検査サービスを導入するときの注意点

適性検査では性格のような定性的な要素もある程度は定量化できるものの、全ての能力を数値化できる訳ではありません。また、インターネット上では過去問題集や対策方法も出回っているため、企業の希望とする人材像に寄せて回答される恐れがあります。このため、採用や管理職登用では、適性検査の結果のみに頼らないことが大切です。

測定が難しい能力や資質がある

特定の文化との適合性やホスピタリティなど、柔軟性の高いスキルは適性検査で正確に把握できないことがあります。また、スキルを数値化できても、実際にどのようにそのスキルを発揮するかは、グループワークなど別の試験でなければ判断しづらいでしょう。適性検査では見極めが難しい能力があることを忘れてはいけません。

テスト対策をして結果を操作される恐れがある

インターネット上では、能力試験だけでなくパーソナリティ試験もテスト対策方法が公開されています。そのため、企業が求める人物像に寄せた回答をして、採用の可能性を広げようとする受験者もいます。適性検査を実施する目的をあらかじめ伝えたり、対策が難しい検査を導入したりするなど、対処が必要です。

適性検査の結果だけで採用者を決定しない

以上のように、適性検査では計測が難しい性質や能力がある上、内容によっては事前の準備で対策されてしまうこともあります。そのため、適性検査の結果を過信しすぎると、採用や配置換えをしたもののミスマッチを起こす原因になります。

適性検査の結果はあくまでも採用や配置換えの一つの資料として用い、レポート作成やグループディスカッション、面接など、他の試験結果も踏まえた総合的な判断が大切です。

適性検査サービスは自社の目的に合ったものを導入しよう

適性検査といっても、新卒採用向けから既存社員の人材管理に適したものまで、さまざまなタイプがあります。そのため、導入するときは自社の目的に合ったものを選ぶことが大切です。また、受験方法では受験者の利用しやすいものを導入すれば、多くの候補者を集めることも可能です。

ただし、適性検査は受験者の人物像を完璧に把握できるものではありません。グループワークや面接など、他の検査方法と合わせて多角的に判断しましょう。

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