
ストレス耐性チェックの方法と採用面接時のチェック方法

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
採用担当者にとって、応募者のストレス耐性は見逃せないポイントです。ストレス耐性が低いと、早期離職やパフォーマンス低下のリスクが高まります。
本記事では、面接や適性検査でストレス耐性を見抜く方法を徹底解説。ストレス耐性を構成する6つの要素から、具体的な質問例、面接官が注意すべき点まで、採用成功に直結する情報をお届けします。
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サービス名称 | 特長 | 初期費用 | 利用料金 | 検査方法 |
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要お問い合わせ | 受検料:2,000円/件~ |
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【採用面接で必須】ストレス耐性を構成する6つの要素とは?
ストレス耐性は、主に次の6つの要素で構成されています。
- ストレスを感知する能力
- ストレスを回避する能力
- ストレスを受け入れる能力
- ストレスを転換する能力
- ストレスに対する経験値
- ストレスに対する容量
面接時にストレス耐性をチェックするときは、この6つの耐性のそれぞれの特徴をあらかじめ把握し、質問へと繋げていきましょう。以下では、それぞれの要素について解説します。
1. ストレスを感知する能力
ストレス感知能力が低い人は、ストレスを感じにくい傾向があります。一方、感知能力が高い人は、ストレッサー(ストレスの原因)に敏感で、早期のケアが必要です。高プレッシャーな職種では、感知能力の低さが有利に働くこともあります。
2. ストレスを回避する能力
ストレスを回避する能力とは、ストレッサーに対して上手に受け流したり、割り切ったりできる能力のことです。ストレスを回避する能力のある人は、仕事上で上手くいかないことがあっても「こんなこともあるだろう」「自分には責任がないから気にしないでおこう」といったように、ストレスと認めずに避けられます。
3. ストレスを受け入れる能力
ストレスを受け入れる能力は、ストレスを回避する能力とは異なります。ストレスを受け入れる能力がある人は、ミスがあったときや課題に直面した時にストレスを一旦受け入れ、「どうすれば改善できるだろう」「同じミスをしないように気を付けよう」といった考えに至ります。結果として、ストレスを自分が成長するエネルギーへと変換できるのです。
4. ストレスを転換する能力
ストレスを転換する能力とは、叱られたり注意されたこと、起こってしまったミスなどをポジティブに転換できる能力のことを指します。具体的な例としては、何かについて上司や顧客から叱られたり注意を受けたりしても「わざわざ自分にアドバイスをしてくれているんだ」「気づいたことをしっかり指摘してくれる人だ」というように、ポジティブな思考へと変換できる状態です。
5. ストレスに対する経験値
ストレスに対する経験値とは、一般的にストレスを感じやすいシチュエーションをどれだけ経験してきているかということです。例えば、多くの人前でプレゼンをしなければならない状況も、最初はストレスを感じることがあっても、回数を重ねるごとに状況に慣れ、ストレスに対する経験値が上がってストレス耐性が高くなります。
6. ストレスに対する容量
ストレスに対する容量とは、その名のとおりストレスにどれだけ耐えられるか、受け入れられるかといったキャパシティのことです。ストレスに対する容量が多い人はストレスを感じやすい業務でも耐えられる可能性が高く、反対にストレスに対する容量が少ない人は、ストレスを感じることが少ない業務の方が適しているでしょう。
ストレス耐性のチェック方法
ここからは、採用面接で応募者のストレス耐性を見極める具体的な質問例を紹介します。6つの要素に基づいた質問で、応募者の本質に迫りましょう。効果的な質問は、採用ミスマッチを防ぎ、長期的な活躍に繋がります。
1. ストレスを感知する能力に対する質問例
ストレスを感知する能力を見極めるためには、どのような出来事やタイミングでストレスを感じるかを質問します。
- 普段の生活でどのようなことにストレスを感じますか
- 眠れなくなるようなことはありますか?ある場合はどのようなときですか?
- ご自身はストレスに敏感なタイプだと思いますか?
2. ストレスを回避する能力に対する質問例
ストレスを回避する能力は、理不尽な状況でどのような行動をとるかを質問することで判断がしやすいでしょう。
- これまで仕事やアルバイトでお客様に高圧的な態度をとられたことがありますか?ある場合はどのような対応をしましたか?
- 理不尽だと感じることに直面したとき、どのように向き合いますか?
- ストレスを避けるために自分から行動することはありますか?
3. ストレスを受け入れる能力に対する質問例
ストレスを受け入れる能力を図るためには、ストレスとの向き合い方や処理の方法を質問してみましょう。ストレスを受け入れる力が強い人は、気持ちの切り替えが早い傾向にあります。
- これまで大きな失敗をしたことがありますか?その時どのような気持ちになりましたか?
- 気持ちの整理をするのには時間がかかる方だと思いますか?
- もし仕事で大きなミスをしてしまった場合、どのような行動をとりますか?
4. ストレスを転換する能力に対する質問例
ストレスを転換する能力を調べる質問は、どのように問題を消化し、自分の糧にしているかを聞いてみるとよいでしょう。ストレスを転換する能力がある人は、失敗も良い経験だったとして語れる傾向があります。
- 失敗を乗り越えて糧にしたことがあれば、そのエピソードを教えてください。
- 以前はストレスに感じていたが、今はストレスに感じないことはありますか?
- 家族や友人と喧嘩をした際にどのような行動をとることが多いですか?
5. ストレスに対する経験値に対する質問例
ストレスに対する経験値を知るためには、単純にストレスを感じた経験を問うのだけではなく、どうやって乗り越えたか、または乗り越えられなかったかまで尋ねてみましょう。
- これまでの人生で壁にぶつかったことはありますか?その際どうやって乗り越えましたか?あるいは乗り越えずにほかの方法をとりましたか?
- これまでで一番大きな挫折はどのようなことですか?
- 最近ストレスに感じたことを教えてください。
6. ストレスに対する容量に対する質問例
ストレスに対する容量は人によって差があります。一般的にストレス経験が大きいと判断される経験があるかどうかを中心に質問してみましょう。
- どのようなことで強いストレスを感じますか?
- ストレスが自分のキャパシティを超えていると感じた経験はありますか?
- どんな時に「自分にストレスがかかりすぎている」と感じますか?
採用面接時のチェックに関する注意点
ストレスに関する質問は、時にプライベートな話になったり、本人のトラウマを思い出させてしまうようなこともあります。
ストレス耐性を面接時にチェックする際は、面接を行う側も次の点に注意しましょう。
慎重さを忘れない
質問に対する回答を聞くなかで、本人の精神的な問題やプライベートに関わる悩みがあった場合は、なるべく深堀りせずに本人が最初に答えた内容までにとどめましょう。あくまでも業務上でのストレス耐性のチェックにつながる質問のみを行いましょう。
圧迫面接を避ける
ストレス耐性をチェックする際には「その程度のことでストレスに感じたのですか?」といったような圧迫面接は避けましょう。過度な圧迫面接は応募者にとってマイナスイメージとなり、採用に結びつかなくなる可能性も高くなってしまいます。
面接のみで判断しない
面接はストレス耐性を調べる方法として有効ではありますが、だからといって面接だけで応募者のストレス耐性がすべて理解できるわけではありません。あくまでもストレス耐性を調べる方法の一つとして捉え、ほかの方法と合わせて総合的に判断をしましょう。
ストレス耐性の判断には適性検査の活用も
面接だけでは、応募者のストレス耐性を正確に把握することは困難です。面接に不慣れな応募者の場合、本来の能力や考えを引き出せない可能性もあります。 そこでおすすめなのが、適性検査とリファレンスチェックの併用です。適性検査は、応募者の性格や特性を客観的に評価し、ストレス耐性を数値化します。リファレンスチェックでは、過去の職場での働きぶりや評価を第三者から確認でき、多角的な判断材料となります。これらを組み合わせることで、より精度の高いストレス耐性チェックが実現します。
ストレス耐性のチェックは、ストレス耐性を構成する6つの要素を念頭に置きながら、多角的に行いましょう。