社食自動販売機サービスおすすめ10選!導入メリット・コスト・選び方を徹底解説
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
従業員の満足度向上や健康経営の推進は、現代企業にとって重要な経営課題です。その解決策の一つとして、福利厚生の食事補助、特に「社食自動販売機」が大きな注目を集めています。社員食堂を設置するほどのスペースやコストはかけられないけれど、従業員の食事環境を改善したい、と考える企業は少なくありません。この記事では、社食自販機がもたらす多様なメリットから、導入に失敗しないための具体的な選び方、さらには人気のサービスまで、総務や人事の担当者が知りたい情報を網羅的に解説します。
【比較表】従業員が喜ぶおすすめの社食サービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 提供形態 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
設置型 (什器を置くスペースのみを用意すれば導入可能) |
オフィスで野菜
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要お問い合わせ ※冷蔵庫・備品レンタル無料 ※2か月間は月額費用0円(5名以上の利用者が対象) ※送料無料の試食セットあり |
設置型 |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
設置型 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
設置型 |
| シャショクラブ |
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ライトプラン:5,000円/月 スタンダードプラン:9,820円/月 ゴールドプラン:13,500円/月 導入費:0円 |
お弁当型 |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 設置型(冷蔵庫の設置が必要) |
| オフィスプレミアムフローズン |
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企業の月額利用料 初期費用:0円 システム利用料金:39,600円~ 従業員の月額利用料金 商品単価:100~200円 |
設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| オフィスでごはん |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| ESキッチン |
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月額27,500円~ | 設置型(冷蔵庫・自動販売機の設置が必要) |
| KIRIN naturals |
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要お問い合わせ | 設置型 |
| パンフォーユー オフィス |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| セブン自販機 |
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要お問い合わせ | 設置型(自動販売機を置くスペースが必要) |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| どこでも社食 |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| びずめし |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| まちなか社員食堂 |
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初期導入費:0円 月額利用料:従業員1名当たり330円〜 |
外食補助型 |
| 筋肉食堂Office |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫を置くスペースが必要) |
| 社食DELI |
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要お問い合わせ | お弁当型 |
| おべんとうの玉子屋 |
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お弁当1個当たり:550円(税込) その他、要お問い合わせ |
お弁当型 |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 導入費用:0円 商品ごとの料金:要お問い合わせ |
お弁当型 |
| お弁当.TV |
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要お問い合わせ | お弁当型 |
| はらぺこ |
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要お問い合わせ | 出張社内提供型 お弁当型 |
| nonpi Chef’s LUNCH |
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要お問い合わせ | 社内提供型・設置型 |
| 500円出張食堂 |
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初期費用:0円 月額運営費:0円 維持人件費:0円 商品ごとの料金:500円 |
出張社内提供型 |
| DeliEats DR |
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初期費用:0円 月額運営費:0円 商品ごとの料金:380円〜 |
お弁当型 |
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福利厚生に社食自動販売機が注目される理由と5つの導入メリット
社員食堂や宅配弁当に次ぐ第三の選択肢として、社食自動販売機の導入を検討する企業が増えています。その背景には、単に食事を提供するだけでなく、企業の成長に繋がる多くのメリットが存在するからです。省スペースで手軽に始められるという導入のしやすさはもちろん、従業員の健康をサポートし、多様化する働き方にも柔軟に対応できる点が大きな魅力です。これにより、従業員満足度の向上や社内コミュニケーションの活性化といった効果が期待でき、結果として人材の定着や採用力の強化にも貢献します。これから、社食自販機がもたらす5つの具体的な導入メリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット① 24時間いつでも利用でき、多様な働き方に対応
社食自動販売機の最大の強みは、24時間365日、従業員が好きなタイミングで食事を購入できる点にあります。従来の社員食堂は営業時間が限られており、シフト勤務や残業で働く従業員は利用できないケースが多くありました。しかし、自販機であれば、早朝勤務の従業員から深夜まで働く従業員まで、誰もが公平に温かい食事や栄養のある惣菜を手にすることができます。これにより、食事のためにわざわざ夜間に外出する必要がなくなり、従業員の負担軽減と安全確保に繋がります。多様な働き方をサポートする食事環境は、従業員満足度を直接的に高める重要な福利厚生となるでしょう。
メリット② 省スペースで手軽に食事提供環境を構築できる
社員食堂を新たに設置するには、厨房設備を含む広いスペースと多額の初期投資、そして運営コストが必要になります。多くの企業、特に都心部のオフィスや中小企業にとって、これは非常に高いハードルです。その点、社食自動販売機は、オフィスの休憩スペースや廊下の片隅など、わずかな空きスペースさえあれば設置が可能です。大規模な工事は不要で、電源を確保するだけで手軽に食事提供環境を構築できます。この導入の手軽さが、これまで食事補助の福利厚生を諦めていた企業にとって、新たな可能性を開いています。限られたリソースの中で、最大限の効果を発揮するコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
メリット③ 健康的な食事で従業員の健康経営を推進
従業員の健康は、企業の生産性を支える重要な基盤です。社食自動販売機は、コンビニ弁当や外食に偏りがちな従業員の食生活を改善し、健康経営を推進する有効なツールとなります。サービスによっては、管理栄養士が監修した栄養バランスの取れた冷凍弁当や、野菜たっぷりの惣菜、塩分控えめのメニューなどを提供しています。従業員がオフィス内で手軽に健康的な食事を選べる環境を整えることで、生活習慣病の予防や健康意識の向上を促すことができます。企業の健康への配慮は、従業員のエンゲージメントを高め、長期的な視点で企業の持続的成長に貢献する投資となるのです。
メリット④ 採用活動でのアピールと人材の定着に貢献
人材獲得競争が激化する現代において、福利厚生の充実は企業の魅力を高める重要な要素です。特に食事補助は、求職者が企業を選ぶ際の判断基準の一つとして注目されています。オフィスに社食自動販売機が設置されており、いつでも美味しい食事がリーズナブルな価格で食べられるという環境は、他社との明確な差別化ポイントになります。また、既存の従業員にとっても、会社が自分たちの健康や働きやすさを考えてくれているという実感に繋がり、エンゲージメントや定着率の向上が期待できます。魅力的な食事環境の提供は、優秀な人材を惹きつけ、そして繋ぎとめるための強力な武器となるのです。
メリット⑤ ランチ時間の有効活用とコミュニケーションの活性化
昼休憩の時間が限られている中で、外の飲食店が混雑していたり、弁当を買いに行くのが面倒だったりする「ランチ難民」問題は、多くのオフィスワーカーが抱える悩みです。社食自動販売機があれば、従業員は移動時間をかけることなく、すぐに食事を手に入れて休憩時間を有効に活用できます。ゆっくりと食事をとったり、休息したりする時間が増えることで、午後の業務効率向上も期待できるでしょう。さらに、自販機の前や休憩スペースに従業員が集まることで、部署や役職を超えた偶発的なコミュニケーションが生まれやすくなります。こうした何気ない会話が、新たなアイデアの創出や円滑な人間関係の構築に繋がることも少なくありません。
【タイプ別】社食自動販売機で提供できる食事の種類と特徴
一口に社食自動販売機と言っても、その種類は様々です。提供される食事の形態によって、冷凍、冷蔵、そして軽食・飲料タイプに大別されます。それぞれのタイプには異なる特徴とメリットがあり、自社の従業員のニーズやオフィスの環境に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。例えば、しっかりと温かい食事をとりたいという要望が強いのか、それともサラダやサンドイッチのように手軽に済ませたい従業員が多いのか。また、食事だけでなく、仕事の合間のリフレッシュになるようなお菓子や飲料の充実度も考慮すべき点です。ここでは、代表的な3つのタイプについて、それぞれの特徴やメニュー例を詳しく解説していきます。
①冷凍食品・惣菜タイプの社食自販機
冷凍タイプの社食自販機は、ハンバーグやパスタ、丼ものといった本格的なメインディッシュから、栄養バランスを考慮した冷凍弁当まで、多彩なメニューを提供できるのが最大の魅力です。最新の冷凍技術により、出来立ての美味しさを損なうことなく長期間の保存が可能です。従業員は好きな時に商品を選び、オフィスに設置された電子レンジで温めるだけで、いつでも温かい食事をとることができます。特に、残業時や夜勤時の食事として重宝され、従業員の満足度向上に大きく貢献します。賞味期限が長いため、食品ロスの削減に繋がるというメリットも企業にとっては見逃せないポイントです。
②冷蔵食品タイプの社食自販機
冷蔵タイプの社食自販機は、サラダ、サンドイッチ、おにぎり、お弁当、デザートなど、調理不要ですぐに食べられるフレッシュな商品を中心に提供します。健康志向の従業員向けに新鮮な野菜を使ったメニューを充実させたり、日替わりのお弁当を提供したりと、飽きのこないラインナップを組むことが可能です。冷凍食品と比べて手軽に食べられるため、忙しい昼休みにもぴったりです。ただし、冷凍タイプに比べて賞味期限が短い商品が多いため、サービス提供事業者によるきめ細やかな在庫管理と商品補充の頻度が重要になります。従業員の健康をフレッシュな食事でサポートしたい企業におすすめのタイプです。
③軽食・パン・飲料タイプの社食自販機
食事というよりは、小腹が空いた時や休憩時間のリフレッシュを目的としたタイプです。オフィスグリコに代表されるようなお菓子やアイスクリーム、栄養補助食品、そして焼きたての味が楽しめるパンなどを提供する自販機がこれにあたります。もちろん、多種多様な飲料も一緒に提供されます。本格的な食事の提供は難しいけれど、従業員がほっと一息つけるような環境を提供したい場合に最適です。導入コストが比較的安価で、省スペースで設置できるサービスが多いのも特徴です。他のタイプの自販機と組み合わせて設置することで、従業員の多様なニーズに応え、より満足度の高い福利厚生を実現できます。
人気の社食自動販売機サービスおすすめ5選を徹底比較
現在、市場には数多くの社食自動販売機サービスが存在し、それぞれが独自の強みや特徴を打ち出しています。豊富なメニューラインナップを誇るサービス、初期費用ゼロで始められるサービス、健康志向のメニューに特化したサービスなど、その選択肢は多岐にわたります。自社にとって最適なサービスを見つけるためには、各社の特徴を正しく理解し、比較検討することが不可欠です。ここでは、2025年最新の情報に基づき、多くの企業から支持されている人気の社食自動販売機サービスを5種類厳選してご紹介します。各サービスの詳細を比較し、自社の課題解決に繋がる一台を見つけましょう。
「セブン自販機」株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

おなじみのセブン-イレブンの商品を24時間オフィスで購入できる自動販売機です。お弁当やおにぎり、サンドイッチといった食事から、サラダ、デザート、ドリンクまで、コンビニそのままの多彩なラインナップが最大の魅力。新商品も随時補充されるため、従業員を飽きさせません。近隣のセブン-イレブン店舗が運営を担当するため、導入後の商品補充や管理の手間がかからない点も大きなメリットです。幅広い従業員のニーズに応えたい企業に適しています。
「オフィスおかん」株式会社オフィスおかん

管理栄養士が監修した、健康的で美味しいお惣菜を1品100円という手頃な価格で提供する、置き型社食サービスのパイオニアです。専用の自動販売機プランもあり、キャッシュレス決済に対応しています。主食(ごはん)と組み合わせることで、バランスの取れたランチが完成します。毎月新しいメニューが登場し、飽きさせない工夫も魅力。食生活の乱れがちな従業員の健康をサポートし、健康経営を推進したい企業に最適です。
「ボスマート」サントリー食品インターナショナル株式会社

サントリーの飲料自動販売機と商品棚をセットで設置する新しいタイプのサービスです。棚から好きなお菓子やパン、カップ麺などを取り、支払いは横にある飲料自販機で行います。初期費用や月額費用が原則無料で導入できる手軽さが魅力。飲料と軽食をワンストップで購入できるため、休憩時間の満足度を向上させます。既存の自販機スペースを有効活用したい企業や、コストをかけずに福利厚生を充実させたい企業におすすめです。
「オフィスプレミアムフローズン」株式会社SL Creations

品質と安全性に定評のある食品宅配「SL Creations」が運営する、冷凍の社食サービスです。管理栄養士が監修した栄養バランスの取れた本格的な食事を、電子レンジで温めるだけで楽しめます。和洋中の多彩なメニューが揃っており、冷凍のため長期保存が可能。フードロスの削減にも繋がります。ランチ難民になりがちな従業員や、夜勤者の食事をしっかりサポートしたい場合に最適なサービスです。
「スマリテ」株式会社スマリテ

特定の食品ブランドではなく、冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応した高機能な自動販売機そのものを提供する会社です。最大の特徴は、販売したい商品を企業側が自由に選べること。地元の人気店のパンやお弁当、企業のオリジナルグッズまで、アイデア次第でユニークな社内売店を実現できます。キャッシュレス決済はもちろん、在庫管理なども遠隔で操作可能。他社にはない、独自の福利厚生を構築したい企業に最適なソリューションです。
失敗しない!自社に最適な社食自動販売機の選び方と比較5つのポイント
数ある社食自動販売機サービスの中から、自社に最適な一台を選ぶためには、いくつかの重要な比較ポイントを押さえておく必要があります。単にメニューが美味しそう、料金が安いといった表面的な情報だけで決めてしまうと、導入後に「設置スペースが足りなかった」「従業員のニーズと合わなかった」といった問題が発生しかねません。そうした失敗を避けるためには、物理的な設置条件から、日々の運用に関わるコストやサポート体制まで、多角的な視点で検討することが不可欠です。ここでは、導入担当者が必ずチェックすべき5つの比較ポイントについて、具体的な確認事項を交えながら詳しく解説します。
①設置スペースと搬入経路、電源の有無を確認する
社食自動販売機の導入を検討する際、最初に行うべきは物理的な設置条件の確認です。まず、自販機本体を置くためのスペースがオフィス内にあるか、寸法を正確に測りましょう。本体サイズに加えて、扉の開閉や商品の補充作業に必要なスペースも考慮する必要があります。次に、オフィスビルや自社のフロアまで自販機を運び込むための搬入経路(エレベーターのサイズ、通路の幅など)が確保されているかを確認します。見落としがちなのが電源で、自販機は消費電力が大きいため、専用の電源コンセントが必要になる場合があります。事前にサービス提供事業者に必要な電源容量を確認し、電気工事の要否を判断しておくことが重要です。
②導入・運用コストで比較する(本体費用・月額料金・電気代)
コストを比較する際は、初期費用や月額のレンタル・サービス料だけでなく、運用にかかるトータルコストで判断することが重要です。初期費用には、自販機本体の購入またはレンタル費用、設置費用などが含まれます。月額費用は、サービス利用料や商品の補充・管理にかかる費用です。そして意外と見過ごせないのが、自販機を24時間稼働させるための電気代です。機種やサイズによって異なりますが、毎月数千円から一万円程度のコストがかかります。これらの費用を合算し、企業の福利厚生予算内で無理なく運用できるかを見極めましょう。補助金制度を利用できる場合もあるため、合わせて確認することをおすすめします。
③商品のラインナップと従業員のニーズで選ぶ
どのような商品を提供できるかは、従業員の満足度に直結する最も重要なポイントです。導入前に、アンケートなどを実施して従業員のニーズを把握しましょう。例えば、若い男性が多い職場であればボリュームのある肉料理や丼もの、女性が多い職場であればヘルシーなサラダやバランスの取れたお弁当が喜ばれるかもしれません。また、アレルギー対応メニューの有無や、ベジタリアン・ヴィーガン向けの選択肢があるかも確認すると、より多くの従業員に対応できます。季節ごとにメニューが変わるか、新商品が追加される頻度なども、従業員を飽きさせないためにチェックしておきたい項目です。
④支払い方法の対応範囲(現金・キャッシュレス決済)
従業員がストレスなく利用できるためには、支払い方法の利便性が非常に重要です。従来の現金払いに加え、近年ではキャッシュレス決済への対応がほぼ必須となっています。特に、交通系ICカード(Suica, PASMOなど)や、クレジットカード、QRコード決済に対応しているかは必ず確認しましょう。サービスによっては、給与から天引きするシステムや、社員証を決済カードとして利用できる独自のシステムを提供している場合もあります。キャッシュレス化は、利用者にとっての利便性向上だけでなく、現金管理の手間が省けるという企業側のメリットにも繋がります。
⑤サポート体制(商品補充の頻度・故障時の対応)
社食自販機は導入して終わりではありません。日々の安定した運用を支えるサポート体制が充実しているかどうかも、サービス選定の重要な基準となります。まず、商品の補充頻度と賞味期限の管理体制を確認しましょう。従業員数や利用頻度に対して補充が追いつかず、品切れが頻発するようでは意味がありません。また、万が一自販機が故障した場合や、商品が取り出せないといったトラブルが発生した際に、どれだけ迅速に対応してくれるかも重要です。専用のコールセンターが設置されているか、土日祝日でも対応可能かなど、緊急時のサポート体制を事前にしっかりと確認しておくことで、安心して運用を任せることができます。
社食自動販売機の導入に関するよくある質問(FAQ)
社食自動販売機の導入を具体的に検討し始めると、様々な疑問や不安が出てくることでしょう。例えば、「問い合わせてから実際に使えるようになるまで、どれくらいの時間がかかるのか」「毎月の電気代は具体的にいくらくらいを見込んでおけば良いのか」といった実務的な質問から、「福利厚生として食事代を補助する場合、税金はどうなるのか」といった専門的な内容まで、担当者の方がクリアにしておきたい点は多岐にわたります。ここでは、そうした導入前によく寄せられる代表的な質問とその回答をまとめました。導入に向けた最後の不安を解消するためにお役立てください。
導入までの具体的な流れと期間は?
社食自動販売機の導入は、一般的にまずサービス提供事業者への問い合わせから始まります。その後、担当者によるヒアリングが行われ、企業の要望や設置環境の確認、最適なプランの提案がなされます。提案内容に合意すれば契約となり、設置日の調整へと進みます。搬入・設置作業は通常1〜2時間程度で完了し、その後すぐに利用を開始できるケースがほとんどです。全体の期間としては、問い合わせから実際のサービス開始まで、おおよそ2週間から1ヶ月程度を見ておくと良いでしょう。ただし、導入する自販機の機種や在庫状況、設置場所の条件によっては、さらに時間がかかる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることをお勧めします。
自販機の電気代は毎月どのくらいかかる?
社食自動販売機を運用する上で、継続的に発生するのが電気代です。このコストは、自販機の種類(冷凍・冷蔵)、サイズ、そして設定温度によって大きく変動します。一般的な目安として、冷蔵タイプの小型自販機であれば月に3,000円〜5,000円程度、大型の冷凍・冷蔵機能を備えた自販機の場合は8,000円〜15,000円程度になることが多いです。最近では、省エネ性能に優れたエコモデルも登場しており、従来機に比べて電気代を大幅に削減できる場合があります。正確な電気代については、導入を検討しているサービスの提供事業者に、機種ごとの消費電力や月々の電気代シミュレーションを依頼して確認するのが最も確実です。
福利厚生として食事代を補助する場合の非課税ルールは?
企業が従業員の食事代を福利厚生として補助する場合、一定の要件を満たすことで、従業員の給与として課税されない非課税扱いとなります。その要件とは、国税庁により定められており、「従業員が食事代の半分以上を負担していること」かつ「企業の補助額が従業員一人あたり月額3,500円(税抜)以下であること」の2つです。この両方を満たす必要があります。例えば、300円の商品を販売する場合、従業員が150円以上を負担し、企業の補助額が150円以下であれば非課税となります。このルールを正しく理解し、適切に運用することで、企業と従業員の双方にとってメリットのある制度設計が可能になります。
まとめ:社食自販機で手軽に福利厚生を充実させよう
この記事では、福利厚生として注目される社食自動販売機について、その導入メリットから具体的な選び方、さらにはよくある質問までを網羅的に解説しました。社食自販機は、24時間稼働による多様な働き方への対応、省スペースでの手軽な導入、そして健康経営の推進といった多くの価値を企業にもたらします。サービスを選定する際には、設置条件やトータルコスト、商品ラインナップ、サポート体制などを多角的に比較検討することが成功の鍵となります。自社の従業員がどのような食事を求めているかを把握し、ニーズに合った一台を選ぶことで、従業員満足度の向上と人材定着に大きく貢献するでしょう。まずは気になるサービス提供事業者に問い合わせて、資料請求や見積もり依頼から始めてみてはいかがでしょうか。
【比較表】従業員が喜ぶおすすめの社食サービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 提供形態 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
設置型 (什器を置くスペースのみを用意すれば導入可能) |
オフィスで野菜
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要お問い合わせ ※冷蔵庫・備品レンタル無料 ※2か月間は月額費用0円(5名以上の利用者が対象) ※送料無料の試食セットあり |
設置型 |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
設置型 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
設置型 |
| シャショクラブ |
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ライトプラン:5,000円/月 スタンダードプラン:9,820円/月 ゴールドプラン:13,500円/月 導入費:0円 |
お弁当型 |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 設置型(冷蔵庫の設置が必要) |
| オフィスプレミアムフローズン |
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企業の月額利用料 初期費用:0円 システム利用料金:39,600円~ 従業員の月額利用料金 商品単価:100~200円 |
設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| オフィスでごはん |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| ESキッチン |
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月額27,500円~ | 設置型(冷蔵庫・自動販売機の設置が必要) |
| KIRIN naturals |
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要お問い合わせ | 設置型 |
| パンフォーユー オフィス |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫の設置が必要) |
| セブン自販機 |
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要お問い合わせ | 設置型(自動販売機を置くスペースが必要) |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| どこでも社食 |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| びずめし |
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要お問い合わせ | 外食補助型 |
| まちなか社員食堂 |
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初期導入費:0円 月額利用料:従業員1名当たり330円〜 |
外食補助型 |
| 筋肉食堂Office |
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要お問い合わせ | 設置型(冷凍庫を置くスペースが必要) |
| 社食DELI |
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要お問い合わせ | お弁当型 |
| おべんとうの玉子屋 |
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お弁当1個当たり:550円(税込) その他、要お問い合わせ |
お弁当型 |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 導入費用:0円 商品ごとの料金:要お問い合わせ |
お弁当型 |
| お弁当.TV |
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要お問い合わせ | お弁当型 |
| はらぺこ |
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要お問い合わせ | 出張社内提供型 お弁当型 |
| nonpi Chef’s LUNCH |
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要お問い合わせ | 社内提供型・設置型 |
| 500円出張食堂 |
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初期費用:0円 月額運営費:0円 維持人件費:0円 商品ごとの料金:500円 |
出張社内提供型 |
| DeliEats DR |
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初期費用:0円 月額運営費:0円 商品ごとの料金:380円〜 |
お弁当型 |
