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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/01/08 

社食の導入にかかるコストと内訳は? 導入にかかる費用をなるべく抑えるポイントも解説

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

従業員のモチベーションを高めるための施策にはいくつかあり、社食もそのうちの一つです。

社食を導入するにあたって気になるのが、そのコストと内訳です。導入前にどの程度のコストがかかるのか、コストを抑えるにはどうすればいいかを把握しておくと、自社に合った最適な社食サービスを選定できるでしょう。

そこで本記事では、社食の導入にかかるコストと内訳、抑えるポイントなどを解説します。社食の導入を検討している方は、ぜひ最後まで参考にしてください。

【比較表】従業員が喜ぶおすすめの社食サービス

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サービス名 特長 費用 提供形態
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  • 管理栄養士が監修した、無添加でヘルシーなおやつをオフィスへ提供!
  • プロテインバーや常温そうざいなど食事代わりになるメニューも充実、コンビニでは買えないプレミアム感と手軽さを両立!
  • 導入企業の満足度98%、健康経営の実現や従業員のコミュニケーション活性化、出社率向上にも寄与!
  • 什器・電源不要、スペース確保のみでOK、最短5日で導入可能!
初期費用:0円
月額費用:0円
送料・備品費:0円
商品代金:下記から選択
食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン
企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン
福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン
設置型
(什器を置くスペースのみを用意すれば導入可能)
チケットレストラン
  • ランチが実質半額
  • 内勤・外勤など勤務環境を問わず公平に利用可能
  • 給与ではない方法で社員へ利益が還元
  • 初期導入が簡単。ICカード配布後は月1回のチャージのみ
要お問い合わせ 外食補助型
どこでも社食
  • いろんなお店を利用できるため飽きが来ず、高い利用率を維持
  • 会社の目的に応じて多様な活用ができる
  • 月に一度請求書に支払うだけ
要お問い合わせ 外食補助型
びずめし
  • 社員のモチベーションアップや満足度向上、離職率や採用費軽減に繋がる
  • 拠点別の公平性や、出社・リモートの勤務形態に関わらず、平等な福利厚生の実現が可能
  • 社員同士の活発な交流につながり、地域の活性化にもつながる
要お問い合わせ 外食補助型
オフィスおかん
  • 24時間活用できる
  • 10名未満から10万名超まで対応
  • 従業員満足度や健康経営の取り組みにも活用可能
要お問い合わせ 設置型(冷蔵庫の設置が必要)
オフィスプレミアムフローズン
  • 健康経営優良法人の認定を目指す会社にぴったり
  • 担当スタッフが月に2回代金回収も含めメンテナンス
  • 商品の配送は全国各地で対応
企業の月額利用料
初期費用:0円
システム利用料金:39,600円~

従業員の月額利用料金
商品単価:100~200円
設置型(冷蔵庫の設置が必要)
オフィスでごはん
  • オフィスでいつでも好きな時に健康的な食事ができる
  • 従業員は1つ100円~手軽に購入可能
  • 冷蔵庫を設置するだけ!低コストですぐにスタート可能
要お問い合わせ 設置型(冷蔵庫の設置が必要)
ESキッチン
  • 24時間365日利用可能、コストパフォーマンスの高さに定評あり
  • 月20種類以上の無添加、国産食品を自分で選べる
  • 冷蔵庫を置くスペースだけあれば導入できる導入のしやすさ
月額27,500円~ 設置型(冷蔵庫・自動販売機の設置が必要)
KIRIN naturals
  • 野菜不足を補うスムージーやKIRINの飲料などを手軽に購入できる
  • ヨガや筋トレなど100本以上のショート動画やeラーニングを実装
  • 食事・運動・睡眠・飲酒などの生活習慣改善につながる健康プログラムの実施
要お問い合わせ 設置型
パンフォーユー オフィス
  • ランチだけでなく朝食や夕食も利用可能
  • 1つ100円の焼きたてパンが職場に届く
  • 手間なく導入・運用が可能
要お問い合わせ 設置型(冷凍庫の設置が必要)
セブン自販機
  • セブンイレブンの店頭で買える65種類もの商品を購入できる
  • 設置、メンテナンス費用、運用の手間なし
要お問い合わせ 設置型(自動販売機を置くスペースが必要)
はらぺこ
  • 厨房設備があれば、会社で調理をして料理を提供、後片付けまでお任せ
  • 委託費用、導入費等0円
要お問い合わせ 出張社内提供型
お弁当型
筋肉食堂Office
  • 1ヶ月28,000円〜始められるお手頃価格
  • 筋肉食堂専属の管理栄養士監修。抜群の栄養・PFCバランス
  • 主要なキャッシュレス決済に対応
要お問い合わせ 設置型(冷凍庫を置くスペースが必要)
nonpi Chef’s LUNCH
  • 社食の運営、置き型の社食のどちらにも対応可能
  • 栄養バランスも考えられた様々な種類のメニューを用意
  • 食を通じた社内コミュニケーションのノウハウを提供
要お問い合わせ 社内提供型・設置型
社食DELI
  • 販売スタイルは会社のスペースや環境に応じて​最適なもので運用
  • 販売数9,000万食と導入600企業の安定した実績
  • 初期費用は無料
要お問い合わせ お弁当型

社食の導入にかかるコストと内訳は?

社食の導入には、コストがかかります。サービスにより詳細は異なりますが、一般的には以下のコストがかかります。

  • 初期費用
  • 委託管理費
  • 水道光熱費
  • 食材費
  • 人件費

それぞれのコストの概要や内訳を詳しく見ていきましょう。

初期費用

社食を導入する際、どのような形式のサービスを利用するかにもよりますが、初期費用がかかります。

例えば社員専用の食堂を設置する場合、従業員が食事を取れるスペースや調理設備、食器・テーブル・カラトリーなどの備品類が必要です。加えて、初期在庫として食材の購入費用や初期スタッフの人件費などもかかります。

改装やリニューアルにどの程度のコストがかかるのか、どのくらいの人的リソースが必要になるかを、あらかじめ把握して計画を立てておくことが重要です。大規模な改築工事が必要になることもあるため、初期費用は数百万円〜数千万円ほどかかります。

また社員食堂以外にも、設置型やお弁当型などのタイプがありますが外部業者のサービスを利用するにあたって初期設置費用や契約手数料などがかかることがあります。無料で利用できるものもあれば、数万円かかるものなど、さまざまです。

委託管理費

社食を完全に内製化するケース以外では、外部サービスを利用するので委託管理費が発生します。これには、食事の調理や提供、必要な設備の維持管理、専門スタッフの労務管理に関する費用が含まれます。

サービスにより幅がありますが、月額数万円から利用できるものもあれば、規模が大きいものでは数十万円程度です。単に金額を比較するのではなく、どのようなサービスを提供しているのか、サポートは充実しているかを考慮しましょう。

水道光熱費

社食を導入すると、水道光熱費が継続的に発生します。利用するサービス形態により大きく異なるので、把握しておくことが重要です。

社員食堂の場合、調理や食器洗い、清掃作業で水道を利用します。一方で、働く場所や時間によらず社食サービスを利用できる代行型や、お弁当・お惣菜を届ける宅配型では社員食堂型と比較して水道の使用量は限られているので、そこまでかかりません。

光熱費に関しては、社員食堂型に加えて、専用の冷蔵庫・冷凍庫・自動販売機を設置する設置型もかかります。

規模にもよりますが、それぞれあわせて数万円〜十数万円を見込んでおくといいでしょう。

食材費

社員食堂型の場合は、食材費もかかる点は把握しておくことが重要です。提供するメニューや利用規模にもよりますが、年間数百万円程度を見込んでおくといいでしょう。

設置型の場合も同様に、冷蔵庫・冷凍庫・ラックでストックする食材を用意するコストがかかります。

人件費

社食を導入するにあたって、人件費は大きな割合を占めます。

例えば社員食堂を運営する場合、調理スタッフや清掃スタッフの雇用が必要となり、給与や福利厚生費などの人件費が発生します。加えて、スタッフの教育やスケジュール管理、労務管理にもコストがかかる点は把握しておきましょう。

人件費を適切に管理しつつも、質を担保して従業員の満足度の高いサービスを提供するように心がけるのが重要です。

社食の導入コストを抑えるポイント

社食の導入コストを抑えるには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

  • 初期費用をなるべく抑える
  • 自社に合った提供形態にする
  • 複数の委託会社から見積もりをもらう

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

初期費用をなるべく抑える

導入するにあたってさまざまなコストがかかりますが、初期費用の占める割合は大きいため、これをいかに削減するかが導入コストを抑える上でのポイントとなります。

中古の調理設備や器具をそろえる、初期費用がかからないサービスを利用するなどが有効です。

自社に合った提供形態にする

社員食堂以外にも、社食の提供形態には以下が挙げられます。

  • 設置型
  • 提供型・出張型
  • デリバリー型
  • チケット型

それぞれの提供形態の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

設置型

設置型とは、企業内のスペースに食品やお惣菜、おやつをストックした冷蔵庫や冷凍庫、ラックなどを設置するタイプの社食サービスです。

社員食堂を設置するよりも導入コストがかからず、導入しやすい点がメリットです。また、設置型で提供される食品は冷蔵・冷蔵されるのが基本であり、従業員の好きなタイミングで食事を楽しめます。

導入するにあたっては、冷蔵庫や冷凍庫、ラックなどのオフィス家具・家電が必要となります。スペースや予算を確保しておきましょう。

提供型・出張型

提供型・出張型は、外部企業や企業の指定した時間や場所に食事を届けるタイプの社食サービスです。

食事を並べるスペースを確保する必要はありますが、社員食堂ほどの大きさは必要なく、省スペースで運営できます。また、栄養バランスの考えられた温かい食事を食べることができる他、ランチタイムが生まれコミュニケーションが促進されるなどの効果にも期待できます。

一方で提供型・出張型のサービスの場合、提供時間が固定されているため、お昼休憩の時間が合わない場合には向いていません。

デリバリー型

デリバリー型の社食サービスには、オフィスに弁当が配達されるタイプと、販売員が来社して弁当を販売するタイプがあります。

この提供形式のメリットは、お昼時間以外にも食事を取れる点です。仕事が立て込んでいるときでも、弁当を受け取っておけばお昼時間をまたいで食事できます。

デリバリー型のサービスを選ぶときは、弁当のバリエーションが豊富か、栄養バランスは整っているかなどをチェックしましょう。

チケット型

チケット型とは、提携するコンビニやレストランで使える食費チケットを配布するタイプの社食サービスです。

提携先であれば、従業員自身で自由に選んで食事を取れる点がメリットに挙げられます。場所と時間の制約がないので、リモートワークを導入している企業や、社員食堂を設置する予算がない中小企業におすすめのタイプです。

チケット型を選ぶ際は、提携先が充実しているかを確認しましょう。近隣に利用できる店舗がない場合や、利用できる店舗が少ないと、満足度が高まる効果には期待できません。また、提供先の営業時間も考慮しておく必要があります。

複数の委託会社から見積もりをもらう

多くの企業で社食サービスが提供されています。その提供内容やサービス詳細は異なるので、複数の委託会社から見積もりをもらい比較するのが重要です。

比較する際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 自社と類似した企業での導入実績があるか
  • 予算内に収まるか
  • 自社の形態に合った提供形態があるか

まとめ

本記事では、社食の導入にかかるコストやコストを抑えるポイントなどを網羅的に解説しました。

社食には、初期費用・委託管理費・水道光熱費・食材費・人件費などのコストがかかります。なるべくコストを抑えて導入するなら、「初期費用を抑える」「自社に合った提供形態にする」「複数の委託会社から見積もりをもらう」の3点に留意しましょう。

社食の導入時の注意点や福利厚生費に計上する条件、おすすめのサービスなどの詳細はこちらの記事で詳しくまとめているので、あわせて参考にしてください。

【2025年最新比較表あり】おすすめの社食サービス15選! 導入時の注意点や福利厚生費に計上する条件は?

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びずめし
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