更新日:2025/06/02

【2025年最新比較表あり】社内コミュニケーションツール比較12選! 導入するメリットや比較ポイントについて解説

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
本社や支社、サテライトオフィスやテレワークなど働く場所が異なるため
- 日頃の連絡は業務のやり取りに限定されて、人間関係の構築に至らない
- 自由に意見交換をする場や機会がなく、新しいアイデアが生まれにくい
といった状況になっていませんか? コミュニケーション不足による業務への悪影響を避ける最適解は、社内コミュニケーションツールの導入です。
しかし、世の中にはさまざまな社内コミュニケーションツールがあるので、選び方を間違えてしまうと
- 企業文化に合わず、組織の活性化をかえって阻害してしまう
- ツールの操作がしにくく、期待していたほど交流の量や質が改善しない
といった事態が起こりかねません。
このような失敗を避けるためにも、複数のサービスをしっかりと比較検討して、自社に適したものを選択することが重要です。
本ページでは企業規模を問わず導入できる社内コミュニケーションツールを、さまざまな角度から比較しご紹介します。この中から少なくとも3つのサービスを選んで、資料請求してみてください。多機能のものやサポート体制が充実しているものなど、自社に適した社内コミュニケーションツールの選定に、ぜひお役立てください!
生産性の向上や離職率低下を目的として、社内コミュニケーションツールの導入を検討している企業が増えています。社内コミュニケーションの活性化は、働きやすい環境づくりを行うにあたって有効です。
本記事では導入する際の比較ポイント付きで、最新の社内コミュニケーションツール11選を紹介します。社内コミュニケーションツールの基礎知識から、社内コミュニケーションの重要性、ツールを導入するメリット・デメリットまで解説するので参考にした上で、自社に合ったツールの導入を検討してください。
【比較】おすすめの社内コミュニケーションツール一覧
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サービス名 | 特長 | 費用 | 主な機能 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
お隣オフィス・お隣デスク
![]() |
|
要お問い合わせ | ・拠点間常時接続(ダイレクト接続/クラウド接続) | 有 |
THANKS GIFT |
|
要お問い合わせ |
・オリジナル理念コイン ・サンクスカード/ありがとうカード ・ランキング機能 ・福利厚生 ・サービス連携 など |
有 |
Talknote |
|
要お問い合わせ |
・ノート ・タスク ・タイムライン ・メール連携 ・スタンプ など |
有 |
TUNAG |
|
要お問い合わせ |
・社内掲示板 ・ワークフロー ・タスク依頼 ・社内チャット ・日報 など |
有 |
WowTalk |
|
月額360円/1ID~ |
・Wow Talk AI ・匿名相談 ・プッシュトゥトーク ・音声通話 ・共有(掲示板) など |
有 |
Chatwork |
|
月額700円/1ユーザー~ |
・チャット ・タスク管理 ・ファイル管理 ・ビデオ/音声通話 ・コンタクト管理 など |
有 |
NotePM |
|
月額4,800円~ |
・マニュアル作成 ・検索機能 ・動画共有 ・レポート機能 ・アクセス制限 など |
有 |
Notion |
|
月額1,650円/メンバー~ |
・ビルディングブロック ・共同作業用ツール ・AIアシスト ・タスクとToDo ・カスタムビュー など |
有 |
ovice |
|
月額8,778円~ |
・ユーザー検索機能 ・チャット ・複数画面の同時共有 ・ステータス切り替え ・リアクション など |
有 |
LIVEWORK |
|
月額4,980円~ |
・ワーカービュー機能 ・インスタントトーク機能 ・テキストチャット機能 ・アクティビティログ機能 など |
有 |
ザ社内報 |
|
要お問い合わせ |
・いいね!ボタン ・コメント投稿 ・アンケート機能 ・記事別分析 ・ログイン承認 など |
有 |
Strap |
|
要お問い合わせ |
・アイコンエレメント ・付箋 ・ユーザー追いかけ ・IPアドレス制限 ・Googleアカウントログイン など |
有 |
この記事の目次はこちら
社内コミュニケーションとは?
社内コミュニケーションとは、オフィス内で行われる会話や情報交換全般を指します。会議やミーティングの他、業務上のメールのやり取りや報告、休憩時間中の雑談も社内コミュニケーションに含まれます。形式や人数、内容にかかわらず社内で他者と交流すること全般が、社内コミュニケーションといえるでしょう。
ここからは、社内コミュニケーションが重要な理由と課題を解説します。
社内コミュニケーションが重要な理由
社内コミュニケーションが重視されるのは、業務の効率化やエンゲージメントの向上といったさまざまな好影響が期待できるからです。一方、コミュニケーションがうまく取れなかったり不足したりすると、従業員同士の連携が弱まり生産性が下がるだけでなく離職率が高くなるリスクもあります。そのため、良好な社内コミュニケーションは企業に欠かせないのです。
またコミュニケーション不足により情報共有が不十分だと、コンプライアンス違反や顧客への不利益にもつながる可能性があり、企業に大きな損失をもたらしかねません。こうしたリスクを避けるため、多くの企業が社内コミュニケーションを重視し、経営課題として取り組んでいます。
社内コミュニケーションの課題
社内コミュニケーションが不足する要因や代表的な課題は、以下の通りです。
- 情報共有の方法や重要度について認識のズレがあり、従業員間で情報の格差が生まれてしまう
- テレワークや時差出勤など働き方や働く場所の多様化により、時間や場所の制約がある
- 担当者がどこにいるのかリアルタイムの情報が把握できない
- 「今忙しいかもしれないと声をかけるのをためらってしまう」「会話のきっかけが分からない」などの理由で、コミュニケーションに消極的な社員がいる
このような課題を解消するためには、コミュニケーションの方法を工夫する必要があります。そこでおすすめなのが、社内コミュニケーションツールの導入です。
社内コミュニケーションツールとは?
社内コミュニケーションツールとは、従業員同士の情報共有をスムーズにし、業務の効率を上げるためのツールです。単なる業務連絡だけではなく、感謝を伝える機能やスタンプ・コメントを送る機能といったカジュアルなやり取りもでき、従業員のモチベーションアップに寄与することも可能です。ツールの導入により社内コミュニケーションが活性化すれば、例え顔を合わせていなくても、まるでオフィスで一緒に働いているような一体感が生まれるでしょう。
ツールにはさまざまなタイプがあり、チャットやメッセージのやり取りに特化したもの、タスク・プロジェクト管理の一環でコミュニケーションが図れるもの、遠隔地やテレワークでもオンライン上でシームレスに繋がれるものなど、その機能やコミュニケーション方法は多岐にわたります。
おすすめの社内コミュニケーションツール12選
ここからは、社内コミュニケーションの活性化に定評のあるおすすめツールをご紹介します。それぞれの概要や主な特徴、機能を解説するので、少なくとも3社ほど選んで問い合わせをしてみてください。
ITトレンド年間ランキング10年連続1位! 離れた拠点にいる従業員といつでもコミュニケーションできる「お隣オフィス・お隣デスク」
常にお互いの顔が見える拠点間常時接続サービス
国内自社開発&高品質な映像・音声で使いやすい
離れているメンバーともちょっとした相談や確認が可能
業務の効率化・メンバーのモチベーション維持にもつながる
主な機能 | 拠点間常時接続(ダイレクト接続/クラウド接続) |
無料トライアル | あり |
費用 | 要お問い合わせ |
【オンライン型の拠点間常時接続サービス】ITトレンド年間ランキング10年連続1位! 警察・銀行を含む2,900社以上の導入実績あり
「お隣オフィス・お隣デスク」は、拠点間常時接続サービスです。本社や支店、工場といった各拠点をオンラインでつなぎ、距離が離れている相手とも顔を見ながら直接コミュニケーションを取れます。専用端末とテレビモニターを設置するだけで、手軽に導入可能です。
ITトレンド年間ランキングでは10年連続1位を獲得しており、導入社数は2,900社以上(※)。企業はもちろん、警察や銀行、病院などでも利用されています。
※参考:ギンガシステム株式会社.「お隣オフィス・お隣デスク – 拠点間の空間をつなぐ常時接続システム」.https://otonari.loopgate.jp/ ,(2025-03-19).
国内自社開発で高品質な映像・音声! 離れていても常にお互いの顔が見える&気軽に会話できる
お隣オフィス・お隣デスクでは大画面でお互いの姿や声を確認でき、拠点が違っていても同じ空間にいるかのような親近感を得られます。わざわざ電話やメール、チャットツールなどでやり取りしなくても相手の状況を把握できるので、コミュニケーションが取りやすく、業務効率も上がりやすいです。
国内自社開発の専用端末を用いるので、パソコンをベースにしたシステムとは異なり、映像や音声も高品質かつ安定しています。オフィス間の常時接続はもちろん、オフィスとテレワーク中のスタッフとの常時接続、デスク間での常時接続も可能です。
閉域網でも利用OK! 関係者のみが接続できるのでセキュリティも万全
特定の拠点やグループ内で限定的に利用される閉域網でも、お隣オフィス・お隣デスクを利用可能です。完全なクローズドネットワーク環境内で一部の関係者とだけ常時接続をすれば、不正アクセスによる情報漏えいや盗聴、マルウェアへの感染などのリスクを軽減できます。
セキュリティレベルが高いので、機密情報を取り扱う企業や組織にも適しています。
マネージャーに声かけしやすくなり決裁も早くなる! 「監視されている感」が出る不安もなし
上司(マネージャー)が離れた拠点にいる場合、声をかけるタイミングを計れず報連相が遅くなってしまうこともあるでしょう。その結果、マネージャーの最終的な判断が遅くなり、トラブルが大きくなってしまう可能性もあります。
お隣オフィス・お隣デスクを導入することで、離れた拠点にいてもマネージャーの様子を画面越しに確認できます。マネージャーの状況を一目で把握できるので、必要なときにすぐに声をかけられ、決裁が早くなる点が特長です。
「常に監視されている感」が出てしまうのではないかと懸念している企業担当者の方もいるかもしれません。しかし、お隣オフィス・お隣デスクを導入すれば、各メンバーの状況が見えて気軽に会話できるようになるので、監視されている感よりも安心感の方が強くなるはずです。
導入後、慣れてくれば必要なときだけモニターを見る状態になるので、自然と環境に溶け込むでしょう。
専任のサポートスタッフが常駐! トラブル発生時は土日祝日含めて問い合わせが可能
専任のサポートスタッフが常駐しているので、万が一、トラブルが起きた場合には問い合わせや相談ができます。平日はもちろん、土曜・日曜・祝日にも対応しているので、さまざまな勤務形態の企業にもおすすめです。
常にお互いの顔が見える拠点間常時接続サービス
国内自社開発&高品質な映像・音声で使いやすい
離れているメンバーともちょっとした相談や確認が可能
業務の効率化・メンバーのモチベーション維持にもつながる
運営会社 | ギンガシステム株式会社 |
URL | https://otonari.loopgate.jp/ |
THANKS GIFT
株式会社Take Actionが提供する「THANKS GIFT」は、仕事に貢献した従業員に対して、目に見える形で「感謝」や「賞賛」を送れるツールです。従業員のエンゲージメントを上げ、ポジティブなコミュニケーションを増やすことで、理念の浸透・離職防止の実現を目指します。
特徴・機能
- 「ありがとう」の気持ちをサンクスカードとして見える化
- 掲示板や社内報への投稿で社内での交流を活性化
- 対面して会話しているようなチャット機能
- 英語/中国語/ベトナム語/インドネシア語/ミャンマー語に対応した翻訳機能(アプリ版のみ)
- 外部の人から受けた「ありがとう」「応援」を社内通貨として福利厚生に運用可能
- 相談や添削ができるAIアシスタント機能
- 各種チャットツールとの連携・全ての通信をSSL/TLSによって暗号化
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- 費用:要お問い合わせ
運営会社 | 株式会社Take Action |
URL | https://thanks-gift.net/ |
Talknote
Talknote株式会社が提供する「Talknote」は、ノート・タスクなどの方法で社内のあらゆる情報を共有できるプラットフォームです。投稿はタイムライン形式で流れてくるので、効率的に情報を把握できます。過去の情報もさかのぼりやすいので、新入社員へのナレッジ・データ共有もスムーズに行えます。
さらに、他の従業員に対して感謝や称賛を送る「サンクス」機能があり、モチベーションの向上や離職率の低減に寄与します。また、サンクスの送受信数を評価制度に活用することも可能です。
特徴・機能
- メンバーごとに情報共有ができるノート機能
- 内容/期限/担当者を入力してタスク管理ができる機能
- 社内情報を時系列で確認できるタイムライン
- メールとの連携
- 個別/グループでの会話ができるチャット機能
- チャット内でのボイスメッセージ機能
- カジュアルなコミュニケーションができるスタンプ
- 既読/未読が付き、情報共有の可否を見える化
- コミュニケーションデータを分析し、組織の状態をスコア化
- 伴走型のサポート体制
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- 初期コスト:要お問い合わせ
- ランニングコスト(月額)
1ユーザーライセンス:1,180円~
1アルバイトライセンス:580円~
エンタープライズプラン:要お問い合わせ
運営会社 | Talknote株式会社 |
URL | https://talknote.com/ |
TUNAG
株式会社スタメンが提供する「TUNAG」は、組織状態の分析から課題に合わせた取り組みをカスタマイズ、成果の分析まで一気通貫で行えるツールです。サンクスメッセージの送信や社内ポイント、表彰などさまざまな取り組みを一つのツールで行える柔軟性が強みです。社用パソコンが不要で、全てスマートフォン上で利用可能です。
特徴・機能
- スマートフォン一つで管理可能
- 必要な人に必要な情報が届く社内掲示板
- テキスト/画像/動画/ファイルなどが送信できるチャット機能
- TUNAGを利用する従業員に対して無料クーポンを配布
- 社長から社内へメッセージを発信、企業理念の浸透を目指せる
- 業務ノウハウや事例を共有できるよう、日報をWeb化
- 社員プロフィールや組織図で社内の交流を支援
- 本部と店舗、または店舗同士での情報・コミュニケーションを一元化
- 新人教育や業務マニュアルをDX化
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- 費用:要お問い合わせ
運営会社 | 株式会社スタメン |
URL | https://biz.tunag.jp/ |
WowTalk
操作がシンプルでさまざまな従業員が利用しやすい「WowTalk(ワウトーク)」は、キングソフト株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。クローズドのセキュリティを確保した環境で、企業ごとのコミュニケーションにおける課題を解決へと導きます。
特徴・機能
- シンプルな操作が特徴的なチャット機能
- 英語/中国語/韓国語を始めとする22カ国の言語に対応
- 無料の通話/ビデオ通話/海外通話
- 2,000文字まで対応可能な社内掲示板
- 欲しい情報を探し出せる検索機能
- 災害時や緊急時における従業員の安否確認機能
- 感謝の気持ちを伝え、従業員の心理的安全性を高める電子レター
- チャットボット「AI WowTalkアシスタント」を搭載
- ChatGPT「AI Officeアシスタント」を搭載(有料オプション)
- 各種外部サービスとの連携
- コミュニケーションの範囲を調整できるパーティション機能
- 特定のNGワードを検出できる特定ワード検知機能
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- ランニングコスト(月額)
シンプル:360円(1ID)
スタンダード:500円(1ID)
カスタマイズ:要お問い合わせ
運営会社 | キングソフト株式会社 |
URL | https://www.wowtalk.jp/ |
Chatwork
株式会社kubellが提供する「Chatwork」は、従業員間で専門的なスキルやITリテラシーの格差があっても、比較的簡単に利用できるビジネスチャットツールです。主に中小企業向けの連絡ツールとして、社内コミュニケーションの活性化やタスク管理などをサポートします。「フリー」「ビジネス」「エンタープライズ」の3つのプランがあり、目的や用途、会社の特性に併せて選択可能です。
特徴・機能
- 社内外のユーザーと会話ができるチャット機能
- ToDoとして管理できるタスク機能
- チャット上でやり取りしたファイルを一覧化し、随時ダウンロード可能
- 無料の音声通話/ビデオ通話/画面共有
- やり取りを制限できる社外ユーザー制限機能
- スマートフォンやパソコンで利用可能
- 日本語/英語/台湾/ベトナム語の4カ国語に対応
- すべて暗号化された通信で高水準のセキュリティ
- 各種サービスとの連携
- 対話型ボット機能
- 使いやすい無料プラン~セキュリティや機能を強化した有料プランを用意
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- ランニングコスト(月額)
フリー:0円
ビジネス:700円~
エンタープライズ:1,200円~
運営会社 | 株式会社kubell |
URL | https://go.chatwork.com/ja/ |
NotePM
「NotePM」は株式会社プロジェクト・モードが提供する、マニュアル作成・ナレッジマネジメントツールです。共有した情報を一元管理できるため、ナレッジやノウハウの属人化を防ぎます。高い検索機能で共有した情報を見つけやすい特徴があり、社内外での情報共有に役立ちます。
特徴・機能
- 高性能エディタとテンプレートによって簡単に社内マニュアルを作成
- ワードやエクセルなどのファイル内も検索できる検索機能
- 動画の共有機能
- 編集履歴の自動記録
- マニュアルの活用状況をレポートとして出力
- 共有範囲を柔軟に設定できるアクセス制限
- ツリー構造かつタグにも対応した分かりやすい情報整理
- ファイルや外部データの共有
- 各種チャット連携
- パソコン/スマートフォン/タブレットに対応
- ユーザー数に対応した料金設定で、見るだけのユーザーであれば無料
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- 初期コスト:0円
- ランニングコスト(月額):4,800円~
運営会社 | 株式会社プロジェクト・モード |
URL | https://notepm.jp/ |
Notion
Notion Labsが提供する「Notion」は、自由度の高いナレッジマネジメントツールです。社内Wikiやメール、プロジェクト管理を集約しているため、従業員全員のわースペースとして活用できます。メモ取りや検索、ワークフローの構築といったひと手間をAIがサポートする機能も充実しているので、社内コミュニケーションの充実とともに業務の効率化も実現できるでしょう。
特徴・機能
- ToDoやアイデア、計画、リマインダーをまとめられるメモ機能
- プロジェクトやタスクの管理ができるデータベース機能
- Web上で共有、一般公開Webサイトを作成できる共有機能
- Notion内のデータベースの捜査を自動化
- 個別やグループでの会話ができるチャット機能
- スマートフォンにも対応
- チャット/メールでのサポート
- フリーテキスト/タグによる検索機能
- PDF形式/CSV形式でのデータエクスポート機能
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり(フリープラン)
- ランニングコスト(月額)
フリー:0円
プラス:1,650円~
ビジネス:2,500円~
エンタープライズ:要お問い合わせ
運営会社 | Notion Labs |
URL | https://www.notion.so/ja/product |
oVice
oVice 株式会社が提供する「ovice」は、オンライン上で行われる社内コミュニケーションの最大化を目的とするコミュニケーションツールです。従業員一人ひとりのアバターを使用したバーチャルオフィスで、実際にその場で会話しているかのようなスムーズなやり取りが可能になります。
特徴・機能
- バーチャルオフィス/アバターを使用したコミュニケーション
- 自然な会話を助ける「肩ポン」「呼びかけ」機能
- ステータスの切り替えで業務に集中可能
- AI技術「Krisp」を用いたノイズキャンセリング機能
- 複数の画面を同時に共有可能
- リアルタイムな文字起こしや画面録画で議事録の作成が可能
- バーチャルオフィスのスペース全体へ音声を届けることが可能
- 個室環境を作り、音声の届く範囲を制限可能
- 外部サービスとの連携
- スマートフォンでの使用が可能
- 日本語/英語/韓国語の3カ国語に対応
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- ランニングコスト(月額)
フリー:0円
Entry-S:7,315円
Entry-M:27,316円
運営会社 | oVice 株式会社 |
URL | https://www.ovice.com/ja |
LIVEWORK
「LIVEWORK」は株式会社ライブリンクスが提供する、テレワークの問題解決・快適化を目指すバーチャルオフィスです。テレワークであっても他の従業員の顔を見ながら業務に取り組めるため、社内コミュニケーションの活性化や業務の効率化、パフォーマンスの向上が期待できます。
特徴・機能
- 新人からベテランまで使いやすいシンプルな操作性
- パソコンのカメラで撮影された写真を共有し、いつもの顔ぶれを再現するワーカービュー機能
- 無料の音声通話/ビデオ通話/PTT(Push To Talk)/グループ通話
- カジュアルに会話ができるチャット機能
- 在籍状況が分かるアクティビティログ機能
- 在籍状況やステータスの管理
- 暗号化された通信で、サーバーには通信が保存されないセキュリティの高さ
- チームやプロジェクトごとにメンバーを選定し、トークルームを作成可能
- 従業員のスキルや趣味、特技などを記載し社員同士の交流をサポート
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- ランニングコスト(月額)
ベーシック:5,478円
ビジネス:10,780円
ビジネスプラス:21,560円
エンタープライズ:要お問い合わせ
運営会社 | 株式会社ライブリンクス |
URL | https://livework.site/ |
ザ社内報
株式会社ベクトルが提供する「ザ社内報」は、企業のインナーブランディングをサポートするツールです。ブログのように誰でも簡単に企業理念やビジョンの浸透、ナレッジを共有できます。投稿にはいいね!ボタンやコメントを投稿でき、双方向の社内コミュニケーションが活性化します。
特徴・機能
- 直感的で使いやすいUIで簡単に社内報を作成可能
- 「いいね!」ボタンやコメント投稿、アンケート機能で双方向のコミュニケーションを実現
- アクセス分析ツールの使用でコンテンツへの反響を記事別/社員属性別に分析
- 動画の埋め込みが可能
- キーワード/タグを用いた検索機能
- 人気記事ランキング表示や閲覧数表示
- 公開日時や期間の予約機能
- ログイン承認/IPアドレスの制限による強固なセキュリティ対策
- スマートフォンでの利用が可能
料金プラン
- 無料トライアルの有無:要お問い合わせ
- 費用:要お問い合わせ
運営会社 | 株式会社ベクトル |
URL | https://the-shanaiho.com/ |
Strap
株式会社グッドパッチが提供する「Strap」は、複数のツールを使い分けることなく日常の業務を全て集約し、タスク管理から資料作成までオンラインで完結できるツールです。ホワイトボードのように共有したい内容を書き残したり、フローを図解したりできるので、オンライン上でも迅速かつ正確な情報連携が可能です。職種や部署、チームを超えたコミュニケーションを図れるでしょう。
特徴・機能
- 複数のツールを使用せず、情報を一つに集約可能
- 業務フローや相関性を簡単にビジュアル化
- タスクの作成や担当、プロジェクトを一括で管理可能
- テンプレートを使用してコンテンツの作成が可能
- PowerPoint・Keynoteへ書き出し対応
- AIによる自動作図/音声書き起こし
- Googleアカウントでのログイン
- URLでの共有が可能
- クラウドセキュリティの国際規格、ISO27017の認証を取得した万全のセキュリティ体制
- 希望制によるハンズオンセミナーの実施
料金プラン
- 無料トライアルの有無:あり
- 費用:要お問い合わせ
運営会社 | 株式会社グッドパッチ |
URL | https://product.strap.app/ |
社内コミュニケーションツール導入のメリット
ここでは、社内コミュニケーションツールを導入することで得られる主なメリットを4つご紹介します。
企業全体で業務を効率化できる
社内コミュニケーションツールを導入すれば、社内全体の業務効率化を図れます。メールの場合だとあいさつや前置きなど形式に従った文章作成が必要で、最も伝えたいことが何なのか伝わりにくい場合があります。その点チャットやコメントであれば、挨拶文や宛先や署名の記入も不要で形式にこだわらなくても良いので、短時間でカジュアルなやり取りが可能です。
さらに社内全体で統一したツールを使用すれば、チームや部署にかかわらず情報共有や進捗の確認がスムーズになるでしょう。外出先からでもデータを送信できるため、オフィスに戻る手間をかけずに重要な情報をすぐに確認できます。
働き方の多様化に対応できる
クラウド型の社内コミュニケーションツールなら、時間や場所を選ばずにやり取りが可能です。そのためテレワークやフレックス制といった働き方の多様化に対応したり、地方や海外にいる従業員や外回りの多い従業員と簡単に情報共有できたりします。
対面会議の回数を減らしコストが削減できる
ビデオやチャット機能を活用することで、対面会議の回数を減らせることもメリットの一つです。対面会議の場合は資料作成や印刷、会議室の準備、交通費など、さまざまなコストが発生します。同じ時間・場所に参加者が集まらなければならないため、移動時間を含む時間的コストもかかります。しかしオンラインの会議なら場所を問わずに参加できるため、先述したようなコストを大幅に削減できます。
またチャットのログを議事録代わりにしたりビデオの音声をAIで文字起こししたりすることも可能なので、参加者が議事録を取る必要がなく、全員が会議に集中できることもメリットでしょう。
進捗状況を把握しやすく、マネジメントが容易になる
コミュニケーションツールを導入すれば、チームや部署単位で業務の進捗や情報共有が簡単になります。形式に沿ったメールや報告書を作成することなく、気軽に進捗報告できます。
また口頭での報告のように相手の状況を見極めて話しかける必要がないので、報告をする側もされる側もストレスの少ないやり取りが可能です。管理職がチーム全体の動きを把握しやすくなり、マネジメントが容易になるでしょう。
社内コミュニケーションツール導入のデメリット
社内コミュニケーションツールを導入する際に、懸念されるデメリットを5つご紹介します。
初期導入時に社内教育コストがかかる
ツールを導入後、社員が操作に慣れるまで、時間的・金銭的な教育コストが発生します。ITリテラシーは従業員によって差があるため、全員がツールを使いこなせるようになるには、研修や教育が欠かせません。導入時につまずいてしまうと、一部の従業員しかツールを使用できず作業の属人化やツールの利用断念という結果に陥ってしまう可能性があります。
そのためツールの導入時は、あらかじめマニュアルを作成する、習熟度に合わせた研修・説明会を開催する・相談窓口を設けるといったサポートや教育体制を準備しておくことが重要です。
余計なコミュニケーションが増えてしまう
コミュニケーションツールを使用すると、かえって無駄なやり取りが増えてしまう可能性があることにも注意が必要です。文字だけでのやり取りは、相手の気持ちや意図が伝わりにくく誤解やトラブルにつながりやすいからです。
また頻繁に通知が来ることで、作業の手を止めてチャットを確認する回数が増え、集中力が途切れてしまう恐れもあります。コミュニケーションツールを導入する際は、ツールの利用目的やルールを周知し、無駄なコミュニケーションの増加を防ぎましょう。
社員への精神的負担が大きくなることがある
コミュニケーションツールの活用は手軽に連絡ができる反面、仕事終わりや休日など業務時間外にも通知が飛んでしまい業務とプライベートの境目があいまいになりやすいという点に注意が必要です。通知や連絡が来るたびに「いつでも対応しなければ」とプレッシャーやストレスを感じてしまうため、従業員へ過度な精神的負担がかかってしまう恐れがあります。
このような負担を軽減するためにも、業務とプライベートのツールを使い分けたり、業務時間外の通知を制限したりする仕組みづくりが大切です。
情報漏洩するリスクがある
コミュニケーションツールを活用すると、顧客や社内の重要な情報が外部漏洩するリスクが高まります。顧客や取引相手、外注先をツールに招待する際は十分に注意しましょう。
少しでもリスクを下げるためには、従業員に対して十分なセキュリティ教育を行うことが大切です。また情報保護に関する規約を設け、参加者全員があらかじめ確認した上でツールを使用できる体制を整えることが求められます。
業務効率が低下する恐れがある
コミュニケーションツールをすでに使用している場合、新たなツールを導入することで既存のツールとの重複が生まれ、結果的に業務効率が落ちる可能性があります。
ツール同士の連携ができない場合、両方のやり取りをさかのぼり必要な情報を探しに行く手間も発生するため、情報量に圧倒される従業員もいるでしょう。
業務内容に合わせて最低限のツールを選び、使い分けに関するルールを徹底することが重要です。必要な会話は議事録としてエクスポートしたり、決定事項は整理して別の形で保管したりすれば、業務効率の低下を防げるでしょう。
社内コミュニケーションツールを導入する際の比較ポイント
先述した通り社内コミュニケーションツールと一口に言っても、さまざまな機能や特徴をもつツールがあり、どれを選んだらよいか分からないという方もいるでしょう。ここでは、自社に適したツールを選定するための、比較ポイントをご紹介します。
導入の目的とマッチしているか
自社のコミュニケーションにおける課題を明確化し、機能やサービスが目的に合致しているかどうかを比較・検討しましょう。
情報共有や社内全体のナレッジ体系化を目指すのであれば、社内Wikiツールの導入がおすすめです。活発なコミュニケーションやリアルタイムのやり取りが目的なら、チャット機能の付いたツールが良いでしょう。
「誰に」「どのように」ツールを使用してもらいたいのかを具体的にイメージすると、自社にマッチしたツールを選びやすくなります。目的と併せて実際にツールを使う従業員の性格やITリテラシーに合った仕様かどうかも確認しておきましょう。
必要な機能が搭載されているか
コミュニケーションツールによって、搭載されている機能は異なります。自社の課題を解決するための機能がそろっているかを確認しておきましょう。
導入を検討するに当たってチェックするポイントは、以下のとおりです。
- チャット機能、ビデオ通話の有無
- ストレージ容量
- 資料やチャットの検索性能
- スマートフォン、パソコンへの対応可否
- トラブル発生時のサポート体制
- セキュリティ対策
- 無料トライアル期間の有無
セキュリティ対策とサポート体制が手厚いか
社内の機密情報や個人情報がツール上でやり取りされるため、セキュリティ対策は非常に重要です。データの暗号化やアクセス制限、バックアップ体制などを確認しましょう。また、導入後のトラブルや疑問に手厚く対応してくれるサポート体制の有無も重要なポイントです。問い合わせ形式(電話・メール・チャットボットなど)や専任担当の有無、導入後の改善提案を受けられるかについて、問い合わせてみてください。
まとめ
良好な社内コミュニケーションは業務の効率化や働き方の多様化への対応、コスト削減などが期待できるため、企業経営において重視すべき課題の一つです。しかし自社の目的に合った方法を選ばないと、無駄なコストや従業員の精神的負担の増加といった悪影響につながりかねません。
「社内コミュニケーションを活性化して従業員の働きやすい環境を整えたい」「エンゲージメントの向上や生産性アップを目指したい」という方は、本記事で紹介した比較ポイントを参考にして、自社にマッチした社内コミュニケーションツールの導入を検討してみましょう。
また「どのようなツールがあるのか分からない」という方は、下の比較表の中から気になるツールを3つほど選定し、資料請求や問い合わせをしてみてください。
【比較】おすすめの社内コミュニケーションツール一覧
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サービス名 | 特長 | 費用 | 主な機能 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
お隣オフィス・お隣デスク
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要お問い合わせ | ・拠点間常時接続(ダイレクト接続/クラウド接続) | 有 |
THANKS GIFT |
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要お問い合わせ |
・オリジナル理念コイン ・サンクスカード/ありがとうカード ・ランキング機能 ・福利厚生 ・サービス連携 など |
有 |
Talknote |
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要お問い合わせ |
・ノート ・タスク ・タイムライン ・メール連携 ・スタンプ など |
有 |
TUNAG |
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要お問い合わせ |
・社内掲示板 ・ワークフロー ・タスク依頼 ・社内チャット ・日報 など |
有 |
WowTalk |
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月額360円/1ID~ |
・Wow Talk AI ・匿名相談 ・プッシュトゥトーク ・音声通話 ・共有(掲示板) など |
有 |
Chatwork |
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月額700円/1ユーザー~ |
・チャット ・タスク管理 ・ファイル管理 ・ビデオ/音声通話 ・コンタクト管理 など |
有 |
NotePM |
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月額4,800円~ |
・マニュアル作成 ・検索機能 ・動画共有 ・レポート機能 ・アクセス制限 など |
有 |
Notion |
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月額1,650円/メンバー~ |
・ビルディングブロック ・共同作業用ツール ・AIアシスト ・タスクとToDo ・カスタムビュー など |
有 |
ovice |
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月額8,778円~ |
・ユーザー検索機能 ・チャット ・複数画面の同時共有 ・ステータス切り替え ・リアクション など |
有 |
LIVEWORK |
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月額4,980円~ |
・ワーカービュー機能 ・インスタントトーク機能 ・テキストチャット機能 ・アクティビティログ機能 など |
有 |
ザ社内報 |
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