オフィスコンビニは少人数オフィスでも導入できる？　メリットや選び方を紹介！

オフィスコンビニは、ちょっとした飲み物や軽食を買いに外出する時間を節約できるので、休憩時間をリフレッシュに当てられたり、社内のコミュニケーションを生んだりします。従業員満足度を高める効果があると、福利厚生として実施する企業が増えています。

「うちのオフィスは人数が少ないから難しいかも」「大きな企業だけでしょ」と思われるかもしれませんが、実は少人数のオフィスでも導入可能です。少人数のオフィスでオフィスコンビニを導入するメリットや選び方のポイントを解説します。

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少人数の企業でもオフィスコンビニは導入できる？

結論からいうと、少人数の中小企業でもオフィスコンビニは導入できます。多くのサービスで最低利用人数を設けていますが、10人未満の企業でも利用できるサービスもあるので、どれほど少人数の企業でもオフィスコンビニを導入可能です。

とはいえ、サービスやプランごとに最低利用人数は異なるので、従業員規模によっては一部利用できないサービス・プランなども存在します。自社が人数制限を満たしているか、確認するようにしましょう。

また、1日の最低購入金額や最小ロット数を設定しているケースもあるので、これらも併せて確認が必要です。

少人数のオフィスでオフィスコンビニを導入するメリット

少人数のオフィスでオフィスコンビニを導入すると、主に4つのメリットがあります。少人数ならではのメリットにフォーカスして紹介します。

従業員の満足度が高まり離職率改善につながる

一人の退職が大きな負担となる少人数の企業では、労働環境への不満や退職による人手不足で、一人の退職を契機に退職が続く退職連鎖を引き起こしかねません。そのため職場環境の改善は重要で、従業員満足度を高めることが離職率改善につながります。

オフィスコンビニは手軽に導入できるにもかかわらず、従業員満足度の向上に貢献してくれます。出かけずに軽食や飲み物を購入できる環境が整うことで、移動時間・待ち時間などの無駄がなくなり休憩時間を丸々リフレッシュに当てることが可能です。

特にオフィス周辺に小売店や飲食店が少ない不便な環境の場合、オフィスで買い物できるのは大きなメリットです。

従業員の健康増進につながる

健康志向の商品や栄養バランスの取れた食事も提供できるので、従業員の食生活改善を促進する効果も期待できます。例えば、無添加・自然派の商品を多く取り扱っていたり、栄養バランスを考えたランチ・軽食を提供したりといったサービスがあります。

例えば、周囲に飲食店が少ないオフィスの場合、どうしても従業員の食事内容が偏りがちです。オフィスコンビニで健康的な食生活をサポートできれば、従業員の栄養バランス・体調管理を整えられます。

少人数の企業ほど、体調不良で従業員が休んだ穴の負担は大きいはず。オフィスコンビニを通じて従業員の健康意識を高め、病欠のリスクを軽減することで、業務の安定性向上につながります。

従業員同士の交流を活性化できる

オフィスコンビニは、休憩時間や昼食時に従業員が自然に集まる場所となり、仕事以外の会話が生まれやすくなります。従業員同士の交流を活性化させる効果的な手段です。

例えば、新商品の感想を共有したり、おすすめの組み合わせを教え合ったりと、食事や軽食、お菓子などを介してコミュニケーションが促進されます。また、オフィスコンビニでの買い物という共通の体験が、部署や役職を超えた会話のきっかけになります。

少人数オフィスでは、全員のチームワークが特に重要です。オフィスコンビニを中心とした交流の場ができることで、職場の雰囲気が和やかになり、従業員間の関係性を強化します。日常的な協力体制が整うことで、業務効率の向上にもつながるでしょう。

災害時の非常食・備蓄になる

オフィスコンビニは軽食や飲み物だけでなく、非常食や防災グッズ、日用品なども取りそろえており、災害時の備蓄になります。たとえ防災食ではなくても、食料・飲料が常時ストックされていることで、緊急時にすぐさま活用できます。

そのため、もしもの災害時も従業員の安全を確保できることに加え、事業の継続性も向上させることが可能です。

また、会社が従業員の安全に配慮していると示せるので、信頼関係の構築にもつながります。結果として、離職率の低下や従業員の定着率・帰属意識の向上にも寄与し、少人数オフィスにおける人材確保の課題解決にも貢献します。

少人数のオフィスで使うオフィスコンビニを選ぶ際のポイント

少人数のオフィスで導入するオフィスコンビニを選ぶ際は、3つのポイントを押さえておきましょう。それぞれ詳しく解説します。

利用可能人数を確認する

オフィスコンビニでは、導入条件として最低利用人数が決まっているケースがほとんどです。もしくは1日の最低利用者数・購入金額や最小の注文ロット数が設定されているケースもあります。

1日300人以上の利用者が条件となるサービスなどもあるので、導入したいと思える優良サービスを見つけても、必ずしも導入できるとは限りません。10人未満のオフィスでも導入できるサービスはあるので、まず自社が利用可能人数を満たしているか確認してください。

また、商品の補充頻度や在庫管理方法についても確認しましょう。利用可能人数が少ない場合、商品の回転率が低くなる可能性があるので、少人数でも効率的に運用できる柔軟な補充システムや在庫調整が可能なサービスがおすすめです。

オフィスに設置できるスペースがあるか確認する

オフィスコンビニに必要な、冷蔵庫や商品棚、自販機などの設備を設置するスペースを確保できるか確認しましょう。

無理に設置して邪魔になると、仕事の効率が悪くなったり災害時に避難しにくかったりと弊害が生まれるでしょう。壁際や休憩スペースの一角など、従業員の動線を妨げない場所が理想的です。

小規模オフィスの限られたスペースでも、設置できる省スペースなサービスを選ぶ必要があります。商品を並べるスペースだけでなく、商品の補充や管理のための作業スペースも考慮に入れます。

また、電源を確保できるかも忘れずに確認しましょう。冷蔵庫や電子レンジ・電気ケトルなどを設置できれば、商品ラインナップの幅も広がります。

利用しやすい決済方法か確認する

オフィスコンビニの商品に対して、従業員がどのような方法で支払うと利用しやすい・管理しやすいのか確認しましょう。

多くのサービスが、現金決済・キャッシュレス決済に対応しています。少人数のオフィスの場合、キャッシュレス決済がおすすめです。現金決済は釣銭の用意が必要だったり売り上げを把握する必要があったりと、運用・管理に手間がかかるため、少人数オフィスでは大きな作業負担になりかねません。

対して、QRコード決済や交通系ICカードといったキャッシュレス決済であれば、売上は自動集計されるため手間いらずで、計算ミス・決済ミスなどのヒューマンエラーも防げます。従業員が日常的に使っている決済方法を採用すると、利用されやすくなるでしょう。

まとめ

オフィスコンビニは、社外へ出ることなく軽食やおやつ、飲料が手軽に購入できます。従業員満足度を高め、健康増進や交流の活性化などにもつながるとして、人気の福利厚生の一つです。

特に少人数のオフィスでは、一人の従業員の退職・欠席が大きな穴となりがちです。オフィスコンビニの導入は、こうした穴を未然に防ぐことにつながります。とはいえサービスの種類が多く、どれが自社に適しているか比較しにくくなっています。

そこで会社の規模や従業員のニーズ、導入目的によって自社に合うオフィスコンビニを選べる「【2024年最新比較表あり】おすすめのオフィスコンビニ比較12選」をご覧ください。比較表で一覧できるようになっているので、自社に合うサービスを見つけやすくなっています。


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