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SFA JOURNAL by ネクストSFA

【2024年最新比較表あり】おすすめのオフィスコンビニ比較11選

【2024年最新比較表あり】おすすめのオフィスコンビニ比較11選

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

オフィスコンビニは福利厚生の一つとして人気のあるサービスです。福利厚生サービスの中では、比較的予算が少なくても導入しやすいサービスですが

  • どのようなオフィスコンビニを選べば良いのか分からない
  • 社内に余ったスペースが少ないので、導入できるか不安
  • 導入や管理に手間がかかるものは避けたい

とお悩みの方もいるでしょう。

一口にオフィスコンビニといってもさまざまなサービスがあり、扱っている食品の種類も異なります。また設置に必要なスペースや設備も異なり、陳列や賞味期限管理が自社で必要かどうかもサービスによるので、導入を検討する際は複数のサービスを比較して、自社に合うものを選ぶことが大切です。

本ページでは人気の高いオフィスコンビニ11選を、比較できる形でご紹介します。会社の規模や従業員のニーズ、導入する目的によって自社に合うオフィスコンビニは変わってくるため、ぜひ本記事をサービスの比較・検討にお役立てください。

この記事の目次はこちら

オフィスコンビニとは?

オフィスコンビニとは社内に陳列棚や冷蔵庫、冷凍庫、自動販売機を設置し、お菓子や軽食、飲料などを従業員が購入できるサービスのことです。

中小企業やオフィス周辺にコンビニエンスストアやスーパーがない企業・事業所を中心に、導入が進んでいます。わざわざ社外に出なくても食品や飲料が購入できるため、忙しい従業員をサポートできると人気が高いサービスです。

オフィスコンビニが注目される背景

オフィスコンビニが注目されている背景には、企業が福利厚生を重視するようになったことが挙げられます。

少子高齢化の今、既存の従業員の離職防止や新たな人材確保は、多くの企業が抱える課題です。福利厚生が充実している企業は従業員の満足度を高めやすく、求職者へのアピールにもなるため、福利厚生を充実させる企業が増えてきました。

同時に新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着き、従来のようにオフィスに出勤する働き方に戻す企業も増えてきたことで、福利厚生の中でも人気が高い社員食堂やお弁当型の社食サービスなど、食に関する福利厚生を手厚くしている企業は多いです。

しかし中小企業の場合、予算やスペースの問題で、社員食堂やお弁当型の社食サービスなどの導入が難しいケースも少なくありません。そこで手軽に導入でき、運用や管理の手間もかかりにくいサービスとして、オフィスコンビニが注目を集めています。

おすすめのオフィスコンビニ一覧

ここからはおすすめのオフィスコンビニ11選をご紹介します。

管理栄養士監修の商品で健康経営を推進「オフィスでごはん」

主な商品主食、お惣菜
対象エリア全国
費用要お問い合わせ
無料トライアル有(試食のみ)

オフィスでごはんは、株式会社 KOMPEITOが運営しているサービスです。

管理栄養士が監修した主食やお惣菜などのラインナップがあり、社食代わりに利用できます。30種類以上のバリエーションの食品が届けられ、毎月25品の商品が入れ替わるので、従業員が飽きずに食事を楽しめるでしょう(※)。定食のように商品を組み合わせたり、いつものお弁当に1品プラスしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

※参考:OFFICE DE YASAI.「オフィスでごはん」.https://www.officedeyasai.jp/plan/gohan/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 定期的に商品が届き、賞味期限管理もしてもらえる(一部エリアを除く)
  • 専用アプリを使った決済が可能
  • 冷蔵庫・冷凍庫はレンタルなので、設備購入費用を抑えられる

こんな企業におすすめ

  • 従業員の食生活をサポートしたい企業
  • 冷蔵庫や冷凍庫の設置スペースが確保できる企業
  • キャッシュレス決済可能なサービスを導入したい企業
提供会社株式会社 KOMPEITO
サービスサイトURLhttps://www.officedeyasai.jp/plan/gohan/

独自の冷凍技術でいつでも焼きたてパンが食べられる「パンフォーユーオフィス」

主な商品パン
対象エリア全国
費用要お問い合わせ
無料トライアル有(試食のみ)

パンフォーユーオフィスは、株式会社パンフォーユーが運営しているサービスです。

毎月全国各地のパン屋さんから、1つ100円で購入できるパンが届きます。独自技術で冷凍されたパンなので、いつでも焼きたてのおいしさが味わえるのが特長です(※)。運用サポートが万全なため、担当者の手間を軽減して運用できます。

※参考:PAN for YOU.「トップページ」.https://office.panforyou.jp/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 初期費用・解約費用がないので、手軽に始められる
  • 各種電子マネーやクレジットカード払いが可能
  • 自社に合ったプランの相談に応じてくれる

こんな企業におすすめ

  • 朝食や間食として手軽に食べられる商品を導入したい企業
  • いつでも解約できるサービスを選びたい企業
  • 多様なキャッシュレス決済に対応しているサービスを導入したい企業
提供会社株式会社パンフォーユー
サービスサイトURLhttps://office.panforyou.jp/

災害用の備蓄としても最適なラインナップ「Drink&Snack」

主な商品飲料・お菓子
対象エリア東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県(一部エリアのぞく)
費用商品代のみ
無料トライアル

Drink&Snackは、レップ・グローバルネットワーク株式会社が運営するサービスです。

飲料とお菓子の多彩なラインナップがあり、人気ブランドの商品から50円から購入できるお手頃商品も充実しています(※)。セールスドライバーが商品補充や代金回収を行ってくれるので、陳列や売上管理の手間もかかりません。

※参考:Drink & Snack.「トップページ」.http://oc-tokyoeast.com/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 設備費用・月額費用不要で手軽に導入できる
  • 申し込みから最短翌日で導入できる
  • 利用が少ない会社でも商品量や配送回数を柔軟に対応してくれる

こんな企業におすすめ

  • コストをかけずに導入できるサービスを探している企業
  • 非常食の備蓄としてオフィスコンビニを導入したい企業
  • できるだけ早くサービスを開始したい企業
提供会社レップ・グローバルネットワーク株式会社
サービスサイトURLhttp://oc-tokyoeast.com/

従業員満足度94%の人気社食サービス「オフィスおかん」(※1)

主な商品主食・お惣菜・汁物・パン
対象エリア全国
費用要お問い合わせ
無料トライアル要お問い合わせ

オフィスおかんは、株式会社OKANが運営しているサービスです。

2サイズの冷蔵庫と自動販売機を用意しているので、自社の規模に合わせて導入できるのがメリットです。配送される食品は管理栄養士が監修しており、1品100円で購入できるため、従業員の負担を軽減しながら健康経営が推進できるでしょう(※2)。

※1 参考:オフィスおかん.「トップページ」.https://office.okan.jp/ ,(参照 2024-09-15).

※2 参考:オフィスおかん.「トップページ」.https://office.okan.jp/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 卓上サイズの小さな冷蔵庫もあるので、設置スペースが確保しやすい
  • 不足しがちな野菜や魚をふんだんに取り入れたラインナップ
  • 従業員のニーズに合わせて商品のリクエストも可能

こんな企業におすすめ

  • 社食代わりになるサービスを導入したい企業
  • 健康経営を推進したい企業
  • 自社の規模に合ったサービスを導入したい企業
提供会社株式会社OKAN
サービスサイトURLhttps://office.okan.jp/

不足しがちな栄養をドリンクで補える「KIRIN naturals」

主な商品飲料
対象エリア全国
費用要お問い合わせ
無料トライアル要お問い合わせ

KIRIN naturalsは、キリンビバレッジ株式会社が運営しているサービスです。

健康経営を推進するさまざまなサービスをパッケージ化しており、オフィスコンビニとして利用できる「ウェルネススタンド」を提供しています。ウェルネススタンドは単体での利用も可能です。栄養豊富なスムージーやプラズマ乳酸菌飲料のラインナップがあり、仕事中の手軽な健康管理をサポートしてくれます。

特長

  • 不足しがちな栄養をしっかり取れる飲料のラインナップがある
  • セミナーや健康特化型プラットフォームなどと組み合わせて健康経営を促進できる
  • 法人であれば1名から導入可能(※)

※参考:KIRIN.「よくあるご質問」.https://k-naturals.jp/faq ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • オフィスコンビニを通して健康経営を促進したい企業
  • 包括的な健康サポートサービスを導入したい企業
  • 少人数でも無理なく導入できるサービスを探している企業
提供会社キリンビバレッジ株式会社
サービスサイトURLhttps://k-naturals.jp/

専用アプリでいつでも商品リクエストができる「TUKTUK」

主な商品ご飯、お惣菜、お菓子、飲料、アイスクリーム
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(一部エリアを除く)
費用要お問い合わせ
無料トライアル要お問い合わせ

TUKTUKは株式会社Relicが運営しているサービスです。

軽食や飲料は300種類以上、ご飯やお惣菜は30〜50種類以上と、まるで本物のコンビニエンスストアのように充実した商品ラインナップになっています(※1)。プランは3つ用意されており、ベーシックプランは定価の25%オフ、プレミアムプランは50%オフで購入できるのでお得です(※2)。

※1 参考:TUKTUK.「トップページ」.https://tuktuk-convenience-stand.com/ ,(参照 2024-09-15).

※2 参考:TUKTUK.「トップページ」.https://tuktuk-convenience-stand.com/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • コンビニエンスストアやスーパーで一般的に売られている商品ならリクエストできる
  • チャットによるサポートは24時間365日対応可能(※)
  • スマートロックとカメラによる遠隔監視で、運用のリスクを軽減できる

※参考:TUKTUK.「トップページ」.https://tuktuk-convenience-stand.com/ ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • 従業員のニーズに合った商品をそろえたい企業
  • 豊富な商品ラインナップがあるサービスを導入したい企業
  • セキュリティが整っているサービスを導入したい企業
提供会社株式会社Relic
サービスサイトURLhttps://tuktuk-convenience-stand.com/

必要なときに好きなだけ注文できる「おふぃすこんびに」

主な商品お菓子、飲料、食品
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、奈良県(一部エリアを除く)
費用一度の注文16,000円以上(冷蔵庫1台につき)
無料トライアル

おふぃすこんびには、株式会社スリーピースが運営するサービスです。

好きなときに好きな商品を好きなだけ注文でき、最短3営業日で配送してもらえるので、商品のストックがなくなる心配がありません(※)。有名メーカーの人気飲料やお菓子、食品に加えて、従業員の話のタネになる高品質の国内外の商品も扱っているため、社内コミュニケーションの活性化にも役立つでしょう。

※参考:おふぃすこんびに.「おふぃすこんびにとは」.https://www.office-conveni.com/services/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 省スペースな専用小型冷蔵庫やセキュリティツールを無料貸し出し
  • 契約期間の縛りがないので、お試しでも始めやすい
  • 請求書払いの場合、利用額に応じて最大10%の割引が受けられる(※)

※参考:おふぃすこんびに.「おふぃすこんびにとは」.https://www.office-conveni.com/services/ ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • 社内コミュニケーションに課題を抱える企業
  • コストを抑えて導入できるサービスを導入したい企業
  • お試し感覚でサービスを導入したい企業
提供会社株式会社スリーピース
サービスサイトURLhttps://www.office-conveni.com/

ニーズに合わせて食品・飲料以外の商品にも対応可能「Store600」

主な商品お菓子、飲料、贈答品、生活用品
対象エリア要お問い合わせ
費用要お問い合わせ
無料トライアル要お問い合わせ

Store600は600株式会社が運営するサービスです。

オフィスはもちろん、マンションのラウンジなどにも導入されている無人コンビニサービスで、お菓子や飲料だけでなく、贈答品や生活用品といった商品にも対応してくれます。商品の陳列棚はスマートロックで常に施錠されているため、セキュリティ対策も万全です。

特長

  • キャッシュレス決済に対応している
  • ニーズに合わせてさまざまなリクエストに対応してくれる
  • オフィスの雰囲気を崩さないおしゃれなデザインの陳列棚を用意

こんな企業におすすめ

  • セキュリティがしっかりしているサービスを導入したい企業
  • 食品・飲料以外の商品も取り入れたい企業
  • キャッシュレス決済に対応したサービスを選びたい企業
提供会社600株式会社
サービスサイトURLhttps://600.jp/store600

小規模事業者向けの定額プランあり「ミニストップポケット」

主な商品食品、お菓子、飲料
対象エリア定額プラン・ベーシックプラン:関東・大阪府・名古屋市・仙台市プレミアムプラン:関東
費用設置費用 0円定額プラン:月額50,000円(税抜)~ベーシックプラン:月額費用なしプレミアムプラン:要お問い合わせ(※1)
無料トライアル

ミニストップポケットは、ミニストップ株式会社が運営するサービスです。

有名メーカーの人気商品からミニストッププライベートブランドの商品まで、豊富な商品バリエーションがあります。従業員数100人以上を対象としたベーシックプランや、500人以上のプレミアムプランに加え、小規模な事業者向けの定額プランもあるので導入しやすいです(※2)。

※1 参考:MINI STOP pocket.「定額プラン」.https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/oyatsuplus-select/ ,(参照 2024-09-15).

※2 参考:MINI STOP pocket.「ミニストップポケット」.https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • セルフレジで簡単にキャッシュレス決済ができる
  • 定額プランやベーシックプランは、約1000点の商品ラインナップがある(※1)(※2)
  • ベーシックプランなら月額料金は無料(※3)

※1 参考:MINI STOP pocket.「定額プラン」.https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/oyatsuplus-select/ ,(参照 2024-09-15).

※2 参考:MINI STOP pocket.「取り扱い商品」.https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/basic/item_basic/ ,(参照 2024-09-15).

※3 参考:MINI STOP pocket.「ベーシックプラン」.https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/basic/ ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • 自社の規模に合ったサービスを導入したい企業
  • 品ぞろえ豊富なサービスを選びたい企業
  • キャッシュレス決済対応のサービスを導入したい企業
提供会社ミニストップ株式会社
サービスサイトURLhttps://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/

コストも負担も軽減できる手軽なオフィスコンビニ「オフィスグリコ

主な商品お菓子、飲料、アイスクリーム
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、広島県、福岡県(一部地域除く)
費用商品代金のみ
無料トライアル

オフィスグリコは、江崎グリコ株式会社が運営しているサービスです。

設置費用や月額費用がかからず、商品代金だけでオフィスコンビニが運用できます。約10万の拠点で導入実績があり、数名規模の企業から大企業まで柔軟な対応が可能です(※)。運用はサービススタッフが代行してくれるので、手間もかかりません。

※参考:glico.「office glico」.https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 小腹を満たせる商品ラインナップ
  • 申し込みから2週間程度で導入可能(※)
  • キャッシュレス決済にも対応できる

※参考:glico.「office glico」.https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/ ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • コストを抑えてサービスを導入したい企業
  • 担当者の負担を軽減したい企業
  • 自社の規模に合ったサービスを選びたい企業
提供会社江崎グリコ株式会社
サービスサイトURLhttps://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/

従業員300人以上におすすめのオフィスコンビニ「セブン自販機」

主な商品食品、飲料
対象エリア全国
費用月額 10,000円(税抜)(※1)
無料トライアル要お問い合わせ

セブン自販機は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが運営しているサービスです。

毎日1回以上近隣のセブンイレブンから商品が配送され、オフィスから出なくてもセブン-イレブンに並んでいる商品と同じ商品をいつでも購入できます(※2)。期限切れになると自動販売機が自動で販売停止になるので、賞味期限管理の手間も必要ありません。

※1 参考:セブン-イレブン.「セブン自販機」.https://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/ ,(参照 2024-09-15).

※2 参考:セブン-イレブン.「セブン自販機」.https://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/ ,(参照 2024-09-15).

特長

  • 1日の就業者が300人以上の企業を対象としている(※)
  • 設置費用やメンテナンス費用がかからない
  • nanacoや交通系電子マネーによる決済が可能

※参考:セブン-イレブン.「セブン自販機」.https://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/ ,(参照 2024-09-15).

こんな企業におすすめ

  • 管理の手間なく導入したい企業
  • コンビニを利用する従業員が多い企業
  • 300人以上の従業員がいる企業
提供会社株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
サービスサイトURLhttps://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/

オフィスコンビニを導入するメリット

オフィスコンビニを導入すると、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか。5つのメリットをご紹介します。

従業員満足度の向上が期待できる

オフィスコンビニを導入するメリットの一つは、従業員満足度の向上が期待できることです。

福利厚生にはさまざまなものがありますが、中でも食に関する福利厚生は多くの従業員のニーズを満たしやすく、喜ばれやすい傾向にあります。ちょっと小腹が空いても「外に買いに出るのは面倒」とやり過ごしてしまう人は少なくありませんが、オフィスコンビニがあればいつでもお腹が満たせるため、従業員満足度が向上しやすいです。

従業員満足度が向上すれば、従業員エンゲージメント向上や離職防止につながります。

社内のコミュニケーションが活性化する

社内のコミュニケーションが活性化することも、オフィスコンビニを導入するメリットです。

オフィスコンビニを設置し、ちょっとした食事ができるスペースがあれば、利用する従業員の間で自然と会話が生まれやすくなります。共通の話題がなくても「それおいしかった?」「これがおいしいよ」と、商品に関する話題から会話が始まる可能性も高いでしょう。

オフィスコンビニを通して社内のコミュニケーションが活性化すれば、部署間の連携がスムーズになったり新たなアイデアが生まれたりする可能性があります。

生産性の向上につながる

生産性の向上につながることも、オフィスコンビニを導入するメリットの一つです。

オフィス外に食事を買いに出ると休憩時間が短くなってしまいますが、社内で食事が購入できればしっかりと休憩できるため、モチベーションがアップして生産性向上に期待ができます。オフィスコンビニがあれば空腹に耐える必要がなくなって集中力が維持しやすくなるので、より効率的に仕事ができるでしょう。

またオフィスコンビニの中でも健康に配慮したサービスであれば、健康経営促進にもつながります。少子高齢化や人材不足が課題となっている今、限られた人材で生産性を向上するには、今ある労働力の維持が欠かせません。オフィスコンビニで従業員の健康をサポートすれば、病欠や休職による労働力減少を防げます。

企業のイメージアップになる

オフィスコンビニの導入は、企業のイメージアップにもなります。

求職者が求人情報をチェックする際、福利厚生に注目するケースは多いです。前述した通り食事補助は福利厚生の中でも人気が高いため、福利厚生としてオフィスコンビニを導入すれば、企業のイメージアップになり、優秀な人材を確保しやすくなるでしょう。

またオフィスコンビニを通して健康経営に取り組むと、求職者だけでなくステークホルダーなどからのイメージもアップしやすいです。

非常時の備蓄にもなる

非常時の備蓄になることも、オフィスコンビニを導入するメリットと言えるでしょう。

昨今巨大地震が起こる危険性が話題となっていますが、万が一従業員がオフィスにいる間に地震が起こった際、オフィスコンビニの商品は非常食として活用できます。非常食を用意していても「いつの間にか期限が切れていた」という失敗は起こりがちですが、オフィスコンビニなら定期的に食品が補充されるので、賞味期限切れになるリスクもありません。

オフィスコンビニを導入する際の懸念点

オフィスコンビニを導入する際の懸念点をご紹介します。導入を考えているのなら、これからご紹介する4つの懸念点を把握しておきましょう。

コストがかかる

オフィスコンビニの購入にはある程度のコストがかかります。

サービスによってどのようなコストが発生するかは異なりますが、導入・運用には初期費用や設備購入費、月額費用、電気代などがかかるので、予算を踏まえて検討することが大切です。

また福利厚生としてオフィスコンビニを利用する場合、「従業員が食費の半分以上を負担すること」と「企業が社員1人に対して負担する費用が1カ月当たり3,500円(税抜)以下」という条件を満たさなくてはなりません(※)。従業員にも料金の負担が発生するため、導入時は理解を得ておく必要があるでしょう。

※参考:国税庁.「No.2594 食事を支給したとき」.https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2594.htm ,(2023-04-01).

設置スペースが必要になる

オフィスコンビニの導入には、設置スペースが必要になります。

どのようなサービスを利用するかにもよりますが、導入前に必要なスペースを確保しておかなければなりません。冷蔵庫や冷凍庫、自動販売機を使用するサービスの場合は、コンセントも必要です。

ただし卓上サイズの設備で導入できるサービスもあるため、それほど広いスペースがなくても導入できる可能性はあります。

管理業務が発生する

オフィスコンビニを導入すると、管理業務が発生します。

発注や商品陳列、賞味期限管理などが発生することがあるので、担当者を決めておく必要があるでしょう。また現金払いの場合は、集金管理も必要になる可能性があります。

ただしサービス提供会社のスタッフが配送や陳列、賞味期限管理を行ってくれるオフィスコンビニも多いです。定期発送のサービスやキャッシュレス決済が可能なサービスも多いため、福利厚生サービスの中では比較的手間はかかりません。

セキュリティ面の対策が必要になる

オフィスコンビニを導入する際は、セキュリティ面の対策も必要です。

サービス提供会社のスタッフが陳列や賞味期限管理などを行ってくれる場合、定期的に外部の人が出入りすることになります。死角になる場所を避けるなど、設置場所の工夫が必要になるでしょう。

また社内で未払いや現金の盗難が発生する可能性もあるので、利用のルールを明確にして周知徹底することが大切です。キャッシュレス決済が可能なサービスを選ぶと、現金の盗難は防げます。

オフィスコンビニを選ぶポイント

導入するオフィスコンビニを選ぶ際は、これからご紹介する7つのポイントを押さえておきましょう。

商品の種類

サービスを選ぶ際は、導入目的に合った商品ラインナップのものを選びましょう。

サービスによってどのような商品を扱っているのかは異なります。健康志向の商品を中心としたもの、お惣菜が多いもの、手軽に食べられる軽食やお菓子が多いものなどがあるので、目的を踏まえて自社に合わせて選ぶことが大切です。

商品の価格帯

商品の価格帯も、サービスを選ぶ際に注意したいポイントです。

手軽に購入しやすい価格帯のものを選んでおくと、従業員にオフィスコンビニの利用を促進しやすいです。商品の価格とラインナップの豊富さ、商品の質などのバランスが取れたものを導入すると良いでしょう。

決済方法

サービスを選ぶ際は、決済方法をチェックしておくことも重要です。

管理の手間や盗難のリスクを軽減するなら、現金ではなくキャッシュレス決済が可能なサービスがおすすめです。ただしキャッシュレス決済といっても、サービスによってクレジットカードや電子マネーなど対応している決済方法が異なるので、どのような決済方法があるかを確認しましょう。

導入費用・月額費用

導入費用や月額費用もサービスを選ぶ際に確認しておきたいポイントです。

導入費用や月額費用はサービスによってさまざまです。予算を考慮し、無理なく導入できるものを選びましょう。サービスによっては導入費用がかからないものもありますが、その分月額費用や設備レンタル料が高額な場合もあるので注意が必要です。

必要な設置スペース

サービスを選ぶ際は、設備の設置に必要なスペースも確認しておきましょう。

サービスによってどの程度の設置スペースが必要なのかは異なり、同じサービスでも複数の設備サイズを用意しているケースもあります。設備の正確なサイズを確認して、必要なスペースが確保できるかを確かめましょう。また電気を使用する設備の場合は、コンセントの位置も確認が必要です。

対応エリア

サービスの対応可能エリアも、必ず確認するようにしてください。

多くのサービスは全国対応していますが、全国対応している場合でも一部の地域は宅配便による配送のみというケースがあります。宅配便での配送の場合、商品の陳列や賞味期限管理は自社で行わなければなりません。

トライアルの有無

トライアルの有無も、サービスを選ぶ際に確認しておきましょう。

一定期間のトライアルがあれば、従業員の反応や管理の手間などがチェックできるので、本格導入するかを決める際の判断材料になります。中には無料トライアルがあるサービスもあるため、活用してみましょう。

また一定期間のトライアルがない場合でも、無料で試食を行っているサービスもあるので、味を試して従業員の反応をチェックするのも一つの方法です。

まとめ

オフィスコンビニは手軽に導入しやすく、従業員の満足度や生産性を高めやすいサービスです。福利厚生として導入すれば離職防止や優秀な人材の確保にもつながります。また今注目をされている健康経営を促進できるサービスも多いです。

オフィスコンビニにはさまざまなサービスがあり、商品のバリエーションや費用、管理のしやすさが異なるので、導入する際はご紹介したサービスの特長やオフィスコンビニを選ぶポイントを参考に、自社に合ったサービスを検討してみてください。

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