オフィスでの“間食”が生産性を変える!社員の集中力と健康を支える新しい福利厚生とは
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
「ちょっと一息」が、生産性を大きく変える――。
近年、オフィスでの“間食”が単なるおやつタイムではなく、社員の集中力・モチベーション・健康を支える新しい福利厚生として注目されています。
間食を上手に取り入れることで、血糖値の乱高下による集中力の低下を防ぎ、ストレス軽減やチーム内コミュニケーションの活性化にもつながります。
本記事では、オフィスでの間食がもたらす効果や注意点をはじめ、「置き菓子」「オフィスコンビニ」など今すぐ導入できるサービス事例まで詳しく紹介。
働きやすい環境づくりの新定番として、“お菓子×生産性”の関係を探ります。
【比較】おすすめのオフィスコンビニ一覧
scroll →
| サービス名 | 特長 | 費用 | 対応地域 | 主な商品 |
|---|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
|
|
初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
日本全国 | おやつ コーヒー プロテインバー おつまみ そうざい など |
オフィスで野菜
|
|
要お問い合わせ ※冷蔵庫・備品レンタル無料 ※2か月間は月額費用0円(5名以上の利用者が対象) ※送料無料の試食セットあり |
日本全国 | 新鮮なサラダ・フルーツ 手作りのお惣菜など |
オフィスコンビニTUKTUK
|
|
要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
TUKTUK(自社配送):東京都・神奈川・埼玉・千葉(一部) TUKTUKmini(郵送):全国 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなど ※商品は300種類以上 |
Office Stand By You
|
|
要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
日本全国 |
常温保存可能なスープの提供 ・1/3日分の野菜を使ったミネストローネ ・魚介と野菜たっぷりのクラムチャウダー など |
| オフィスでごはん |
|
要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・主食 |
| パンフォーユーオフィス |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・パン類 |
| Drink&Snack |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
東京・大阪が中心 | ・飲料水やコーヒー ・カップヌードル類 ・お菓子などの軽食類 |
| オフィスおかん |
|
要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・副菜 ・軽食 |
| KIRIN naturals |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・野菜と果実のスムージーなどのドリンク |
| おふぃすこんびに |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・飲料水 ・軽食 ・カップヌードル類 |
| Store600 |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | - |
| ミニストップポケット |
|
要お問い合わせ ※定額プランあり |
関東/大阪/名古屋/仙台 | ・菓子 ・飲料 ・食品 ・雑貨 ・冷蔵食品 |
| オフィスグリコ |
|
要お問い合わせ ※設置費用、ランニングコスト0円 |
東京 / 神奈川/ 埼玉/ 千葉 愛知 大阪/ 京都/ 兵庫 広島 福岡 |
・菓子 ・飲料 ・アイスクリーム |
| セブン自販機 |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 商品内容は運営を担当する加盟店と相談の上、設置場所に合わせてカスタマイズ |
| SHINKO STORE(心幸ストア) |
|
要お問い合わせ | 日本全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 ・雑貨 |
| オフめし |
|
初期費用:20,000円 基本利用料:6,000円/月 |
日本全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 ・雑貨 |
| オフィスオアシス |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
東京・大阪など |
・飲料 ・お菓子 ・食品 |
| ボスマート |
|
初期費用:0円 月額費用:0円 |
日本全国 |
・食品 ・お菓子 |
| 完全メシスタンド |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
要お問い合わせ | ・食品 |
| 無人売店24 |
|
要お問い合わせ | 全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 |
| オフィスプレミアムフローズン |
|
初期費用:0円 月額費用:39,600円/月 |
全国 | ・食品 |
この記事の目次はこちら
なぜ「オフィス 間食」が注目されているのか
現代のオフィスでは、昼食後から夕方にかけて訪れる「集中力の低下」や「疲労感の蓄積」が、多くの企業で課題となっています。
その根本原因のひとつが、エネルギー補給のタイミングを逃していることにあります。
社員の脳はブドウ糖を主要なエネルギー源としていますが、昼食から数時間経つと血糖値が下がり、思考力・判断力・集中力が低下します。
この状態を防ぐ最も効果的な手段が、「オフィスでの間食環境を整えること」です。
従来、間食は「おやつ」「甘いもの」として個人の嗜好に委ねられてきました。
しかし近年では、集中力維持・栄養補給・ストレス軽減といった観点から、「間食」が生産性向上のための仕組みとして再定義されています。
オフィスにスナックや軽食を常備し、社員が自由に利用できる仕組み――
いわゆる**オフィス向けスナックサービス(オフィスコンビニ)**の導入が広がりを見せています。
これは単なる「福利厚生」ではなく、社員の健康・モチベーション・エンゲージメントを高める経営施策として注目されています。
つまり「オフィス 間食」は、社員個人の習慣ではなく、企業文化を支える新しい生産性インフラなのです。
「オフィスでの間食環境」が企業にもたらす5つのメリット
オフィスに間食サービスを設けることは、「社員が喜ぶ取り組み」というレベルを超え、
生産性・健康・人事戦略に直結する投資効果の高い施策です。
ここでは、導入によって得られる主要な5つのメリットを整理します。
1. 集中力を維持し、パフォーマンスを安定化させる
午後の眠気やだるさは、血糖値の低下による脳のエネルギー不足が原因です。
ナッツやドライフルーツなどの低GI食品を少量摂取することで、血糖値の安定が保たれ、集中力が長時間持続します。
オフィス内に手軽に栄養補給できる環境があると、社員は「疲れてから休む」のではなく、「疲れる前に整える」習慣を身につけられます。
結果として、プレゼンティーズム(出社していても生産性が低下している状態)を防止し、
午後の生産性を維持できる仕組みが整います。
2. ストレス軽減とメンタルケア効果
甘味や軽食を摂取すると、脳内でドーパミンやセロトニンが分泌され、幸福感が得られることが科学的にも確認されています。
この「間食によるリラックス効果」は、忙しい業務の合間に短時間で気分をリセットする“マイクロブレイク”として機能します。
オフィスの共用スペースにスナックコーナーを設けることで、自然と社員が立ち寄るきっかけが生まれ、
短時間でのリフレッシュと会話が促進されます。
これにより、メンタル的な疲労が蓄積しにくくなり、ストレス起因の離職防止にも効果的です。
3. コミュニケーションの活性化とエンゲージメント向上
間食スペースは「人が自然に集まる場所」をつくり出します。
お菓子や軽食を囲んだ何気ない会話が、部署を越えたコミュニケーションの起点となり、
組織全体の雰囲気を柔らかくする効果をもたらします。
リモートワークやフリーアドレスが一般化した今こそ、
偶発的な会話=セレンディピティが生まれる空間は、オフィスの価値を再定義する重要な要素です。
「オフィス 間食」を通じた交流は、社内文化の醸成とエンゲージメント向上の両輪になります。
4. 健康経営と医療コスト削減への貢献
健康志向のスナックや軽食を常備することで、社員は自然と栄養バランスを意識した間食を取るようになります。
低糖質・高タンパク・無添加などの選択肢が増え、生活習慣病や血糖値スパイクを予防する効果が期待できます。
また、「オフィスで健康的な間食を取れる仕組み」は、健康経営優良法人の評価項目にも該当し、企業ブランドの向上にも寄与します。
医療費削減や欠勤率の低下といった定量的な成果に加え、社員の健康意識の向上という長期的なリターンをもたらします。
5. 採用力・定着率・企業イメージの向上
「オフィスにスナックや軽食がある職場」は、働きやすさや福利厚生の象徴として高く評価されます。
採用ページでの訴求やオフィス見学での印象効果も高く、採用ブランディングに直結します。
また、日常的に「社員を気遣う文化」を体感できるため、エンゲージメントが向上し、離職率の低下にもつながります。
オフィスでの間食環境整備は、“見える福利厚生”としての心理的満足効果が非常に大きいのです。
間食環境を整備する際の5つの重要視点
「どのサービスを選ぶか」以上に大切なのが、「どのように運用するか」です。
ここでは、オフィス向けスナックサービスを導入する際に押さえておくべき5つの視点を紹介します。
1. コスト構造と企業負担の見える化
導入費用の比較では、初期費用・月額利用料・商品補助額の3点を明確にすることが不可欠です。
- 初期費用:設置費や冷蔵庫レンタル費(無料〜数万円)
- 月額費用:補充・清掃・運用サポート料(3〜5万円程度)
- 商品補助:1食あたり50〜150円を企業が負担(福利厚生費計上可)
固定費と変動費のバランスを把握し、自社の出社率や規模に合わせて最適化することで、費用対効果の最大化が可能です。
2. メニューの多様性と世代間ニーズへの対応
社員の満足度を決定づけるのは「メニュー構成」です。
健康志向層・若手・管理職層など多様な嗜好を想定し、以下の点をチェックしましょう。
- 健康重視:ナッツ、ドライフルーツ、低糖質・高タンパク系スナック
- 手軽さ:片手で食べられる・個包装タイプ
- バリエーション:季節限定商品やトレンド食品の入れ替え
**「健康 × 嗜好 × 新鮮さ」**の3要素を維持できるかが利用率の鍵です。
3. 設置方式と運用負荷の最小化
オフィスのスペースや電源環境に応じて、以下の設置タイプから選定します。
- スナックボックス型:最小1㎡で設置可。電源不要。
- スマート冷蔵庫型:電源必須。IoT連携で在庫自動管理。
- 自販機型:完全無人運用。セキュリティと省人化に優れる。
- 定期配送型:補充不要。最小限の社内対応で運用可能。
管理業務をフルアウトソーシングできる業者を選べば、担当者の作業は請求確認だけに抑えられます。
4. 決済・セキュリティ・データ管理
無人運用を支えるのは、安定した決済システムと不正防止の仕組みです。
- 決済方式:ICカード/QRコード/社員証連携
- 利用データ:月次レポートで利用状況を可視化
- 不正防止:スマートロック・自動決済制御によるセキュリティ強化
これらが整っていれば、運用効率と透明性を両立できます。
5. 補充・サポート体制と全国対応力
地方拠点や複数オフィスを持つ企業は、業者の補充頻度と対応エリアを必ず確認しましょう。
IoTによる在庫通知やAI需要予測を活用する業者であれば、在庫切れ・賞味期限切れリスクを大幅に削減できます。
オフィスに間食サービスを導入する4つの主要形態
続いて、企業の規模・目的に合わせて選べる代表的な4モデルを比較します。
- 常設型スナックボックス:最小コストで導入可能。
- スマート冷蔵庫型:IoT・キャッシュレス対応の高機能モデル。
- 飲料+スナック複合型:オフィスコンビニとして人気。
- 健康志向スナック定期配送型:管理負荷が最小で衛生的。
これらを自社の環境(社員数・スペース・勤務形態)に合わせて組み合わせることで、
無理のない導入と継続運用が可能になります。
コスト構造とROI(投資対効果)の把握
オフィスの間食環境整備は、「費用対効果の高い戦略的福利厚生」として位置付けられます。
一般的な月間コスト構成
- サービス利用料:3〜5万円
- 商品仕入れ:社員20名で10〜15万円
- 補助金額:1人あたり月2,000〜3,000円
合計:月20万円前後で20〜30名規模の運用が可能。
ROI算出の目安
- 昼休み外出削減による業務時間回復 → 月200時間
- プレゼンティーズム改善5% → 年間+200万円の労働価値
- 離職率1%低下 → 採用費年間250万円削減
- 健康施策効果 → 医療費年間10〜15%削減
このように、年間300万円以上の潜在リターンが期待できる施策です。
運用の最適化と長期定着のコツ
導入後に成果を定着させるためには、管理と改善のサイクルを構築することが重要です。
- 管理責任の明確化(社内・業者間の分担)
- 衛生・安全管理の徹底(HACCP・IoT監視)
- 社内ルールの明文化(利用時間・補助範囲)
- 在宅勤務者への公平な補助(デジタル食事券)
- 季節イベント・新商品導入で飽きを防止
“置いて終わり”ではなく、“続けて文化化する”ことが成功の鍵です。
まとめ
オフィスでの間食環境を整えることは、社員の集中力・健康・エンゲージメントを支える「経営施策」です。
スナックボックスやスマート冷蔵庫など、導入しやすい仕組みを活用すれば、初期費用を抑えつつ高いROIを実現できます。
健康志向商品を組み合わせれば、健康経営・採用ブランディング・医療コスト削減といった複合的な効果も期待できます。
導入成功のポイントは、目的の明確化・社員目線の設計・継続的な改善の3点。
間食を「お菓子」ではなく「生産性と健康を支える企業戦略」として位置付けることが、これからの働き方改革に欠かせません。
社員の“ひと口”が、企業の未来を変える――それが、次世代オフィスの新しいスタンダードです。
【比較】おすすめのオフィスコンビニ一覧
scroll →
| サービス名 | 特長 | 費用 | 対応地域 | 主な商品 |
|---|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
|
|
初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
日本全国 | おやつ コーヒー プロテインバー おつまみ そうざい など |
オフィスで野菜
|
|
要お問い合わせ ※冷蔵庫・備品レンタル無料 ※2か月間は月額費用0円(5名以上の利用者が対象) ※送料無料の試食セットあり |
日本全国 | 新鮮なサラダ・フルーツ 手作りのお惣菜など |
オフィスコンビニTUKTUK
|
|
要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
TUKTUK(自社配送):東京都・神奈川・埼玉・千葉(一部) TUKTUKmini(郵送):全国 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなど ※商品は300種類以上 |
Office Stand By You
|
|
要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
日本全国 |
常温保存可能なスープの提供 ・1/3日分の野菜を使ったミネストローネ ・魚介と野菜たっぷりのクラムチャウダー など |
| オフィスでごはん |
|
要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・主食 |
| パンフォーユーオフィス |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・パン類 |
| Drink&Snack |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
東京・大阪が中心 | ・飲料水やコーヒー ・カップヌードル類 ・お菓子などの軽食類 |
| オフィスおかん |
|
要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・副菜 ・軽食 |
| KIRIN naturals |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・野菜と果実のスムージーなどのドリンク |
| おふぃすこんびに |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ・飲料水 ・軽食 ・カップヌードル類 |
| Store600 |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | - |
| ミニストップポケット |
|
要お問い合わせ ※定額プランあり |
関東/大阪/名古屋/仙台 | ・菓子 ・飲料 ・食品 ・雑貨 ・冷蔵食品 |
| オフィスグリコ |
|
要お問い合わせ ※設置費用、ランニングコスト0円 |
東京 / 神奈川/ 埼玉/ 千葉 愛知 大阪/ 京都/ 兵庫 広島 福岡 |
・菓子 ・飲料 ・アイスクリーム |
| セブン自販機 |
|
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 商品内容は運営を担当する加盟店と相談の上、設置場所に合わせてカスタマイズ |
| SHINKO STORE(心幸ストア) |
|
要お問い合わせ | 日本全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 ・雑貨 |
| オフめし |
|
初期費用:20,000円 基本利用料:6,000円/月 |
日本全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 ・雑貨 |
| オフィスオアシス |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
東京・大阪など |
・飲料 ・お菓子 ・食品 |
| ボスマート |
|
初期費用:0円 月額費用:0円 |
日本全国 |
・食品 ・お菓子 |
| 完全メシスタンド |
|
要お問い合わせ ※初期費用0円 |
要お問い合わせ | ・食品 |
| 無人売店24 |
|
要お問い合わせ | 全国 |
・食品 ・お菓子 ・飲料 |
| オフィスプレミアムフローズン |
|
初期費用:0円 月額費用:39,600円/月 |
全国 | ・食品 |
