【2025年最新比較表あり】オフィス向けお菓子サービスを比較。導入のメリットや選び方も

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
オフィスのお菓子サービスは、社員のモチベーションや生産性向上に貢献する重要な福利厚生のひとつです。近年では、コロナ禍を経て従業員満足度を高める施策の一環としても注目されています。しかし「どのサービスを選べば良い?」「経費として計上できる?」「どんな効果があるの?」など、導入前に気になる点も多いのが実情です。この記事では、オフィスにお菓子を導入する目的や選び方、最新のサービスまで詳しくご紹介します。
【比較】おすすめのオフィスコンビニ一覧
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サービス名 | 特長 | 費用 | 対応地域 | 主な商品 |
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snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
日本全国 | おやつ コーヒー プロテインバー おつまみ そうざい など |
オフィスで野菜
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要お問い合わせ ※冷蔵庫・備品レンタル無料 ※2か月間は月額費用0円(5名以上の利用者が対象) ※送料無料の試食セットあり |
日本全国 | 新鮮なサラダ・フルーツ 手作りのお惣菜など |
TUKTUK
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要お問い合わせ ※福利厚生向けの従業員割引プランあり ※定価の25%オフ、50%オフにできるプランの他、要望に合わせたカスタマイズも対応 |
東京都・神奈川・埼玉・千葉の一部 ※順次提供エリアを拡大予定 |
取り扱い商品は300種類以上 ・お弁当(弁当・パスタ・チャーハン) ※筋肉食堂など健康に配慮したおいしいお弁当の取り扱いもあり ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・インスタント食品 ・軽食(おにぎり・パン・栄養補助食品) ・健康補助食品(ヨーグルト・サラダチキン・豆腐バー・干し芋) |
オフィスでごはん |
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要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・主食 |
パンフォーユーオフィス |
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要お問い合わせ | - | ・パン類 |
Drink&Snack |
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要お問い合わせ ※初期費用0円 |
東京・大阪が中心 | ・飲料水やコーヒー ・カップヌードル類 ・お菓子などの軽食類 |
オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 日本全国 | ・お惣菜 ・副菜 ・軽食 |
KIRIN naturals |
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要お問い合わせ | - | ・野菜と果実のスムージーなどのドリンク |
おふぃすこんびに |
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要お問い合わせ | - | ・飲料水 ・軽食 ・カップヌードル類 |
Store600 |
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要お問い合わせ | - | - |
ミニストップポケット |
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要お問い合わせ ※定額プランあり |
関東/大阪/名古屋/仙台 | ・菓子 ・飲料 ・食品 ・雑貨 ・冷蔵食品 |
オフィスグリコ |
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要お問い合わせ ※設置費用、ランニングコスト0円 |
東京 / 神奈川/ 埼玉/ 千葉 愛知 大阪/ 京都/ 兵庫 広島 福岡 |
・菓子 ・飲料 ・アイスクリーム |
セブン自販機 |
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要お問い合わせ | - | 商品内容は運営を担当する加盟店と相談の上、設置場所に合わせてカスタマイズ |
この記事の目次はこちら
オフィスで提供されるお菓子サービスとは?
オフィス向けお菓子サービスとは、企業の福利厚生の一環として、オフィス内にスナックやドリンクなどを常備する仕組みです。多くは無人販売形式で、社員が自由に商品を購入できるようになっています。サービス提供企業が定期的に商品を補充するため、手間もかかりません。社員のリフレッシュや集中力向上に貢献する施策として、導入企業が増加しています。
オフィス向けお菓子サービスの選び方
オフィスに合ったお菓子サービスを選ぶには、いくつかの視点から比較検討することが重要です。従業員の人数やスペースの広さ、設置目的に応じたサービスを選ぶことで、より高い効果が期待できます。
お菓子の種類・バリエーションで選ぶ
お菓子サービスによって提供される商品は異なります。スナック、チョコレート、ナッツ、グミ、ドリンク類などのバリエーションが豊富なものを選ぶと、社員の満足度が高まりやすいです。特に健康志向の社員が多い職場では、糖質オフやグルテンフリーの商品があるサービスが好まれます。
費用・価格帯から選ぶ
サービスの費用形態は主に「企業負担型」「社員負担型」「併用型」に分かれます。企業が全額負担することで福利厚生としての価値が上がりますが、社員が一部を負担することでコストを抑えることも可能です。価格帯は1個あたり100円未満〜200円程度が一般的です。
従業員数・利用頻度に合ったプラン選び
従業員の人数や利用頻度に応じて、適切な補充サイクルや商品数を調整する必要があります。小規模オフィスには少量配送や定期配送型、大規模オフィスには自販機型や大型設置棚などが向いています。
オフィスのスペースに合う設置方法
設置スペースが限られているオフィスでは、卓上型や壁掛け型の小型設置サービスが便利です。一方、広いフリースペースがある場合には、複数段のラック設置や冷蔵自販機型も検討できます。スペースに応じた柔軟な選択が重要です。
おすすめのオフィスお菓子サービス比較
ここでは、2025年時点で人気の高いオフィスお菓子サービスを紹介します。従業員の働きやすさや満足度を高めたい企業にとって、手軽で効果的な福利厚生施策の一つが「オフィスお菓子サービス」です。サービスごとの特色を比較し、自社のニーズに合った選択をサポートします。
オフィスグリコ
江崎グリコが提供する老舗の無人お菓子販売サービス。冷蔵・常温・冷凍の什器(ラックや冷蔵庫)を設置し、チョコレート、ガム、ビスケット、アイス、ドリンクなど多彩な商品を展開。社員は商品を選び、備え付けの集金箱や電子マネーで支払いを行います。補充・清算はグリコの専任スタッフが対応するため、導入後の手間が少ないのが魅力。知名度と信頼感のある定番商品を中心に構成されており、どの世代にも親しまれやすいです。
- 費用: 要お問合せ(什器の種類・設置形態・利用規模により異なる)
- 対象エリア: 全国対応(一部地域・離島を除く)
おふぃすdeおかし
バラエティ豊かなラインナップと季節ごとの限定商品が魅力のサービスです。価格は1個100円で社員が自己負担する仕組みのため、企業側のコスト負担が少なく、導入しやすい点がメリット。設置に必要なスペースが小さく、導入ハードルが非常に低いため、個人事務所や小規模オフィスでも気軽に導入可能です。栄養バランスに配慮した健康志向のお菓子も多く、健康経営を目指す企業にも適しています。
- 費用: 要お問合せ(基本的に商品代は従業員負担/什器や配送形態によって異なる)
- 対象エリア: 全国対応(北海道・沖縄・一部離島は要確認)
snaq.me office(スナックミー)
「自然素材・無添加」にこだわる健康志向のオフィスおやつサービス。社員一人ひとりの嗜好を学習し、好みに合ったお菓子を届けるパーソナライズ機能が搭載されているのが特長です。甘い系・しょっぱい系・グルテンフリー・ナッツ系など、多様な選択肢の中からカスタマイズされた商品が届き、飽きのこない内容になっています。オフィスの健康イメージを高めたい、ウェルネスに関心の高い職場におすすめです。
- 費用
- 初期費用0円/月額費用0円/送料0円
- 商品代金:買取(企業が一括購入)/一部負担(企業と従業員が一定額ずつ負担)/負担ゼロ(従業員が都度購入)の3プランから選択可能
- 対象エリア: 全国対応(離島は配送可否を事前確認)
cubeshop
「社内コンビニ」として使える無人販売型のサービス。お菓子のほか、飲料、カップ麺、軽食などもラインナップされており、昼食や残業時の軽食需要にも対応。商品補充は都度行われ、キャッシュレス決済にも対応しているため利便性が高いのが特長です。オフィスの規模に応じて什器サイズが選べ、小〜中規模の企業でも導入しやすいのが魅力です。
- 費用: 要お問合せ(什器・導入規模・商品構成により変動)
- 対象エリア: 東京都内および一部首都圏中心(拡大中/詳細は要確認)
Office Oasis
アメリカ発のオフィス向けスナック定期補充サービス。個包装されたスナックが定期的にオフィスに配送され、共有スペースに設置するだけで運用が可能。非接触・非対面で提供できるため、清潔感があり感染症対策にも適しています。外国製のお菓子が入っていることもあり、グローバルな雰囲気の職場や外資系企業で人気があります。
- 費用: 要お問合せ(利用人数・配送内容に応じた見積)
- 対象エリア: 全国(一部地域は応相談)
おかしマート
月額固定料金で利用できるサブスクリプション型のオフィスお菓子サービスです。毎月一定のタイミングで補充が行われるため、在庫管理の手間もかかりません。地方の中小企業でも導入しやすい料金体系となっており、ノスタルジックなレトロ菓子や地域限定品なども揃っているため、話題性や社内のコミュニケーション活性化にもつながります。
- 費用: 要お問合せ(月額制・利用人数や商品数によって異なる)
- 対象エリア: 全国(地域により配送頻度が異なる場合あり)
パンフォーユーオフィス
お菓子だけでは物足りない、軽食代わりになるものが欲しいという企業におすすめのサービス。冷凍パンを社内の冷凍庫にストックし、電子レンジで温めて食べられるスタイルです。調理不要で簡単に焼きたてパンのような味わいを楽しめるため、朝食やランチ代わりにもなります。設置には電子レンジが必要ですが、健康志向・時短志向の従業員に人気です。
- 費用: 要お問合せ(冷凍庫の提供有無・月の利用量によって変動)
- 対象エリア: 全国(冷凍配送が可能な地域)
セブン自販機
大手コンビニ「セブン-イレブン」が提供する無人自動販売機型のサービスです。おにぎりやサンドイッチ、スイーツなどの人気商品が24時間いつでも購入可能で、電子マネー対応、自動補充システムにより管理の手間もありません。大企業やオフィスビル、医療・福祉施設など、幅広い業種で導入が進んでいます。コンビニ品質の安心感が高く評価されています。
- 費用: 要お問合せ(設置条件・販売数により異なる)
- 対象エリア: 全国主要都市(対応エリアは地域ごとに異なるため要確認)
オフィスにお菓子を導入するメリット
オフィスにお菓子を設置することで、企業と社員双方に多くのメリットがあります。ここでは具体的な効果を紹介します。
業務効率・集中力の向上
業務中の間食は、脳のエネルギー補給につながります。特に糖分やナッツ類は集中力や思考力の向上に効果的。適度なリフレッシュによって作業効率が上がり、生産性が向上します。
リフレッシュによるストレス軽減
甘いものを食べることで、脳内でセロトニンが分泌され、気分が安定するとされています。リラックス効果により、短時間で気持ちを切り替えることが可能です。
社員同士のコミュニケーション促進
共通の「お菓子エリア」があることで、部署を超えた会話が生まれやすくなります。特にフリーアドレスやリモートワークが普及した現在、社内交流のきっかけとして有効です。
福利厚生としての企業アピール
オフィス内のお菓子提供は、社員満足度を高めるだけでなく、採用活動でも「働きやすい職場」として企業の魅力を伝える要素になります。企業ブランディングにも効果的です。
オフィスのお菓子サービスは経費になる?
お菓子の導入は福利厚生費として経費計上できる場合があります。以下のような条件を満たすことで、税務上も問題なく導入可能です。
経費計上できるケースと注意点
社員全員を対象にし、一定の範囲で金額が抑えられている場合、福利厚生費として経費計上が可能です。領収書の保存や帳簿管理も必要なため、導入前に会計担当と確認しましょう。
福利厚生費としての扱い方のポイント
個人の嗜好による過度な高級お菓子や、特定社員のみを対象としたものは福利厚生費として認められない可能性があります。公平性と継続性が重要な判断基準です。
オフィスにお菓子を設置する際の注意点
設置にあたっては、トラブルを防ぐための配慮も重要です。事前のルール設計や、継続利用のための工夫が求められます。
衛生・セキュリティ対策
常温保存が前提となるお菓子は、定期的な交換や消費期限のチェックが必要です。また無人販売の場合、盗難防止や防犯カメラの設置も検討すると安心です。
従業員の好みに応じたお菓子選定
社員の年代や嗜好によって好まれる商品は異なります。定期的なアンケートやフィードバックを通じてラインナップを調整することで、満足度が向上します。
周知・活用促進の工夫
新しく導入しても、社員に認知されなければ活用されません。社内報や掲示物、メールなどで活用方法を周知し、継続的に案内しましょう。
まとめ|オフィスにぴったりのお菓子サービスを見つけよう
オフィスにお菓子を導入することで、仕事の合間にリフレッシュでき、集中力や業務効率の向上が期待できます。また、共用スペースでの自然な会話が生まれ、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。最近では無人販売型や健康志向タイプなどサービスが多様化しており、自社の規模や目的に応じたプラン選びが重要です。福利厚生の一環として活用することで従業員満足度の向上にも寄与し、経費処理の面でも導入しやすい点が魅力です。