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SFA JOURNAL by ネクストSFA

開発者必見!SMS送信向けAPIの比較・選び方と実装ガイド

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

顧客への通知手段や本人認証のセキュリティ対策として、SMS(ショートメッセージサービス)の重要性が高まっています。到達率や開封率が非常に高いSMSを自社のシステムやアプリケーションに組み込む際、必要となるのがSMS送信向けAPIです。しかし、提供会社によってAPIの仕様や接続方式、到達品質には大きな違いがあり、最適なサービスを選定するのは容易ではありません。この記事では、エンジニアや開発担当者に向けて、SMS送信向けAPIの仕組みや選び方のポイント、主要サービスの比較情報を詳しく解説します。

【比較】おすすめのSMS送信サービス一覧

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  • 初期費用0円、月額費用0円、送信成功した分だけ請求が発生する従量課金制、ボリュームディスカウントもあり!
    ※デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「ミック経済レポート2024年11月号」より
要お問い合わせ ・短縮URL機能
・予約送信機能
・全キャリア長文SMS
・双方向SMS
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・API連携 など
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  • 【シリーズ導入社数7,000社超】不動産、EC、小売、金融、美容などさまざまな業界・業種・規模の企業が利用
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要お問い合わせ ・RCS送信
・SMS送信
・公式アカウント利用
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・1通6円~(※)
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・送信元番号指定
・全キャリア長文SMS
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Cuenote SMS
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  • 操作画面が分かりやすいから誰でも直感的にSMSを送信できる
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1通6円~ ・配信リスト登録・管理
・属性差し込み
・URLクリックカウント機能
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・キャリア直収接続 など
空電プッシュ
  • IDS/WAF、データの暗号化などによる強固なセキュリティで安心
  • 1時間に196万通のSMSを送信できる国内最大級の送信スペック
  • 申し込みから最短4営業日で導入可能
要お問い合わせ ・個別/一斉送信
・IVR連携
・キャリア共通番号
・携帯番号履歴判定
・オプトアウト機能 など
要お問い合わせ
SMS Publisher
  • 宛先リストとテンプレートを選択するだけで簡単にSMSを送信可能
  • 長年にわたるメールマーケティング支援の経験を生かした販促利用サポート
  • システム連携でSMS送信の工数を削減できる
要お問い合わせ ・双方向SMS
・長文SMSサービス
・SMS認証
・短縮ドメイン選択機能
・送信元番号追加登録・修正作業 など
SMS HaNa
  • 2,000社以上の導入実績あり
  • 「Webタイプ」と「APIタイプ」から自社のニーズに合った形式を選択できる
  • 販売管理システムや顧客管理システムとの連携で簡単にSMSを送信できる
要お問い合わせ ・個別/一斉送信
・長文SMS
・簡単宛先取り込み
・短縮URL・独自ドメイン
・クリックカウント・トラッキング など
fonfun SMS
  • 業種・業態問わず1,000社の企業が導入している実績あり
  • 導入検討から運用後のサポートまで専任担当者が個別にサポート
  • HTMLの知識不要で簡単にWebページを作成できる機能を搭載! SMSでは伝えきれない情報を届けられる
要お問い合わせ ・個別/一斉送信
・API連携
・長文送信
・予約送信
・差し込み送信 など
SMSコネクト
  • 国内正規ルートである携帯電話事業者との直接接続だから到達率が高い
  • ユーザー目線で開発された高機能なのに使いやすいWeb管理画面
  • 地方公共団体情報システム機構の定める条件をクリアしているからLGWAN環境でも利用可能
要お問い合わせ ・一斉送信
・差し込み送信
・URL自動短縮
・テンプレート登録機能
・予約送信 など
KYUSMS
  • 国内外で年間2億通を突破した自治体からグローバルIT企業まで幅広く導入されているサービス
  • 国内だけでなく海外キャリアとも直接接続で海外展開している企業にもおすすめ
  • アフターフォローや導入後のコンサルティングによる運用サポートが充実
要お問い合わせ ・長文SMS
・海外SMS送信
・自動音声応答(IVR)
・システム連携
・他人判定機能 など
要お問い合わせ
SMS FourS
  • スマートフォンをはじめ、ガラケーやらくらくホン、ガラホなどさまざまな端末へ送信可能
  • 認証コード生成から結果取得までシステム開発不要・ワンストップで提供
  • 自社の配信規模によって料金プランを3種類の中から選べて無駄がない
1通5.8円~ ・API送信
・らくらく2段階認証プラン
・個別送信
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・長文対応 など
SMS送信Web
  • FISC安全対策基準に準拠した高いセキュリティ
  • すでに使っている顧客管理システムなどと連携して自動でSMSを送信できる
  • 有人監視・有人サポートは24時間365日受付だから安心
初期費用50,000円~
月額20,000円~
・送達確認
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・国内全携帯キャリア対応
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WEBCAS SMS
  • 20年間で10,000社を超える導入実績
  • 同じプラットフォームでSMSとメール配信の使い分けが可能
  • 送信したSMSは99.9%の高い到達率
要お問い合わせ ・個別送信
・一斉送信
・APIを介した送信
・キャリア共通番号
・氏名などの差し込み など
Push!SMS
  • 導入社数700社以上の業種・業態問わず利用されているSMS送信サービス
  • 導入後は専任担当者が自社に適した活用方法を提案・サポート
  • 電話番号の変更を検知して誤送信を防ぐ独自のシステム
要お問い合わせ ・長文送信
・簡単配信
・Webページ作成機能
・予約配信機能
・特定キャリア配信機能 など
要お問い合わせ

この記事の目次はこちら

SMS送信向けAPIとは?仕組みとシステム連携の基礎

企業が顧客のスマートフォンや携帯電話にSMSを送る方法は大きく分けて二つあります。一つはブラウザ上の管理画面から手動で送る方法、もう一つはシステムからSMS送信向けAPIを呼び出して自動で送る方法です。本記事で解説するAPI連携は、主にシステム間のデータ通信を利用して送信プロセスを無人化する技術を指します。顧客の行動をトリガーにしてリアルタイムにメッセージを送る場合や、大量の宛先に一斉配信を行うシステムを構築する場合において、APIの利用は不可欠です。ここでは、開発者が知っておくべき基本的な仕組みや技術的な特徴について掘り下げていきます。

SMS送信サービスにおける「Web管理画面」と「API連携」の違い

Web管理画面を利用した送信方法は、担当者がパソコンでログインし、宛先リストをアップロードして送信ボタンを押すという手動運用が基本となります。マーケティング担当者がキャンペーンのお知らせを一斉送信する際などに適しています。一方、API連携は自社のCRMや予約システムなどのプログラムコード内に送信リクエストを組み込みます。ユーザーが会員登録をした瞬間に認証コードを送ったり、予約日の前日にリマインドを送ったりと、システムが自動的に判断して送信を実行するため、運用の手間を完全に省くことが可能になります。

SMS送信向けAPIの仕組み(Gatewayとキャリア接続)

SMS送信向けAPIを利用してメッセージを送る際、リクエストされたデータはまず配信事業者のSMSゲートウェイサーバーに送られます。このゲートウェイが、国内の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)の通信網へとメッセージを中継する役割を果たします。開発者が意識すべき点は、自社システムからゲートウェイまでの通信と、ゲートウェイからキャリア網への接続品質です。APIリクエストが正しく受理されても、その先の中継ルートが不安定であれば、ユーザーの手元にメッセージが届かないという事態が発生してしまいます。

主要なAPIタイプ(RESTful API / SMPP)と技術的特徴

SMS送信向けAPIには主に二つの接続プロトコルが存在します。現在主流となっているのはRESTful APIであり、HTTPSプロトコルを使用してJSON形式などでデータをやり取りします。Web開発者にとって馴染み深く、実装が容易でファイアウォールの設定変更も最小限で済むというメリットがあります。もう一つはSMPPという通信プロトコルで、こちらは通信事業者間の接続などで古くから使われている方式です。持続的な接続を維持するため大量高速配信に優れていますが、実装難易度は比較的高くなります。通常のWebサービス連携であればREST APIが推奨されます。

失敗しないSMS送信向けAPIの選び方・比較基準5選

SMS送信向けAPIを選定する際、単に料金の安さだけで決めてしまうと、開発工数の増大や運用後のトラブルにつながるリスクがあります。システムに組み込む以上、後からの変更は容易ではないため、初期段階での慎重な比較検討が必要です。特に、メッセージが確実に届くかという到達率の問題や、開発者にとっての実装のしやすさは、プロジェクトの成功を左右する重要な要素となります。ここでは、多くのエンジニアが重視する5つの比較基準について、具体的な視点を提供します。

1. 到達率と品質(国内直収接続か国際網接続か)

SMS配信ルートには、国内携帯キャリアと直接接続する国内直収ルートと、海外の回線を経由して送る国際網ルートの二種類があります。国際網ルートは安価ですが、キャリアの迷惑メールフィルタにブロックされやすく、到達率が低くなる傾向があります。一方、国内直収ルートはキャリアが認可した正規のルートであるため、極めて高い到達率を誇ります。本人認証や重要なお知らせなど、確実に届ける必要がある用途でAPIを利用する場合は、国内直収接続を採用しているサービスを選ぶことが最も重要です。

2. APIの使いやすさと開発リソース(SDK・ライブラリの有無)

開発工数を削減するためには、API自体の設計がシンプルで分かりやすいかどうかが鍵となります。開発者向けのドキュメントが日本語で詳細に整備されているか、また、PHP、Java、Python、Ruby、Node.jsといった主要なプログラミング言語に対応したSDK(ソフトウェア開発キット)やライブラリが提供されているかを確認しましょう。サンプルコードが豊富にあれば、ゼロから通信部分を実装する必要がなくなり、スムーズに開発を進めることができます。

3. スケーラビリティと処理速度(秒間APIコール数・配信遅延)

大規模なサービスでSMS送信向けAPIを利用する場合、スケーラビリティが課題となります。例えば、数万人のユーザーに対して短時間に一斉通知を行う必要がある場合、API側が秒間に処理できるリクエスト数(スループット)の上限を確認しておく必要があります。処理能力が低いサービスでは、リクエストが詰まってしまい配信遅延が発生する可能性があります。また、本人認証のような用途では、ユーザーがボタンを押してから数秒以内に届く即時性が求められるため、レイテンシの低い高品質な基盤が必要です。

4. コストパフォーマンス(APIリクエスト単価と初期費用)

SMS送信サービスの料金体系は、初期費用、月額基本料、そして送信通数に応じた従量課金で構成されるのが一般的です。API連携の場合も同様ですが、サービスによってはAPI利用料が別途発生する場合もあります。開発段階では送信数が少なくても、ユーザー数の増加に伴ってランニングコストが跳ね上がる可能性があるため、ボリュームディスカウントの有無も確認が必要です。1通あたりの単価は国際網の方が安いですが、到達率の低さによる再送信コストや機会損失も考慮し、総合的なコストパフォーマンスを判断しましょう。

5. セキュリティ仕様(IP制限・通信暗号化・データ保持期間)

顧客の電話番号という個人情報を扱う以上、セキュリティ対策は必須です。APIリクエストを行う際の通信がSSL/TLSで暗号化されていることはもちろん、接続元のIPアドレス制限機能があるかどうかも確認しましょう。万が一APIキーが漏洩した場合でも、特定のサーバーからしかリクエストを受け付けない設定にしておけば不正利用を防げます。また、送信ログや本文データが配信事業者のサーバーにどの程度の期間保存されるか、自動削除される設定が可能かといったデータ保持ポリシーも、コンプライアンスの観点から重要です。

SMS送信向けAPIを活用したシステム実装・開発事例

実際にSMS送信向けAPIはどのようなシステムで活用されているのでしょうか。API連携を行うことで、これまで人間が電話やメールで行っていた業務を自動化し、劇的な効率化を実現することができます。また、メールよりもユーザーの目に留まりやすいというSMSの特性を活かし、重要な通知を確実に届ける手段としても重宝されています。ここでは、代表的な四つのユースケースを取り上げ、システムがどのようなロジックでSMS送信を行っているのか、その実装イメージと効果について解説します。

【本人認証】サイトログイン時のSMS認証(OTP)自動送信

Webサービスやアプリへの新規登録時、あるいはログイン時に本人確認を行う手段として、SMS認証はデファクトスタンダードとなっています。ユーザーが電話番号を入力すると、システムはランダムな4桁から6桁の認証コード(ワンタイムパスワード)を生成し、SMS送信向けAPIを叩いて即座に送信します。ユーザーがそのコードを入力画面で入力し、システム側で生成したコードと一致すれば認証完了となります。このプロセスにより、なりすまし登録や不正アクセスを効果的に防止できます。

【CRM連携】予約システムやSFAと連動したリマインド通知

飲食店、美容室、医療機関などの予約システムにおいて、予約忘れ(無断キャンセル)を防ぐためにSMSが活用されています。予約日の前日などの特定のタイミングをシステムが検知し、APIを通じて「明日の14時からご予約を承っております」といったリマインドメッセージを自動送信します。また、営業支援システム(SFA)と連携し、商談の日程調整や契約更新の案内を自動化する事例も増えています。これにより、スタッフが電話をかける工数を削減しつつ、確実な来店や対応を促すことができます。

【アプリ連携】スマホアプリからのプッシュ通知代替としてのSMS

スマートフォンアプリのプッシュ通知は便利ですが、ユーザーによって通知設定がオフにされていると届かないという課題があります。そこで、重要な通知に関してはSMS送信向けAPIを併用する手法が有効です。例えば、配車アプリやデリバリーサービスにおいて、ドライバーや配達員が到着した際の連絡手段として、アプリ内通知と同時にSMSを送信することで、ユーザーの見落としを防ぎます。特にアプリを頻繁に開かないユーザーに対する休眠復帰のアプローチとしても活用可能です。

【IVR連携】自動音声応答からSMS送信向けAPIを叩くフロー

コールセンターの業務効率化において、IVR(自動音声応答システム)とSMS送信向けAPIの連携が進んでいます。例えば、電話での問い合わせに対して「資料請求をご希望の方は1を」と案内し、ユーザーが番号を選択した瞬間に、システムがAPI経由で資料ダウンロードURLを記載したSMSを送信します。これにより、オペレーターが口頭でURLを伝えたり、メールアドレスを聞き取ったりする手間がなくなり、スムーズなWeb誘導が可能になります。これを「あふれ呼」対策として利用する企業も増えています。

SMS送信向けAPIの導入から実装・テストまでの流れ

SMS送信機能の実装は、単にコードを書くだけではなく、事前の契約手続きや環境構築が必要です。多くのサービスでは、法人契約を結んだ後にAPIクレデンシャル(認証情報)が発行される流れとなります。開発プロジェクトのスケジュールを遅延させないためには、申し込みから本番稼働までのステップを把握しておくことが大切です。ここでは、導入検討から実際にAPIを接続してテストを行い、本番環境でリリースするまでの一連のフローと、各フェーズでの注意点を解説します。

APIキー/トークンの発行と認証設定

サービスの利用契約が完了すると、管理画面からAPI利用に必要な「APIキー」や「アクセストークン」、「接続先URL(エンドポイント)」が発行されます。これらは外部に漏洩してはならない機密情報です。開発環境の環境変数ファイル(.envなど)に保存し、ソースコードには直接記述しないように管理するのが鉄則です。また、サービスによっては管理画面側で、APIリクエストを許可する接続元IPアドレス(ホワイトリスト)の登録が必要になる場合があるため、自社サーバーのIPアドレスを確認して設定を行いましょう。

開発者向けドキュメント(仕様書)の確認ポイント

実装を始める前に、必ず最新のAPIリファレンスや仕様書を読み込みましょう。確認すべき主なポイントは、必須パラメータ(宛先番号、本文など)の形式、リクエストメソッド(POSTやGET)、文字コードの指定、そして文字数制限です。特にSMSは全角70文字を超えると複数通分として課金される場合や、長文対応オプションが必要な場合があります。また、送信可能な文字種(特殊記号や絵文字の扱い)もサービスごとに異なるため、仕様書に記載されている制約事項を事前によく理解しておくことが重要です。

サンドボックス(テスト環境)でのAPI導通テスト

本番環境でいきなり送信を行うと、誤って顧客にメッセージを送ってしまったり、無駄な課金が発生したりするリスクがあります。そのため、多くのサービスでは開発用のサンドボックス環境やテストモードが提供されています。まずはこの環境を利用して、APIが正常にレスポンスを返すか、エラーが発生した際にどのような挙動になるかを確認します。テスト環境では実際の携帯端末には届かない設定になっていることが多いですが、レスポンスコードを確認することで擬似的に成功・失敗を検証できます。

エラーハンドリングとステータスコード(到達確認)の実装

APIリクエストが成功しても、端末にSMSが届いたとは限りません。「送信受け付け成功」と「端末到達」は別のステータスだからです。システムを堅牢にするためには、APIレスポンスに含まれるステータスコードを適切に処理するエラーハンドリングの実装が必要です。例えば、番号無効や圏外による配信失敗が返ってきた場合に、データベースのステータスを更新したり、別の手段(メールや電話)に切り替えたりするロジックを組み込みます。また、配信結果をコールバック(Webhook)で受け取る設定も有効です。

開発者が選ぶ!SMS送信向けAPI対応サービス比較

市場には多数のSMS送信サービスが存在しますが、開発者にとって扱いやすく、かつ信頼性の高いサービスはある程度絞られてきます。選定においては、APIの機能性だけでなく、サポート体制や運用の安定性も考慮すべきです。ここでは、多くのエンジニアから支持されている主要なSMS送信向けAPIサービスを5つピックアップし、それぞれの特徴や強みを比較紹介します。自社の要件に最もマッチするサービスを見つけるための参考にしてください。

空電プッシュ(国内シェアNo.1・高信頼性のAPI)

NTTコム オンラインが提供する「空電プッシュ」は、国内SMS送信市場で長年トップシェアを誇るサービスです。最大の特徴は、国内携帯4キャリアとの直接接続による圧倒的な到達率と品質の高さです。金融機関や自治体など、厳格なセキュリティと信頼性が求められる導入実績が豊富です。API連携においても、詳細な仕様書やサポート体制が整っており、大規模な配信でも遅延が少ない堅牢なインフラを持っています。品質重視で選ぶなら筆頭候補となるサービスです。

Twilio(開発者フレンドリー・グローバル対応・豊富なドキュメント)

「Twilio(トゥイリオ)」は、APIファーストで設計されたグローバルなコミュニケーションプラットフォームです。世界中の開発者から支持されており、ドキュメントの充実度やサンプルコードの豊富さは群を抜いています。SMSだけでなく、音声通話やビデオ機能なども同じプラットフォーム上でAPI連携できる拡張性の高さが魅力です。従量課金制で初期費用がかからないプランもあり、スタートアップや小規模な開発プロジェクトでも導入しやすいのが特徴です。

メディアSMS(長文対応・全キャリア直接接続の到達率)

メディア4uが提供する「メディアSMS」は、全キャリア直接接続による高品質な配信と、長文SMS(最大670文字)への対応力が強みです。API連携においても長文送信を標準的にサポートしており、URLを含めた詳細な案内を送る用途に適しています。また、双方向SMS機能も提供しており、ユーザーからの返信を受け取るシステムを構築することも可能です。到達率を高めるための再送ロジックなど、配信品質にこだわった設計がなされています。

SMSLINK(API連携が安価・シンプルに実装可能)

ネクスウェイが提供する「SMSLINK」は、コストパフォーマンスと使いやすさに定評があるサービスです。マニュアルレスで使えるシンプルな管理画面に加え、API連携も容易に実装できる仕様になっています。業界最安水準の単価設定でありながら、国内回線を利用した安定配信を実現しています。導入までの期間も短く、コストを抑えつつスピーディーにSMS通知機能を実装したい企業に向いています。FAX一斉送信などで培ったノウハウが活かされています。

AI CROSS(双方向SMS送信向けAPIやチャットボット連携)

AI CROSSが提供するSMSサービスは、単なる通知だけでなく、顧客とのエンゲージメントを高める機能が充実しています。APIを通じて双方向のメッセージやり取りが可能で、チャットボットと連携させた自動応答システムの構築などに強みを発揮します。また、RCS(リッチコミュニケーションサービス)への対応など、次世代のメッセージング技術にも積極的です。マーケティング要素の強い高度なシステム連携を検討している場合に適した選択肢と言えます。

まとめ

SMS送信向けAPIを選定する際は、単にメッセージを送れるかどうかだけでなく、到達率の高さ、APIの実装しやすさ、セキュリティ、そしてコストバランスを総合的に判断することが重要です。特に、システムに組み込んだ後の安定運用を考えると、国内直収接続を採用している信頼性の高いサービスを選ぶことがリスク回避につながります。多くのサービスでは、開発者向けのAPI仕様書を公開していたり、無料トライアル環境を提供していたりします。まずは気になったサービスの資料を請求し、実際にドキュメントを確認したり、テスト接続を行ったりすることから始めてみてください。自社のシステム要件に最適なAPIを見つけ、業務効率化と顧客体験の向上を実現しましょう。

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