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SFA JOURNAL by ネクストSFA

SMSの文字数制限は全角70文字?機種・キャリア別の最大文字数と料金を徹底解説

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

普段何気なく利用しているショートメッセージサービスですが、長い文章を送ろうとしてエラーになったり、思いがけず送信料が高くなったりした経験はないでしょうか。実はSMSには独特の文字数制限があり、機種や契約している携帯電話会社によって送れる最大文字数や料金が大きく異なります。特に全角70文字という基準を超えると、受信側でメッセージが分割されたり料金が加算されたりするため注意が必要です。この記事では、複雑なSMSの文字数制限の仕組みや、高額請求を避けるための正しい知識をわかりやすく解説します。

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SMSの文字数制限は「全角70文字」が基本

SMS(ショートメッセージサービス)はその名の通り、短い文章のやり取りを想定して設計された通信規格です。一般的にSMSの文字数制限は全角で70文字、半角英数字のみであれば160文字が基本とされています。これは携帯電話の通信規格が定められた当初の仕様であり、現在でも多くの場面でこの基準が適用されています。しかし近年では技術の進歩により、この制限を超えて長文を送受信できる機能も普及してきました。基本となる70文字のルールと、それを拡張した長文送信の仕組みを正しく理解しておくことが、トラブルのない快適なメッセージ利用の第一歩となります。ここではまず、SMSの根本的な文字数の決まりについて詳しく見ていきましょう。

全角70文字(半角160文字)という基準

SMSにおける全角70文字という制限は、携帯電話ネットワークの信号用チャネルを利用してメッセージを送る仕組みに由来しています。日本語のような全角文字はデータ量が大きいため、一度に送れる情報量が70文字までに制限されてきました。一方で、アルファベットや数字などの半角文字だけで構成された文章であれば、データ量が小さいため最大160文字まで送信することが可能です。この基本的な仕様は現在でも変わっておらず、ガラケーや古い機種、または一部の格安SIMなどを利用している場合には、この70文字制限が厳格に適用されるケースが多々あります。まずは自分の送信環境がこの基本ルールに当てはまるかどうかを意識することが大切です。

最大全角670文字まで送れる「長文SMS」とは

基本は70文字ですが、現在多くのスマートフォンや携帯電話会社では「長文SMS」という機能に対応しています。これは複数のSMSを内部的に連結して送信する技術であり、最大で全角670文字(半角1530文字)までのメッセージを一度に送ることが可能です。ユーザーがメッセージを作成する画面では一つの長い文章に見えますが、通信の裏側ではデータが分割されて送られ、受信側の端末で再び一つの文章として結合されています。この機能のおかげで、現代のスマホユーザーは70文字の壁をあまり意識せずに連絡を取り合うことができています。ただし、この長文機能を利用するためには、送信側と受信側の双方が長文SMSに対応した機種やキャリアを利用している必要がある点には注意しましょう。

【機種別】iPhoneとAndroidでSMS文字数制限に違いはある?

SMSの文字数制限は、利用している端末の種類やOSによっても挙動が異なる場合があります。特にiPhoneとAndroidでは、標準で搭載されているメッセージアプリの仕様が異なるため、ユーザーが感じる使い勝手に大きな差が生まれます。また、スマートフォン以前のフィーチャーフォン(ガラケー)を使っている場合は、ハードウェアの制約により厳しい制限が残っていることも少なくありません。自分が使っている機種がどのパターンに当てはまるのかを知ることは、送信エラーを防ぐために非常に重要です。ここではiPhone、Android、そしてガラケーそれぞれの特性と、文字数制限への対応状況について、機種ごとの違いを詳しく解説していきます。

iPhone同士(iMessage)なら文字数制限なし

iPhoneユーザー同士でメッセージをやり取りする場合、標準のメッセージアプリは自動的に「iMessage」という機能を利用します。このiMessageは電話回線を使ったSMSではなく、インターネット回線を利用したデータ通信であるため、SMSのような文字数制限は存在しません。長文はもちろん、写真や動画も自由に送ることができます。吹き出しの色が青色であればiMessageで送信されており、文字数を気にする必要はありません。しかし、相手がAndroidの場合や、設定でiMessageがオフになっている場合は、吹き出しが緑色になり通常のSMSとして送信されます。この場合は他機種と同様に文字数制限が適用されるため、相手や状況によって機能が切り替わる点を理解しておきましょう。

Androidのメッセージアプリの仕様

Androidスマートフォンには、Googleが提供する「メッセージ」アプリや、キャリアが独自に提供している「+メッセージ」アプリなどがインストールされています。近年のAndroid端末であれば、標準のアプリを利用することで最大全角670文字までの長文SMSに対応していることがほとんどです。ただし、Androidは機種のバリエーションが豊富であり、古い端末や海外製のSIMフリー端末の一部では、長文送信に対応していない独自のメッセージアプリが搭載されている場合もあります。その場合、70文字を超える文章を入力すると自動的にMMS(マルチメディアメッセージングサービス)に切り替わったり、分割送信されたりする挙動を見せることがあるため、自身の端末仕様を確認しましょう。

ガラケー(フィーチャーフォン)の厳しい制限

従来型の携帯電話であるガラケー(フィーチャーフォン)は、スマートフォンに比べてSMSの機能が限定的である場合が多いです。比較的新しい4G対応のガラケーであれば長文SMSに対応している機種もありますが、古い3G端末や一部の機種では、依然として全角70文字という厳格な制限が存在します。また、受信側がガラケーを利用している場合、こちらがスマホから長文を送っても、相手の端末では正しく表示されなかったり、バラバラの短いメッセージとして届いてしまったりする可能性があります。ガラケーユーザーとやり取りをする際は、相手の機種が長文に対応していない可能性を考慮し、なるべく70文字以内に収めて送信する配慮が必要です。

【キャリア別】ドコモ・au・ソフトバンク等のSMS文字数制限

端末だけでなく、契約している携帯電話会社(キャリア)によってもSMSの仕様は左右されます。通信インフラを提供しているドコモ、au、ソフトバンクの大手3社は、基本的に足並みを揃えて長文SMSなどの機能拡張を行ってきましたが、楽天モバイルや近年利用者が増えている格安SIM(MVNO)では事情が異なる場合があります。また、同じキャリア内であっても、契約しているプランの新旧によって送信できる文字数に違いが出るケースも存在します。ここではキャリアごとの対応状況や、特定の契約プランにおける注意点について整理します。自分が契約している通信サービスがどのような制限を設けているのかを把握し、適切な利用方法を選択しましょう。

大手3キャリア(ドコモ/au/SoftBank)の最大文字数

NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアでは、現在SMSの規格が統一されており、基本的に最大全角670文字までの送受信に対応しています。これにより、異なるキャリア間であっても長文のメッセージをスムーズにやり取りすることが可能です。以前は他社携帯電話への送信文字数が全角70文字に制限されていた時期もありましたが、現在ではその垣根は取り払われました。ただし、これはあくまで4G(LTE)や5G回線を利用したスマートフォンでの利用が前提となります。電波状況が悪く3G回線しか掴めないような特殊な環境下では、従来の70文字制限が適用される可能性もゼロではないため、基本的には670文字まで送れると考えて問題ありませんが、例外もあることを頭の片隅に置いておきましょう。

楽天モバイル・格安SIM(MVNO)の対応状況

第4のキャリアである楽天モバイルや、マイネオ、IIJmioなどの格安SIM(MVNO)を利用している場合も、基本的にはドコモやauなどの回線を借りてサービス提供しているため、長文SMSに対応していることがほとんどです。特に「Rakuten Link」アプリを使用する楽天モバイルユーザー同士であれば、SMSではなくRCS(リッチコミュニケーションサービス)に近い形式で通信を行うため、文字数制限を気にする必要はほぼありません。しかし、格安SIMの中にはSMS機能が付帯していないデータ専用SIMや、SMSオプションの契約が必要なプランも存在します。また、一部のMVNO専用アプリから送信する場合に限り文字数が制限されるケースもあるため、各社の公式サイトで仕様を確認することをお勧めします。

古いプラン契約者が注意すべき「70文字の壁」

長年同じ携帯電話会社で契約を続けているユーザーは、契約プランが古いままになっていることがあります。大手キャリアであっても、現在は新規受付を終了しているような旧式のプラン(例えば3G専用プランなど)を継続利用している場合、ネットワーク側の仕様によりSMSの長文送信機能が利用できないケースがあります。この場合、いくら最新のスマートフォンを使っていても、回線契約の制約によって全角70文字を超えるメッセージが送れない、あるいは受信できないという事態が発生します。もし頻繁に送信エラーが起きるようであれば、端末の設定だけでなく、現在の契約プランが現代のSMS規格に対応しているかどうか、キャリアのマイページなどで契約内容を見直してみる必要があります。

SMSの文字数制限を超えた場合の送信料金一覧

SMSを利用する上で最も注意したいのが、文字数に応じた送信料金の変動です。LINEやiMessageのようにデータ通信量としてカウントされるのではなく、SMSは「1通あたりいくら」という従量課金制が採用されています。しかも、この料金は送る文字数が増えれば増えるほど高くなる仕組みになっています。多くのユーザーが「SMSは1通3円程度」と認識していますが、長文を送った場合にはその認識の数倍、数十倍の料金がかかってしまうこともあります。ここでは、文字数ごとの具体的な料金体系と、料金が加算される仕組みについて表を用いて詳しく解説します。

文字数が増えると料金はいくら上がる?(~33円)

SMSの送信料金は、文字数が増えるごとに段階的に高額になります。一般的なプランでは、全角70文字までは約3.3円(税込)ですが、それを超えると料金が上がり、最大文字数である670文字を送ると約33円(税込)かかります。たった1通のメッセージであっても、長文を送るだけで通常の10倍のコストがかかる計算です。以下に一般的な文字数と料金の目安をまとめました。

全角文字数送信料金(税込目安)
1~70文字3.3円
71~134文字6.6円
135~200文字9.9円
604~670文字33円

このように、長文を頻繁に送ると通話料の請求額が予想以上に膨らむ原因となります。

70文字ごとに加算される仕組みに注意

上記の料金表を見てわかる通り、SMSの料金は「全角70文字ごと」に加算されていく仕組みになっています。ここで最も注意すべきなのは、文字数が「71文字」になった瞬間です。たった1文字オーバーして71文字になっただけで、システム上は「2通分」としてカウントされ、料金は倍の6.6円になります。同様に135文字になれば3通分の料金がかかります。文章を作成する際、挨拶文や少しの言い回しの違いで70文字の境界線を越えてしまうことはよくあります。コストを抑えたい場合は、無駄な言葉を削って70文字以内に収める工夫をするか、多少のオーバーを許容するかを判断する必要があります。特に一斉送信などを業務で行う場合は、この1文字の違いがコストに大きく跳ね返ってきます。

文字数制限に引っかかる?絵文字や半角カナのカウント方法

「70文字以内に収めたはずなのに、なぜか料金が高くなっていた」「まだ入力できるはずなのに文字数オーバーになった」という経験がある方は、特殊な文字のカウント方法に原因があるかもしれません。SMSにおける文字数は、私たちが見ている文字の数(見かけの文字数)と、システムが処理するデータ上の文字数が必ずしも一致しません。特に絵文字や半角カタカナ、特殊記号などは、通常のひらがなや漢字とは異なるカウントのされ方をすることがあります。ギリギリの文字数でメッセージを作成する際には、これらの文字がどのように扱われるのかを知っておく必要があります。ここでは、トラブルになりやすい特殊文字のカウントルールについて解説します。

絵文字は文字数を多く消費する?(データサイズの違い)

カラフルで表現力豊かな絵文字は、SMSにおいても頻繁に使用されますが、文字数カウントの観点からは注意が必要です。多くのスマートフォンでは、絵文字1つが「全角2文字分」あるいはそれ以上のデータサイズとして換算されることがあります。これは絵文字が複雑なデータコードで構成されているためです。例えば、見た目には「こんにちは★」で6文字に見えても、システム上は「5文字+絵文字分のデータ量」となり、想定よりも早く文字数上限に達してしまうことがあります。また、機種依存文字や特殊な顔文字を使用すると、正しく表示されないだけでなく、データ容量を圧迫して送信可能な文字数を大幅に減らしてしまう要因にもなります。SMSで文字数を節約したい場合は、絵文字の使用を控えるのが無難です。

半角カタカナやスペースの文字数カウント扱い

半角カタカナは、全角カタカナよりも見た目の幅が狭いため、文字数を節約できそうに思えます。しかし、SMSの送信においては必ずしも節約になるとは限りません。一部の機種や送信規格では、半角カタカナを正しく処理するために特殊なエンコードを行う場合があり、その結果として全角文字と同じ、あるいはそれ以上のデータ量としてカウントされることがあります。また、文章の間に挟む「スペース(空白)」も当然ながら1文字としてカウントされます。半角スペースであれば半角1文字分、全角スペースであれば全角1文字分を消費します。改行コードも文字数に含まれるため、読みやすさを重視して改行やスペースを多用すると、あっという間に70文字の制限を超えてしまうことを覚えておきましょう。

SMSの文字数制限を気にせず長文を送る方法

ここまで解説してきた通り、SMSには文字数や料金の面で様々な制約があります。「もっと自由に長い文章を送りたい」「料金を気にせず写真も送りたい」と感じる方には、従来のSMS以外の手段を検討することをおすすめします。現在では、電話番号だけでやり取りできる利便性を保ちつつ、機能を進化させた新しいサービスや、データ通信を利用したメッセージアプリが普及しています。これらを上手に使い分けることで、文字数制限のストレスから解放され、より豊かなコミュニケーションが可能になります。ここでは、SMSの代替となる2つの主要な方法について紹介します。

「+メッセージ(プラスメッセージ)」なら最大2730文字

「+メッセージ(プラスメッセージ)」は、ドコモ、au、ソフトバンクの3社が共同で提供しているメッセージアプリです。SMSと同様に携帯電話番号だけでメッセージを送れるのが最大の特徴ですが、送信できる文字数は最大で全角2730文字と大幅に拡張されています。これだけの文字数があれば、長い業務連絡や手紙のような文章も分割されることなく一度に送信可能です。さらに、写真や動画、スタンプ、地図情報なども送信でき、既読機能も備わっています。パケット通信料を利用するため、Wi-Fi環境下などであれば送信料を気にする必要もありません。相手も+メッセージを利用している必要がありますが、SMSの上位互換として非常に有用なツールです。

LINEやメールへの切り替えライン

相手が+メッセージを利用していない場合や、さらに長文や大容量のファイルを送りたい場合は、やはりLINEやEメールへの切り替えが現実的です。特にLINEは国内で最も普及しているコミュニケーションツールであり、文字数制限を意識することはほぼありません。ビジネスシーンであれば、SlackやChatworkなどのチャットツールや、GmailなどのPCメールを利用するのが一般的です。SMSは「急ぎの用件」や「短文での確認」、「本人認証の通知」などに特化したツールと割り切り、長文のやり取りが必要になった時点で「詳細はLINEで送ります」や「メールをご確認ください」と誘導することで、コストも手間も削減できるでしょう。

送る前に確認!スマホでSMSの現在文字数を表示する設定

送信エラーや予期せぬ料金発生を防ぐための最も確実な方法は、メッセージを入力している最中に「現在何文字入力しているか」を確認することです。多くのスマートフォンには、メッセージアプリ内で文字数をカウントして表示する機能が備わっていますが、初期設定ではオフになっていることが多く、気づかないまま使っているユーザーも少なくありません。この機能をオンにするだけで、あと何文字入力できるかが一目でわかり、70文字ごとの区切りも意識しやすくなります。最後に、iPhoneとAndroidそれぞれで文字数カウントを表示させるための設定方法をご紹介します。

iPhoneで文字数カウントを表示する方法

iPhoneの標準メッセージアプリで文字数を表示させるには、「設定」アプリから変更を行う必要があります。まずホーム画面から「設定」を開き、一覧から「メッセージ」を選択します。その中にある「文字数」という項目のスイッチをオン(緑色)にしてください。これで設定は完了です。メッセージ入力欄に文字を打ち込むと、送信ボタンの上あたりに入力済みの文字数が表示されるようになります。ただし、iMessage(青い吹き出し)で送信している場合は文字数制限がないためカウントは表示されず、SMS(緑色の吹き出し)で送信する場合にのみ、2行以上の入力を行うと文字数が表示される仕様になっています。1行だけの短いメッセージでは表示されない点には注意が必要です。

Androidで文字数を確認する方法

Androidの場合は、利用しているメッセージアプリ内の設定メニューから変更するのが一般的です。「メッセージ」アプリを開き、画面右上にあるアイコンやメニューボタン(3点リーダー)をタップして「設定」に進みます。機種やアプリのバージョンによって項目名は異なりますが、「文字数を表示」や「SMS作成時に文字数を表示」といった項目を探し、オンに設定します。また、「+メッセージ」アプリを使用している場合も同様に、設定メニューから「入力文字数の表示」を有効にすることができます。Androidでは機種ごとにメニュー構成が違うため、見つからない場合は設定画面上部の検索窓で「文字数」と検索してみるとスムーズに見つかるでしょう。

まとめ

本記事では、SMSの文字数制限とそれに関わる料金や仕組みについて詳しく解説しました。

  • 基本は全角70文字:これを超えると料金が上がり、最大670文字まで送信可能です。
  • 70文字の壁:71文字になると2通分の料金が発生するため、コスト管理には注意が必要です。
  • 機種とキャリアの違い:iPhone同士はiMessageで無制限ですが、Androidやガラケー、古いプランでは制限が適用される場合があります。
  • 文字カウントの罠:絵文字や半角カナはデータ量が大きく、想定外の文字数オーバーを招くことがあります。

SMSは電話番号だけで送れる便利なツールですが、仕組みを理解していないと思わぬ出費やトラブルに繋がります。長文を送る際は「+メッセージ」やLINEを活用し、SMSを利用する時は文字数カウント設定をオンにして、70文字を意識しながら賢く使い分けましょう。

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