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SFA JOURNAL by ネクストSFA

SMS認証は本当に安全?セキュリティの仕組みから企業が実施すべき対策まで徹底解説

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

現代のビジネスシーンにおいてスマートフォンは不可欠なツールとなり、本人確認の手段としてSMS認証が多くのウェブサービスやアプリで採用されています。しかし、ニュースで目にするフィッシング詐欺や大規模な個人情報漏洩の事例から、SMSのセキュリティに対して漠然とした不安を抱く方も少なくありません。本記事では、なぜSMSが認証に利用されるのかという安全性の根拠から、企業や個人が把握すべき最新のリスクと具体的な対策までを網羅的に解説します。仕組みを正しく理解し、安全と利便性を両立させた運用体制を構築しましょう。

【比較】おすすめのSMS送信サービス一覧

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要お問い合わせ ・短縮URL機能
・予約送信機能
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・API連携 など
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・1通6円~(※)
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・全キャリア長文SMS
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SMS Publisher
  • 宛先リストとテンプレートを選択するだけで簡単にSMSを送信可能
  • 長年にわたるメールマーケティング支援の経験を生かした販促利用サポート
  • システム連携でSMS送信の工数を削減できる
要お問い合わせ ・双方向SMS
・長文SMSサービス
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  • 2,000社以上の導入実績あり
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要お問い合わせ ・個別/一斉送信
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fonfun SMS
  • 業種・業態問わず1,000社の企業が導入している実績あり
  • 導入検討から運用後のサポートまで専任担当者が個別にサポート
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要お問い合わせ ・個別/一斉送信
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SMSコネクト
  • 国内正規ルートである携帯電話事業者との直接接続だから到達率が高い
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要お問い合わせ ・一斉送信
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  • 国内外で年間2億通を突破した自治体からグローバルIT企業まで幅広く導入されているサービス
  • 国内だけでなく海外キャリアとも直接接続で海外展開している企業にもおすすめ
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SMS FourS
  • スマートフォンをはじめ、ガラケーやらくらくホン、ガラホなどさまざまな端末へ送信可能
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1通5.8円~ ・API送信
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SMS送信Web
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  • 有人監視・有人サポートは24時間365日受付だから安心
初期費用50,000円~
月額20,000円~
・送達確認
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WEBCAS SMS
  • 20年間で10,000社を超える導入実績
  • 同じプラットフォームでSMSとメール配信の使い分けが可能
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SMS認証は安全?セキュリティの仕組みと利用される理由

インターネットバンキングやSNSのログイン時に求められる二要素認証において、SMSは最も一般的な手段として定着しています。パスワードだけの認証ではセキュリティ強度が不十分とされる現代において、なぜSMS認証が選ばれるのでしょうか。ここでは、携帯電話番号という固有の情報を利用した本人確認の堅牢さと、他の認証手段と比較した際の優位性について、技術的な側面からセキュリティの仕組みを紐解いていきます。

携帯電話番号による「本人確認」が高いセキュリティを担保する仕組み

SMS認証が高い信頼性を獲得している最大の理由は、携帯電話番号とSIMカードが物理的に強く紐づいている点にあります。携帯電話番号を取得するには、通信キャリアによる厳格な本人確認手続きを経る必要があり、一人の人間が複数の番号を大量に不正取得することは極めて困難です。また、SMSは特定のSIMカードが挿入された端末でしか受信できないため、インターネット環境があればどこでも受信できるフリーメールなどと比較して、物理的な所有者確認としての性質が非常に強力です。この「所持認証」としての特性が、なりすましログインを防ぐ防波堤となっています。

【比較】SMS認証・メール認証・認証アプリのセキュリティ強度の違い

セキュリティ強度を理解するためには、他の認証手段との比較が不可欠です。メール認証はIDとパスワードが流出すれば第三者でも容易にログインできてしまうため、認証手段としての強度は低めです。一方で、Google Authenticatorなどの認証アプリはセキュリティ強度が非常に高いものの、機種変更時の引き継ぎが煩雑であったり、アプリのインストールが必要だったりと、ユーザーの利便性を損なう側面があります。SMS認証は、高いセキュリティ強度を維持しつつ、特別なアプリ導入が不要で誰でも使えるという利便性を兼ね備えており、このバランスの良さが多くの企業に選ばれる理由です。

認証方式セキュリティ強度利便性・導入ハードル特徴
SMS認証携帯電話番号に紐づくため確実性が高く、標準機能で受信可能。
メール認証アカウント乗っ取りに弱いが、コストは低い。
認証アプリ極高セキュリティは最強だが、アプリ導入や設定の手間がかかる。

知っておくべきSMSのセキュリティリスクと手口

SMSは高セキュリティなツールですが、決して「絶対に安全」というわけではありません。技術の進化とともに攻撃者の手口も高度化しており、SMSの信頼性を逆手に取った犯罪が増加しています。企業やユーザーは「安全だから大丈夫」と過信せず、どのような攻撃手法が存在するのかを正しく認識する必要があります。ここでは、代表的な脅威であるフィッシング詐欺(スミッシング)や、通信そのものを狙った攻撃リスクについて詳しく解説します。

フィッシング詐欺(スミッシング)による情報漏洩

現在最も警戒すべき手口が、SMSを用いて偽サイトへ誘導するスミッシングです。攻撃者は宅配便の不在通知や大手ECサイト、金融機関などを装ったメッセージを送信し、本物そっくりの偽サイトでIDやパスワード、クレジットカード情報を入力させようとします。SMSはメールに比べて到達率が高く、受信者が即座に確認する傾向があるため、攻撃者にとっては効率的な攻撃手段となってしまっています。短縮URLなどが使われるとリンク先の真偽判断が難しくなるため、正規のメッセージであっても疑われる可能性が高まっており、企業側も送信時の配慮が求められています。

第三者による「なりすまし送信」と「盗聴」のリスク

SMSにおけるもう一つの重大なリスクは、送信元の偽装や通信の盗聴です。海外の一部の回線網を経由する場合、送信元番号を自由に書き換えることが技術的に可能であり、正規の企業になりすましてメッセージを送ることができます。また、極めて稀なケースですが、SIMスワップと呼ばれる手口により、攻撃者が被害者の電話番号を自身のSIMカードに書き写し、SMS認証コードを直接受け取るという高度な攻撃も存在します。これらのリスクは、単なるパスワード管理だけでは防げないため、通信経路の選定や多層的な防御策が重要となります。

海外経由のSMS配信に潜むセキュリティの懸念点

コスト削減のために海外の配信ルートを利用する場合、セキュリティ面で大きな懸念が残ります。国際網を経由するSMSは、複数の海外通信事業者をバケツリレーのように経由して届くため、その過程でメッセージ内容が傍受されたり、情報が搾取されたりするリスクが国内網に比べて高まります。また、海外ルートはフィルタリング機能が甘いことが多く、スパム判定を受けて届かないケースや、逆にスパムメッセージの温床として利用されることもあります。セキュリティポリシーの厳しい企業では、通信経路が不明確な海外サービスの利用は避けるべきです。

【企業向け】SMS送信のセキュリティレベルを高める5つの対策

顧客の個人情報を守り、企業の信頼を維持するためには、SMS配信システムの選定と運用において高度なセキュリティ対策を講じる必要があります。単にメッセージを送るだけでなく、送信経路の安全性や認証プロセスの多重化など、技術的および組織的なアプローチが不可欠です。ここでは、SMSをビジネスで活用する企業が必ず実施すべき、5つの具体的なセキュリティ強化策について提案します。これにより、なりすましや情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。

セキュリティリスクを排除する「国内直収接続(国内網)」の利用

企業がSMS配信サービスを選定する際、最も重視すべきは国内携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)との直接接続を行っているかどうかです。国内直収接続であれば、閉域網に近い環境で通信が行われるため、海外ルートのような盗聴やデータ改ざんのリスクを極限まで排除できます。また、国内キャリアが提供するブロック機能の影響を受けにくく、正当なメッセージとして確実に顧客へ届けることができます。コスト面だけで安価な海外ルートを選ぶことは、結果としてセキュリティ事故を招く要因となり得るため、信頼性を最優先した選定が必要です。

海外ルートと国内直収ルートの決定的な違いについて

海外ルートは「国際網」を経由するため、各国の通信法規制の影響を受けやすく、経由するサーバーでのログ保存状況も不透明な場合があります。これに対し、国内直収ルートは日本の通信事業者の厳格なセキュリティ基準の下で管理されており、通信の秘匿性が法律で守られています。金融機関や自治体などの機密性の高い情報を扱う組織では、国内直収が実質的な必須要件となっています。

なりすましを防ぐ「送信元ID」の固定と周知徹底

受信者が安心してSMSを開封できるようにするためには、誰からのメッセージかを明確にする必要があります。送信元番号を固定の番号や特定の英数字ID(アルファベット表記)に設定し、それを自社の公式ウェブサイトや事前告知で周知徹底することが重要です。毎回異なる番号で届いたり、身に覚えのない番号から届いたりすると、顧客はフィッシング詐欺を疑い、開封率の低下やブランド毀損につながります。正規のルートを利用して送信元IDを正しく表示させることは、なりすまし対策の基本中の基本です。

IVR(音声自動応答)や二要素認証との併用

より高度なセキュリティが必要な手続きにおいては、SMS認証単体ではなく、IVR(音声自動応答)や他の認証要素を組み合わせることが有効です。例えば、SMSで認証コードを送るだけでなく、その後に自動音声電話をかけて再度確認を行うことで、万が一スマホが盗難された場合やSMSが盗み見られた場合のリスクを軽減できます。また、生体認証とSMS認証を組み合わせるなど、複数の要素を掛け合わせることで、攻撃者のハードルを劇的に上げることができます。重要な契約変更や高額決済などのシーンでは、このような多層防御が推奨されます。

SSL暗号化通信と個人情報の非保持運用

SMS配信サービスと自社システムをAPI連携させる場合、通信経路のSSL暗号化は必須です。これにより、インターネット上でのデータ盗聴を防ぎます。さらに、配信サービス側のサーバーに顧客の電話番号やメッセージ内容(個人情報)を長期間保存させない「非保持化」の仕組みを持つベンダーを選ぶことも重要です。配信が完了したら速やかにデータを削除する仕様であれば、万が一ベンダー側がサイバー攻撃を受けたとしても、そこから顧客情報が大量流出するリスクを根本から断つことができます。

ISMS(ISO27001)やプライバシーマーク取得事業者の選定

システム的な対策に加え、委託先となるSMS配信事業者の組織的なセキュリティ管理体制も確認すべきです。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマーク(Pマーク)などの第三者認証を取得している事業者は、情報の取り扱いに関する厳格なルールを運用しており、従業員教育も徹底されています。契約前には、これらの認証取得状況に加え、セキュリティチェックシートなどを用いて、データセンターの所在地やバックアップ体制、障害時の対応フローなどを詳細に確認することをお勧めします。

第三者認証が示すベンダーの信頼性とは

ISMSやプライバシーマークは一度取得して終わりではなく、定期的な更新審査によって管理体制が維持されているかがチェックされます。これらの認証を持つベンダーは、セキュリティインシデント発生時の対応プロセスが明確化されており、脆弱性診断なども定期的に実施している傾向にあります。自社のセキュリティポリシーに準拠できるパートナーとして、認証の有無は客観的な判断基準となります。

【受信者向け】SMSのセキュリティ被害に遭わないための自衛策

企業側がどれほど対策を講じても、最終的にスマートフォンを操作するのはユーザー自身です。巧妙化するスミッシング詐欺から身を守るためには、受信者自身が「怪しい」と気付き、適切な行動を取るためのリテラシーを持つことが最後の砦となります。ここでは、日常的にSMSを利用する中で、無意識にリンクをクリックしてしまうリスクを避け、万が一の事態にも冷静に対処するための具体的な自衛策について解説します。

URLをクリックする前の確認ポイントとフィルタリング設定

SMSに記載されたURLを無造作にクリックするのは非常に危険です。まず、メッセージの内容に心当たりがあるかを確認し、URLのドメインが正規のものか(例:銀行なら銀行の公式サイトと一致するか)を目視でチェックしてください。短縮URLの場合は特に注意が必要です。また、スマートフォンの設定やキャリアが提供する迷惑SMSブロック機能を有効にすることで、明らかな詐欺メールを自動的にフォルダ分けしたり、受信を拒否したりすることが可能です。少しでも不審に感じたら、SMS内のリンクではなく、公式アプリやブックマークからアクセスする癖をつけましょう。

身に覚えのない認証コードが届いた・乗っ取られた際の対処法

もし、ログイン操作をしていないのにSMSで認証コードが届いた場合、第三者があなたのIDとパスワードを使って不正ログインを試みている可能性があります。この際、絶対に認証コードを他人に教えたり、画面に入力したりしてはいけません。速やかに該当サービスのパスワードを変更し、二段階認証の設定を見直してください。万が一、スマホが突然圏外になるなどSIMスワップの疑いがある場合は、直ちに携帯キャリアへ連絡し、回線の利用停止手続きを行うことが被害拡大を防ぐ最善策です。

まとめ:適切な対策でSMSのセキュリティと利便性は両立できる

SMSは、携帯電話番号に基づく確実な本人確認が可能なため、現代のセキュリティ対策において極めて重要な役割を果たしています。しかし、スミッシングやなりすましといったリスクが存在することも事実です。企業担当者は、国内直収接続や送信元IDの明示といった技術的対策を講じるとともに、ISMSなどの認証を持つ信頼できるベンダーを選定することが求められます。一方、受信者も安易にURLをクリックしないなどの自衛策が必要です。正しくリスクを理解し適切な対策を行うことで、SMSは高セキュリティかつ利便性の高いツールとして安全に活用し続けることができます。

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