【2025年最新比較表あり】車両管理システムのおすすめ12選！　導入のメリットや比較ポイントも紹介

社用車や運行状況の管理を人の手や表計算ソフトで行っていて

• 誰がどの車をいつ使ったか正確に把握できず、事故や違反時の対応に時間がかかる
• ガソリン代や整備代といったコストの内訳が見えず、支出の改善ができない
• 運転中の状況が分からず、急ブレーキ・スピード超過といった事故の予兆に気付けない

という状況に陥っていませんか？　社用車や運行状況に関する情報を一元化し、作業の効率化やコスト削減、コンプライアンス強化を実現する最適解が「車両管理システム」の導入です。

しかし世の中にはさまざまな車両管理システムがあるので、選び方を間違えてしまうと

• 使い勝手が悪く、結局元の管理方法に戻ってしまう
• 操作が複雑で、教育・定着コストが想定よりも高くついてしまう

といった結果になりかねません。このような事態を避けるためにも複数の車両管理システムをしっかり比較検討し、自社の課題や運用体制に合ったものを選ぶことが重要です。

本ページでは多くの法人への導入実績のある車両管理システムを、さまざまな角度から比較しご紹介します。この中から少なくとも3つのサービスを選んで、資料請求してみてください。自社の運行課題を解消できる車両管理システムの選定に、ぜひお役立てください！

車両管理システムとは

車両管理システムとは、企業が保有・運用する車を効率的に管理するシステムです。車両管理は、以下のような多岐にわたる業務が発生します。

• 運行計画の作成や車両・ドライバーの稼働率の把握
• 運転記録、日報の管理
• 運転者教育や事故が起こった際の対策・再発防止策の策定
• 車両の保険加入や見直し・車検の実施

これらの業務を紙や表計算シートを使って管理している企業も多いですが、膨大な手間と時間がかかる上に情報の所在が分かりにくくなり、人為的ミスが起こるリスクが高まります。

車両管理システムを導入すれば業務を一元管理できるので、大幅な業務の効率化が可能です。例えば、車両位置をリアルタイムで把握したり、運行履歴を使って日報を自動で作成したり、アルコールチェック結果を一括管理したりすることができます。運転記録に基づく安全指導も一般的な内容ではなく、自身の運転特性やクセに基づいた具体的な注意点を共有できるでしょう。

車両管理システムは対象車両を限定しないので、配送トラックやバン、営業車やリース車を一括管理できる点も大きなメリットです。

おすすめ車両管理システム12選

多くの企業が車両管理システムを提供していますが、機能や料金形態はさまざまです。自社のニーズにマッチする車両管理システムを選ぶには、複数のシステムを比較・検討することが大切です。

ここでは、SFA JOURNAL編集部がおすすめする車両管理システムをご紹介します。

現場の業務効率化につながる！　株式会社フレクト「Cariot」

サービス名	Cariot
料金	・導入費用：0円 ・月額料金：要お問い合わせ
主な機能	・車両の現在地や到着時刻の把握 ・車両予約 ・到着・出発通知や遅延時の検知・通知 ・業務開始・終了時刻や走行距離などの自動記録 ・日報作成

状況把握がスムーズ

3秒ごとに車両情報を取得して管理画面で表示するので、全車両の現在地や目的地への到着時間、状況などがスムーズ把握できます。

月報・日報の管理が楽

運転日報・月報は自動で作成されます。日報に入れたい項目を任意で追加したり、画像を挿入したりすることも可能です。管理者は、日報のデータを集計し出力することもできます。

ドライバー、管理者の双方の手間が大幅に削減します。

便利なサクセスパッケージ

Cariotでは、過去の事例から特に活用されている機能を集めたサクセスパッケージを用意しています。複数のパッケージがあり、企業の用途や課題に合わせて選ぶことが可能です。

システム導入時にサクセスパッケージを設定すると、細かな設定をしなくても、利用用途や課題に合わせた機能が利用できるようになります。

こんな企業におすすめ

• 遅延のクレームに悩まされている企業
• 車両管理をスマートにデジタル化したい企業
• 設定しやすいシステムを導入したい企業

運営会社	株式会社キャリオット
サービスサイトURL	https://www.cariot.jp/

課題解決力がポイント！　NTTコミュニケーションズ株式会社「LINKEETH」

サービス名	LINKEETH
料金	・買い切りプラン 　・Safety　1,980円/月 　・Location　1,980円/月 　・セット　3,080円/月 ・レンタルプラン：要お問い合わせ ・初期費用：要お問い合わせ
主な機能	・AIによる危険運転の検知・警告 ・リアルタイムで車両位置を表示 ・自動で日報作成

安全運転をサポート

LINKEETHは、ドライバーの安全運転を支援する多彩なサービスが充実しています。危険な挙動を検知して警告するほか、高精度な診断ロジックを採用しており、ドライバーごとの運転のクセを解析することも可能です。

効率的な運行管理

15秒ごとに車両情報を取得して管理画面に反映するため、ほぼリアルタイムでの把握が可能です。

車両ごとの走行距離やルートも表示でき、運行管理を効果的におこなえます。

アプリでデータ管理

スマートフォンアプリを活用して、業務報告や日報の作成がスムーズできるようになります。走行に関する細かなデータや運転診断結果なども確認可能です。

使い慣れたスマートフォンを活用するので、ドライバーの負担を増やしません。

こんな企業におすすめ

• ドライバーの事故が減らず困っている企業
• 非効率な走行ルートを改善したい企業
• 運転日報の手間を短縮したい企業

運営会社	エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
サービスサイトURL	https://www.ntt.com/business/services/linkeeth/lp/linkeeth.html

車両の状態を見える化！　株式会社アクシス「KITARO」

サービス名	KITARO
料金	・アダプタ：初期費用 0円、月額 3,360円/台 ※買取プランもあり ・デジタコ：本体価格 93,500円/台、月額 3,080円/台 ・ドラレコ：要お問い合わせ ・バイク：初期費用 0円、月額 3,360円/台
主な機能	・位置情報や走行距離をマップで瞬時に確認 ・日報を作成 ・ドライバーの運転成績をランキング付け

日報作成が簡単

KITAROは日報作成が簡単にできます。運転終了時には当日の運転履歴を反映した日報のひな型が出来上がっているので、内容を確認するだけでOKです。ドライバーの作成の手間が大幅に削減できます。

安全運転についてランキングで評価

危険挙動の少ない安全運転をしているか、エコドライブしているかを軸に、運転を評価してランキング形式で表示します。

管理者は、運転データに基づいた適切な指導が可能です。

アプリのチャット機能

スマートフォンに専用アプリを入れれば、チャット機能を使ってドライバーとスムーズに連絡が取れます。「指示を出したい」「確認したいことがある」といったときに便利です。

こんな企業におすすめ

• 日報作成などの業務を効率化し生産性を上げたい企業
• ドライバーの安全意識を向上させたい企業
• バイクも含めて車両管理をしたい企業

運営会社	株式会社アクシス
サービスサイトURL	https://kitaro-sdp.com/

ペーパーレスで管理が楽に！　株式会社スマートドライブ「SmartDrive Fleet」

サービス名	SmartDrive Fleet
料金	要お問い合わせ
主な機能	・リアルタイムで走行位置を把握 ・車両ごとに一日の運行工程を作成 ・運転日報・月報を自動作成 ・専門家によるオプションレポートの提供

あらゆる情報を取得可能

SmartDrive Fleetは、GPSを通して位置情報を取得し、地図上に全車両を表示します。渋滞情報も取得可能。ほぼリアルタイムで状況が把握でき、ルートの変更指示を出したり到着予定時刻を予測したりとさまざまな面で活用できます。

移動経路の作成

ドライバーや車両ごとに、その日の移動経路の作成が可能です。作成時に車両を設定すれば、自動的に車両予約もでき、予約手続きを別でおこなう手間がかかりません。

データのレポート化

取得したデータを専門化が分析してまとめたレポートが閲覧できます。管理画面では確認できない多様なデータが把握でき、車両台数を適性化したり安全運転指導をしたりとさまざまな活用が可能です。

こんな企業におすすめ

• 直感的な操作が可能な機器を導入したい企業
• サポートが充実しているシステムを選びたい企業
• 既に導入しているシステムと連携させたい企業

運営会社	株式会社スマートドライブ
サービスサイトURL	https://smartdrive.co.jp/fleet/

手軽さが魅力！　株式会社システック「ロジこんぱすLite」

状況に併せて選択可能

ロジこんぱすLiteにはOBD-Ⅱタイプとシガーソケットタイプがあり、一部の機能が異なります。

OBD-Ⅱタイプは日報・月報の作成ができるなど機能が充実しています。シガーソケットタイプはコスパを抑えたい人向きです。状況に併せて選びましょう。

スピーディーに管理画面に反映

OBD-Ⅱタイプは、10分ごとに通信で車両の位置を管理画面に反映します。走行履歴の確認や、登録したエリアへの接近・離脱情報の取得が可能です。運転日報・月報の出力もできます。

危険運転を通知

シガーソケットタイプは、現在位置表示や走行軌跡の確認機能に加え、急加速や急ブレーキ、スピードの出し過ぎといった危険な挙動の検知が可能です。危険運転があれば管理画面に通知がいくので、管理者はデータをもとに指導できます。

ただし、運転日報・月報の出力はできません。

こんな企業におすすめ

• 車両位置を把握して適切に管理したい企業
• 事故を減らすべく、従業員に安全運転を徹底させたい企業
• 社用車の業務外使用を防ぎたい企業

運営会社	株式会社システック
サービスサイトURL	https://logilite.net/

クラウド型で使いやすい！　パイオニア株式会社「ビークルアシスト」

サービス名	ビーグルアシスト
料金	・購入プラン 　・端末費用：別途見積 　・月額料金：980円より ・レンタルプラン 　・端末費用：0円 　・月額料金：別途見積
主な機能	・危険挙動の可視化・警告 ・リアルタイムで車両の位置情報や状況を把握・管理 ・管理者からドライバーへメッセージを送信

特長

ビーグルアシストは危険な挙動があると通知がいく、運転傾向レポートを作成する、前日の運転評価メールが届くなど、ドライバーが自分の運転を振り返る機能が豊富にそろっています。安全運転に対する意識の向上が期待できます。

スムーズな業務連絡

ドライバーへのメッセージ送信がスムーズに行える点も、特長の一つです。管理画面でドライバーの位置や状況を把握し、業務連絡や指示を出せます。

サポートが充実

ビーグルアシストはサポートも充実しています。導入時の取付や設定といった初期支援のほか、操作が学べる動画やオンラインセミナーを用意しており、従業員への教育の手間が省けます。

運用時のトラブルは、サポートデスクに相談可能です。

こんな企業におすすめ

• 運行業務・管理業務のどちらも効率化して生産性を上げたい企業
• ドライバーが交通事故を起こさないようにしたい企業

運営会社	パイオニア株式会社
サービスサイトURL	https://mobility-service.pioneer.jp/

配送状況を可視化！　都築電気株式会社「TCLOUD FOR SCM」

サービス名	TCLOUD FOR SCM
料金	・初期費用：0円 ・月額料金：要お問い合わせ
主な機能	・リアルタイムで車両位置や配送状況を把握 ・未到着・遅延など各種アラート ・車内の商品温度のモニタリング ・ドライバーと管理者の連携支援 ・日報の自動作成

スマートフォンがあれば利用可能

専用の車載デバイスを取り付ける必要がなく、スマートフォンがあればすぐに利用できます。また、温度センサーと連携させることも可能です。

積み込んだ商品の温度をリアルタイムでモニタリングでき、品質管理に役立ちます。温度の推移が記録されて残るため、トラブルが発生したときも迅速に調査できるでしょう。

コミュニケーションが取りやすい

メッセージと画像が送信できるため、管理者とドライバーがスムーズにコミュニケーションをはかれます。ナビ機能で配送ルートを指示するといったこともできます。

ミス防止対策

納品先ごとの注意点や契約条件を登録でき、ドライバー間で共有できます。すぐに確認できるため納品前に調べる手間が省け、ミスが防げます。

こんな企業におすすめ

• スムーズに導入できるシステムを求めている企業
• 商品温度を管理する必要がある企業
• 注意事項や伝達事項をスムーズにドライバーに伝えたい企業

運営会社	都築電気株式会社
サービスサイトURL	https://tsuzuki.jp/jigyo/scm/

BtoBの配送会社に特化！　株式会社オンラインコンサルタント「ODIN 動態管理」

サービス名	ODIN 動態管理
料金	・初期費用：0円 ・月額料金：1,500円1ドライバー
主な機能	・配送員のリアルタイムの位置情報を表示 ・走行履歴を1年間保存 ・ドライバーの状況（徒歩・駆け足・車走行）を管理 ・運転日報が自動で作成・残業を自動で計算 ・メッセージ機能が充実

配送業の諸問題を解決

AORINO BizはBtoBの配送会社に特化したシステムで、業務効率化のために得られた情報をどう活用するかにフォーカスしています。配送業の諸問題を解決するための機能が多く、さまざまな課題に対応しており使いやすいと評判です。

使いやすいメッセージ機能

メッセージ機能が充実しているのも特徴の一つです。複数のドライバーに対して一斉送信することも、マップ上で選んだ特定のドライバーにピンポイントで送信することもできます。

スマートウォッチにも送信でき、ドライバーは音声で返信することも可能です。

返金保証制度

安心の1年間全額返金保証があります。「システムが業務に合わなかった」「期待した効果が出なかった」など、どのような理由でも返金可能です。

返金保証があれば、気軽に導入できるでしょう。

こんな企業におすすめ

• BtoBで配送事業を行っている企業
• できるだけ管理システムの費用を抑えて導入したい企業
• ドライバーへの負担が少ないシステムを探している企業

運営会社	株式会社オンラインコンサルタント
サービスサイトURL	https://doutaikanri.com/

安全運転を支援！　スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社「AORINO Biz」

サービス名	AORINO Biz
料金	・フロントカメラ 　月額料金：1,650円 ・フロントカメラ・リアカメラのセット 　月額料金：1,980円 ・フロントカメラ・ドライバーモニタリングカメラのセット 　月額料金：1,980円
主な機能	・ドライバーの現在位置・走行履歴の確認 ・ドライバーの運転状況の把握 ・緊急時110番通報 ・危険運転、脇見・居眠りアラート

データを一元管理

AORINO Bizは、ドライブレコーダーが取得したデータを一元管理できます。必要な情報を抽出して解析し、業務改善に生かすことが可能です。

あんしん運転通信簿

走行ごとにドライバーの運転を評価する「あんしん運転通信簿」が作成されます。通信簿はA～Dで評価された分かりやすい内容です。

運転状況が把握でき、データをもとに必要に応じて指導が行えます。

ドライバーを守る充実した機能

大切なドライバーを守る機能が充実している点も特徴の一つです。危険な急加減速やふらつき、脇見運転などの危険な挙動があったときは危険運転アラートで知らせます。オプションに加入すれば、事故などの緊急時には緊急ボタンを押すことで110番通報も可能です。

こんな企業におすすめ

• 社用車の管理を楽にしたい企業
• ドライバーの脇見や居眠りといった危険な挙動を正確に把握したい企業

運営会社	スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社
サービスサイトURL	https://aorino.smamoba.jp/biz/

運行効率化が捗る！　株式会社ナビタイムジャパン「ビジネスナビタイム」

サービス名	ビジネスナビタイム
料金	要お問い合わせ
主な機能	・位置情報や遅延状況を管理画面で一目で把握 ・配車計画立案 ・リアルタイムで交通情報や天候情報を把握

状況をすばやく把握

ナビタイムならではの技術が生かされており、管理画面で車両の位置情報や状況がすぐに把握できます。また、精度の高い渋滞予想や最適ルートの検索が可能です。

交通状況を考慮した効果的な配送計画の作成も可能です。効率的に配送先を回れるでしょう。

初心者ドライバーでも安心

カーナビ機能が優れているため、初心者のドライバーでも迷わずに目的地まで走行できます。初心者ドライバーの教育コストが削減でき、すぐに戦力として投入できるでしょう。

スマートフォンとPCがあれば導入可能

車載デバイスを購入する必要はなく、スマートフォンとPCがあれば導入できます。直感的に操作が理解できる分かりやすいUIなので、機器の操作が苦手な従業員でも、すぐに使いこなせるようになるでしょう。

こんな企業におすすめ

• スマートフォン操作に慣れていない高齢者ドライバーでも使いやすいサービスを探している
• 到着時刻の要お問い合わせにスムーズかつ正確に対応したい
• 配送状況を常に把握しておきたい

運営会社	株式会社ナビタイムジャパン
サービスサイトURL	https://fleet.navitime.co.jp/

無料で利用可能！　ジェネクスト株式会社「AI-Contact」

サービス名	AI-Contact
料金	・AI-Contacフリート：完全無料 ・AI-Contactモバイル：月額980円～ ・AI-Contact Now：月額1,480円～ ・AI-Contact PLUS：各シリーズにプラス月額500円～
主な機能	・ドライバーの現在位置を把握 ・車両ごとの車検の終了日やドライバーの更新期限などを管理 ・運転日報の作成 ・アルコールチェックの記録・管理

無料で気軽に活用

AI-Contact フリートは無料で利用でき、運行管理や動態管理、日報作成、アルコールチェックの記録管理が可能です。

車載機の導入は不要で、スマートフォンアプリを使って運用します。200円で電話やZOOM相談、運用コンサルへの相談、設定代行などが利用できるサポートプランに加入できます。

交通違反防止機能

AI-Contactモバイルは、ドライバーの交通違反防止機能が充実しています。運行管理・動態管理・車両管理といった基本機能の他に、交通事故違反時のアナウンス機能があり、走行ごとの違反状況も細かく記録されます。

スマートフォンで使える交通安全システム

AI-Contact Nowは、ドライバーが危険な動きをしたとき逐一スマートフォンを介してアナウンスする交通安全システムです。「この先の一時停止線でしっかり止まってください」「速度が出過ぎています。〇〇kmまで減速してください」など具体的なアドバイスをすぐに行うので、ドライバー自身が気付きにくい運転のクセを把握できます。

こんな企業におすすめ

• 導入コストをあまりかけずにシステムを導入したい企業
• ドライバーの交通違反や交通事故を減らしたい企業

運営会社	ジェネクスト株式会社
サービスサイトURL	https://ai-contact.jp/

次世代AIが強み！　GO株式会社「ドライブチャート」

サービス名	ドライブチャート
料金	・購入プラン：要お問い合わせ ・レンタルプラン：要お問い合わせ
主な機能	・危険運転を検知・映像で保存 ・日報・月報を自動で作成 ・ライブマップ機能 ・危険運転数を管理者とドライバーにメール送信

事故防止を支援

ドライブチャートはAIが常に運転を解析し、脇見運転や一時不停止などのリスク行動があれば検知してドライバーに知らせる機能があり、事故の防止につながります。さらに、記録された映像をもとに、専門チームが事故防止を支援します。

毎週届くサマリーメール

1週間の運転評価をまとめたサマリーメールが毎週届くのも特長です。自分の運転を振り返る機会が毎週訪れるため、ドライバーの安全に対する意識向上につながります。

運用コンサルサポート

導入したシステムを最大限に生かすためには、企業の状況に合わせた設計や運用、定期的な改善が不可欠です。DRIVE CHARTでは運用コンサルサポートを実施し、導入後の定着から効果的な活用まで幅広く支援しています。

こんな企業におすすめ

• 交通事故の予防に力を入れたい企業
• 交通違反や事故を減らしたい企業
• システム導入後もサポートが欲しい企業

運営会社	GO株式会社
サービスサイトURL	https://drive-chart.com/

車両管理システムの車載デバイスの種類

車両管理システムと一口に言っても、主な機能や費用、サポート体制は異なります。ここでは、導入のしやすさに直結する車載デバイスの特徴や注意点を詳しく解説します。、

OBD-Ⅱポート型

OBD-Ⅱポート（OBD-Ⅱコネクター）は運転席側の足元付近にあり、SIMカードを装填して使います。そのため取付工事は不要です。

OBDとは車両の自己故障診断システムのことで、車速やエンジン回転数といった情報を基に異常を検知したらランプや警告音で知らせる機能があります。メーカーによって規格がバラバラでしたが、OBD-Ⅱになってほぼ統一されたため、一般的な国産ガソリン車であればこのタイプの車両管理システムはほぼ設置できます。

ドライバーから見えない位置にポートがあるため、デバイスを設置しても監視されていると感じにくい点がメリットです。

デジタルタコグラフ搭載型

デジタルタコグラフ（デジタコ）は、メモリーカードに運行情報を記録できる機器のことです。大型・中型の事業用トラックや大都市部を走る法人タクシー、ハイヤー、バスなどは設置が義務付けられています。

デジタコ搭載型は、走行中の速度や時間、距離、位置情報や走行記録などをリアルタイムで取得し、記録できます。ただし、デバイスそのものが高額で、取付工事が必要な点がネックです。既にデジタコが設置されている車両を所有している場合は検討してみましょう。

アプリ型

スマートフォンやタブレットに専用アプリを入れ、乗車時に起動して使用するタイプです。ドライバーの端末にアプリを入れたり、既にある社用携帯を使えば、所有する車両台数分のデバイスを別途用意したり取り付けたりする必要がなく、スムーズに導入できるのが大きなメリットです。

ただし、端末が充電切れを起したり誤操作でGPSを切ったりするとシステムが稼働しないため、ドライバーへ定期的に注意喚起を促す必要があります。

ドライブレコーダー型

ドライブレコーダーに動態管理や走行記録などの機能がついたタイプです。映像はクラウドを通してリアルタイムで共有されるため、管理者はドライバーや車両の状態を正確に把握できます。

事故の発生時も、デバイスで録画した映像を状況確認や証拠として利用可能です。録画映像は、ドライバー達への安全指導教習で使うこともできるでしょう。実際に起こりえる状況を踏まえた指導が可能です。

急発進・急ブレーキ、脇見、居眠りなどの危険運転やあおり運転を自動で検知して警告する機能が搭載されているものもあります。

シガーソケット型

車内に搭載されたシガーソケット（アクセサリーソケット）に挿すだけで使えるタイプです。シガーソケットは車内で使う電気製品の電源として設置されている設備で、車載デバイスを取りつける際も配線工事などは不要です。

直接挿し込む部分が付いている小型のデバイスと、ソケットを挿しこんで本体は車内に置く大型のデバイスの2種類があります。

大型タイプの場合は、設置スペースが確保できるかどうかも選定時のポイントとなるでしょう。

車両管理システムで利用できる機能一覧

車両管理システムで利用できる代表的な機能は、以下の通りです。導入の目的と照らし合わせながら、必要な機能を確認しましょう。

機能	機能詳細
位置情報の取得	全ての登録車両の位置を表示
走行記録の取得	実際の走行ルートを自動で記録
到着予定時刻の予想	目的地に着く時刻を予想
危険運転アラート通知	居眠り、脇見、急発進といった危険運転を検知・警告
ヒヤリハットマップ	事故を起こしやすい場所を地図上にマーク
運転傾向分析	運転技術や危険運転の頻度などをドライバーごとに分析
運転成績・ランキング表	安全運転・エコドライブの傾向を点数化して運転成績を表示、ランキング作成
車両稼働管理	社用車の稼働状況を一覧表示
日報自動作成	取得したデータを基に日報や月報を自動で作成

車両管理システム導入のメリット

車両管理システムの導入は、管理者・ドライバーの双方にさまざまなメリットをもたらします。ここでは、システム導入で得られる主なメリットを4つ紹介します。

事故防止に役立つ

車両管理システムは、以下のような危険運転を防止するさまざまな機能が搭載されているため、事故の防止に役立ちます。

• 危険運転を自動で検知し、ドライバーに警告
• 管理者に危険運転があったことを通知
• ドライバーごとの運転傾向を分析し、結果を管理者やドライバーに通知

ドライバーは、なかなか気が付きにくい自分の運転特性やクセを客観的に見ることができ、運転の振り返りや改善に取り組みやすくなります。また、管理者はデータを基に運転を分析することができるので、より充実した安全運転指導を行えるでしょう。

さらに交差点やカーブなど危険運転が起こりやすい場所をマッピングしたり音声でドライバーに伝えたりもできるため、事故の防止につながります。

効率の良い配送・配車計画が実現

車両管理システムの中には、道路状況を考慮して目的までの最適ルートを提案する機能を備えたものがあります。これによりドライバーの勘や予測に頼らずとも、最短で目的に到着できるでしょう。

無理のないルートで配送・配車計画が立てられるため、業務効率が向上します。また、車両やドライバーの稼働状況が可視化できるので、特定の人員に業務が偏ることなくバランスの取れた配車が可能です。

コスト削減につながる

車両管理システムを導入すると車両やドライバーの稼働状況が把握できるので、余剰車両の削減や人員配置の最適化を行え、コストカットにつながります。

配送や配車の最適化や日報の自動化が実現すれば、無駄な残業も発生しないので、人件費のスリム化も目指せます。安全運転やエコドライブの評価・ランキング機能などにより、ドライバーの意識が向上すれば燃費も改善するでしょう。

従業員が安心感を得られる

車両管理システムは、危険運転の検知やヒヤリハットマップの作成など、ドライバーの安全運転を支援する機能も多く、ドライバーの安全を守る面でも役に立ちます。

導入に当たっては、車両管理システムのメリットや安全性の向上が期待できることをドライバーへ十分に説明し、きちんと理解してもらうことが重要です。事前の説明がないまま導入すると、システムを通じて監視されているのではないかと感じるドライバーもいるため、注意してください。

車両管理システムの選び方と比較ポイント

いざ車両管理システムを導入しようと思っても、どのシステムが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、特にチェックしておきたいシステム比較ポイントをご紹介します。

位置情報の取得頻度

車両管理システムの基本機能の1つに、GPSや通信システムを使って車の動きや位置情報をリアルタイムで取得する、動態管理機能があります。ドライバーの位置を把握でしていれば、災害が起きた際にもすぐに対処できるでしょう。ただし車両情報を取得する頻度は、5秒間隔のものもあれば10分間隔のものもあり、システムによってさまざまです。常に位置を把握する必要がある場合は、高頻度で情報を取得するシステムを選びましょう。

安全運転管理のレベル

危険運転防止の機能の充実度は、システムによって違いがあります。「ドライバーの安全意識を高めたい」「事故が増えているので効果的な指導がしたい」といった場合は、安全運転支援機能や運転特性を分析してレポート化する機能などが充実したシステムを選びましょう。

システムの中には、危険運転が発生したらドライバーに警告するのと同時に、クラウドに動画をアップデートする機能などが備わっているものもあります。実際のヒヤリハットや事故の動画があれば、後で原因を分析して効果的な対策を講じたり、安全運転講習で事例として紹介したりすることもできるでしょう。

ルート作成機能の有無

先述した通りルート作成機能があれば、業務の効率化やコスト削減につながるため、重要な選定ポイントです。

単にルートを設定するだけでなく、時間や距離、交通状況、積載量、希望の訪問時間など複数の条件を考慮した上で、訪問先を効率よく回るベストのルートを提案してくれるものが望ましいです。効率よく回れるようになるので、ドライバー不足の解消にも役立つでしょう。

また、管理者が直観的にルートの調整ができるかや、ドライバーが迷わずにルートをたどれるかといった使いやすさもしっかり比較しましょう。

ドライバーとの連絡方法

ドライバーとのやり取りのしやすさも重要なポイントです。管理画面上で車両検索をしたらワンタップで電話がかけられるものや、メッセージを音声で読み上げるもの、頭上で指定範囲内にいる車両全てにメッセージを一括送信できるものなど、連絡方法は多岐にわたるので、やり取りの頻度や安全性を踏まえた上で複数のシステムを比較・検討しましょう。

ドライバーに適切な指示が出せれば、配送や運行をより効率的にできるでしょう。

料金システム

車両管理システムの料金体系は、システムによって異なります。導入する車両の台数ごとに料金がかかるものや車載機を購入・レンタル・リースするプランがあり、費用感もまちまちです。

アプリ型はドライバーのスマートフォンと管理者のPCがあれば、追加の費用がかからない場合もあるので、機能と料金を踏まえて比較検討しましょう。無料トライアルの期間を設けているシステムなら、お得に使用感を確認できます。

まとめ

車両管理システムは車両管理や動態管理を効率化し、ドライバーの安全管理・指導にも役立つシステムです。車両の位置確認やルートの作成、日報作成といった機能があるため、業務効率の大幅アップが期待できます。ドライバーの負担を軽減したりルートの最適化によって運転時間を短くしたりできるので、働きやすい環境づくりにも寄与できます。定着率やエンゲージメントの向上も見込めるでしょう。

車載デバイスの種類や利用できる機能、料金体系はシステムによって異なります。導入の目的や解決したい課題を明確化し、それに合う機能や予算のシステムを選びましょう。
「どんな車載管理システムがあるのか分からない」「情報を比較するのが大変」という方は、下の比較表の中から少なくとも3社程度気になるシステムを選び、資料請求や問い合わせをしてみてください。無料のトライアル期間やデモ体験を設けているところもあるので、積極的に試してみるとよいでしょう。