オフィスに導入できる“フルーツの福利厚生”サービス3選|導入メリット・費用・選び方を徹底解説
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
従業員の健康を支え、エンゲージメントを高める新しい福利厚生をお探しではありませんか?近年、働き方の多様化とともに従業員の健康意識が高まる中、注目を集めているのがオフィスに新鮮なフルーツを届ける福利厚生です。手軽に導入できるにもかかわらず、社員の満足度向上や生産性アップ、さらには採用活動における魅力付けにも繋がるこの施策。本記事では、フルーツを福利厚生として導入する具体的なメリットから、気になる費用、失敗しないサービスの選び方、そしておすすめのサービスまでを網羅的に徹底解説します。
【比較表】福利厚生のおすすめサービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 福利厚生の内容 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
置き菓子やドリンクの提供 おやつ ドリンク コーヒー スイーツパン グラノーラ おつまみ プロテインバー ヴィーガン そうざい など |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなどの提供 ※取り扱い商品は300種類以上 |
BeeNii
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初期費用:0円 月額料金:0円 ギフト代:有料 ※月次でまとめて請求 |
記念日に合わせて自動でギフトを贈る「ギフトスケジューリングサービス」 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
常温保存可能なスープの提供 |
| Perk |
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要お問い合わせ | さまざまなジャンルのサービスを特別価格で利用できる「割引き特典」とコンビニやカフェで利用できるチケットに交換できる「ポイント制度」を提供 |
| Resort Worx |
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要お問い合わせ |
旅行に特化した福利厚生サービス リゾートエリアの会員施設やホテルの宿泊を30~80%割引で利用可能 |
| OFFICE DE YASAI |
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要お問い合わせ | サラダやカットフルーツ、お惣菜など約140品目をオフィスに設置した冷蔵庫に常設、食事補助により従業員の健康をサポート |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 管理栄養士が監修した主食・主菜・副菜がオフィスに設置した冷蔵庫または自動販売機に届く置き型社食サービス |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 全国25万店以上の加盟飲食店で利用できる電子カード型の食事補助サービス |
| WELBOX |
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要お問い合わせ | 介護・育児・自己啓発・健康増進・旅行・エンタメなど幅広いラインナップから、企業の課題に応じてサービスを選べる |
| ライフサポート倶楽部 |
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要お問い合わせ | 宿泊・レジャーといった余暇支援から介護・育児のサポートまで幅広いメニューから自由にサービスを利用できる |
| ベネフィット・ステーション |
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Netflix得々プラン:1,850円(月額/1名) Netflixプラン:1,350円(月額/1名) 学トクプラン:1,200円(月額/1名) 得々プラン:1,000円(月額/1名) |
グルメやレジャー、ショッピングからeラーニング、育児・介護・引っ越しなどのライフイベントに関わるものまで、140万以上のサービスを勇退価格で利用できる |
| 福利厚生倶楽部 |
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要お問い合わせ | 余暇支援・日常支援・健康支援・学習支援の4軸を中心に、約12万・350万種以上のサービスを提供 |
| オフィスグリコ |
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要お問い合わせ | 職場にお菓子やドリンクなどの商品を届ける設置型サービス |
| TsugiTsugi |
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65,000円~/月 ※平日/土日、宿泊日数によって料金は異なります |
シティホテルからリゾートホテル、温泉旅館、グランピン施設など、定額で全国の宿泊施設に泊まれるサービス |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 月額費用:0円 配送料:0円 ※システム利用料はお弁当代に含まれます |
利用者とお弁当屋さんをつなぐ決裁システム。会社請求払いにすることで、食事補助の福利厚生として利用可能 |
| chocoZAP法人会員 |
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要お問い合わせ | chocoZAPを初めとするRIZAPの8つのブランドを特典的に利用できる、法人向け福利厚生サービス |
| yui365 |
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要お問い合わせ | 従業員の好みに合わせた世界に一つのオリジナルデジタルカタログを作成するサービス |
| セラヴィリゾート泉郷 |
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要お問い合わせ | 宿泊施設が運営する余暇支援の福利厚生サービス |
| カフェテリアHQ |
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要お問い合わせ | 数問のアンケートからAIが適したアイテムを個別提案する福利厚生サービス |
この記事の目次はこちら
なぜ注目される?オフィスでフルーツを福利厚生として導入する企業が増えている理由
働き方が大きく変化する現代において、企業が従業員に提供する福利厚生のあり方も見直されています。特に、従業員の心身の健康を資本と捉え、企業が戦略的に健康投資を行う「健康経営」という考え方が広まる中、「食」に関する福利厚生の重要性が増しています。食事補助や社食サービスなど様々な選択肢がありますが、その中でも特に「フルーツ」の福利厚生が人気を集めているのには明確な理由があります。手軽に食べられる手間のなさ、心身のリフレッシュ効果、そしてビタミンなどの栄養を手軽に補給できる点が、多忙なオフィスワーカーのニーズと合致しているのです。次の章では、従業員の健康意識の変化と、健康経営におけるフルーツの役割について詳しく解説します。
従業員の健康意識の高まりと食生活の変化
近年、社会全体で健康志向が強まっており、働く個人の間でも自身の食生活や健康状態への関心は非常に高くなっています。特にオフィスワーカーは、多忙な業務の中で朝食を抜いてしまったり、昼食が外食やコンビニ弁当に偏りがちになったりと、栄養バランスの乱れという課題を抱えやすい傾向にあります。このような状況下で、会社が福利厚生として新鮮なフルーツを提供することは、従業員が手軽にビタミンやミネラル、食物繊維を摂取する絶好の機会となります。意識はしていても個人ではなかなか継続が難しい健康的な食習慣を、企業がサポートする姿勢を示すことで、従業員の健康維持に直接的に貢献し、会社への満足度や信頼感を高める効果が期待できるのです。
「健康経営」の推進におけるフルーツの役割
経済産業省も推進する「健康経営」は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することで企業の生産性や価値向上を目指す取り組みです。この健康経営を推進する上で、フルーツの福利厚生は非常に有効な施策となり得ます。例えば、フルーツに含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源となり、午後の眠気覚ましや集中力の維持に役立ちます。また、ビタミンCはストレス緩和や免疫力向上に寄与します。企業が従業員の健康を食事の面からサポートすることで、心身のコンディションが整い、結果として業務パフォーマンスの向上や欠勤率の低下に繋がります。これは単なるコストではなく、企業の持続的な成長を支える「健康投資」として大きな意味を持つのです。
企業がフルーツの福利厚生を導入する5つのメリット
オフィスにフルーツの福利厚生を導入することは、従業員の健康をサポートするだけでなく、企業経営の観点からも計り知れない多くのメリットをもたらします。従業員が喜ぶという直接的な効果はもちろんのこと、組織全体の活性化や企業価値の向上といった、より戦略的な効果も期待できるのです。単なる「おやつ」の提供という枠を超え、従業員満足度の向上から生産性の改善、社内コミュニケーションの円滑化、採用活動における競争力強化、そして企業の社会的責任(CSR)への貢献まで、その効果は多岐にわたります。この章では、フルーツの福利厚生が企業にもたらす5つの具体的なメリットについて、一つひとつ詳しく掘り下げて解説していきます。
1. 従業員満足度の向上とエンゲージメント強化
企業が従業員の健康に配慮しているという姿勢は、福利厚生を通じて明確に伝わります。特に、新鮮で美味しいフルーツがオフィスに常備されているという環境は、「会社に大切にされている」という実感を生み出し、従業員の満足度(ES)を大きく向上させます。この満足感は、仕事へのモチベーションや組織への愛着、すなわちエンゲージメントの強化に直結します。エンゲージメントが高い従業員は、自発的に業務改善に取り組んだり、組織の目標達成に積極的に貢献したりする傾向があります。フルーツという身近で分かりやすい福利厚生は、従業員の心を満たし、組織全体の活力を生み出すためのシンプルかつ効果的な一手となるのです。
2. 社員の健康増進と生産性アップへの貢献
オフィスワークは長時間座り続けることが多く、運動不足や栄養バランスの偏りを招きがちです。福利厚生として提供されるフルーツは、こうした健康課題に対する有効な解決策となります。フルーツに含まれるビタミンやポリフェノールは、免疫力を高め、風邪などの体調不良を予防する効果が期待できます。また、果糖やブドウ糖は素早くエネルギーに変わるため、午後の集中力が途切れがちな時間帯のリフレッシュに最適です。従業員一人ひとりが健康な状態で業務に取り組むことで、個人の生産性が向上するだけでなく、組織全体のパフォーマンスアップにも繋がります。健康的な労働環境の整備は、企業の持続的な成長の基盤となるのです。
3. 社内コミュニケーションの活性化
休憩スペースに置かれた色とりどりのフルーツは、従業員同士の自然なコミュニケーションを生み出すきっかけとなります。「今日のフルーツは何だろう?」「このリンゴ美味しいね」といった何気ない会話が、部署や役職の垣根を越えた交流を促進します。普段は業務上の接点がない社員同士がフルーツを囲んで話すことで、新たなアイデアが生まれたり、チームワークが向上したりする効果も期待できます。リモートワークと出社のハイブリッド型勤務が増える中で、こうした偶発的なコミュニケーションの場は組織の一体感を醸成する上で非常に重要です。フルーツの福利厚生は、美味しくて健康的なだけでなく、職場の風通しを良くする潤滑油の役割も果たしてくれるのです。
4. 採用活動における企業イメージの向上
人材獲得競争が激化する現代において、福利厚生の充実は企業の大きなアピールポイントとなります。特に、健康への配慮を示すフルーツの福利厚生は、求職者に対して「従業員を大切にする先進的な企業」というポジティブな印象を与えます。企業の採用サイトや面接の場でこの取り組みを紹介することで、他社との差別化を図り、優秀な人材を惹きつける強力な武器となり得ます。給与や休日といった基本的な労働条件だけでなく、働く環境や従業員への投資姿勢を重視する求職者は年々増えています。フルーツの福利厚生は、企業の魅力と価値を分かりやすく伝え、採用ブランディングを強化するための効果的な施策と言えるでしょう。
5. SDGsへの貢献(フードロス削減など)
企業の社会的責任が問われる現代において、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献する姿勢は不可欠です。フルーツの福利厚生サービスの中には、市場には出回らない規格外のフルーツを積極的に活用し、フードロスの削減に取り組んでいる企業も少なくありません。このようなサービスを選択することで、企業は福利厚生を導入するだけで、SDGs(持続可能な開発目標)の目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献することができます。この取り組みは、企業のCSR活動の一環として社内外にアピールでき、企業イメージの向上にも繋がります。従業員も自社が社会貢献していることを実感でき、働くことへの誇りを育むきっかけにもなるでしょう。
フルーツの福利厚生サービスの料金相場と費用対効果
福利厚生の導入を具体的に検討する際、経営者や担当者が最も気になるのは、やはり費用面でしょう。「どれくらいのコストがかかるのか」「支払った費用に見合う効果は得られるのか」といった点は、意思決定における重要な判断基準となります。フルーツの福利厚生サービスは、企業の規模やニーズに応じて様々な料金プランが用意されており、一概に「いくら」とは言えません。しかし、一般的な料金体系や相場を理解し、単なる出費としてではなく、生産性向上や離職率低下といった観点から費用対効果(ROI)を算出することで、その価値を正しく評価することができます。ここでは、サービスの具体的な料金体系と、導入によって期待できるコストメリットについて解説します。
サービスの料金体系(月額・従量課金)と費用の目安
フルーツの福利厚生サービスの料金体系は、主に「月額固定制」と「従量課金制」の二つに大別されます。月額固定制は、従業員数やフルーツの量、配送頻度に応じて毎月決まった料金を支払うプランで、予算管理がしやすいのが特徴です。従業員1人あたり月額500円〜1,500円程度が相場とされています。一方、従量課金制は、配送されたフルーツのうち、従業員が実際に食べた分だけ料金が発生する仕組みです。無駄なく利用できるメリットがありますが、消費量が月によって変動するため予算が立てにくい側面もあります。どちらのプランが適しているかは企業の状況によるため、導入前にお試し期間などを利用して、自社の消費量を見極めることが重要です。
フルーツの福利厚生導入で期待できるコスト削減効果
フルーツの福利厚生にかかる費用を、単なるコストとして捉えるのは早計です。長期的な視点で見れば、様々なコスト削減効果が期待できる「投資」と考えることができます。例えば、従業員の健康が増進されることで、病気による欠勤が減り、健康保険料の負担増加を抑制できる可能性があります。また、従業員満足度の向上は離職率の低下に繋がり、新たな人材を採用・育成するためのコストを大幅に削減できます。さらに、集中力アップによる業務効率の改善は、残業代の削減にも寄与するでしょう。これらの間接的な経済効果を考慮すると、フルーツの福利厚生は、支払う費用を上回るリターンをもたらす可能性を秘めた、費用対効果の高い施策と言えるのです。
失敗しない!フルーツの福利厚生サービスの選び方と比較ポイント
自社にフルーツの福利厚生を導入しようと決めた後、次に直面するのが「どのサービスを選べば良いのか」という問題です。現在では多種多様なサービスが登場しており、それぞれに特徴や強みがあります。価格の安さだけで安易に選んでしまうと、「フルーツの品質が悪く従業員に不評だった」「運用に手間がかかり担当者の負担が増えた」といった失敗に繋がりかねません。そうした事態を避けるためには、自社の目的や規模、予算に合わせて、複数のサービスを慎重に比較検討することが不可欠です。ここでは、サービス選定で失敗しないために、必ずチェックすべき4つの重要な比較ポイントを具体的に解説します。これらのポイントを押さえ、自社に最適なパートナーを見つけましょう。
提供されるフルーツの種類と品質
サービスの最も重要な核となるのが、提供されるフルーツそのものの品質です。従業員の満足度に直結するため、最もこだわりたいポイントと言えるでしょう。契約農家から直送されるのか、旬のフルーツが提供されるのか、産地や鮮度はどうかといった点を確認しましょう。また、バナナやリンゴといった定番のフルーツだけでなく、季節感のある珍しい果物が含まれていると、従業員の楽しみも増えます。皮をむく手間が省けるカットフルーツや、手軽に飲めるスムージーといったオプションの有無も比較ポイントです。多くのサービスでお試しプランが用意されているため、実際にフルーツを試食して、その品質を自分たちの舌で確かめてから判断することをおすすめします。
配送頻度と量の柔軟性
企業の従業員数やオフィスの消費ペースは様々です。そのため、自社の状況に合わせて配送の頻度やフルーツの量を柔軟に調整できるかどうかは、非常に重要な選定基準となります。「週に1回」「2週間に1回」といった配送頻度を選べるか、また「来週はイベントがあるので多めに配送してほしい」といったスポットでの要望にどこまで応えてくれるかを確認しましょう。特に、導入初期は適切な消費量が分からない場合が多いため、少量からスタートし、従業員の反応を見ながら徐々に量を調整できるサービスが安心です。契約期間の縛りや、プラン変更の条件なども事前にしっかりと確認し、無駄なく継続できるサービスを選びましょう。
導入・運用の手軽さ(設置や備品、ゴミ処理など)
福利厚生は、導入後の運用がスムーズに行えるかどうかも成功の鍵を握ります。特に、総務や人事の担当者の負担を増やさないための配慮は欠かせません。サービス選定時には、フルーツを冷やしておくための冷蔵庫やショーケースをレンタルできるか、お皿やフォークといった備品も一緒に提供してくれるかを確認しましょう。また、意外と見落としがちなのが、皮や芯といった生ゴミの処理方法です。サービス会社によっては、次回の配送時にゴミを回収してくれるプランを用意している場合もあります。設置から日々の運用、後片付けまで、どこまでをサービス会社がサポートしてくれるのかを比較し、最も手軽に運用できるサービスを選ぶことが継続の秘訣です。
サポート体制と実績
安心してサービスを継続利用するためには、提供会社のサポート体制と実績の確認も不可欠です。例えば、「配送されたフルーツに傷みがあった」「予定日に届かなかった」といったトラブルが発生した際に、迅速かつ丁寧に対応してくれる窓口があるかは重要なポイントです。また、これまでの導入実績、特に自社と同じくらいの規模や業種の企業への導入事例が豊富であれば、それだけノウハウが蓄積されており、信頼性が高いと判断できます。公式サイトの導入事例をチェックしたり、問い合わせの際に担当者の対応品質を見極めたりするなど、サービス内容だけでなく、提供会社の信頼性もしっかりと評価して選定しましょう。
【徹底比較】オフィス向けのフルーツ福利厚生サービスおすすめ3選
ここまでの選び方のポイントを踏まえ、いよいよ具体的なフルーツの福利厚生サービスをご紹介します。全国展開している大手サービスから、特定のエリアで独自の強みを持つサービス、中小企業向けに小ロットで対応してくれるサービスまで、その特徴は様々です。各サービスが提供するフルーツの種類、料金プラン、サポート体制などを比較し、自社の文化や従業員のニーズに最もマッチするサービスを見つけるための参考にしてください。ここでは、数あるサービスの中から特に評価の高い3社を厳選しました。
【KUDAMONO OFFICE】|特徴・料金・対応エリア
全国の主要都市をカバーし、大手企業からベンチャー企業まで幅広い導入実績を誇る業界のリーディングカンパニーです。最大の特徴は、提携する全国の農家から旬のフルーツを厳選し、常に高品質で新鮮な果物を提供している点にあります。料金プランは従業員数に応じた月額制が基本で、1人あたり月額700円からとリーズナブルな価格設定も魅力です。導入時には専用の冷蔵庫を無償でレンタルでき、運用も手軽に始められます。カットフルーツや野菜、無添加ジュースなどのオプションも豊富で、従業員の多様なニーズに応えることが可能です。健康経営を目指す企業にとって、信頼性の高い選択肢の一つと言えるでしょう。対応エリアは関東、関西、中部、福岡など全国に拡大中です。
【FRUIT DELI Tokyo】|特徴・料金・対応エリア
東京都内の中小企業やスタートアップを中心に、小規模オフィス向けのサービス展開で人気を集めています。特徴は、発注ロットの柔軟性と、きめ細かな対応力です。従業員10名程度のオフィスからでも気軽に導入でき、「隔週配送」や「イベント時のみのスポット配送」など、企業のニーズに合わせた柔軟なプランを提案してくれます。料金は配送ごとの従量課金制を基本としており、無駄なコストが発生しない点がメリットです。専属のバイヤーが毎朝市場で仕入れた新鮮なフルーツを届けてくれるため、品質にも定評があります。まずはスモールスタートでフルーツの福利厚生を試してみたいと考えている企業に最適なサービスです。対応エリアは現在、東京23区内が中心となっています。
【サービス名:Office de Dole】|提供会社:株式会社ドール
世界的なフルーツブランドとして知られる「Dole(ドール)」が提供する、オフィス向けの福利厚生サービスです。このサービスは、手軽に栄養補給ができる「バナナ」に特化しているのが最大の特徴です。
Doleの品質基準で管理された美味しいバナナがオフィスに定期的に届きます。特に、市場には流通しにくいものの、味や品質には問題ない「もったいないバナナ」を有効活用しており、フードロス削減というSDGsの観点からも社会貢献に繋がるサービスです。
12本単位といった小ロットから注文が可能で、従業員数に合わせて数量や配送頻度を柔軟に選べるため、中小企業でも導入しやすいのが魅力です。誰もが知っている安心のブランドであり、従業員の健康を「バナナ」という手軽なフルーツでサポートしたい企業におすすめのサービスです。
フルーツの福利厚生を導入するまでの流れと注意点
自社に合ったサービスを見つけたら、いよいよ導入準備のステップに進みます。従業員に喜ばれ、効果的に運用するためには、計画的な導入プロセスと、導入後のルール作りが非常に重要です。単にサービスを契約してオフィスにフルーツを置くだけでは、形骸化してしまったり、一部の従業員しか利用しないといった事態に陥りかねません。ここでは、サービス会社への問い合わせから、社内での利用が定着するまでの具体的な流れを解説します。また、導入後に起こりがちな問題を防ぐための注意点も併せてご紹介します。スムーズな導入と運用を実現し、福利厚生の効果を最大化するためのポイントを押さえていきましょう。
STEP1:問い合わせからトライアル開始まで
まずは、気になるサービス会社の公式サイトから問い合わせを行い、資料請求や見積もりを依頼します。その際、自社の従業員数、希望するフルーツの量や頻度、予算などを具体的に伝えることで、より正確な提案を受けることができます。多くのサービスでは、本格導入前に数週間程度の「トライアル(お試し)プラン」が用意されています。この期間を利用して、提供されるフルーツの品質や量、従業員の反応、運用のしやすさなどを実際に確認しましょう。トライアルの結果を基に、社内でヒアリングを行い、本格導入するかどうか、また導入する場合のプラン内容を最終的に決定します。担当者とのコミュニケーションを通じて、信頼できる会社かどうかを見極めることも重要です。
STEP2:社内への告知と運用ルール決め
フルーツの福利厚生の導入が正式に決定したら、従業員への告知を行います。なぜこの制度を導入するのか、その目的(健康増進、コミュニケーション活性化など)を丁寧に説明することで、従業員の理解と協力を得やすくなります。社内報やイントラネット、朝礼の場などを活用して周知しましょう。同時に、公平性を保ち、トラブルを防ぐための簡単な運用ルールを決めておくことも大切です。例えば、「1人1日1個まで」「フルーツを食べるのは休憩スペースのみ」といったルールを設けることで、一部の従業員による独占を防ぎ、誰もが気持ちよく利用できる環境を整えることができます。ポスターなどでルールを掲示し、従業員への浸透を図りましょう。
フルーツを福利厚生として導入する際の注意点
導入後に円滑な運用を続けるためには、いくつかの注意点があります。一つは、アレルギーへの配慮です。キウイやリンゴ、モモなど、アレルギー反応を引き起こす可能性のあるフルーツが含まれる場合があるため、アレルギーを持つ従業員がいるかどうかを事前に把握し、注意喚起を行う必要があります。サービス会社によっては、アレルギーに配慮したフルーツ構成に対応してくれる場合もあります。もう一つは、衛生管理です。特に夏場はフルーツが傷みやすいため、冷蔵庫の温度管理や、長期間放置されないような声かけが重要です。これらの注意点を事前に社内で共有し、対策を講じておくことで、全従業員が安心して利用できる福利厚生制度として定着させることができます。
まとめ|フルーツの福利厚生で社員が喜ぶ健康的な職場環境を実現
本記事では、オフィスにフルーツの福利厚生を導入するメリットから、具体的な費用、失敗しないサービスの選び方、導入の流れまでを網羅的に解説しました。フルーツの福利厚生は、従業員の健康増進や満足度向上に直接的に貢献するだけでなく、社内コミュニケーションの活性化や採用力の強化など、企業経営にも多くのプラスの効果をもたらす、費用対効果の非常に高い施策です。サービス選定の際は、価格だけでなく、フルーツの品質や運用の手軽さ、サポート体制などを総合的に比較し、自社のニーズに最適なパートナーを見つけることが成功の鍵となります。従業員が心身ともに健康で、活き活きと働ける職場環境は、企業の持続的な成長の礎となります。まずは気になるサービスに問い合わせ、トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。
【比較表】福利厚生のおすすめサービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 福利厚生の内容 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
置き菓子やドリンクの提供 おやつ ドリンク コーヒー スイーツパン グラノーラ おつまみ プロテインバー ヴィーガン そうざい など |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなどの提供 ※取り扱い商品は300種類以上 |
BeeNii
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初期費用:0円 月額料金:0円 ギフト代:有料 ※月次でまとめて請求 |
記念日に合わせて自動でギフトを贈る「ギフトスケジューリングサービス」 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
常温保存可能なスープの提供 |
| Perk |
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要お問い合わせ | さまざまなジャンルのサービスを特別価格で利用できる「割引き特典」とコンビニやカフェで利用できるチケットに交換できる「ポイント制度」を提供 |
| Resort Worx |
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要お問い合わせ |
旅行に特化した福利厚生サービス リゾートエリアの会員施設やホテルの宿泊を30~80%割引で利用可能 |
| OFFICE DE YASAI |
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要お問い合わせ | サラダやカットフルーツ、お惣菜など約140品目をオフィスに設置した冷蔵庫に常設、食事補助により従業員の健康をサポート |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 管理栄養士が監修した主食・主菜・副菜がオフィスに設置した冷蔵庫または自動販売機に届く置き型社食サービス |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 全国25万店以上の加盟飲食店で利用できる電子カード型の食事補助サービス |
| WELBOX |
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要お問い合わせ | 介護・育児・自己啓発・健康増進・旅行・エンタメなど幅広いラインナップから、企業の課題に応じてサービスを選べる |
| ライフサポート倶楽部 |
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要お問い合わせ | 宿泊・レジャーといった余暇支援から介護・育児のサポートまで幅広いメニューから自由にサービスを利用できる |
| ベネフィット・ステーション |
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Netflix得々プラン:1,850円(月額/1名) Netflixプラン:1,350円(月額/1名) 学トクプラン:1,200円(月額/1名) 得々プラン:1,000円(月額/1名) |
グルメやレジャー、ショッピングからeラーニング、育児・介護・引っ越しなどのライフイベントに関わるものまで、140万以上のサービスを勇退価格で利用できる |
| 福利厚生倶楽部 |
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要お問い合わせ | 余暇支援・日常支援・健康支援・学習支援の4軸を中心に、約12万・350万種以上のサービスを提供 |
| オフィスグリコ |
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要お問い合わせ | 職場にお菓子やドリンクなどの商品を届ける設置型サービス |
| TsugiTsugi |
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65,000円~/月 ※平日/土日、宿泊日数によって料金は異なります |
シティホテルからリゾートホテル、温泉旅館、グランピン施設など、定額で全国の宿泊施設に泊まれるサービス |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 月額費用:0円 配送料:0円 ※システム利用料はお弁当代に含まれます |
利用者とお弁当屋さんをつなぐ決裁システム。会社請求払いにすることで、食事補助の福利厚生として利用可能 |
| chocoZAP法人会員 |
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要お問い合わせ | chocoZAPを初めとするRIZAPの8つのブランドを特典的に利用できる、法人向け福利厚生サービス |
| yui365 |
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要お問い合わせ | 従業員の好みに合わせた世界に一つのオリジナルデジタルカタログを作成するサービス |
| セラヴィリゾート泉郷 |
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要お問い合わせ | 宿泊施設が運営する余暇支援の福利厚生サービス |
| カフェテリアHQ |
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要お問い合わせ | 数問のアンケートからAIが適したアイテムを個別提案する福利厚生サービス |
