更新日:2025/11/07
オフィスの福利厚生サービス11選!従業員満足度の高いサービスをランキングでご紹介
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
働き方が多様化し、人材の流動性が高まる現代において、企業が優秀な人材を確保し、長く活躍してもらうための施策はますます重要になっています。その中でも「福利厚生」は、給与や待遇だけでは測れない企業の魅力を伝え、従業員満足度を大きく左右する重要な要素です。しかし、「自社のオフィスにはどのような福利厚生が合っているのだろうか」「従業員に本当に喜ばれるサービスは何か」とお悩みの経営者や人事担当者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、最新のトレンドを踏まえた人気の福利厚生から、企業の課題解決に繋がるユニークなアイデア、そして導入を成功させるための選び方のポイントまで、網羅的に解説します。
【比較表】福利厚生のおすすめサービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 福利厚生の内容 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
置き菓子やドリンクの提供 おやつ ドリンク コーヒー スイーツパン グラノーラ おつまみ プロテインバー ヴィーガン そうざい など |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなどの提供 ※取り扱い商品は300種類以上 |
BeeNii
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初期費用:0円 月額料金:0円 ギフト代:有料 ※月次でまとめて請求 |
記念日に合わせて自動でギフトを贈る「ギフトスケジューリングサービス」 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
常温保存可能なスープの提供 |
| Perk |
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要お問い合わせ | さまざまなジャンルのサービスを特別価格で利用できる「割引き特典」とコンビニやカフェで利用できるチケットに交換できる「ポイント制度」を提供 |
| Resort Worx |
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要お問い合わせ |
旅行に特化した福利厚生サービス リゾートエリアの会員施設やホテルの宿泊を30~80%割引で利用可能 |
| OFFICE DE YASAI |
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要お問い合わせ | サラダやカットフルーツ、お惣菜など約140品目をオフィスに設置した冷蔵庫に常設、食事補助により従業員の健康をサポート |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 管理栄養士が監修した主食・主菜・副菜がオフィスに設置した冷蔵庫または自動販売機に届く置き型社食サービス |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 全国25万店以上の加盟飲食店で利用できる電子カード型の食事補助サービス |
| WELBOX |
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要お問い合わせ | 介護・育児・自己啓発・健康増進・旅行・エンタメなど幅広いラインナップから、企業の課題に応じてサービスを選べる |
| ライフサポート倶楽部 |
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要お問い合わせ | 宿泊・レジャーといった余暇支援から介護・育児のサポートまで幅広いメニューから自由にサービスを利用できる |
| ベネフィット・ステーション |
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Netflix得々プラン:1,850円(月額/1名) Netflixプラン:1,350円(月額/1名) 学トクプラン:1,200円(月額/1名) 得々プラン:1,000円(月額/1名) |
グルメやレジャー、ショッピングからeラーニング、育児・介護・引っ越しなどのライフイベントに関わるものまで、140万以上のサービスを勇退価格で利用できる |
| 福利厚生倶楽部 |
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要お問い合わせ | 余暇支援・日常支援・健康支援・学習支援の4軸を中心に、約12万・350万種以上のサービスを提供 |
| オフィスグリコ |
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要お問い合わせ | 職場にお菓子やドリンクなどの商品を届ける設置型サービス |
| TsugiTsugi |
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65,000円~/月 ※平日/土日、宿泊日数によって料金は異なります |
シティホテルからリゾートホテル、温泉旅館、グランピン施設など、定額で全国の宿泊施設に泊まれるサービス |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 月額費用:0円 配送料:0円 ※システム利用料はお弁当代に含まれます |
利用者とお弁当屋さんをつなぐ決裁システム。会社請求払いにすることで、食事補助の福利厚生として利用可能 |
| chocoZAP法人会員 |
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要お問い合わせ | chocoZAPを初めとするRIZAPの8つのブランドを特典的に利用できる、法人向け福利厚生サービス |
| yui365 |
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要お問い合わせ | 従業員の好みに合わせた世界に一つのオリジナルデジタルカタログを作成するサービス |
| セラヴィリゾート泉郷 |
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要お問い合わせ | 宿泊施設が運営する余暇支援の福利厚生サービス |
| カフェテリアHQ |
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要お問い合わせ | 数問のアンケートからAIが適したアイテムを個別提案する福利厚生サービス |
この記事の目次はこちら
オフィスで人気の福利厚生ランキングTOP5
従業員がオフィスに「あったら嬉しい」と感じる福利厚生には、どのようなものがあるのでしょうか。近年では、単なる手当の支給に留まらず、従業員の健康や働きがい、プライベートの充実をサポートする制度が重視される傾向にあります。特に、日々の業務のパフォーマンスに直結する「食事」や「健康」、そして心身のリフレッシュを促す「休暇」に関するニーズは非常に高いです。ここでは、数ある福利厚生の中でも特に人気が高く、多くの企業で導入効果が実証されているものをランキング形式でご紹介します。これらのランキングを参考に、自社の従業員がどのようなサポートを求めているのかを考え、制度設計のヒントにしてください。
1位:食事補助(社食サービス、設置型サービスなど)
従業員の健康を支え、日々の満足度に直結するのが「食事補助」です。社員食堂の設置から、オフィスに冷蔵庫や専用棚を置くだけで手軽に始められる設置型の社食サービス、近隣の飲食店で利用できるチケットサービスまで、その形態は多様化しています。栄養バランスの取れた食事を提供することで、従業員の健康経営を推進できるだけでなく、ランチタイムのコミュニケーション活性化にも繋がります。物価高騰が続く中で、食事に関するサポートは家計の助けとなり、従業員のエンゲージメント向上に大きく貢献するでしょう。コストやオフィスの規模に合わせて最適なサービスを選べる点も、多くの企業から支持される理由です。
2位:特別休暇(リフレッシュ休暇、誕生日休暇など)
法定休暇とは別に、企業が独自に設定する「特別休暇」は、従業員のワークライフバランスを重視する姿勢を示す上で非常に効果的です。勤続年数に応じて付与されるリフレッシュ休暇や、本人や家族の誕生日に取得できるアニバーサリー休暇、趣味や自己啓発のための活動を支援する休暇など、その種類は様々です。これらの休暇制度は、従業員が心身ともにリフレッシュし、新たな気持ちで仕事に取り組むための良い機会となります。結果として、生産性の向上や離職率の低下にも繋がるでしょう。企業の文化や従業員への想いを形にしやすい福利厚生であり、採用活動における強力なアピールポイントにもなり得ます。
3位:住宅手当・家賃補助
従業員の生活の基盤となる「住」をサポートする住宅手当や家賃補助は、根強い人気を誇る福利厚生の一つです。特に、生活コストが高い都市部で働く従業員や、若手社員にとっては、経済的な負担を軽減し、安心して働ける環境を提供することに直結します。企業にとっては、従業員の可処分所得を実質的に増やすことで、給与アップと同様の効果をもたらし、従業員の定着率向上に貢献します。また、会社の近くに住むことを奨励する近距離手当を導入すれば、通勤時間の短縮によるストレス軽減や、災害時の迅速な対応といったメリットも期待できるでしょう。従業員の生活を安定させ、仕事に集中できる環境を整える重要な制度です。
4位:ヘルスケアサポート(フィットネスジムの割引、人間ドック補助など)
従業員の心身の健康は、企業の持続的な成長に不可欠な経営資源です。そのため、健康維持・増進を目的とした「ヘルスケアサポート」への注目が高まっています。具体的には、フィットネスジムの利用料補助や、オフィスで専門家のカウンセリングを受けられるメンタルヘルスケア、法定の健康診断に加えて人間ドックや婦人科検診の費用を補助する制度などが挙げられます。これらのサポートは、従業員一人ひとりの健康意識を高めるきっかけとなり、病気の予防や早期発見に繋がります。健康な従業員が増えることは、組織全体の生産性向上や医療費負担の軽減にも貢献するため、企業にとって重要な投資と言えるでしょう。
5位:スキルアップ支援(書籍購入補助、セミナー参加費補助など)
従業員の「学びたい」という意欲を後押しする「スキルアップ支援」は、個人の成長と組織の発展を両立させる福利厚生です。業務に関連する書籍の購入費用を補助する制度や、外部のセミナー・研修への参加費用を会社が負担する制度、資格取得時に報奨金を支給する制度などがあります。従業員が自発的に学び、新しい知識やスキルを身につけることは、本人のキャリア形成に繋がるだけでなく、その成果が業務に活かされることで、企業全体の競争力強化に直結します。成長機会の提供は、従業員の働くモチベーションを高め、エンゲージメントを深める上で極めて重要な役割を果たします。
【目的別】オフィスに導入したいユニークな福利厚生のアイデア
人気の福利厚生を押さえることも重要ですが、他社との差別化を図り、自社の企業文化を強く打ち出すためには、よりユニークな福利厚生を検討することも有効です。福利厚生は、企業が従業員にどのような価値を提供したいのか、どのような組織でありたいのかを伝えるメッセージでもあります。ここでは、「健康促進」「コミュニケーション活性化」「エンゲージメント向上」という3つの目的に分け、それぞれの課題解決に貢献するオフィス向けのユニークな福利厚生のアイデアをご紹介します。これらのアイデアをヒントに、自社の課題やビジョンに合った、従業員の心に響く独自の制度を考えてみてはいかがでしょうか。
健康促進につながる福利厚生(オフィスヨガ、スムージー提供など)
従業員の健康をより積極的にサポートするためには、日々の業務の合間に手軽に取り組める福利厚生が効果的です。例えば、専門のインストラクターをオフィスに招いて行う「オフィスヨガ」やストレッチ講座は、運動不足の解消や心身のリフレッシュに繋がります。また、福利厚生として栄養満点のスムージーや健康的なおやつを無料で提供することも、従業員の健康意識を高めるきっかけになるでしょう。さらに、スタンディングデスクの導入や、社内ウォーキングイベントの開催なども、楽しみながら健康増進を図れるユニークな取り組みです。これらの施策は、従業員の活力を高め、長期的な生産性向上に貢献します。
コミュニケーション活性化に役立つ福利厚生(社内イベント、部活動支援など)
組織の一体感を醸成し、円滑な業務遂行を促すためには、部署や役職を超えたコミュニケーションが不可欠です。そのきっかけ作りとして、福利厚生を活用することができます。例えば、会社が費用を一部負担する形でのランチ会(シャッフルランチ)や、定期的な社内イベントの開催は、普段関わりの少ないメンバーとの交流を促進します。また、共通の趣味を持つ従業員が集まる「部活動・サークル活動」に対して補助金を支給する制度も人気です。これらの活動を通じて生まれる横の繋がりは、業務上の連携をスムーズにし、風通しの良い職場環境を育む土台となります。オフィス内での円滑な人間関係は、働きやすさに直結する重要な要素です。
従業員のエンゲージメントを高める福利厚生(ピアボーナス制度、社内表彰制度など)
従業員の会社への貢献意欲や愛着、いわゆるエンゲージメントを高めるためには、日々の頑張りを正当に評価し、承認する文化を醸成することが重要です。そのためのユニークな福利厚生として、従業員同士が感謝や称賛の気持ちをポイントとして送り合える「ピアボーナス制度」が注目されています。この制度は、数字には表れにくい貢献を可視化し、ポジティブなコミュニケーションを促進します。また、企業のバリューを体現した社員を表彰する「社内表彰制度」を充実させることも有効です。これらの仕組みは、従業員のモチベーションを刺激し、「この会社で頑張りたい」という気持ちを育むことに繋がります。
オフィス向け福利厚生サービスの選び方と3つの比較ポイント
自社に合った福利厚生を導入するためには、世の中にある多種多様なサービスの中から、最適なものを見極める必要があります。魅力的に見えるサービスであっても、自社の従業員のニーズや働き方に合っていなければ、利用されずに形骸化してしまう恐れがあります。導入に失敗しないためには、明確な基準を持ってサービスを比較検討することが不可欠です。ここでは、オフィス向けの福利厚生サービスを選ぶ際に、特に重要となる「従業員のニーズ」「コスト」「サポート体制」という3つの比較ポイントについて詳しく解説します。これらの視点を踏まえ、慎重にサービス選定を進めていきましょう。
1. 従業員のニーズと働き方に合っているか
福利厚生サービスを選ぶ上で最も重要なのは、その内容が従業員のニーズに合致しているかという点です。導入を検討する際は、まず従業員アンケートなどを実施し、どのような福利厚生を求めているのか、現状の制度にどんな不満があるのかを把握することが第一歩となります。また、働き方の多様化への対応も欠かせません。オフィス勤務者だけでなく、リモートワークや時短勤務の従業員も公平に利用できるサービスであるかを確認する必要があります。例えば、食事補助であれば、出社しない従業員も利用できるチケットサービスや宅配サービスを選ぶといった配慮が、従業員全体の満足度を高める鍵となります。
2. 導入・運用コストは予算に見合うか
福利厚生は継続性が重要であるため、導入時の初期費用だけでなく、月々の運用コストも含めたトータルコストが、企業の予算に見合うかを見極める必要があります。サービスの料金体系は、従業員一人あたりの月額固定制や、利用実績に応じた従量課金制など様々です。自社の利用状況を予測し、複数のサービスで見積もりを取って比較検討しましょう。また、従業員の自己負担額をどの程度に設定するかも重要なポイントです。費用対効果を慎重に吟味し、企業と従業員の双方にとって負担が大きすぎず、かつ満足度の高いサービスを選ぶことが、制度を長く継続させるための秘訣です。
3. 導入後のサポート体制は充実しているか
実際に福利厚生サービスを導入する際には、様々な手続きや社内への周知活動が必要になります。そのため、導入プロセスをスムーズに進めるためのサポート体制が充実しているかどうかも、重要な選定ポイントです。専門の担当者が導入までを丁寧にサポートしてくれるか、従業員向けの分かりやすい説明会を開催してくれるかなどを確認しましょう。また、導入後にトラブルが発生した際や、従業員からの問い合わせに迅速に対応してくれるカスタマーサポートの存在も心強いです。安心して運用を任せられる、信頼性の高いパートナー企業を選ぶことが、人事担当者の負担を軽減し、福利厚生の円滑な運用に繋がります。
オフィスの福利厚生サービス11選!
ここからはおすすめの福利厚生サービス11選をご紹介します。
食事・飲食関連の福利厚生サービス
食事に関する福利厚生は、日々の活力を支える基本です。社員の健康維持や集中力向上に直結するため、導入効果が高い分野として多くの企業で採用されています。手軽に始められるサービスを中心に紹介します。
「TUKTUK」株式会社Relic

顧客満足度99.8%を誇るオフィスコンビニ。スマートロックとカメラでセキュリティは万全です。300種以上の商品から惣菜や健康的な軽食を24時間キャッシュレスで購入可能。従業員はアプリから商品をリクエストでき、在庫管理や補充は全てお任せ。売れ残りの買取義務もなく、手軽に健康経営を推進したい企業におすすめです。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)

新鮮な野菜やフルーツ、惣菜を定期的にオフィスへ届ける健康食サービス。冷蔵庫に補充される商品は管理栄養士が選定しており、手軽に栄養バランスの取れた食事を摂ることが可能です。健康経営を推進する企業や、社員の食生活改善を目指す職場に最適です。
スナックミーオフィス(snaq.me office)

自然素材にこだわった無添加おやつを定期配送するサブスクリプション型サービス。社員が自由にお菓子を選び、気分転換やコミュニケーションのきっかけとして活用できます。職場に“ちょっとした癒し”を生み出し、リラックス効果と創造性向上を両立します。
チケットレストラン

全国25万店以上の飲食店・コンビニで利用できる食事補助ICカードサービス。外出先でも使えるため、在宅勤務者や出張が多い社員にも公平な福利厚生を提供可能。運用コストも低く、全社員に恩恵を届けやすい制度です。
健康・リラクゼーション関連の福利厚生サービス
社員の健康は生産性の基盤です。定期的な運動やストレスケアを支援するサービスを導入することで、働く環境の質を高め、企業の信頼性も向上します。
KIRIN naturals

キリンが提供する健康ドリンクサービス。野菜や果物を使ったスムージーを小型冷蔵庫で提供し、オフィスで手軽に栄養補給ができます。人工甘味料不使用で自然な味わいが好評。健康を意識する社員の朝食代わりや休憩時のリフレッシュにもぴったりです。
OFFICE GYM(株式会社COSPAウエルネス)

オフィス内に設置できるトレーニング機器やヨガ・ストレッチプログラムを提供。専属インストラクターの出張サービスもあり、運動不足を解消できます。健康経営を実現したい企業におすすめで、従業員の集中力アップや離職防止にも効果的です。
オフィスdeリラックス(株式会社イーヤス)

プロのマッサージ師やセラピストがオフィスに出張し、短時間で施術を行うサービス。肩こりや腰痛といったデスクワーク特有の疲労を解消し、リフレッシュ効果抜群。ストレス軽減とパフォーマンス向上を両立できる福利厚生として人気です。
コミュニケーション・リフレッシュ関連
社員同士の自然な交流を促す環境づくりは、チーム力を高めるうえで欠かせません。
会話のきっかけとなるスペースやサービスを導入することで、組織の一体感が生まれます。
「BeeNii」 株式会社地元カンパニー

初期費用・月額費用0円で利用できるギフト型福利厚生。従業員の誕生日などの記念日に、メッセージ付きギフトを自宅へ届けます。記念日の管理から配送まで全て代行してくれるため、担当者の手間を大幅に削減。ギフトコンシェルジュが商品選定をサポートするのも魅力です。従業員だけでなく家族のエンゲージメントも高め、リモートワークでも一体感を醸成。コストを抑えつつ、心のこもった制度を導入したい企業におすすめです。
オフィスファミマ

ファミリーマートが提供するオフィス向け無人販売サービス。おにぎりやドリンク、スイーツなど人気商品を常備でき、電子マネー決済で簡単に購入可能。休憩中のちょっとした雑談のきっかけにもなり、コミュニケーション活性化に役立ちます。
セブン-イレブン for Workplace

セブンイレブンの商品をオフィス内で販売する専用什器型サービス。コンビニの定番商品をオフィスにいながら購入でき、社員の利便性を大幅に向上。セブンブランドの安心感もあり、導入後の利用率が高いのが特徴です。
「Perk」ウォンテッドリー株式会社

ウォンテッドリーが提供する、従業員が特典を自由に選べる福利厚生。旅行やスキルアップなど豊富な提携サービスから選択でき、全従業員が公平に利用できるため納得感が高いです。導入後のサポートも手厚く、管理者の負担を軽減。独自のメッセージ機能で社内コミュニケーションも活性化し、エンゲージメント向上に貢献します。
オフィスに福利厚生を導入する際の注意点
従業員満足度を高め、強い組織を作るために非常に有効な福利厚生ですが、ただ導入すれば良いというわけではありません。制度設計や運用方法を誤ると、かえって従業員の不満を招いたり、期待した効果が得られなかったりする可能性があります。福利厚生を成功させるためには、導入前にいくつかの注意点を押さえておくことが重要です。ここでは、特に注意すべき「制度の公平性」と「目的の明確化および効果測定」という2つの観点について解説します。これらのポイントを意識することで、導入の失敗リスクを減らし、福利厚生の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。
公平性を保ち、全従業員が利用しやすい制度設計を心がける
福利厚生を導入する上で最も配慮すべき点の一つが「公平性」です。特定の職種や勤務形態の従業員しか利用できない制度は、不公平感を生み、社内に溝を作る原因になりかねません。例えば、オフィスでのみ提供される食事補助は、リモートワークの従業員には恩恵がありません。このような事態を避けるためには、全従業員が何らかの形で利用できるよう、複数の選択肢を用意するなどの工夫が必要です。食事補助であれば、出社する従業員には設置型サービスを、在宅勤務の従業員には食事券や宅配サービスの補助を提供するなど、多様な働き方に対応した制度設計を心がけることが、全社の満足度向上に繋がります。
導入目的を明確にし、効果測定を行う
福利厚生を導入する際には、「なぜこの制度を導入するのか」という目的を明確にすることが不可欠です。「従業員の健康を増進したい」「コミュニケーションを活性化したい」「採用競争力を強化したい」など、目的によって最適な福利厚生は異なります。目的を明確にすることで、制度選びの軸が定まり、導入後の効果を測定する指標も設定しやすくなります。そして、導入後は定期的に従業員満足度調査やサービスの利用率データを分析し、目的が達成されているかを検証することが重要です。効果測定の結果をもとに、必要に応じて制度内容を見直していくPDCAサイクルを回すことで、福利厚生をより価値のあるものへと進化させることができます。
まとめ:自社に合ったオフィス福利厚生で従業員満足度を高めよう
この記事では、オフィスで人気の福利厚生ランキングから、目的別のユニークなアイデア、サービスの選び方、そして導入時の注意点まで幅広く解説しました。福利厚生は、単なる経費ではなく、企業の未来を創る人材への「投資」です。従業員の健康や成長、そして働きがいを支援する制度は、エンゲージメントと生産性を向上させ、ひいては企業の持続的な成長を支える基盤となります。 まずは、自社の従業員が何を求めているのか、アンケートなどを通じて声を聞くことから始めてみましょう。そして、企業の課題やビジョンと照らし合わせながら、最適な福利厚生サービスを選び、導入を検討してください。従業員一人ひとりが「この会社で働けて良かった」と感じられるような職場環境を、戦略的な福利厚生の導入によって実現していきましょう。
【比較表】福利厚生のおすすめサービス
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| サービス名 | 特長 | 費用 | 福利厚生の内容 |
|---|---|---|---|
snaq.me office(スナックミーオフィス)
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初期費用:0円 月額費用:0円 送料・備品費:0円 商品代金:下記から選択 食べる分だけ都度決済「企業負担ゼロ」パターン 企業と従業員が一部負担する「一部負担」パターン 福利厚生費として企業が一括購入する「買取」パターン |
置き菓子やドリンクの提供 おやつ ドリンク コーヒー スイーツパン グラノーラ おつまみ プロテインバー ヴィーガン そうざい など |
オフィスコンビニTUKTUK
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要お問い合わせ ※予算に合わせて選べる3つのプランを用意 ※要望に応じたカスタマイズも可能 |
・お弁当 ・パスタ ・チャーハン ・お惣菜 ・お菓子 ・ドリンク ・おにぎり ・パン ・ヨーグルト ・豆腐バー ・アイスクリームなどの提供 ※取り扱い商品は300種類以上 |
BeeNii
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初期費用:0円 月額料金:0円 ギフト代:有料 ※月次でまとめて請求 |
記念日に合わせて自動でギフトを贈る「ギフトスケジューリングサービス」 |
Office Stand By You
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要お問い合わせ ※毎月届くスープの個数によって異なる ※64個・96個・128個から選択が可能 |
常温保存可能なスープの提供 |
| Perk |
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要お問い合わせ | さまざまなジャンルのサービスを特別価格で利用できる「割引き特典」とコンビニやカフェで利用できるチケットに交換できる「ポイント制度」を提供 |
| Resort Worx |
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要お問い合わせ |
旅行に特化した福利厚生サービス リゾートエリアの会員施設やホテルの宿泊を30~80%割引で利用可能 |
| OFFICE DE YASAI |
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要お問い合わせ | サラダやカットフルーツ、お惣菜など約140品目をオフィスに設置した冷蔵庫に常設、食事補助により従業員の健康をサポート |
| オフィスおかん |
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要お問い合わせ | 管理栄養士が監修した主食・主菜・副菜がオフィスに設置した冷蔵庫または自動販売機に届く置き型社食サービス |
| チケットレストラン |
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要お問い合わせ | 全国25万店以上の加盟飲食店で利用できる電子カード型の食事補助サービス |
| WELBOX |
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要お問い合わせ | 介護・育児・自己啓発・健康増進・旅行・エンタメなど幅広いラインナップから、企業の課題に応じてサービスを選べる |
| ライフサポート倶楽部 |
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要お問い合わせ | 宿泊・レジャーといった余暇支援から介護・育児のサポートまで幅広いメニューから自由にサービスを利用できる |
| ベネフィット・ステーション |
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Netflix得々プラン:1,850円(月額/1名) Netflixプラン:1,350円(月額/1名) 学トクプラン:1,200円(月額/1名) 得々プラン:1,000円(月額/1名) |
グルメやレジャー、ショッピングからeラーニング、育児・介護・引っ越しなどのライフイベントに関わるものまで、140万以上のサービスを勇退価格で利用できる |
| 福利厚生倶楽部 |
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要お問い合わせ | 余暇支援・日常支援・健康支援・学習支援の4軸を中心に、約12万・350万種以上のサービスを提供 |
| オフィスグリコ |
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要お問い合わせ | 職場にお菓子やドリンクなどの商品を届ける設置型サービス |
| TsugiTsugi |
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65,000円~/月 ※平日/土日、宿泊日数によって料金は異なります |
シティホテルからリゾートホテル、温泉旅館、グランピン施設など、定額で全国の宿泊施設に泊まれるサービス |
| ごちクルNow |
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初期費用:0円 月額費用:0円 配送料:0円 ※システム利用料はお弁当代に含まれます |
利用者とお弁当屋さんをつなぐ決裁システム。会社請求払いにすることで、食事補助の福利厚生として利用可能 |
| chocoZAP法人会員 |
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要お問い合わせ | chocoZAPを初めとするRIZAPの8つのブランドを特典的に利用できる、法人向け福利厚生サービス |
| yui365 |
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要お問い合わせ | 従業員の好みに合わせた世界に一つのオリジナルデジタルカタログを作成するサービス |
| セラヴィリゾート泉郷 |
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要お問い合わせ | 宿泊施設が運営する余暇支援の福利厚生サービス |
| カフェテリアHQ |
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要お問い合わせ | 数問のアンケートからAIが適したアイテムを個別提案する福利厚生サービス |
