BtoBサービス、SaaS、IT製品を徹底比較!企業のDX推進、課題を解決!

SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/09/18 

監査対応でチェックされるポイントは? 経理担当が行うべき準備や注意点を解説

監査対応でチェックされるポイントは? 経理担当が行うべき準備や注意点を解説

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

企業の中には、法律で監査を受けなければならないと定められた企業があります。監査を義務付けられた企業の経理担当者は監査対応をしなければなりませんが、「一体何のために行うんだろう」「具体的に何をするの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、監査の概要や監査対応が必要な企業、監査対応でチェックされるポイント、監査対応前に経理担当が行うべき準備、監査対応を進める際の注意点をまとめました。監査対応のポイントを理解しておけば、必要以上に身構えることなく、効率の良い監査対応が行えます。経理担当で監査対応をする必要がある方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

おすすめの請求管理ツール

scroll →

サービス名称 特長 主な機能 トライアル有無 費用
請求管理ロボ 請求管理ロボ 詳細はこちら
  • 業務負担を80%削減! 月間10万件以上の請求データを一括処理できる
  • 銀行との自動連携で、請求件数がどれだけ増えても約10分で消込作業が完了
  • 売掛金回収率UP! 口座振替やクレジットカード決済も自動で処理できる「お金を回収する機能」を搭載
  • 導入企業は700社以上! KDDIやSoftBank、bellFaceなど大手企業も利用
請求書電子化
請求書作成
請求書送付
請求書テンプレート作成
など
-
(料金表DLあり、問い合わせにて見積り可能)
お問い合わせ
Bill One Bill One 詳細はこちら
  • 請求書受領サービス マーケットでのシェアNo.1(※1)
  • 名刺管理ツールで国内大手・プライム市場上場企業であるSansanが提供! 大手企業の導入実績あり
  • 取引先には送付先を変えてもらうだけでOK! 代理受領・スキャンサービスで紙の請求書も手間なくデジタル化
  • 99.9%(※2)の精度で請求書を正確にデータ化! AI×オペレーターによる入力作業で業務効率が大幅UP

※1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「驚異的な成長を続けるクラウド請求書受領サービス市場」(ミックITリポート2023年11月号)
※2 Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度
請求書の正確なデータ化
請求書のスキャン代行
請求書の代理受領
請求書受領通知・リマインド
請求書発行
請求書の保管・仕訳入力
など
デモを希望する場合、要お問い合わせ 要お問い合わせ
invox発行請求書 invox発行請求書 詳細はこちら
  • 業界最安水準の料金プラン! 無料(初期費用0円・月額料金0円)で15件まで利用OK
  • 導入社数実績No.1! 継続率は99.8%、圧倒的コストパフォーマンスで累計20,000社以上が利用
  • 作業時間を約89%削減! 書類発行はもちろん入金消込・督促まで自動化
  • 月単位の契約で、始めやすくやめやすい手軽さが◎
請求データ取り込み
請求書の発行・売上計上
入金消込・督促
会計システムとの連携
申請・承認ワークフロー
チャットサポート
など

※毎月15件までお試し可
フリー(毎月15件まで)
初期費用:0円
月額料金:0円
ミニマム
初期費用:0円
月額料金:1,980円
ベーシック
初期費用:0円
月額料金:9,800円
など
お問い合わせ
GMO掛け払い GMO掛け払い 詳細はこちら
  • IT業界大手のGMOグループが手掛ける業務効率化ツール! 請求業務工数を月間170時間削減した実績あり!
  • 請求書発行の代行はもちろん、体感2~3秒で完了するリアルタイム与信から売掛金の回収まで対応
  • 初期費用無料で利用できる! 早期入金・支払期限延長、集金代行などの豊富なオプションもあり
与信管理
請求書発行
入金確認
入金消込
督促業務
初期費用 0円
月額固定 0~14,000円
手数料 ~3.4%
請求書発行費用:
PDFの場合は0円
ハガキの場合は185円
封書の場合は215円
お問い合わせ
freee請求書 freee請求書 詳細はこちら
  • クラウド会計ソフトサービス利用者数シェアNo.1!有料課金企業数は約45万社を突破
  • 請求書関連の業務を約93%、年間で50時間削減! 明細取得‧入金消込・仕訳まで自動化
  • 独自フォーマットにも対応! 社内・取引先への影響なしで発行・発送できる
  • 【無料トライアルあり】送付単価は1通当たり95円! 安価で発行枚数が少なくても使いやすい
請求書作成
基幹・販売管理システムと連携
メール送信・郵送代行
ダウンロード履歴の確認
入金消込
会計システムとの連携
など
無料(ユーザー1~3人まで)
初期費用:0円
月額料金:0円
スタンダード
初期費用:0円
月額料金:1,980円
アドバンス
初期費用:0円
月額料金:10,000円
お問い合わせ
マネーフォワード クラウド請求書
  • 直感的な操作が可能
  • コピペのような反復作業を一括で行うことができる
  • 「クラウド会計」「クラウド確定申告」と連携することで仕訳を自動作成できる
見積書、納品書、請求書、領収書作成
ロゴ/印影の登録
取引先自動入力
一括メール送信
一括郵送
売上レポート
など
有(法人向けスモールビジネス・ビジネス、個人向け全プラン) 法人向け基本料金
・年額プラン:2,980円/月(35,760円/年)~
・月額プラン:3,980円/月~

従量課金
・月額:300円/名
楽楽明細
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
  • API連携が可能
  • 取引先に応じて請求書の発行方法を選べる
メールアドレス収集機能
宛先まとめ機能
未ダウンロード顧客の確認
一括同封機能
CSVでの明細情報送付
など
初期費用+月額費用
・初期費用:100,000円(税抜)
・月額費用25,000円~(税抜)
やよいの見積・納品・請求書
  • 音声と動画で設定の仕方や作業手順を解説してくれるスタートアップガイドあり
  • はがき作成・宛名印刷ソフトなどと連携可能
  • 有料サポートが1年間無料または特別価格
帳票作成
帳票管理
得意先管理
商品管理
データ連携(はがき作成・宛名印刷ソフト・送り状システムと連携可能)
など
有(セルフプラン・ベーシックプランのみ) ■「あんしん保守差オート」プラン別価格表
・セルフプラン:1年間無料(通常年間価格:6,100円)
・ベーシックプラン:特別価格0円(通常年間価格:13,800円)
・トータルプラン:特別価格13,200円(通常年間価格:26,400円)

「あんしん保守サポート」付き直販価格
■小規模・個人事業者向け(「あんしん保守サポート」付き初年度優待価格)
・セルフプラン付き
 ・5,500円+税
・ベーシックプラン付き
 ・5,500円+税
・トータルプラン付き
 ・18,700円+税
クロジカ請求管理
  • 請求書を1クリックでメール送信できる
  • 未入金発見→入金督促→債権回収の早期化を実現
  • 顧客毎の売掛金残高や前受金残高を月ごとに自動集計
請求書の1クリック送付
請求書の定期作成
CSVファイルで一括作成
印鑑付き請求書の作成
入金の消込
など
有(無料プラン有) フリー
 ・無料
・スタンダード
 ・月額:4,980円
・プレミアム
 ・月額:29,800円
MakeLeaps
  • 簡単・スムーズに帳票作成
  • お金の流れを見える化できる
  • 「入金確認」「消込」など、入金管理業務を大幅に効率化
帳票作成
請求書送付
入金消込
外部システム連携
など
【基本サービス(月額契約)】
MakeLeaps 月額 基本ライセンス(個人プラン)
・600円/ユーザー
MakeLeaps 月額 基本ライセンス(法人プラン)
・1,000円/ユーザー
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(11~25社)
・90円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(26~100社)
・80円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(101~500社)
・70円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(501~1000社)
・60円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(1001社~)
・40円/社
MakeLeaps 月額 エンタープライズ追加送付ライセンス(301件~)
30円/件
BConnectionデジタルトレード
  • 操作画面がシンプルで使いやすい
  • ISO既定の標準規格UBLを使用しているため、国内のインボイス制度や海外の各制度にも対応
  • 導入中の経理システムと自動連携可能
請求書作成/発行
請求書受取
進捗(ステータス確認)
ファイル添付
PDFデータダウンロード
メッセージ
-
SVF Cloud
  • 簡単な帳票開発
  • 豊富な出力形態
  • セキュリティの高さ
PDF取り込み
紙帳票取り込み
マルチレイアウト
API連携
電子ファイル出力
ダイレクトプリント
など
初期費用+月額料金(初期費用について記載なし)

年間66,000枚(月次換算5,500枚)
・月額料金:50,000円~(税別)

価格表DLあり
Scalebase
  • 受注から会計までを一括管理
  • 販売状況を可視化できる
  • 提供価値の継続的な見直しを可能にする
契約管理
商品マスタ
プライシング
請求管理
ペイメント
分析レポート
システム連携
など
初期費用+月額費用(詳細は見積りにて)

監査とは?

監査は「ある事柄について、監督・検査を受ける」という意味です。

企業で行われる監査は大きく分けると財務諸表や関連する会計書類を元に、正当な会計処理が行われているかの評価・報告が行われる「会計監査」と、会計業務以外の企業活動全般や組織が法令やルールに準じているかの評価・報告が行われる「業務監査」があります。また監査を行う人によって、以下のようにも分類されます。

  • 外部監査:監査法人・公認会計士が行う監査
  • 内部監査:企業内の内部監査部門・内部監査人が行う監査
  • 監査役監査:株主総会で選ばれた監査役が行う監査

一般的に監査という場合、監査法人・公認会計士によって行われる会計監査を指すケースが多いです。一定要件を満たす企業は会計監査を受ける義務が法律で定められており、これを「法定監査」と呼びます。一方、任意で行われる監査は「任意監査」です。

本記事で解説するのは、主に会計監査です。法定監査が義務付けられている企業が、会計監査を受けないとペナルティを課せられることもあります。

監査の必要性

どうして企業に対して監査を行う必要があるのでしょうか。

監査が行われるのは、対象とされる企業の財務情報が信頼できるものかどうかを保証することが目的です。株式会社は法律にのっとって決算公告を行い、経営状況を公表しなければならない義務があります。取引先や株主、債権者などのステークホルダーは、公表された経営状況を元に、取引や出資を行っています。

しかし、企業が公表した経営状況が実際とは異なる内容だった場合、ステークホルダーは適切な判断に基づいた取引や出資ができません。その結果、ステークホルダーは何らかの損失を受けるリスクを抱えることになってしまいます。

そこで企業が公表している経営状況の正確性を確かめるために行われるのが監査です。監査を受けることで、財務情報に信頼性があり、健全な経営活動を行っている企業ということが保証されます。監査報告の内容を元にすれば、ステークホルダーは確実性の高い情報を元に取引や出資を行うことができるのです。

企業規模が大きくなればなるほど、多くのステークホルダーを抱えることになるため、企業が持つ影響力は大きくなります。そこで一定要件を満たす企業は、会社法で監査を行うことが義務付けられています。

監査対応が必要な企業

では、具体的にどのような企業が監査対応が必要となるのでしょうか。監査が必要な企業について詳しく見ていきましょう。

大企業

大企業(大会社)は会社法第328条によって、監査が義務付けられています。

会社法第2条第6号で定義されている大企業の定義は以下の通りです。

  • 最終事業年度に係る貸借対照表で、5億円以上を資本金として計上している
  • 最終事業年度に係る貸借対照表の負債の部で、合計200億円以上を計上している

※参考:e-GOV.「会社法(平成十七年法律第八十六号)」. https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=417AC0000000086 ,(参照2024-07-19).

監査等委員会設置会社

監査等委員会設置会社も監査対応が必要な企業です。

監査等委員会設置会社とは、3名以上の取締役で作られた監査委員会を置き、取締役の業務執行を監査する株式会社のことです。監査委員の半数以上は、外部取締役でなければなりません。

会社法第327条第5項で、監査等委員会設置会社は会計監査人を置かなければならないと定められており、大企業と同じ扱いでの監査が義務付けられています。

※参考:日本公認会計士協会.「監査等委員会設置会社」. https://jicpa.or.jp/cpainfo/introduction/keyword/post-100.html ,(参照2024-07-19).

※参考:e-GOV.「会社法(平成十七年法律第八十六号)」. https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=417AC0000000086 ,(参照2024-07-19).

会計監査人を任意設置している会社

会計監査人を任意設置している会社も、監査対応が必要な企業です。

会社法第326条第2項により、株式会社は定款を定めることによって、会計監査人を任意で設置できると定められています。

任意で会計監査人を設置した場合、法定監査が義務となるため、監査対応を行わなければなりません。監査を辞めたい場合は、定款を変更する必要があります。

※参考:e-GOV.「会社法(平成十七年法律第八十六号)」. https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=417AC0000000086 ,(参照2024-07-19).

監査対応でチェックされるポイント

監査対応をする際、監査法人・公認会計士に主にチェックされるポイントは以下の通りです。

  • 貸借対照表・損益計算書と総勘定元帳の内容一致
  • 売掛金・買掛金の残高と取引先の残高証明書の内容一致
  • 現金・預金・借入金の残高と残高証明書・現金出納帳の内容一致
  • 経理処理状態と帳簿組織・システムの確認
  • 伝票内容と実際の取引内容の一致
  • 勘定科目の正当性の確認
  • 引当金の確認
  • 固定資産の計上・除却処理の確認
  • 実地棚卸の確認

上記9つのポイントは不正や人的ミスが起こりやすいポイントのため、監査では特に重点的にチェックされます。

財務諸表や関連する会計書類は、それぞれ数字がきちんと一致しているかが重要です。また内容自体も適切かどうか、計上内容に不適切な部分がないかが確認されます。

経理処理状態と帳簿組織・システムの確認では、帳簿やシステムをチェックするだけでなく、経理担当者が処理状況を理解しているか、帳簿やシステムに関して正しい知識を持っているかなどを口頭で確認されるので、注意が必要です。

監査対応前に経理担当が行うべき準備

監査対応を効率良く行うためには、経理担当が事前に準備しておきたいことがあります。監査対応を控えている方は、これからご紹介する3つの準備を念入りに行っておきましょう。

必要書類をそろえる

監査対応を行う際は、必要書類をしっかりとそろえておきましょう。

一般的に監査対応で必要な書類は以下の通りです。

  • 財務諸表
  • 総勘定元帳や補助簿
  • 会計データ
  • 各種出納帳
  • 売掛金一覧表
  • 買掛金一覧表
  • 仕入先一覧表
  • 請求書・領収書・伝票
  • 銀行の取引明細書・預金通帳
  • 固定資産台帳
  • 棚卸表
  • 賃貸契約書、ローン契約書などの契約書類
  • 株主名簿
  • 株主総会の議事録
  • 取締役会議事録
  • 稟議書などの決裁書類

上記はあくまで一例で、通常会計監査人から事前にどの書類が必要かが提示されます。提示された内容に沿って、監査までにきちんと書類をそろえておきましょう。

書類がそろっていないと、追加監査が行われるかもしれません。追加監査は別途で費用がかかってくるため、日頃から上記のような書類はしっかりと管理し、不備なく用意できるように準備しておく必要があります。

書類の内容や業務範囲を理解する

監査対応の準備として、書類の内容や業務範囲を理解しておくことも大切です。

監査では、会計監査人から書類の内容や業務範囲に関する質問が行われることも珍しくありません。書類を全て用意していても、質問に適切に答えられないとスムーズに監査が進まなくなってしまいます。ご自身が担当する書類や業務範囲を改めて見直し、質問にしっかりと答えられるようにしておきましょう。

会計処理について事前に確認する

会計処理について事前に確認しておくことも、監査対応に欠かせない準備の一つです。

どのような根拠・経緯で会計処理が行われているかについても、会計監査人から質問される可能性があります。根拠や経緯に関してまとめておき、不明な点は担当者に確認してクリアにしておきましょう。

また会計基準が改正された場合や、これまでとは異なる性質の取引が行われている場合、適正に会計処理が行われているかもチェックされます。処理内容が複雑なケースもあるため、決算作業開始前に監査法人や公認会計士へ相談しておくと良いでしょう。事前に見解に食い違いがある点が分かり、どのように対応すべきかを検討できるので、スケジュール通りに監査が進めやすいです。

監査対応を進める際の注意点

監査対応を進める際は、これから解説する3つの注意点を把握しておきましょう。

チェックされる部分は重点的に確認しておく

監査対応を進める際は、チェックされる部分を重点的に確認しておきましょう。

監査で重点的にチェックされるのは、前述した9つのポイントです。また人的ミスが起こりやすい新しい取引や処理が複雑なものなども、重点的にチェックされる傾向にあります。

チェックされやすい部分を確認し、しっかりと内容を理解しておきましょう。

監査調書を想定して回答を用意する

監査対応を進める際は、監査調書を想定して回答を用意しておくことも大切です。

監査調書とは、監査法人や公認会計士が実施した監査手続きの内容や発覚した問題点、結論などをまとめた書類です。監査業務を適切に行った証拠になり、適切な監査が行われたかどうかを公認会計士協会が確認する際の重要な資料としても用いられます。

監査調書にどのような内容が記載されるかを踏まえて質問内容を想定し、回答を事前に準備しておくと、スムーズに監査が進みやすいでしょう。

虚偽の申告はしない

監査対応をする際は、必ず虚偽の申告をしないようにしてください。

前述した通り、監査は企業が公表している財務情報に信頼性があるか、不正がなく健全な経営が行われているかを保証する目的で行われるものです。ある意味嘘を見抜くために監査を行っているようなものですから、虚偽の申告をしてしまうと「何らかの不正があるのではないか」と疑われてしまいます。

どのような場合でも、必ず正確な申告をするように心掛けましょう。

まとめ

本記事では監査の概要や監査対応が必要な企業、監査対応でチェックされるポイント、監査対応前に経理担当が行うべき準備、監査対応を進める際の注意点を解説しました。経理担当者にとって、監査対応は気が重い業務の一つかもしれません。しかし何をチェックされるか、どのような準備が必要かを把握しておけば、監査対応の業務負担軽減につながります。本記事を参考にして、不備のないように監査対応の準備を行いましょう。

スムーズに監査対応を行うには、請求管理ツールを導入するのも一つの方法です。監査では請求業務にまつわるさまざまな書類もチェックされます。請求業務をシステムで一元管理でき、会計システムとも連携可能な請求管理ツールを導入すれば、監査対応も事前準備も効率化しやすいです。請求管理ツールは種類によって搭載している機能が異なるので、導入する際は機能を比較して、自社のニーズに合うものを選びましょう。

おすすめの請求管理ツール

scroll →

サービス名称 特長 主な機能 トライアル有無 費用
請求管理ロボ 請求管理ロボ 詳細はこちら
  • 業務負担を80%削減! 月間10万件以上の請求データを一括処理できる
  • 銀行との自動連携で、請求件数がどれだけ増えても約10分で消込作業が完了
  • 売掛金回収率UP! 口座振替やクレジットカード決済も自動で処理できる「お金を回収する機能」を搭載
  • 導入企業は700社以上! KDDIやSoftBank、bellFaceなど大手企業も利用
請求書電子化
請求書作成
請求書送付
請求書テンプレート作成
など
-
(料金表DLあり、問い合わせにて見積り可能)
お問い合わせ
Bill One Bill One 詳細はこちら
  • 請求書受領サービス マーケットでのシェアNo.1(※1)
  • 名刺管理ツールで国内大手・プライム市場上場企業であるSansanが提供! 大手企業の導入実績あり
  • 取引先には送付先を変えてもらうだけでOK! 代理受領・スキャンサービスで紙の請求書も手間なくデジタル化
  • 99.9%(※2)の精度で請求書を正確にデータ化! AI×オペレーターによる入力作業で業務効率が大幅UP

※1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「驚異的な成長を続けるクラウド請求書受領サービス市場」(ミックITリポート2023年11月号)
※2 Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度
請求書の正確なデータ化
請求書のスキャン代行
請求書の代理受領
請求書受領通知・リマインド
請求書発行
請求書の保管・仕訳入力
など
デモを希望する場合、要お問い合わせ 要お問い合わせ
invox発行請求書 invox発行請求書 詳細はこちら
  • 業界最安水準の料金プラン! 無料(初期費用0円・月額料金0円)で15件まで利用OK
  • 導入社数実績No.1! 継続率は99.8%、圧倒的コストパフォーマンスで累計20,000社以上が利用
  • 作業時間を約89%削減! 書類発行はもちろん入金消込・督促まで自動化
  • 月単位の契約で、始めやすくやめやすい手軽さが◎
請求データ取り込み
請求書の発行・売上計上
入金消込・督促
会計システムとの連携
申請・承認ワークフロー
チャットサポート
など

※毎月15件までお試し可
フリー(毎月15件まで)
初期費用:0円
月額料金:0円
ミニマム
初期費用:0円
月額料金:1,980円
ベーシック
初期費用:0円
月額料金:9,800円
など
お問い合わせ
GMO掛け払い GMO掛け払い 詳細はこちら
  • IT業界大手のGMOグループが手掛ける業務効率化ツール! 請求業務工数を月間170時間削減した実績あり!
  • 請求書発行の代行はもちろん、体感2~3秒で完了するリアルタイム与信から売掛金の回収まで対応
  • 初期費用無料で利用できる! 早期入金・支払期限延長、集金代行などの豊富なオプションもあり
与信管理
請求書発行
入金確認
入金消込
督促業務
初期費用 0円
月額固定 0~14,000円
手数料 ~3.4%
請求書発行費用:
PDFの場合は0円
ハガキの場合は185円
封書の場合は215円
お問い合わせ
freee請求書 freee請求書 詳細はこちら
  • クラウド会計ソフトサービス利用者数シェアNo.1!有料課金企業数は約45万社を突破
  • 請求書関連の業務を約93%、年間で50時間削減! 明細取得‧入金消込・仕訳まで自動化
  • 独自フォーマットにも対応! 社内・取引先への影響なしで発行・発送できる
  • 【無料トライアルあり】送付単価は1通当たり95円! 安価で発行枚数が少なくても使いやすい
請求書作成
基幹・販売管理システムと連携
メール送信・郵送代行
ダウンロード履歴の確認
入金消込
会計システムとの連携
など
無料(ユーザー1~3人まで)
初期費用:0円
月額料金:0円
スタンダード
初期費用:0円
月額料金:1,980円
アドバンス
初期費用:0円
月額料金:10,000円
お問い合わせ
マネーフォワード クラウド請求書
  • 直感的な操作が可能
  • コピペのような反復作業を一括で行うことができる
  • 「クラウド会計」「クラウド確定申告」と連携することで仕訳を自動作成できる
見積書、納品書、請求書、領収書作成
ロゴ/印影の登録
取引先自動入力
一括メール送信
一括郵送
売上レポート
など
有(法人向けスモールビジネス・ビジネス、個人向け全プラン) 法人向け基本料金
・年額プラン:2,980円/月(35,760円/年)~
・月額プラン:3,980円/月~

従量課金
・月額:300円/名
楽楽明細
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
  • API連携が可能
  • 取引先に応じて請求書の発行方法を選べる
メールアドレス収集機能
宛先まとめ機能
未ダウンロード顧客の確認
一括同封機能
CSVでの明細情報送付
など
初期費用+月額費用
・初期費用:100,000円(税抜)
・月額費用25,000円~(税抜)
やよいの見積・納品・請求書
  • 音声と動画で設定の仕方や作業手順を解説してくれるスタートアップガイドあり
  • はがき作成・宛名印刷ソフトなどと連携可能
  • 有料サポートが1年間無料または特別価格
帳票作成
帳票管理
得意先管理
商品管理
データ連携(はがき作成・宛名印刷ソフト・送り状システムと連携可能)
など
有(セルフプラン・ベーシックプランのみ) ■「あんしん保守差オート」プラン別価格表
・セルフプラン:1年間無料(通常年間価格:6,100円)
・ベーシックプラン:特別価格0円(通常年間価格:13,800円)
・トータルプラン:特別価格13,200円(通常年間価格:26,400円)

「あんしん保守サポート」付き直販価格
■小規模・個人事業者向け(「あんしん保守サポート」付き初年度優待価格)
・セルフプラン付き
 ・5,500円+税
・ベーシックプラン付き
 ・5,500円+税
・トータルプラン付き
 ・18,700円+税
クロジカ請求管理
  • 請求書を1クリックでメール送信できる
  • 未入金発見→入金督促→債権回収の早期化を実現
  • 顧客毎の売掛金残高や前受金残高を月ごとに自動集計
請求書の1クリック送付
請求書の定期作成
CSVファイルで一括作成
印鑑付き請求書の作成
入金の消込
など
有(無料プラン有) フリー
 ・無料
・スタンダード
 ・月額:4,980円
・プレミアム
 ・月額:29,800円
MakeLeaps
  • 簡単・スムーズに帳票作成
  • お金の流れを見える化できる
  • 「入金確認」「消込」など、入金管理業務を大幅に効率化
帳票作成
請求書送付
入金消込
外部システム連携
など
【基本サービス(月額契約)】
MakeLeaps 月額 基本ライセンス(個人プラン)
・600円/ユーザー
MakeLeaps 月額 基本ライセンス(法人プラン)
・1,000円/ユーザー
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(11~25社)
・90円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(26~100社)
・80円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(101~500社)
・70円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(501~1000社)
・60円/社
MakeLeaps 月額 取引先追加ライセンス(1001社~)
・40円/社
MakeLeaps 月額 エンタープライズ追加送付ライセンス(301件~)
30円/件
BConnectionデジタルトレード
  • 操作画面がシンプルで使いやすい
  • ISO既定の標準規格UBLを使用しているため、国内のインボイス制度や海外の各制度にも対応
  • 導入中の経理システムと自動連携可能
請求書作成/発行
請求書受取
進捗(ステータス確認)
ファイル添付
PDFデータダウンロード
メッセージ
-
SVF Cloud
  • 簡単な帳票開発
  • 豊富な出力形態
  • セキュリティの高さ
PDF取り込み
紙帳票取り込み
マルチレイアウト
API連携
電子ファイル出力
ダイレクトプリント
など
初期費用+月額料金(初期費用について記載なし)

年間66,000枚(月次換算5,500枚)
・月額料金:50,000円~(税別)

価格表DLあり
Scalebase
  • 受注から会計までを一括管理
  • 販売状況を可視化できる
  • 提供価値の継続的な見直しを可能にする
契約管理
商品マスタ
プライシング
請求管理
ペイメント
分析レポート
システム連携
など
初期費用+月額費用(詳細は見積りにて)

SFAは活用されてこそ意味がある

ページ先頭へ戻る