事業継承とは? 事業譲渡との違いや種類を解説
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
会社の経営者が引退を考えた際、会社をどのように残すのかが問題です。すでに後継者が
いるのであれば、対象の後継者に事業を引き継ぎましょう。しかし、後継者が不在の場合、会社を引き継いでくれる人を見つけなければなりません。その際は事業継承(事業承継)として後継者を探していく必要があるでしょう。
本記事では事業継承(事業承継)とは何かについて、事業譲渡との違いや具体的な方法などを解説します。
大手&上場しているM&A仲介会社 比較10選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社日本M&Aセンター |
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相談:無料 着手金:有 報酬:レーマン方式 |
事前コンサルティング M&Aサービス~戦略立案~ M&Aサービス~マッチング~ アフターサービス |
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
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相談:無料 着手金:無料 報酬:株価レーマン方式 |
譲渡売却 譲受買収 企業評価 M&Aマッチングサービス |
株式会社ストライク |
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相談:無料 着手金:無料 報酬:レーマン方式 |
成長加速型M&Aコンサルティング 事業承継型M&Aコンサルティング 経営支援コンサルティング |
株式会社M&A総合研究所 |
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年間問い合わせ5,000件以上 譲渡企業様は着手金中間金無料の完全成功報酬制 東証上場の信頼とM&A支援の豊富な実績 最短49日のスピード成約 AIマッチングシステムの活用 |
M&A仲介 事業譲渡 AIマッチングシステム 資料事業計画書の作成 面談指導 |
名南M&A株式会社 |
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譲渡企業報酬体系 着手金(アドバイザリー契約締結時): 5億円以下 66万円 5億円超~20億円以下 110万円 20億円超 220万円 成功報酬(クロージング時): 5億円以下の部分 5.5% 5億円超~10億円以下の部分 4.4% 10億円超~50億円以下の部分 3.3% 50億円超~100億円以下の部分 2.2% 100億円超の部分 1.1% (最低報酬1,100万円) 譲受企業報酬体系 情報提供料(アドバイザリー契約締結時): 10億円以下 66万円 10億円超~50億円以下 110万円 50億円超 220万円 成功報酬(クロージング時): 5億円以下の部分 5.5% 5億円超~10億円以下の部分 4.4% 10億円超~50億円以下の部分 3.3% 50億円超~100億円以下の部分 2.2% 100億円超の部分 1.1% (最低報酬1,100万円) |
事業承継 譲渡 譲受 |
株式会社オンデック |
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要お問い合わせ |
事業承継型M&A イグジット型M&A MBO支援 ターゲット選定 簡易企業評価 |
株式会社ペアキャピタル |
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着手金:なし 中間報酬:手数料の10% 成約時:残りの90% |
M&Aアドバイザリー 事業承継コンサルティング 業務提携コンサルティング 企業再生支援 資本政策経営計画コンサルティング 資産運用コンサルティング |
セレンディップホールディングス株式会社 |
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事業承継支援事業 経営コンサルティング事業 M&Aアドバイザリー事業 企業再生支援事業 コーポレートアドバイザリー事業 プロ経営者派遣事業 その他付帯する事業 |
ブティックス株式会社 |
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着手金:なし 最低手数料:100万円 報酬:レーマン方式 |
展示会事業 M&A仲介事業 人材採用支援事業 |
株式会社スピカコンサルティング |
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着手金:なし 成功時の報酬:成功時の報酬は、譲渡対価に対して計算される 譲渡オーナーは完全成功報酬 |
完全業界特化型M&A仲介 バリューアップコンサル |
大手企業傘下&上場企業傘下M&A仲介会社 比較11選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社M&Aサクシード |
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中間手数料:無し 譲渡対価の5%~ 詳細については要お問い合わせ |
M&Aマッチングサービス 譲渡・譲受の仲介 |
株式会社Innovation M&A Partners |
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着手金:なし 中間手数料:なし 完全成功報酬型 |
M&Aサービス 初期コンサルティング 簡易株価算定 アドバイザリー契約締結 企業概要書(IM)の作成 経営者同士の面談のセッティング デューデリジェンス 条件交渉 最終契約締結 株式譲渡や資産の移管等を実施(クロージング) |
ABNアドバイザーズ株式会社 |
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着手金:原則無料 成功報酬型:取引金額に対するレーマン方式 |
M&A総合アドバイザリー業務 M&A仲介事業 事業成長戦略、事業承継戦略、事業再建戦略等の立案助言および実行サポート M&A戦略立案、検討、実行に係るアドバイザリー PMI戦略のサポート その他経営全般に係る助言サポート |
信金キャピタル株式会社 |
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着手金:なし 取引金額に応じた完全成功報酬制 |
M&A仲介 投資育成 |
株式会社DYM M&Aコンサルティング |
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M&A事業 投資育成事業 |
株式会社マイナビM&A |
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着手金:なし 手数料:株式価値に応じて手数料率を乗じ金額を算定 成功報酬制 |
M&Aに関する仲介、斡旋、コンサルティングおよび アドバイザリー業務 |
レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社 |
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成功報酬型:レーマン方式 |
M&Aアドバイザリー 企業評価の実施 資本政策経営計画コンサルティング |
エムレイス株式会社 |
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着手金:無料 アドバイザリー手数料:無料 中間報酬:基本合意契約締結時に200万円(消費税別) 最終報酬:取引金額に応じて定められた成功報酬を頂戴致します。 (レーマン方式により算出) |
M&A支援事業(M&A仲介、M&Aアドバイザリー業務) スカウト型M&A 事業承継サポート 後継者スカウト PMI(経営統合)サポート 企業価値評価 |
株式会社MJS M&Aパートナーズ |
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着手金:あり 成功報酬:レーマン方式 |
中小企業の事業承継事業再生等に関するサポート事業 税理士をはじめとする士業の事業承継支援事業 |
M&A BASE 株式会社 |
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着手金:なし 成果報酬型 |
M&Aアドバイザリー事業 サーチファンド事業 サーチファンド設立の目的、5つの強み、チームメンバー、サーチャーを紹介 |
株式会社ウィット |
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着手金:なし 完全成功報酬型 |
M&A仲介事業 |
中小企業向けM&A仲介会社 比較15選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社M&Aコンサルティング |
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相談:無料 着手:無料 成功報酬:レーマン方式(M&A成立時) |
スケール型M&A 事業承継支援 不動産M&A |
株式会社M&Aベストパートナーズ |
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着手金:なし 中間報酬:あり 成功報酬型 手数料率:5% |
中堅中小企業におけるM&A仲介 |
株式会社fundbook |
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相談:無料 着手金:無料 成功報酬:レーマン方式 |
譲渡サービス 譲受サービス |
株式会社CBパートナーズ |
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着手金:なし 中間報酬:なし 完全成功報酬 |
M&A仲介事業 医療介護福祉業界M&A支援サービス 医師開業支援サービス |
インテグループ株式会社 |
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相談:無料 成功報酬:5億円以下の部分 5% 5億円超~10億円以下の部分 4% 10億円超~50億円以下の部分 3% 50億円超~100億円以下の部分 2% 100億円超の部分 1% (最低額1,500万円) |
M&A仲介アドバイザリー ディールファインディングサービス(買い手企業向け案件発掘サービス) MBO支援 |
株式会社経営承継支援 |
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着手金:なし 成功報酬型:基本合意時 100万円 最終契約締結時 :合計から100万円を控除した残額 |
中堅中小企業の円滑な事業承継のためのコンサルティング業務 中堅中小企業の継続発展に資するM&A仲介助言業務 |
株式会社M&A DX |
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企業提携に関する仲介 企業提携に関するファイナンシャルアドバイザリー(FA) セカンドオピニオン(第三者視点のM&Aアドバイス) 財務税務調査業務(DD) 株式価値算定(Valuation) PMI(Post Merger Integration)支援 PPA(Purchase Price Allocation)支援 MBO(Management Buy Out)支援 CVC(Corporate Venture Capital)運営支援 スナイパーサービス(M&A戦略立案投資候補先開拓) 不正調査 相続相続税対策支援 富裕層向け財産サービス 資本政策策定支援 ストックオプション構築算定支援 組織再編プランニング実行支援 |
Growthix Capital株式会社 |
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基本合意の締結時:手数料の10% 受諾と決済時(クロージング):支払い:残額全て |
アドバイザリー契約の締結 M&A戦略の立案 対象企業へアプローチ 価格の条件交渉 基本合意の締結 買収監査(デューデリジェンス) 売買契約の締結 受諾と決済(クロージング) |
Byside株式会社 |
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着手金:なし 完全成功報酬型の手数料体系 |
M&Aアドバイザリー(FA業務) M&A仲介事業 |
M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社 |
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着手金:なし 中間報酬:なし 完全成功報酬型 |
M&A仲介事業 M&Aアドバイザリーサービス(譲渡売却) セカンドオピニオンサービス MALAパートナープログラム |
株式会社NEWOLD CAPITAL |
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着手金:なし 中間報酬:あり 成功報酬型 |
M&A仲介及びM&Aアドバイザリー事業 経営、プロフェッショナル人材の紹介事業 M&A業務及びM&A関連人材の教育研修事業 |
株式会社 M&Aフォース |
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成約時に手数料の100% 成功報酬の一部を着手金中間報酬として頂戴する場合あり |
事業承継診断 成⻑戦略コンサルティング 提携仲介契約締結 企業概要書作成 マネジメントインタビュー 財務/ビジネス分析 株価/企業価値算定 会社の雰囲気調査 マッチング 候補企業への提案 トップ⾯談 基本合意契約 買収監査 会計/法務監査 最終契約成約 |
ゴエンキャピタル株式会社 |
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着手金:なし 中間報酬:なし 成功報酬型:譲渡価格の5% |
M&Aコンサルティング事業 PMIコンサルティング事業 プライベートエクイティファンドの運営 |
株式会社クラリスキャピタル |
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着手金なし 成功報酬のみで200万円から |
M&A仲介アドバイザリー事業 |
株式会社INNOVATION LEADERS |
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手数料 0円 中間手数料:報酬の10% 報酬(残りの90%) |
M&A仲介事業 |
業界特化 おすすめM&A仲介会社 15選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社ウィルゲート |
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完全成功報酬型 着手金・中間手数料なし |
M&A仲介事業 |
株式会社パラダイムシフト |
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M&Aアドバイザリー CVC運営支援 事業開発 金融イノベーション |
株式会社エイスリー |
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着手金:なし |
アドバイザリー契約の締結 M&Aの戦略立案 M&Aサービス -マッチング- 買手候補を一社選定 成約クロージング |
xxx(エイジィ)株式会社 |
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成功報酬:レーマン方式(※成功報酬の最低額は1,000万円) |
簡易審査個別相談 M&Aスキームのご提案 必要書類の準備 買手候補の選定 買手候補への提案 面談設定 条件交渉成約 PMI(M&A後の更なる企業価値向上、成長支援策の提案) |
株式会社エムズ |
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秘密保持契約の締結 M&A事業承継の可能性の検討 提携仲介契約の締結 具体的資料の提出/法人の評価額の算定 マッチング 譲渡価格などの条件交渉 基本合意契約の締結 買収監査の実施 最終条件交渉と譲渡契約の締結 クロージング対価の授受 |
株式会社シードコンサルティング |
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中小企業への財務力強化、資金調達、コスト削減、経営全般に関するコンサルティング業 相続事業承継に関するコンサルティング業務 建設業特化型スモールM&Aアドバイザリー仲介業務、M&Aに関する調査コンサルティング業務 生命保険、損害保険代理店業務、各種金融商品、生命保険の活用法、資産運用、資産防衛に関するコンサルティング業務 |
株式会社 バシラックス |
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売り手手数料 0円~ 書いて手数料 200万円~ 面談、基本合意手数料 0円~ |
条件交渉 TOP面談 契約締結 買収監査(デューデリジェンス) クロージング |
MACアドバイザリー株式会社 |
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原則有料(完全成功報酬型) 着手金:なし 中間金:なし |
調剤薬局ドラッグストア専門M&Aアドバイザリー 仲介事業企業再生再編支援コンサルティング業務 企業経営調剤薬局の運営に関するコンサルティング業務 薬価差の改善業務 |
株式会社アウナラ |
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完全成果報酬型 仲介手数料200万円~ |
M&A仲介 薬剤師様独立支援 ドクター誘致支援 人材紹介事業 |
株式会社希望の星 |
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清掃経営(支援)コンサルティング 清掃独立開業支援 清掃業M&A 清掃技術研修 |
早稲田M&Aパートナーズ株式会社 |
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初期相談料:無料 営業提案活動費:無料 着手金:無料 面談設定費:無料 完全成功報酬型 |
ベンチャー企業のM&A(株式譲渡売却資本提携事業譲渡等)の仲介業務 ベンチャー企業の資金調達支援及びファイナンシャルアドバイザリー業務 ベンチャー企業の株式価値算定及びデューデリジェンス業務 ベンチャー企業の経営コンサルティング業務 |
株式会社コルウスパートナーズ |
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国内最大級のネットワークを活用し信頼性の高いマッチングを実現 完全成功報酬制+業界最安値水準の料金体系 専門コンサルタントによる安心のサポート |
M&AアドバイザリーM&A仲介 経営コンサルティング PMIコンサルティング その他、上記に付帯する業務 |
株式会社エクステンド |
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着手金:なし 中間金:なし 成功報酬型:レーマン方式 |
お問い合わせヒアリング 提案 マッチング先の選定紹介 トップ面談 |
株式会社エスエムエス |
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着手金:なし 中間報酬:なし 成約基本料 100万円 成功報酬型:レーマン方式 |
マッチング トップ面談 基本合意 デューデリジェンス(リスク調査) 最終合意 |
株式会社M&A Properties |
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着手金:なし 中間報酬:なし 成功報酬型 |
ヒアリング初回面談 個別案件の初期検討 及び 意向表明書の提出 懸念点などのすり合わせ及び解消 投資回収シミュレーション 現地視察 デューディリジェンスのサポート 譲渡契約書の締結サポート クロージングのサポート |
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事業継承と事業承継の違い
継承と承継は似たような言葉ではあるものの、若干ニュアンスが異なります。それぞれのニュアンスは次のとおりです。
- 継承:形あるものを引き継ぐ
- 承継:形のないものを引き継ぐ
上記のようなニュアンスの違いがあるものの、事業において用いる際は事業継承、事業承継どちらも使用するケースがあります。しかし、中小企業庁をはじめとして、一般的には事業承継が用いられます。
事業承継と事業譲渡の違い
事業を引き継ぐ事業承継に似た言葉のひとつが事業譲渡です。それぞれの概要について解説します。
事業承継は事業を後継者に引き継ぐこと
事業承継とは事業を後継者に引き継ぐことです。事業を引き継ぐ理由はさまざまですが、代表的な例が経営者の高齢化です。経営者が高齢になると経営力が低下して事業の業績悪化につながりかねません。そのため、株式、従業員、資産、知的財産といった会社の資産を親族や従業員に引き継ぎます。
中小企業の場合、経営者の経験や知識などが会社の経営基盤となる傾向にあります。そのため、早いうちから事業を承継する後継者を誰にするのか、どのように引き継ぐのかといったことを定めておきましょう。
なお、外部招聘も含む従業員に事業を承継するのであれば、個人保証や担保も処理できるかの確認が必要です。個人保証とは会社への融資に対して経営者やその家族などが負う義務です。
事業譲渡は事業の一部もしくは全てを譲渡すること
事業承継に対して事業譲渡は事業の一部もしくは全てを譲渡します。事業承継は株式を譲渡するため会社の経営権も相手に引き継がれます。一方、事業譲渡は株式を引き継ぐことはないため、会社の経営権の維持が可能です。
事業譲渡は事業売却とも呼ばれ、会社法に則り譲渡が進められます。譲渡する事業の範囲に定めはなく、事業したい側、事業を引継ぎたい側のニーズが合致することで実施されます。
事業承継の方法
事業承継を実施する場合、次の3つの方法が選択肢として挙げられます。
- 親族内承継
- 従業員承継
- M&A
親族内承継は従業員・取引先の理解を得やすい
経営者の息子や娘といったように、親族が事業を承継するのが親族内承継です。親族内承継は従業員や取引先の理解を得やすいというメリットがあります。
親族内承継で経営者の親族が事業を承継する場合、次のような方法で事業を引き継ぐのが一般的です。
- 生前贈与
- 相続
- 株式売買
生前贈与は経営者が存命中に相続をする方法です。後継者である親族に株式が贈与されるため、贈与税が発生します。生前贈与に対して経営者の死後に事業が譲渡されるのが相続です。相続では相続税が発生する可能性があります。
一方、株式売買は後継者が経営者から株式を買い取ります。そのため、株式売買では後継者に一定の資金が必要です。
親族内承継は後継者の育成に時間が掛かる可能性もあるため、早めに準備に取り組むことがポイントです。
従業員承継は後継者の幅が広がる
従業員承継とは、自社に勤務する従業員から後継者を選ぶ方法を指します。この方法を採用すれば、選択できる後継者の幅が広がるというメリットがあります。しかしながら、親族に引き継ぐ場合と比べると、個人保証について債権者からの理解が得られにくい可能性があるでしょう。
従業員承継の際に用いられる承継方法としては、生前贈与や株式売買が一般的です。
M&Aでも事業承継は可能
M&Aによって外部に事業を承継してもらうことも可能です。M&AとはMergers and Acquisitionsの略で、企業や事業の合併や買収を意味します。M&Aによって外部の会社がに事業を承継してもらうことで後継者不在などの悩みを解消できます。しかし、経営の決定権は買い手に委ねられるため、事前に考えていた事業計画とは逸れてしまう可能性もあるでしょう。
M&Aによって事業を譲渡する場合は株式譲渡、株式売買を選択するのが一般的です。
事業譲渡の方法
全ての事業を譲渡するには一部の例外を除いて株主総会の承認を得なければなりません。株主総会で特別決議を得ることで事業譲渡が認められます。特別決議とは総議決権の過半数を持つ株主が出席し、そのうち議決権の2/3以上の賛成している状態です。
一方、一部の事業を譲渡する場合は譲渡対象資産の割合によって特別決議が必要かどうかは異なります。譲渡企業の総資産の中でも、譲渡する資産の価額が1/5を占めていないのであれば特別決議は不要です。
株主の総会の承認が得られたら次のような内容を盛り込んだ事業譲渡契約を締結します。
- 譲渡の概要
- 譲渡の対価
- 譲渡する日
- 支払方法
- 従業員の取り扱い
- 競業避止義務
事業承継の方法別のメリット・デメリット
事業承継は承継方法ごとにメリットとデメリットがあります。それぞれのメリット、デメリットを把握して、自社に応じた方法を選択しましょう。
親族内承継のメリット・デメリット
親族内承継は従業員や取引先だけでなく、金融機関をはじめとした資金提供者からのサポートを受けやすいというメリットがあります。また、早めに親族の中から後継者を選んでおくことで、引き継ぐまでに長い時間を掛けられるという点もメリットです。
親族内承継の場合、基礎控除が認められることもあるため、節税効果が得られるというのもメリットです。
一方、親族内承継は後継者候補である親族の教育に時間が掛かる可能性があります。例えば後継者候補が別の企業に勤務していた場合、自社の事業について一から学ぶ必要があるでしょう。
従業員承継のメリット・デメリット
従業員承継であれば、事業が実承継された際に社風や経営戦略が大きく変化しないでしょう。社風や経営戦略が大きく変化すると、従業員の中には不満を抱きモチベーションを下げてしまう人もいるかもしれません。従業員承継によって社風、経営戦略を維持することで従業員の働きやすい環境を整えられるでしょう。また、自社の事業や業務に精通した従業員が承継するため、業績の向上も期待できます。
従業員承継のデメリットとして挙げられるのがスキルや人柄の見極めが必要という点です。スキルや人柄の見極めが甘いと、承継後の経営に影響が及びかねません。さらに承継後に権力争いが発生する恐れもあります。
M&Aのメリット・デメリット
M&Aであれば自社に後継者がいない場合であっても、事業を承継できる相手を外部から探し出せます。M&Aの買い手の中には資金が潤沢な企業もあるため、承継することで事業の安定化が期待できるでしょう。また、事業の譲渡の対価を得られるため、経営者のリタイア後の金銭的な余裕が生まれます。
一方、M&Aは経営の一体性が保ちづらい、自社の希望に沿った買い手を見つけづらいなどが挙げられます。例えば引き継がれる従業員の雇用条件で折り合いが付かないといったケースがあるでしょう。
事業譲渡のメリット・デメリット
事業譲渡のメリットは経営資源を整理できるという点です。事業譲渡では譲渡できる事業を任意で選べます。そのため、採算が取れていない事業だけ譲渡する、不要となった事業を譲渡するといった選択が可能です。そのため、経営資源を整理して自社に必要な事業に注力できます。
一方、事業譲渡は株主総会の開催をはじめ、手続きが煩雑になってしまいます。また、事業譲渡の契約を結んだ場合、競合避止義務が発生するため、一定期間は譲渡した事業と同じ事業を近隣で進められません。
事業承継における注意点
事業承継を進める際は承継方法ごとに注意点が異なります。ここでは承継方法ごとの注意点を解説します。
親族内承継の注意点
親族内承継の注意点は次のとおりです。
- 早めに対策を講じておく
- 後継者以外の親族に説明をする
- 遺言書を作成する
- 節税対策を意識する
早めに対策を講じておく
親族内承継によって後継者不在を解消するのであれば、早めに承継対策を講じるようにしましょう。後継者に適した親族は誰なのかを、個人的な資質を見極めて早めに後継者を見つけることが大切です。また、複数人の後継者候補を競わせるのであれば、選定基準を明確にしておきましょう。選定基準があいまいでは、後継者に選ばれなかった親族から不満が噴出しかねません。
後継者以外の親族に説明をする
親族内承継では後継者以外の親族への説明も大切です。親族内承継は相続と関わるため、親族同士でトラブルにつながりかねません。経営者、後継者が同席した上で会社の経営状況だけでなく、株式の取り扱いも含めて詳細を説明しましょう。
遺言書を作成する
親族内承継によって事業を親族に引き継いでもらうためには、遺言書の作成がポイントです。親族内承継のための遺言書は公正証書遺言を用意しましょう。全文自筆で作成する自筆証書遺言は作成に時間が掛からないものの、証明性は公正証書遺言に劣る傾向にあります。そのため、公証人役場にて公正証書遺言を作成します。公正証書遺言を作成しておけば、経営者の希望に沿った事業承継が可能です。
節税対策を意識する
親族内承継を実施するにあたっては節税対策を意識しましょう。例えば経営者に退職金を支払うことで株式の評価額を抑えられます。株式の評価額を抑えた上で生前贈与をすることで、節税効果が期待できます。
従業員承継の注意点
従業員承継の注意点は次のとおりです。
- 親族や他の従業員に説明をする
- 従業員の資金不足
- 個人保証が変更できない可能性
- 従来の経営方針への依存
親族や他の従業員に説明をする
従業員承継を実行するには親族や従業員に時間を掛けて後継者の存在を伝え、理解を得ましょう。特定の従業員が会社を承継することに対して、親族や従業員の中から反発をする人が現れる可能性があります。親族や従業員の反発を放置していると対立が生まれてしまい、組織力の低下につながりかねません。
従業員の資金不足
従業員承継によって従業員が会社を引き継ぐには株式を購入するだけの資金が必要です。特に業績が好調な会社であれば、株式評価額も高くなります。個人で多くの株式を購入するほどの資金を持っているケースが稀でしょう。そのため、事業承継に使用できる補助金の活用を検討してみましょう。
個人保証が変更できない可能性
従業員承継では個人保証も大きな障壁になる可能性があります。個人保証を従業員に変更しようとしても本人が拒否する、金融機関が変更を承認しない恐れがあるでしょう。個人保証が変更されない場合、経営者は現場から離れているにも関わらず、会社の経営状況の影響を受け続けなければなりません。
従来の経営方針への依存
従業員承継によって事業を承継した場合、経営方針や社内風土などが大きく変化しないという点がメリットです。しかし、従来の経営方針や体制に依存しがちなため、抜本的な企業の刷新につはつながりづらいでしょう。経営を進めていく上では、会社を取り巻く環境の変化によっては大規模な改革が求められるケースがあります。会社を承継した従業員が従来の経営方針に依存してしまうと、環境の変化への対応が後手に回ってしまう可能性があるでしょう。
M&Aによる承継の注意点
M&Aによる承継の注意点は次のとおりです。
- 自社の価値を適切に買い手に伝える
- 売却のタイミングを逃さない
- 譲渡の従業員・取引先の条件を交渉しておく
自社の価値を適切に買い手に伝える
M&Aによる事業承継において、売り手である会社の価格は買い手との交渉で決まります。満足いく価格で売却するためには自社の価値を適切に買い手に伝えましょう。自社の強いと弱みを分析して、買い手に適切な価値を伝えることで、希望する価格での売却につながります。
売却のタイミングを逃さない
M&Aによって事業承継をするには売却のタイミングを見計らいましょう。M&Aの売却価格は自社の業績だけでなく、市場の状況も関係します。自社の業績、市場の状況が好調であれば高い価格で売却可能です。
一方、自社の業績や市場の状況が芳しくなければ売却価格は下がってしまうでしょう。自社の売却価格を少しでも高くするのであれば、売却のタイミングを見逃さずに、適切なタイミングで売却しましょう。
譲渡の従業員・取引先の条件を交渉しておく
事業承継では譲渡後の従業員、取引先の条件を交渉しておきましょう。M&Aによって事業を譲渡した場合、従業員と取引先も引き継がれます。M&Aによって事業を譲渡すると経営権も譲渡するため、従業員と取引先の取り扱いに変化が生まれる可能性があります。譲渡後も変わらない条件で従業員、取引先との関係性維持を希望するのであれば、譲渡先と交渉を進めましょう。
事業譲渡の企業価値を決める方法
先述のとおりM&Aの事業譲渡にあたっては、企業価値を売り手と買い手とで決めます。企業価値を算出する際は、次の3つのアプローチとそれぞれに細分化された計算方法が用いられます。
アプローチ方法 | 計算方法 |
コストアプローチ | 時価純資産法簿価純資産法 |
インカムアプローチ | DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)配当還元法 |
マーケットアプローチ | 市場株価法類似会社比準法 |
コストアプローチ
コストアプローチは会社を譲渡する側が持つ資産価値に基づいて企業価値を算出する方法です。コストアプローチで資産価値を参考とするのが賃借対照表です。資産、負債などを記載されている賃借対照表であれば、誰が計算しても同じような企業価値を算出できます。
コストアプローチの具体的な計算方法は次のとおりです。
- 時価純資産法:資産と負債を時価に置き換えて企業価値を算出する
- 簿価純資産法:資産合計から負債合計を引いた純資産を株式価格として扱う
コストアプローチは客観的に企業価値を算出できるものの、売り手企業の将来性を反映しづらい傾向にあります。売り手企業の中には現状では業績が芳しくなかったとしても、将来性が高い企業もあるでしょう。コストアプローチではこのような企業の将来を見越した企業価値の算出が難しくなってしまいます。
インカムアプローチ
インカムアプローチで売り手がどれだけの収益力を持っているかに着目します。インカムアプローチであれば売り手が今後どれくらいの収益が見込めるのか、将来性も反映させた企業価値を算出可能です。しかし、インカムアプローチはコストアプローチほど客観的な企業価値の算出には適していません。インカムアプローチの具体的な手法は次のとおりです。
- DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法):キャッシュフロー)から企業の価値を算出する
- 配当還元法:将来的に受け取れるであろう株主の配当金に基づき企業の価値を算出する
インカムアプローチの具体的な手法の中でも、DCF法が用いられるのが一般的です。
マーケットアプローチ
マーケットアプローチは株式市場で取引されている情報に基づいて、企業の価値を算出する方法です。マーケットアプローチでは株式情報に基づいて企業価値を算出するため、客観的な視点で自社の価値を判断できます。マーケットアプローチの具体的な手法は次のとおりです。
- 市場株価法:売り手が上場企業の場合、市場取引価格を基に企業価値を算出する
- 類似会社比準法:売り手が非上場企業の場合、同じような上場企業の情報を基に企業価値を算出する
マーケットアプローチで参考にする市場の取引価格は一時的に高騰、下落している可能性があります。このような不正確な情報を排除するためには一定期間の平均値を基にしましょう。
事業承継を検討しているのであればM&A仲介サービスを活用
事業承継を検討しているのであればM&A仲介サービスを活用してみましょう。M&A仲介とは企業の合併や買収について、専門的な知識に基づいてサポートしてくれる存在です。M&A仲介サービスは売り手と買い手の間に立ち、中立的な立場から事業承継についてアドバイスをしてくれます。
M&Aマッチングサービスの違い
M&A仲介サービスに似たサービスとして、M&Aマッチングサービスが挙げられます。M&Aマッチングサービスは売り手が登録することで、興味を持つ買い手からのアプローチを受けられるサイトです。マッチングサービスはM&A仲介サービスよりも費用を抑えられるものの、アドバイザーからの手厚いケアが受けられないといったデメリットもあります。そのため、事業承継実行に不安があるといった場合はM&A仲介サービスによるケアがおすすめです。
M&A仲介サービスを活用して事業承継するメリット
事業承継にあたってM&A仲介サービスを活用するメリットは次のとおりです。
- 取引成立の確率が高まる
- 専門的なアドバイスとサポートが得られる
- 友好的なM&Aが期待できる
取引成立の確率が高まる
自社で独自に譲渡先を探そうとしても、なかなか見つからないのが一般的です。見つかったとしても条件や価格で折り合いが付かないこともあるでしょう。M&A仲介サービス会社であれば、さまざまなネットワークを基に、売り手に最適な企業を提案してくれます。その後の交渉も仲介してくれるため、交渉決裂のリスクを軽減可能です。その結果、取引成立の確率やスピードを高められます。
専門的なアドバイスとサポートが得られる
M&Aによって事業承継をする場合、さまざまな手続きや用意すべき資料があります。会社を経営しながら事業承継に必要な手続きを進めるとなると、負担が多くなってしまうでしょう。また、誤った手続きをしてしまうことでM&A成立に影響を及ぼす可能性もあります。
M&A仲介サービスであれば専門的な立場からさまざまなアドバイス、サポートをしてくれます。M&A仲介サービスによる専門的なアドバイスとサポートに従うことで、効率的に進められるでしょう。
友好的なM&Aが期待できる
M&Aでは売り手と買い手の利益は反発し合うのが一般的です。売り手は少しでも高く事業を譲渡したいのに対して買い手は少しでも譲渡の価格を抑えたいと考えるでしょう。このように利益が相反するため、交渉の決裂や長期化につながります。
M&A仲介サービスを活用すれば、売り手、買い手ともに折り合いが付く着地点を探ってくれます。そのため、互いに敵対することなく友好的なM&Aが実現可能です。友好的なM&Aは売り手ではなく買い手に多くのメリットをもたらします。友好的なM&Aを実現できれば、従業員の離反防止やシナジー効果の向上といったメリットが期待できるでしょう。
M&A仲介サービスを選ぶ際は料金体系を確認
M&A仲介サービスによって事業承継の実現を目指す場合、提供してるサービスの両体系を確認しましょう。一般的にM&A仲介サービスには次のような費用が発生します。
- 相談料:サービス利用前の相談時の費用
- 着手金:サービスを依頼した際の費用
- 中間金:交渉が一定の段階まで進んだ際の費用
- デューデリジェンス費用:売り手の価値を調査する際の費用
- 成功報酬費用:成約した際の費用
- 月額定額手数料:M&A仲介サービスを利用している際の費用
しかし、上記のような費用が全てのM&A仲介サービスで発生するわけではありません。例えばデューデリジェンス費用は買い手が売り手の価値や財務状況などを調査する際の費用なため、売り手には発生しません。また、相談料が無料なサービスもあれば、相談料、中間金も発生しない完全報酬制度を導入しているケースもあります。
M&A仲介サービスに掛かる費用は複雑なため、どのような費用が掛かるのかを事前に把握して上で依頼しましょう。料金体系を把握していないと支払い時に急な出費が発生しかねません。なお、M&A仲介サービスに掛かる費用はホームページに掲載されていないケースもあります。ホームページに掲載されていない場合はサービスを提供している会社に問い合わせましょう。
事業承継は自社に合った方法を選ぼう
事業継承と事業承継はどちらも経営者が事業を引き継ぐことを意味します。ただ、事業承継が用いられているのが一般的です。
事業承継には親族が引き継ぐ親族承継、従業員が引き継ぐ従業員承継、外部の企業が引き継ぐM&Aがあります。それぞれにメリット、デメリットがあるため自社に合った承継方法を選びましょう。
事業承継を自社だけで進めようとすると時間と負担が掛かってしまいます。そのため、M&A仲介サービスを活用してみましょう。M&A仲介サービスであれば交渉を仲介してくれるため、スムーズなM&A成立が期待できます。
大手&上場しているM&A仲介会社 比較10選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社日本M&Aセンター |
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相談:無料 着手金:有 報酬:レーマン方式 |
事前コンサルティング M&Aサービス~戦略立案~ M&Aサービス~マッチング~ アフターサービス |
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
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相談:無料 着手金:無料 報酬:株価レーマン方式 |
譲渡売却 譲受買収 企業評価 M&Aマッチングサービス |
株式会社ストライク |
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相談:無料 着手金:無料 報酬:レーマン方式 |
成長加速型M&Aコンサルティング 事業承継型M&Aコンサルティング 経営支援コンサルティング |
株式会社M&A総合研究所 |
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年間問い合わせ5,000件以上 譲渡企業様は着手金中間金無料の完全成功報酬制 東証上場の信頼とM&A支援の豊富な実績 最短49日のスピード成約 AIマッチングシステムの活用 |
M&A仲介 事業譲渡 AIマッチングシステム 資料事業計画書の作成 面談指導 |
名南M&A株式会社 |
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譲渡企業報酬体系 着手金(アドバイザリー契約締結時): 5億円以下 66万円 5億円超~20億円以下 110万円 20億円超 220万円 成功報酬(クロージング時): 5億円以下の部分 5.5% 5億円超~10億円以下の部分 4.4% 10億円超~50億円以下の部分 3.3% 50億円超~100億円以下の部分 2.2% 100億円超の部分 1.1% (最低報酬1,100万円) 譲受企業報酬体系 情報提供料(アドバイザリー契約締結時): 10億円以下 66万円 10億円超~50億円以下 110万円 50億円超 220万円 成功報酬(クロージング時): 5億円以下の部分 5.5% 5億円超~10億円以下の部分 4.4% 10億円超~50億円以下の部分 3.3% 50億円超~100億円以下の部分 2.2% 100億円超の部分 1.1% (最低報酬1,100万円) |
事業承継 譲渡 譲受 |
株式会社オンデック |
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要お問い合わせ |
事業承継型M&A イグジット型M&A MBO支援 ターゲット選定 簡易企業評価 |
株式会社ペアキャピタル |
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着手金:なし 中間報酬:手数料の10% 成約時:残りの90% |
M&Aアドバイザリー 事業承継コンサルティング 業務提携コンサルティング 企業再生支援 資本政策経営計画コンサルティング 資産運用コンサルティング |
セレンディップホールディングス株式会社 |
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事業承継支援事業 経営コンサルティング事業 M&Aアドバイザリー事業 企業再生支援事業 コーポレートアドバイザリー事業 プロ経営者派遣事業 その他付帯する事業 |
ブティックス株式会社 |
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着手金:なし 最低手数料:100万円 報酬:レーマン方式 |
展示会事業 M&A仲介事業 人材採用支援事業 |
株式会社スピカコンサルティング |
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着手金:なし 成功時の報酬:成功時の報酬は、譲渡対価に対して計算される 譲渡オーナーは完全成功報酬 |
完全業界特化型M&A仲介 バリューアップコンサル |
大手企業傘下&上場企業傘下M&A仲介会社 比較11選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社M&Aサクシード |
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中間手数料:無し 譲渡対価の5%~ 詳細については要お問い合わせ |
M&Aマッチングサービス 譲渡・譲受の仲介 |
株式会社Innovation M&A Partners |
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着手金:なし 中間手数料:なし 完全成功報酬型 |
M&Aサービス 初期コンサルティング 簡易株価算定 アドバイザリー契約締結 企業概要書(IM)の作成 経営者同士の面談のセッティング デューデリジェンス 条件交渉 最終契約締結 株式譲渡や資産の移管等を実施(クロージング) |
ABNアドバイザーズ株式会社 |
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着手金:原則無料 成功報酬型:取引金額に対するレーマン方式 |
M&A総合アドバイザリー業務 M&A仲介事業 事業成長戦略、事業承継戦略、事業再建戦略等の立案助言および実行サポート M&A戦略立案、検討、実行に係るアドバイザリー PMI戦略のサポート その他経営全般に係る助言サポート |
信金キャピタル株式会社 |
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着手金:なし 取引金額に応じた完全成功報酬制 |
M&A仲介 投資育成 |
株式会社DYM M&Aコンサルティング |
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- |
M&A事業 投資育成事業 |
株式会社マイナビM&A |
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着手金:なし 手数料:株式価値に応じて手数料率を乗じ金額を算定 成功報酬制 |
M&Aに関する仲介、斡旋、コンサルティングおよび アドバイザリー業務 |
レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社 |
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成功報酬型:レーマン方式 |
M&Aアドバイザリー 企業評価の実施 資本政策経営計画コンサルティング |
エムレイス株式会社 |
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着手金:無料 アドバイザリー手数料:無料 中間報酬:基本合意契約締結時に200万円(消費税別) 最終報酬:取引金額に応じて定められた成功報酬を頂戴致します。 (レーマン方式により算出) |
M&A支援事業(M&A仲介、M&Aアドバイザリー業務) スカウト型M&A 事業承継サポート 後継者スカウト PMI(経営統合)サポート 企業価値評価 |
株式会社MJS M&Aパートナーズ |
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着手金:あり 成功報酬:レーマン方式 |
中小企業の事業承継事業再生等に関するサポート事業 税理士をはじめとする士業の事業承継支援事業 |
M&A BASE 株式会社 |
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着手金:なし 成果報酬型 |
M&Aアドバイザリー事業 サーチファンド事業 サーチファンド設立の目的、5つの強み、チームメンバー、サーチャーを紹介 |
株式会社ウィット |
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着手金:なし 完全成功報酬型 |
M&A仲介事業 |
中小企業向けM&A仲介会社 比較15選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社M&Aコンサルティング |
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相談:無料 着手:無料 成功報酬:レーマン方式(M&A成立時) |
スケール型M&A 事業承継支援 不動産M&A |
株式会社M&Aベストパートナーズ |
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着手金:なし 中間報酬:あり 成功報酬型 手数料率:5% |
中堅中小企業におけるM&A仲介 |
株式会社fundbook |
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相談:無料 着手金:無料 成功報酬:レーマン方式 |
譲渡サービス 譲受サービス |
株式会社CBパートナーズ |
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着手金:なし 中間報酬:なし 完全成功報酬 |
M&A仲介事業 医療介護福祉業界M&A支援サービス 医師開業支援サービス |
インテグループ株式会社 |
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相談:無料 成功報酬:5億円以下の部分 5% 5億円超~10億円以下の部分 4% 10億円超~50億円以下の部分 3% 50億円超~100億円以下の部分 2% 100億円超の部分 1% (最低額1,500万円) |
M&A仲介アドバイザリー ディールファインディングサービス(買い手企業向け案件発掘サービス) MBO支援 |
株式会社経営承継支援 |
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着手金:なし 成功報酬型:基本合意時 100万円 最終契約締結時 :合計から100万円を控除した残額 |
中堅中小企業の円滑な事業承継のためのコンサルティング業務 中堅中小企業の継続発展に資するM&A仲介助言業務 |
株式会社M&A DX |
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企業提携に関する仲介 企業提携に関するファイナンシャルアドバイザリー(FA) セカンドオピニオン(第三者視点のM&Aアドバイス) 財務税務調査業務(DD) 株式価値算定(Valuation) PMI(Post Merger Integration)支援 PPA(Purchase Price Allocation)支援 MBO(Management Buy Out)支援 CVC(Corporate Venture Capital)運営支援 スナイパーサービス(M&A戦略立案投資候補先開拓) 不正調査 相続相続税対策支援 富裕層向け財産サービス 資本政策策定支援 ストックオプション構築算定支援 組織再編プランニング実行支援 |
Growthix Capital株式会社 |
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基本合意の締結時:手数料の10% 受諾と決済時(クロージング):支払い:残額全て |
アドバイザリー契約の締結 M&A戦略の立案 対象企業へアプローチ 価格の条件交渉 基本合意の締結 買収監査(デューデリジェンス) 売買契約の締結 受諾と決済(クロージング) |
Byside株式会社 |
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着手金:なし 完全成功報酬型の手数料体系 |
M&Aアドバイザリー(FA業務) M&A仲介事業 |
M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社 |
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着手金:なし 中間報酬:なし 完全成功報酬型 |
M&A仲介事業 M&Aアドバイザリーサービス(譲渡売却) セカンドオピニオンサービス MALAパートナープログラム |
株式会社NEWOLD CAPITAL |
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着手金:なし 中間報酬:あり 成功報酬型 |
M&A仲介及びM&Aアドバイザリー事業 経営、プロフェッショナル人材の紹介事業 M&A業務及びM&A関連人材の教育研修事業 |
株式会社 M&Aフォース |
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成約時に手数料の100% 成功報酬の一部を着手金中間報酬として頂戴する場合あり |
事業承継診断 成⻑戦略コンサルティング 提携仲介契約締結 企業概要書作成 マネジメントインタビュー 財務/ビジネス分析 株価/企業価値算定 会社の雰囲気調査 マッチング 候補企業への提案 トップ⾯談 基本合意契約 買収監査 会計/法務監査 最終契約成約 |
ゴエンキャピタル株式会社 |
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着手金:なし 中間報酬:なし 成功報酬型:譲渡価格の5% |
M&Aコンサルティング事業 PMIコンサルティング事業 プライベートエクイティファンドの運営 |
株式会社クラリスキャピタル |
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着手金なし 成功報酬のみで200万円から |
M&A仲介アドバイザリー事業 |
株式会社INNOVATION LEADERS |
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手数料 0円 中間手数料:報酬の10% 報酬(残りの90%) |
M&A仲介事業 |
業界特化 おすすめM&A仲介会社 15選
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会社名 | 特徴 | 手数料体系 | サービス対応範囲 |
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株式会社ウィルゲート |
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完全成功報酬型 着手金・中間手数料なし |
M&A仲介事業 |
株式会社パラダイムシフト |
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M&Aアドバイザリー CVC運営支援 事業開発 金融イノベーション |
株式会社エイスリー |
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着手金:なし |
アドバイザリー契約の締結 M&Aの戦略立案 M&Aサービス -マッチング- 買手候補を一社選定 成約クロージング |
xxx(エイジィ)株式会社 |
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成功報酬:レーマン方式(※成功報酬の最低額は1,000万円) |
簡易審査個別相談 M&Aスキームのご提案 必要書類の準備 買手候補の選定 買手候補への提案 面談設定 条件交渉成約 PMI(M&A後の更なる企業価値向上、成長支援策の提案) |
株式会社エムズ |
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秘密保持契約の締結 M&A事業承継の可能性の検討 提携仲介契約の締結 具体的資料の提出/法人の評価額の算定 マッチング 譲渡価格などの条件交渉 基本合意契約の締結 買収監査の実施 最終条件交渉と譲渡契約の締結 クロージング対価の授受 |
株式会社シードコンサルティング |
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- |
中小企業への財務力強化、資金調達、コスト削減、経営全般に関するコンサルティング業 相続事業承継に関するコンサルティング業務 建設業特化型スモールM&Aアドバイザリー仲介業務、M&Aに関する調査コンサルティング業務 生命保険、損害保険代理店業務、各種金融商品、生命保険の活用法、資産運用、資産防衛に関するコンサルティング業務 |
株式会社 バシラックス |
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売り手手数料 0円~ 書いて手数料 200万円~ 面談、基本合意手数料 0円~ |
条件交渉 TOP面談 契約締結 買収監査(デューデリジェンス) クロージング |
MACアドバイザリー株式会社 |
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原則有料(完全成功報酬型) 着手金:なし 中間金:なし |
調剤薬局ドラッグストア専門M&Aアドバイザリー 仲介事業企業再生再編支援コンサルティング業務 企業経営調剤薬局の運営に関するコンサルティング業務 薬価差の改善業務 |
株式会社アウナラ |
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完全成果報酬型 仲介手数料200万円~ |
M&A仲介 薬剤師様独立支援 ドクター誘致支援 人材紹介事業 |
株式会社希望の星 |
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清掃経営(支援)コンサルティング 清掃独立開業支援 清掃業M&A 清掃技術研修 |
早稲田M&Aパートナーズ株式会社 |
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初期相談料:無料 営業提案活動費:無料 着手金:無料 面談設定費:無料 完全成功報酬型 |
ベンチャー企業のM&A(株式譲渡売却資本提携事業譲渡等)の仲介業務 ベンチャー企業の資金調達支援及びファイナンシャルアドバイザリー業務 ベンチャー企業の株式価値算定及びデューデリジェンス業務 ベンチャー企業の経営コンサルティング業務 |
株式会社コルウスパートナーズ |
|
国内最大級のネットワークを活用し信頼性の高いマッチングを実現 完全成功報酬制+業界最安値水準の料金体系 専門コンサルタントによる安心のサポート |
M&AアドバイザリーM&A仲介 経営コンサルティング PMIコンサルティング その他、上記に付帯する業務 |
株式会社エクステンド |
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着手金:なし 中間金:なし 成功報酬型:レーマン方式 |
お問い合わせヒアリング 提案 マッチング先の選定紹介 トップ面談 |
株式会社エスエムエス |
|
着手金:なし 中間報酬:なし 成約基本料 100万円 成功報酬型:レーマン方式 |
マッチング トップ面談 基本合意 デューデリジェンス(リスク調査) 最終合意 |
株式会社M&A Properties |
|
着手金:なし 中間報酬:なし 成功報酬型 |
ヒアリング初回面談 個別案件の初期検討 及び 意向表明書の提出 懸念点などのすり合わせ及び解消 投資回収シミュレーション 現地視察 デューディリジェンスのサポート 譲渡契約書の締結サポート クロージングのサポート |