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SFA JOURNAL by ネクストSFA

オフィス環境改善で働きやすさを実現!企業が取り組むべき具体策とは?

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

「最近オフィスの居心地が悪い」「社員のモチベーションが低下している」――そんな課題を感じている企業担当者は少なくありません。オフィス環境は従業員の生産性や満足度に大きく影響を与える重要な要素です。本記事では、オフィス環境改善がなぜ必要なのか、どのようなメリットがあるのか、具体的な施策や事例とともに詳しく解説します。

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この記事の目次はこちら

オフィス環境改善が求められる背景とは?

近年、テレワークやフリーアドレスなど働き方が多様化するなかで、固定的なレイアウトや時代遅れの設備では対応が難しくなっています。従業員の働きやすさを確保するために、快適で柔軟なオフィス環境への改善が必要とされているのです。


オフィス環境改善による主なメリット

働く場所としての快適さを追求することは、企業の競争力を高める大きな鍵となります。ここでは、オフィス環境を改善することで得られるメリットを解説します。

生産性・集中力の向上

静かな環境や適切な照明、温度管理が整った空間では、従業員の集中力が高まり、業務効率が向上します。特にフリーアドレスを導入した企業では、自分の業務スタイルに合った場所を選べることで、自然と成果が出やすくなるとされています。

従業員のストレス軽減と健康維持

騒音や照明不足、空調の不具合などは従業員にストレスを与える要因です。ストレスの蓄積は健康悪化につながり、結果として欠勤率や離職率が上昇する恐れも。働く空間の改善は、メンタル面・フィジカル面の健康維持にもつながります。

働きがいのある職場づくりによるエンゲージメント向上

快適で洗練されたオフィスは「この会社で働き続けたい」という帰属意識を高め、従業員エンゲージメントを向上させます。社内コミュニケーションが活性化され、チームワークの強化にもつながるでしょう。

企業のブランド価値や採用力の強化

「働きやすい職場」として社外に認知されれば、求職者からの評価も高まります。リクルートにおいても、先進的なオフィス環境は企業ブランディングの一貫として機能し、優秀な人材獲得につながります。


オフィス環境改善で解消すべき主な課題

快適なオフィスを実現するためには、現状の課題を正確に把握する必要があります。以下に代表的な課題を挙げ、その改善ポイントを整理します。

照明・空調・騒音などの物理的ストレス要因

蛍光灯のちらつき、空調の偏り、外部の騒音や隣席との会話などが原因で、作業に集中できないケースは非常に多く見られます。これらを改善するにはLED照明や個別空調、吸音パネルの導入などが効果的です。

動線・レイアウトの使いにくさ

プリンタや会議室、給湯スペースまでの動線が遠かったり、社内導線が煩雑だったりすると、無駄な移動が発生し業務効率が落ちます。執務スペースと共用スペースのバランスを見直し、レイアウト改善が必要です。

休憩スペースや集中ブースの不足

オンとオフの切り替えができない職場では、心身の疲れが蓄積しやすくなります。集中用ブース、仮眠スペース、カフェ風の休憩エリアなど、用途に応じたゾーン設計が推奨されます。

老朽化した家具や設備

椅子のクッションがへたっている、机の高さが合っていないなど、小さな不満の積み重ねはモチベーション低下の原因に。人間工学に基づいたオフィス家具を導入し、従業員の姿勢や作業効率に配慮しましょう。


オフィス環境改善の具体的な施策・アイデア

次に、実際に取り組むべき施策やレイアウト変更など、具体的な改善例を紹介します。

快適な照明・空調環境の整備

自然光の活用や間接照明の導入により、目に優しい環境を整えることができます。空調は全体一括制御ではなく、エリアごとの温度調整を可能にすることで快適性がアップします。

フリーアドレスやABW型レイアウトの導入

固定席を廃止し、業務に応じて働く場所を選べる「ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」を導入する企業が増えています。集中・協働・打合せなど、多様な働き方を支えるゾーニングが鍵です。

コミュニケーションスペース・集中ブースの設置

雑談やアイデア出しをしやすい「カジュアルミーティングエリア」と、個人で集中できる「1人用ブース」の共存が理想です。利用ルールを明確にすることで、ストレスのない共用が可能になります。

グリーンやアートによる癒し空間の演出

観葉植物やアート作品は視覚的な癒し効果だけでなく、空間に彩りや落ち着きを与えます。植物は空気清浄にも効果があるため、自然との共生を意識したデザインが注目されています。

音環境の改善(防音・BGM・吸音材など)

集中を妨げる音を遮断するには、遮音パネルや防音カーテンなどの設置が効果的です。また、静かすぎる環境もかえって緊張感を生むため、BGMの導入でリラックス効果を高める企業も増えています。


オフィス環境改善に役立つ設備・ツール

快適で効率的な職場環境を整えるためには、物理的なオフィスの改善が欠かせません。とくに近年では、社員の健康や集中力、働きやすさを重視した設備やツールの導入が注目されています。ここでは、オフィス環境をより良くするために役立つ主要なアイテムをご紹介します。

  • 人間工学チェア・昇降デスク:長時間のPC作業にも対応
  • 吸音パネル・防音ブース:音のストレス軽減
  • グリーンスタンド・アロマディフューザー:癒し・集中効果
  • モニターアーム・ケーブルボックス:デスク周りの整理整頓

オフィス環境の改善には、人間工学チェアや昇降デスクの導入が効果的です。吸音パネルや防音ブースは騒音ストレスを軽減し、集中力向上に役立ちます。さらに、観葉植物やアロマディフューザーは癒し効果を高め、職場の雰囲気を快適にします。モニターアームやケーブルボックスを活用すれば、デスク周りも整理され、作業効率が向上します。快適で働きやすい環境づくりには、こうしたツールの導入が欠かせません。


成功事例から学ぶオフィス環境改善のポイント

社員の声を反映したレイアウト見直し事例

某企業では従業員アンケートを実施し、不要な会議室を撤廃して集中スペースを新設。社内満足度が大幅に向上したと報告されています。

オフィス診断を活用した改善プロジェクト

「働く環境診断サービス」を活用し、照明の明るさや温湿度、音環境などを数値化して課題を特定。改善前後で生産性が10%以上向上したという事例もあります。

フリーアドレス導入による成果

リモートとオフィスを併用する企業では、フリーアドレス導入によって固定席が不要となり、面積コスト削減と社員満足度向上を同時に実現しました。

専門業者との連携で実現した事例

オフィス設計専門の業者と連携し、業務特性に合ったゾーニングと家具選定を実施。リニューアル後の離職率が前年度比で20%減少したという報告もあります。


オフィス環境改善を成功させる進め方

オフィス環境の改善を効果的に進めるためには、いきなり設備を導入するのではなく、段階的なアプローチが重要です。社員の働きやすさを実現しながら、業務効率や組織全体の生産性を高めるには、以下の5つのステップを意識して取り組むことが成功への近道となります。

現状の課題を把握する(アンケート・ヒアリングの実施)

改善の第一歩は、現場の声をしっかりと拾い上げることです。社員へのアンケート調査や部署ごとのヒアリングを通じて、現在のオフィス環境にどのような課題があるのかを明らかにします。たとえば「座席の騒音が気になる」「空調が不快」「会議スペースが不足している」など、目に見えないストレス要因を把握することで、的確な対策が見えてきます。

改善の目的と優先順位を整理する

課題を洗い出した後は、改善のゴールを明確に設定し、優先順位を整理します。「社員の健康管理を強化したい」「集中できる作業環境を整えたい」「コミュニケーションを活性化したい」など、目的を明確にすることで、導入すべき設備やツール、レイアウトの方向性が定まりやすくなります。また、限られた予算やスペースの中で、効果の高い改善から着手することがポイントです。

プロの診断やレイアウト提案を活用する

オフィス改善のプロフェッショナルによる空間診断やレイアウト提案を受けるのも有効です。専門家の視点から、動線や採光、音環境、収納配置などの細部まで考慮した改善案が得られるため、より実効性のあるプランを立てられます。また、家具メーカーやオフィス設計会社が提供するシミュレーションツールや3Dモデルも活用すれば、導入前のイメージを具体的に確認することができます。

社員を巻き込みながら改善を実施する

オフィス改善は、社員の「納得感」と「参加意識」が重要です。改善内容や導入するツールについては、事前に共有し、希望や意見を取り入れることでスムーズな導入が可能になります。部署ごとに試験導入を行う「パイロット運用」なども有効で、フィードバックを反映させながら全社展開していくことで、抵抗感なく受け入れてもらいやすくなります。

効果測定を行い、継続的にアップデートする

改善は一度きりで終わらせるのではなく、継続的な見直しが欠かせません。導入後の効果を測るためには、社員の満足度調査や業務効率の変化、健康指標などを定期的にチェックし、必要に応じてアップデートを行いましょう。オフィス環境は働き方や組織構造の変化とともに最適解が変わっていくため、PDCA(計画・実行・評価・改善)のサイクルを回すことが、常に快適で成果の出る環境づくりにつながります。


よくある質問と資料ダウンロード

  • オフィス環境改善の費用目安は?
    →中規模オフィスで100万~300万円が一般的です。
  • 専門業者に依頼するメリットは?
    →プロの視点で課題を可視化し、適切な提案が受けられます。
  • どのように従業員の声を反映させるべき?
    →アンケート・座談会・フィードバックボックスなどが有効です。
  • まず始めるなら何から?
    →照明や椅子の見直しなど「影響が大きく着手しやすい部分」から始めましょう。

まとめ

オフィス環境の改善は、従業員の満足度向上や業務効率の改善、離職率の低下など、企業の持続的成長に直結する重要な取り組みです。働きやすい職場づくりは、モチベーションやエンゲージメントを高め、生産性の向上にもつながります。成功のカギは、現場の声を丁寧に拾い上げ、課題を可視化したうえで、優先順位をつけて段階的に改善していくことです。小さな改善の積み重ねが、快適で活力あるオフィス環境を実現します。まずはできることから、一歩ずつ着実に取り組むことが大切です。

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