更新日:2025/01/07
FAXDMの配信リストはどう作る? 収集方法やおすすめのサービスを紹介
【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介
株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。
FAXDMの配信リストを作る方法は、自社で情報を収集するか、専門サービスを利用するかどちらかです。自社で作ればコストを抑えられるものの、手間も時間も掛かります。もし、手軽に高品質の配信リストが欲しいなら、FAXDMサービスの活用がおすすめです。
本記事では、FAXDMの効果を上げる上で配信リストが重要な理由と、配信リストの収集方法や作り方、おすすめのFAXDMサービスを紹介します。
【比較】おすすめのFAXDMサービス一覧
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サービス名 | 特長 | 費用 | 主な機能 |
---|---|---|---|
NEXLINK |
|
初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:要お問い合わせ |
・FAXDM・メール一斉送信 ・電話による有人サポート ・FAX不要の自動受付機能(オプション) ・リストレンタル機能 ・差込印字 ・10分単位の予約送信など |
NetFax |
|
初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:文書モード5.5円/1枚、フォトモード5.5円~8.8円/1枚 ※前月の枚数に応じて変動 |
・FAX送信 ・原稿変換機能 ・リスト編集 ・宛名印字 ・差し込み印字 など |
FAXDM君 |
|
初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:3円~5円/1枚 ※枚数により変動 |
・FAX・DMの送信 ・業種・地域絞り込み ・宛先リスト・事業所リストの確認 |
Value FAX |
|
初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:2.5円~5.5円/1枚 ※枚数により変動 |
・高速配信 ・高画質 ・画質モード選択 ・256bit暗号化通信 ・エクセプトフォルダ機能 など |
L-net |
|
要お問い合わせ |
・差し込み印字機能 ・原稿自動変換 ・データのクラウド共有 ・新規法人開拓リスト など |
FAXDMコンサルティング |
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初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:3円~7円/1枚 |
・原稿アドバイス ・クレーム対応代行 |
faximoSilver |
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初期費用:2,000円 月額費用: 940円 FAX送信料金:12円/1枚 |
・インターネットFAX送信機能・管理機能 ・FAX送信機能 ・Web-API(REST/SOAP)によるFAXシステム連携 ・メール(SMTP)によるFAXシステム連携 ・複数インターフェース併用によるFAXシステム連携 など |
NetReakのFAXDM |
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初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:7.7~11円/1枚 ※前月の枚数に応じて変動 |
・原稿テンプレート ・印字設定 ・結果閲覧 ・クレーム対策完備 など |
どこでもMyFAX |
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初期費用:3,000円(※フリーダイヤル番号の利用は7,000円) 月額費用:2,200~5,000円 FAX送信料金:10円/1枚 |
・受信通知メール ・原稿受信無制限 ・受信FAX自動振り分け ・FAX送信・転送 |
リスト王国 |
|
要お問い合わせ | - |
この記事の目次はこちら
FAXDMとはFAXを使った販促方法
FAXDMとは、電話回線を使った通信機器のFAXで企業にDM(ダイレクトメール)を一斉送信する販促手法です。ハガキのように郵送費が掛からない、電子メールにありがちな未開封リスクがない、準備が簡単など、さまざまなメリットがあります。
地域の中小企業では、現在でも受発注業務にFAXを活用していることは少なくありません。中でも、運送業や小売業、医療など、現場業務が中心でWeb広告が届きにくい業界・業種に対し、相性の良いアプローチ方法です。
FAXDMの効果を上げるためにはリスト品質が重要
FAXDMで効果を上げるためには、原稿内容や配信方法だけでなく、配信リストの品質も大切です。FAXDMは低コストで大量配信ができる点が魅力ではあるものの、配信リストの品質が低いと費用対効果を得られません。やみくもにFAXDMを送るのではなく、自社の見込顧客になりそうな企業を選定してから配信しましょう。
反応を得られるFAXDM配信リストの特徴
反応を得られるFAXDM配信リストの特徴は以下のとおりです。
- 送付先のデータ数が多い
- セグメンテーションされている
- 企業情報が網羅されている
- 情報の鮮度が高い
送付先のデータ数が多い
データ数が多ければ、その分アプローチできる件数も多く、反響の有無を確認できます。FAXDMは有効性の高い販促方法とはいえ、少ない送付回数で効果が得られるほど簡単ではありません。効果を確認するためにも、1回につき5,000件程度のDMを送付できるとよいでしょう。
セグメンテーションされている
リスト内の企業が事業規模や業界、地域などでセグメンテーションされていると、効果を得やすくなります。オフィス機器メーカーに業務用厨房器具のDMを配信しても効果が得られないように、企業情報は大量にあっても区分けされていないと使いづらくなります。自社の見込顧客を見つけられる区分になっているか確認しましょう。
企業情報が網羅されている
企業情報は網羅されているほど、さまざまなアプローチ方法が可能です。一般的なリストでは、企業名・住所・電話番号などが書かれているものの、他に、創業年月日や代表・担当者氏名などがあるとよいでしょう。特に、代表や担当者の氏名が分かれば宛名付きでDMを送付できるため、本人が確認する可能性が高まります。
情報の鮮度が高い
リスト情報は鮮度が高いほど、DMが届きやすくトラブルも防止できます。企業情報は会社名・代表者氏名・住所・電話番号・FAX番号に変更が多く、古いリストを使っているとFAXが届かないかもしれません。それどころか、会社名や代表者名が間違ったDMを送れば、クレームにもつながりかねないため情報の鮮度には注意が必要です。
FAXDM配信リストの収集方法
FAXDMの配信リストを集める方法には以下があります。
- 名刺やメールから集める
- 企業情報書籍を確認する
- 企業ホールページを確認する
- 法人リスト会社から購入する
- FAXDMサービスを利用する
名刺やメールから集める
過去に接点のあった企業の名刺やメールからリスト情報を集める方法です。収集コストが掛からず地域内の身近な企業のリスト情報を得られる反面、リスト化に手間と時間が掛かります。収集できる件数に限りがあり、新規開拓は難しい点にも注意が必要です。
企業情報書籍を確認する
企業情報が網羅された書籍を購入し、1件ずつFAX番号を確認していく方法です。書籍代だけで多くの情報が得られるものの、手作業でリスト化する必要があり、手間が掛かるだけでなくミスも心配です。また、小規模事業所など、ターゲット層によっては情報が得られない恐れもあります。
企業ホームページを確認する
企業の公式ホームページの「企業情報」や「お問い合わせ」からFAX番号を確認する方法です。時間をかければ費用をかけずにリストが作成できるものの、ホームページがない企業もあるため情報が偏りがちです。それ以前に、ホームページにFAX番号を載せていない企業もあります。
法人リスト会社から購入する
法人リスト会社とは、FAX番号を含む企業情報を販売する会社で、手間をかけずに大量のリストを得られる点がメリットです。ただし、リスト会社により品質にバラつきがあり、1件あたりの費用は5~1,000円と差も大きくなります。利用するときは、価格を含めた内容の確認が必要です。
FAXDMサービスを利用する
FAXDMサービスとは、リスト作成を含むFAXDMを代行するサービスです。業種や地域など大量のリストを購入またはレンタルできます。手軽にFAXDMのリストが使えるものの、サービス全体の利用には初期費用・月額利用料・FAX送信料などが掛かります。
FAXDM配信リストの作り方
FAXDM配信リストを自社で作るときは、収集した情報をExcelなどに入力しデータ化します。作成時は、FAX番号の他、電話番号や会社名など、他にFAXに記載したい情報があれば、先に項目化しましょう。情報を入力するときは、FAX番号を間違えない、段ずれをしないなど、ミスのないように注意が必要です。
FAXDM配信リストの管理方法
FAXDM配信リストを自社で作成したときは、状況に合わせて内容を更新しましょう。管理方法は、企業情報の変更、間違っていたリストの削除、対応状況の変更(対応不可・対応可)などです。3~6カ月に一度は、リスト全体を見直し更新するとよいでしょう。
リストの作成・管理が手間なら「FAXDMサービス」の活用がおすすめ
以上のように、FAXDMの配信リストを自社で作成するとなれば、情報収集から管理まで、多くの手間と時間が掛かります。そのため、FAXDMを手軽に導入したいなら、FAXDMサービスの活用がおすすめです。
FAXDMサービスであれば、鮮度が高く、業種や地域などですでにセグメンテーションされた大量のリストを利用できます。原稿はテンプレートを使って作ったり、プロに添削を依頼できたりするため、広告効果を高められるでしょう。クレーム対応代行を行っているサービス会社を利用すれば、ノウハウがなくてもFAXDMを不安なく始められます。
FAXDM成功のカギは配信リストにあり!
FAXDMは費用対効果の高い販促方法ではあるものの、配信リストが少なかったり、品質が低かったりすると、思うような効果を得られません。配信リストは自前で作る方法と専門サービスを利用する方法があるものの、手軽に効果を上げたいのであれば、FAXDMサービスの活用がおすすめです。
以下の記事では、おすすめのFAXDMサービスを特徴・費用・主な機能の違いから紹介しています。FAXDMの運用にお悩みのご担当者様はぜひご覧ください。
【2025年最新比較表あり】FAXDMとは?おすすめサービス10社と比較ポイントを徹底解説
【比較】おすすめのFAXDMサービス一覧
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サービス名 | 特長 | 費用 | 主な機能 |
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NEXLINK |
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初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:要お問い合わせ |
・FAXDM・メール一斉送信 ・電話による有人サポート ・FAX不要の自動受付機能(オプション) ・リストレンタル機能 ・差込印字 ・10分単位の予約送信など |
NetFax |
|
初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:文書モード5.5円/1枚、フォトモード5.5円~8.8円/1枚 ※前月の枚数に応じて変動 |
・FAX送信 ・原稿変換機能 ・リスト編集 ・宛名印字 ・差し込み印字 など |
FAXDM君 |
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初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:3円~5円/1枚 ※枚数により変動 |
・FAX・DMの送信 ・業種・地域絞り込み ・宛先リスト・事業所リストの確認 |
Value FAX |
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初期費用:0円 月額基本料金:0円 FAX送信料金:2.5円~5.5円/1枚 ※枚数により変動 |
・高速配信 ・高画質 ・画質モード選択 ・256bit暗号化通信 ・エクセプトフォルダ機能 など |
L-net |
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要お問い合わせ |
・差し込み印字機能 ・原稿自動変換 ・データのクラウド共有 ・新規法人開拓リスト など |
FAXDMコンサルティング |
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初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:3円~7円/1枚 |
・原稿アドバイス ・クレーム対応代行 |
faximoSilver |
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初期費用:2,000円 月額費用: 940円 FAX送信料金:12円/1枚 |
・インターネットFAX送信機能・管理機能 ・FAX送信機能 ・Web-API(REST/SOAP)によるFAXシステム連携 ・メール(SMTP)によるFAXシステム連携 ・複数インターフェース併用によるFAXシステム連携 など |
NetReakのFAXDM |
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初期費用:0円 月額費用:0円 FAX送信料金:7.7~11円/1枚 ※前月の枚数に応じて変動 |
・原稿テンプレート ・印字設定 ・結果閲覧 ・クレーム対策完備 など |
どこでもMyFAX |
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初期費用:3,000円(※フリーダイヤル番号の利用は7,000円) 月額費用:2,200~5,000円 FAX送信料金:10円/1枚 |
・受信通知メール ・原稿受信無制限 ・受信FAX自動振り分け ・FAX送信・転送 |
リスト王国 |
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要お問い合わせ | - |