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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/01/08 

FAXDMのメリットとデメリットとは? 実施のポイントやFAXDMサービスについても解説

小島 伸介

【監修】株式会社ジオコード 管理部長
小島 伸介

株式会社ジオコード入社後、Web広告・制作・SEOなどの事業責任者を歴任。
上場準備から上場まで対応した経験を生かし、サービス品質の改善を統括する品質管理課を立ち上げ。その後、総務人事・経理財務・情報システム部門を管掌する管理部長に就任。

FAXDMを活用すれば、自社の見込み顧客に効果的にアプローチできる、コスト削減効果があるなど、さまざまなメリットを感じられるでしょう。一方で、FAXDMにはデメリットもあるため、適切な解消方法を用意しておくことが大切です。

本記事では、FADXMサービスの導入を検討している企業の担当者の方に向けて、FAXDMとFAXDMサービスの概要、FAXDMのメリット・デメリットについて詳しく解説します。また、FAXDMサービスの有用性や、FAXDMの効果的にFAXDMを実施するためのポイントなども紹介します。

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FAXDMとFAXDMサービスとは?

FAXDMは、FAXを利用して見込み顧客にダイレクトメールを送信する営業手法です。コスト効率と即効性を兼ね備えたFAXDMは、多くの企業で営業ツールとして活用されています。このFAXDMの導入や運営、効果的な営業活動を代行して行っているのがFAXDMサービスです。

FAXDMサービスを導入する際は、自社が必要としているサービスを提供している業者(ベンダー)を見つけて、FAXDMの代行を依頼することが大切です。

FAXDMのメリット

FAXDMを活用すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、メリットの例を3つ紹介します。また、FAXDMサービスを活用した場合の効果についても解説します。

1. コストが安い

FAXDMのメリットの一つは、効果的な営業活動のコストが安く済むことです。

従来のハガキや封書を顧客に送付する郵送DMでは、デザイン費、印刷費、封入作業費、郵送料などのコストに加えて、作業を行う人件費が発生します。そのため、1通当たりの費用はFAXDMよりも高くなりがちです。また、人気の高いWeb広告は、広告の種類や競争が激しくなればなるほど、単価が上昇する傾向です。

一方、FAXDMはWordなどの一般的なソフトで作成できます。そのため、専門のデザイナーに依頼する必要がなく、デザイン費用を抑えられます。さらに、送信先リストは一般公開されている企業のFAX番号を利用できるため、コストは1通当たり数円程度です。

FAXDMの費用対効果をより大きくする方法としておすすめなのが、FAXDMサービスの導入です。ベンダーにターゲット企業の選定や送信タイミングの最適化を依頼すれば、反応率の改善が見込めるでしょう。

2. 開封率が高い

開封率が高いことも、FAXDMのメリットの一つです。

FAXDMは、高い確率で読まれます。これは、企業で受注や情報共有などの重要な業務連絡に、FAXが使用されているためです。

FAXで届いた文書は、「取引先からの大切な連絡かもしれない」という理由から、担当者が内容を確認します。そのため、広告かどうかは、一度内容を読んでから判断されるでしょう。

一方、封書の場合は送り主の情報だけで広告と判断され、開封されずに捨てられることがあります。また、電子メールの場合も、大量の受信メールの中から開いてもらう必要があり、内容を見てもらえない可能性があるでしょう。

このように、FAXDMは他の広告手法と比べて、内容を読んでもらえる機会が格段に多くなります。ただし、一般的なチラシをそのまま送信するような場合は、すぐに広告と判断されてしまう可能性があるため、注意が必要です。より開封率が高く、顧客の目に留まりやすいFAXDMにしたいときは、FAXDMサービスの原稿コンサルティングなどを利用するとよいかもしれません。

3. 多くの見込み顧客にアプローチできる

FAXDMは、多くの見込み顧客にアプローチできます。FAXDMの場合、業界や企業を特定した顧客リストを作成しておけば、一度に数万件規模の一斉送信が可能です。封書のように一枚一枚準備する必要もありません。

よりピンポイントなマーケティング活動を行いたい場合は、FAXDMサービスを導入し、ターゲットとする企業のリストを細かく設定してもらうとよいでしょう。例えば、特定の業界や地域に絞って情報を発信することで、より効果的な営業活動につながります。

FXDMのデメリット

FAXDMは大きなメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、FAXDMのデメリットと、課題の解決につながる工夫を紹介します。

1. 原稿のデザインに限りがある

FAXDMは、原稿のデザインに限りがあることがデメリットです。

前述のとおり、FAXDMを使った営業活動では、FAX原稿に情報をまとめます。情報量が限られるため、伝えたい情報を分かりやすくデザインできなければ、送信先の相手に伝わりにくい広告になってしまう可能性があります。また、FAXは白黒なので、モノトーンでも商材やキャンペーンの魅力を伝えられるスキルも必要でしょう。

そのため、広告のデザインに不安がある場合は、FAXDMサービスを導入し、ベンダーに原稿作成を手助けしてもらうのがおすすめです。

2. クレームにつながる可能性がある

クレームにつながる可能性があることも、FAXDMのデメリットです。

FAXDMは、受信者がその内容に関心がないとしても、一方的に送信されます。特に業務が忙しい時期は、無関係な情報が届くことによって、受信者の業務の妨げになったり、不快感を与えたりするかもしれません。

さらに、FAXDMは、何度も繰り返し送られることで、受信者に「しつこい」という印象を与え、クレームにつながりやすくなります。そのため、送信頻度や内容には十分に配慮する必要があります。

クレームを未然に防ぐためには、FAXDMを送信するターゲットを明確にし、受信者の負担にならないよう、内容を厳選することが重要です。また、クレームが発生してしまった際は真摯に対応し、今後FAXDMが届かないように顧客リストを更新・管理しましょう。FAXDMサービスを導入し、顧客リストの管理を代行してもらうことも可能です。

FAXDMを効果的に実施するポイント

FAXDMを効果的に実施するためには、以下3つのポイントを押さえておくことが大切です。

1. 適切な日時に送信する

1つ目は、適切な日時にFAXDMを送信することです。

FAXDMの開封率を高めるためには、受信者がFAXを確認しやすいタイミングで送信することが重要です。例えば、週末や月末といった受信者が忙しい時期は避けて、平日の午前中など、受信者が業務に集中している時間帯に送信すると、確認してもらえる可能性が高まります。

また、業種やターゲット層によって、最適な送信時間帯は異なります。例えば、飲食店であれば、客が少なく比較的余裕がある時間帯を狙うなど、ターゲットに合わせた柔軟な対応が必要です。

さらに、イベントやキャンペーンに合わせて送信すれば、受信者の関心を引くことが可能です。例えば、新商品の発売に合わせてFAXDMを送信したり、特定の展示会に合わせて情報を提供したりすることで、より効果的にアプローチできるでしょう。

ただし、頻繁にFAXDMを送信すると、受信者に迷惑をかけてしまう可能性もあります。そのため、送信頻度やタイミングは、ターゲットとの関係性や、情報の重要度などを考慮して、適切に調整することが大切です。

2. 宛先・タイトル・キャッチフレーズを工夫する

2つ目は、宛先やタイトル、キャッチフレーズを工夫することです。

まずは、FAXDMの宛先を明確にすることが大切です。誰宛の案内なのか、誰に届けるべきなのかを、例えば「飲食店経営者さまへ」のように、冒頭に記載しましょう。

次に、受信者の興味を引き付けるタイトルを作ります。具体的には、「○○プレゼント」「○○円コストダウンのノウハウ」など、具体的なメリットを提示したり、「○○でお困りではありませんか?」のように、相手の悩みを解決できることをアピールしたりするとよいでしょう。

さらに、キャッチフレーズで行動を促すのもおすすめです。「先着○○社さま限定の特典付きプラン」「お申し込み殺到中!残りわずか」のように、緊急性や人気度を強調することで、開封率向上につながります。

3. FAXDMサービスを利用する

最後が、FAXDMサービスを利用することです。

FAXDMを専門とするベンダーにFAXDMの配信作業を委託すれば、自社でFAXDM配信に必要な回線やソフトを用意する必要がなくなります。多くのFAXDMサービス業者は、多数の回線を保有しているため、大規模な配信を短時間で処理することが可能です。

また、ベンダーによっては、配信リストのレンタルや原稿作成のサポートも行っているため、FAXDM配信に関する知識や経験がなくても、FAXDMを作成し、配信できます。

FAXDMサービスを利用する際は、ベンダーに相談して、自社の状況に合った配信方法やターゲット層の設定など、より効果的なFAXDMを実施するためのアドバイスを受けるのがおすすめです。

自社に合うFAXDMサービスを導入して、FAXDMのメリットをさらに高めよう

FAXDMは、企業が効率的に顧客にアプローチできる営業方法の一つです。FAXDMはコストが安い、開封率が高い、大量の顧客に一度にアプローチできるといった点がメリットとして挙げられます。一方で、デザインの自由度は低い、クレームのリスクがあるというデメリットもあります。

FAXDMのデメリットを解消し、費用対効果を高めるために有効となるのが、FAXDMサービスの導入です。FAXDMサービスを利用すれば、原稿作成のサポートやターゲット層の選定、配信リストの管理など、専門的な知識や経験が必要な作業を委託できます。

FAXDMサービスのベンダーを選ぶ際は、資料請求や無料体験などを行い、サービス内容が自社に合っているかどうかを見極めましょう。

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