更新日:2024/09/18
【2024年最新比較表あり】おすすめのリファレンスチェックサービス比較13選
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
高いコストをかけて採用したのにもかかわらず
- 「入社前と入社後で人柄に大きなギャップがあった」
- 「採用後に経歴詐称や前職の問題行動が発覚した」
といった経験はありませんか?
このようなことを防ぐためのサービスが、リファレンスチェックサービスです。リファレンスチェックサービスを導入すれば、面接や書類では分からない人柄や業務姿勢などを把握できます。また問題のある人物を採用するリスクを軽減できるほか、企業と候補者のミスマッチを防げるでしょう。
しかしリファレンスチェックサービスの選び方を間違えると、以下のような問題が生じることがあります。
- 本当に欲しい情報が得られない
- 期待していたスピードで情報を得られないので、採用活動が滞る
- 導入したのに回答率が悪い
導入後の失敗を避けるためにも、事前に複数のサービスを比較検討して自社に適したものを選ぶようにしましょう。
本記事では、選りすぐりのリファレンスチェックサービス10個の特長や費用、機能などを分かりやすくまとめました。この中から少なくとも3つのサービスを選んで、お問合せや資料請求をしてみてください!
【2024年版】人気のリファレンスチェックツール
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サービス名称 | 特長 | 月額費用 | 初期費用 |
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ASHIATO |
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¥30,000〜/人 お問い合わせ |
要お問い合わせ |
back check |
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要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
TRUST POCEKT |
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・従量課金:~3万円/件 ・定額制プラン:要お問い合わせ |
アカウント初期費用:10万円 |
MiKiWaMe Point |
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¥11,880(税込)~ お問い合わせ |
無料 |
HERP Trust | 推薦者の回答後、DM機能により企業と推薦者による直接的なやりとりが可能 | ・15,000円/月~ | 無料 |
oxalis | 運営会社は国内で初めてリファレンスチェックサービスを提供 | 30,000円~98,000円/人 ※計6プラン、詳細はサービスサイト |
要お問い合わせ |
ネンタメ | 月額1万円でリファレンスチェック、バックグラウンドチェック、反社・コンプラチェックなどが使い放題 | 月額費用:1万円 ※最低契約期間は1ヶ月 |
無料 |
RoboRoboリファレンスチェック | 国際規格であるISMSに準拠した万全のセキュリティ | 1名チェック:100〜200円 / 月(税記載なし) | 無料 |
TASKEL | ハイクラス採用に特化したリファレンスチェックサービス | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ ※Web風評調査のみプランは初期費用無料 |
企業調査センター | 1999年から調査業務を開始し、これまでに1万件以上の調査を実施 | 41,800円 / 件(税記載なし) ※ご依頼時5枚チケットご購入より |
要お問い合わせ |
ネットの履歴書 | 導入実績800社以上、調査件数は3万人以上を突破品 | 15,000円 / 人(税抜) | 200,000円 ※半額キャンペーン実施中(終了時期不明) |
NonMis RECRUIT | 採用候補者・推薦者の名前や電話番号を登録することなく、採用候補者のメールアドレスを登録するだけで完結 | 要お問い合せ | 要お問い合せ |
ジーニアス | 人事と調査のプロによるレポートと5段階評価で採用候補者の情報が分かる | 要お問い合せ | 要お問い合せ |
この記事の目次はこちら
リファレンスチェックサービスとは?バックグラウンドチェックとどう違う?
リファレンスチェックとは、企業が前職の上司や同僚へ直接コンタクトを取り、採用候補者の評価をヒアリングする採用選考時の手法の一つです。採用選考時の評価材料として、外資系企業などを中心に行われてきましたが、直近ではさまざまな企業に取り入れられ始めています。
リファレンスチェックサービスは、このリファレンスチェックを効率的に行えるサービスです。大きく分けるとオンラインで完結するオンライン型と、推薦者へのインタビューを実施するヒアリング型があります。
従来行われてきた前職の人事担当者に対する前職調査は、過去のトラブル歴や経歴詐称の有無を確認する目的のものです。リファレンスチェックでは上司・同僚・関係者などから得た採用候補者の人間性や能力などに関するデータを集めます。集めたデータは採用の可否に活用するだけでなく、採用後の人材マネジメントにも活用可能です。
※リファレンスチェックサービスについて詳しく知りたい方はこちら
バックグラウンドチェックは、採用候補者の犯罪歴や破産歴、SNSやWebでの問題行動などをデータベースやインターネットで確認する手法となり、違いとしては「採用者候補者に対して集める情報が異なる」点が挙げられます。
おすすめのリファレンスチェックサービス一覧
ここからは特におすすめしたいリファレンスチェックサービス10選をご紹介します。各サービスの特長・費用・機能についてまとめましたので、比較検討にお役立てください。
なお、各項目で公式サイトに情報が掲載されていないものは、他サイトに情報が明記してあった場合においても正確性を考慮して「非掲載」と記載しています。
リリースから3年で3,500社以上が利用! 企業と候補者のミスマッチを防ぐ「ASHIATO」
プライム市場上場企業の株式会社エン・ジャパンが運営する、
高い実績を誇るリファレンスチェックツール
リリース3周年で導入企業3,500社突破!
費用 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:¥30,000〜(/人) ※定額プランもあり(詳細は問い合わせ) |
主な機能 | ・候補者の分析機能 ・コンプライアンスチェック(オプション) ・英語対応 ・なりすまし防止機能 |
分析レポートで分かること | ・候補者の他己分析レビュー ・候補者の職場態度 ・候補者の特徴に合わせた面接のポイントや入社後フォローポイント ・推薦者のアンケート回答 |
企業側のリファレンスチェックに必要な時間 | 約5分(候補者の基本情報登録と、候補者への事前連絡のみ) |
レポートを受け取れるまでの期間 | 平均3営業日以内 |
サポート体制 | ・キックオフミーティング ・定期ミーティング ・チャットサポート ・サポート資料の共有 ・候補者向けの説明資料・動画 ・企業・候補者・推薦者向けのヘルプページ |
導入企業社数 | 3年で3,500社以上 |
無料トライアル | 非掲載 |
プライム上場企業のエン・ジャパンが運営! 確かなサービス品質と高い安心感
ASHIATOは、プライム市場に上場しているエン・ジャパン株式会社が運営しているリファレンスチェックサービスです。認知度の高い企業が手掛けるリファレンスチェックサービスのため、確かなサービス品質と安心感を候補者や推薦者に与えられ、高いアンケート回収率を実現しています。
リリースから3年で、導入企業は3,500社を突破。また優れたソフトウェアサービスを表彰するイベント「BOXIL SaaS AWARD 2024」のBOXIL SaaSセクションにおいて、リファレンスチェック部門第1位を獲得しています。
約15万社の採用支援実績・ノウハウを基にした独自のアンケートを実施可能
エン・ジャパンの約15万社の採用支援実績やノウハウを基に、独自のアンケートを実施できる点がASHIATOの特長の一つです。企業と候補者のミスマッチを減らし、選考の精度を向上させることができます。
グラフや○×を用いた視覚的に分かりやすい独自の診断レポートを提供
リファレンスチェック後には、視覚的に分かりやすい独自の診断レポートを確認できます。具体的には、以下のような候補者の情報を把握可能です。
- 上司や部下から見た候補者の誠実さや論理思考、メンタルの強さなどをグラフによって可視化
- 勤務態度やコンプライアンス遵守について○×で分析
- テキストでの回答も確認可能
こんな企業におすすめ
- 初めてのリファレンスチェックで、サポート体制の充実した安心して使えるツールを探している企業
- 候補者の情報を詳細に把握して採用後のミスマッチを減らしたい企業
- 面接時のポイントや入社後のフォローポイントなどを把握したい企業
- 実績のある企業が運営しているサービスを利用したい企業
プライム市場上場企業の株式会社エン・ジャパンが運営する、
高い実績を誇るリファレンスチェックツール
リリース3周年で導入企業3,500社突破!
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
URL | https://ashiatohr.com/ |
初期費用0円、月額1万2,000円から始められる! 「MiKiWaMe Point」
累計契約社数450社超え、
各種メディア掲載実績のある新たなリファレンスチェックサービス!
【10日間無料】お試しサービス実施中!
費用 | 初期費用:無料 月額費用:¥11,880〜 |
主な機能 | 候補者の分析機能反社チェック(スタンダードプラン)SNSチェック(スタンダードプラン)英語・中国語対応 |
分析レポートで分かること | 社会人基礎力の評価(コンプライアンス、勤怠、責任感、業務完遂力、ストレス耐性、仕事に対する姿勢など)総合評価 |
企業側のリファレンスチェックに必要な時間 | 非掲載(Web上で求職者の情報を簡単に入力するだけで依頼完了) |
レポートを受け取れるまでの期間 | 約3日(オンライン完結型) |
サポート体制 | 非掲載 |
導入企業社数 | 450社以上 |
無料トライアル | あり |
業界トップクラスの安さで月額11,800円~! 評価人数無制限で使い放題
MiKiWaMe Pointの大きな特長の一つは、費用の安さです。一般的なリファレンスチェックサービスでは、初期費用と月額費用併せて10万~数十万円程度かかることが多いですが、MiKiWaMe Pointであれば初期費用は0円、月額費用は11,800円(税込)から始められます。
評価人数は無制限で使い放題なので、人数が増えたからといってコストが増えることもありません。単月での利用もできるので、気軽に導入可能です。
インタビュー回答率90%、業界水準で高い回答率
安さだけではなく、リファレンスチェックのインタビュー(アンケート)の回答率の高さも強みです。インタビュー回答率は約90%と、業界水準からみると非常に高い結果となっています。高い回答率の理由の一つには、インタビューから評価レポートまで全てオンラインで完結できる点が挙げられます。候補者・推薦者・企業それぞれの負担が少なく、スムーズにリファレンスチェックを進められるでしょう。
スタンダードプランでSNSチェックまで可能
MiKiWaMe Pointには、主に2つの料金プランがあります。月額費用11,800円~のライトプランと、月額費用22,880円~のスタンダードプランです。スタンダードプランには、候補者のSNSチェック機能や反社チェック機能なども搭載されており、コンプライアンスなどの観点からも採用リスクを軽減できます。
こんな企業におすすめ
- なるべく低コストでリファレンスチェックサービスを導入したい企業
- 効率的にリファレンスチェックを進めたい企業
- まずはお試しで使ってみたい企業
累計契約社数450社超え、
各種メディア掲載実績のある新たなリファレンスチェックサービス!
【10日間無料】お試しサービス実施中!
運営会社 | 株式会社HRRT |
URL | https://mikiwame-p.jp/ |
強固なセキュリティと大手企業の導入実績を誇る「back check」
年間実施数1万件超えの
リファレンス&コンプライアンスチェックツール!
大手企業等、導入事例多数!資料請求もこちらから!
費用 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ |
主な機能 | 候補者の分析機能パスワード侵害検知機能名刺2枚による本人確認機能(なりすまし防止機能) |
分析レポートで分かること | 社会人基礎力の評価候補者のタイプ・類型スキル評価前職での役割 |
企業側のリファレンスチェックに必要な時間 | 非掲載 |
レポートを受け取れるまでの期間 | 平均4.6日(オンライン完結型) |
サポート体制 | 質問設計のサポート候補者への依頼フローやタイミングの見直し申し送りフローの提案他社事例の紹介面接官向けレポート勉強会選考後にリファレンスチェックの結果を活用する方法の提案 |
導入企業社数 | 非掲載(大手企業の導入実績多数あり) |
無料トライアル | 非掲載 |
サイバーエージェントやADKホールディングスなど大手企業の導入実績多数!
back checkは、サイバーエージェントやADKホールディングス、NEC、SoftBank、日本郵政キャピタルなど、多数の大手企業でも導入されているリファレンスチェックサービスです。
大手企業に選ばれる理由の一つには、セキュリティの高さが挙げられます。以下のような徹底したセキュリティ対策により、候補者や推薦者の個人情報の漏洩を防ぎます。
- 情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO 27001(ISMS)」とPマークを取得
- 常時SSLを実現
- 専門業者による脆弱性診断の実施
- データベースの冗長化
サービス利用継続率96.5%、累計回答者数10万人以上の実績
back checkはさまざまな業界での導入実績があります。直近では金融・大手コンサルティング・メーカーなどでの導入が広がっており、累計のリファレンス回答者数は10万人を突破しました。また利用継続率は96.5%(2022年10月〜2023年5月の期間)と、高い満足度を誇っています。
特許取得の独自システムを導入し、正確で信頼度の高い情報を入手可能
リファレンスチェックにおけるなりすまし防止のために、back checkではリファレンスチェックの回答時に名刺を2枚使った本人確認を実施します。この本人確認機能は特許も取得しており、back checkならではのシステムです。推薦者本人による、正確で信頼度の高い情報を入手できます。
こんな企業におすすめ
- セキュリティが担保されたリファレンスチェックサービスを導入したい企業
- サポート体制が充実したサービスを利用したい企業
- 選考後もリファレンスチェックの結果を活用していきたい企業
年間実施数1万件超えの
リファレンス&コンプライアンスチェックツール!
サービス利用継続率96.5%、累計回答者数10万人以上、大手実績も多数あり!
運営会社 | 株式会社ROXX |
URL | https://site.backcheck.jp/ |
HERP Trust
HERP Trustは、推薦者が回答した後に、サービス内のDM機能により、企業と推薦者による直接的なやりとりができるリファレンスチェックサービスです。回答内容の背景や、具体的にどのようなことがあったのか、追加で質問をすることができ深掘りして調査を行えます。
また独自アルゴリズムによって採用候補者の性格を分析。専任のコンサルタントからのフィードバック付きの結果レポートが届きます。
特長
- 採用候補者の性格分析を行った推薦結果レポートには、採用コンサルタントからのフィードバックも付いています。
- 推薦者の本人確認を行い、なりすましを防止します。
- 回答後、推薦者とチャットでやりとりが可能なため、採用候補者についてより詳しく知ることができます。
- 実績50年を誇る大手調査会社「産通」と連携したバッググラウンドチェックがオプションで追加できます。
費用
- 定額プラン:1.5万円/月〜
- チケットプラン:2.5万円/名〜(単発で利用可能)
機能
Parame Recruitは、次のような機能を提供します。
- 性格分析・面接フィードバック:フィードバック付きの結果レポート
- 推薦者プロフィール確認:身分証明書による本人確認を行い、サービス上で推薦者プロフィールが確認可能
- チャットでの追加質問:推薦者とチャットでのやりとりができる
- 調査オプション
- 職歴調査
- 学歴調査
- 資格調査
- 新聞・メディア調査
- Web・SNS調査
- 反社チェック
運営会社 | 株式会社HERP |
URL | https://www.herptrust.cloud/ |
oxalis
LIF株式会社が運営する「oxalis」は、日本語・英語・中国語に対応しているリファレンスチェックサービスです。なお、LIF株式会社は国内で初めてリファレンスチェックサービスを提供した会社です。
全てがオンラインで完結し、最短2〜3日で情報が取得できます。リファレンスチェックに加えてAI診断も実施し、より詳しく採用候補者について把握できることがポイントです。利用の流れがシンプルなoxalisは、推薦者からの回答は99%以上を誇っています。
特長
- 推薦者から提出されたリファレンスシートは、万全のセキュリティ対策を講じたoxalisサーバーに保存され、いつでも閲覧できます。
- 複数のプランがあるので、ニーズに合わせて無理なく導入できます。
- 質問のテンプレートを利用できる他、独自の質問事項の設定も可能です。
- 推薦者に対して自社名を伏せてリファレンスチェックができます。
費用
- Aプラン(日本語):30,000円 / 人(税別)
- オンライン
- Bプラン(日本語):70,000円 / 人(税別)
- オンライン・電話インタビュー
- Cプラン(日本語):89,000円 / 人(税別)
- オンライン・電話インタビュー
- 日本語使用なら海外にも対応
- Eプラン(英語):30,000円 / 人(税別)
- オンライン
- 英語での質問事項は依頼企業が提供
- E++プラン(英語):98,000円 / 人(税別)
- オンライン・電話インタビュー
- 質問事項はoxalisのデフォルトもしくは依頼企業からの提供
- 追加費用で回答文を翻訳可能
主な機能
oxalisは、次のような機能を提供します。
- 電話照会による本人確認
- AI診断
- デフォルトの質問事項
- 追加質問
- 英語・中国語対応
- 採用報告制度
運営会社 | LIF株式会社 |
URL | https://www.oxalis.co/ |
ネンタメ
「ネンタメ」は株式会社KUROKOが提供する月額1万円で使い放題のリファレンスチェックサービスです。初期費用も0円なので、リーズナブルに導入できます。格安ですが機能が充実しているので、コストを抑えながら必要な情報を集められるでしょう。
リファレンスチェックの回答率は90%以上、回答日数が平均3日程度となっており、スピーディーな採用活動ができます。また英語でのリファレンスチェックも対応可能です。最低契約期間が1カ月で契約の縛りがないので、必要なときだけ気軽に利用できます。
特長
- 月額1万円でリファレンスチェック、バックグラウンドチェック、反社・コンプラチェックが使い放題です。
- 導入から運用まで完全無償でサポートしてくれます。
- 株式会社KUROKOの顧問弁護士が監修したサービスです。
- 全ての推薦者に対して、本人確認を実施します。
費用
- 1万円 / 月(税記載なし)
なお、ネンタメでは初期費用が発生しません。
機能
ネンタメは、次のような機能を提供します。
- リファレンスチェック
- バックグラウンドチェック
- 反社・コンプライアンスチェック
- 英語対応
- 導入サポート
- 運用サポート
運営会社 | 株式会社KUROKO |
URL | https://nentame.jp/ |
RoboRoboリファレンスチェック
「RoboRoboリファレンスチェック」は、オープンアソシエイツ株式会社が提供しているクラウド型サービスです。
採用候補者の名前とキーワードを登録するだけで、AIが自動でインターネット上にある情報を収集し、手軽にリファレンスチェックが実施できるため、手間をかけずに必要な情報を集められます。一般的なリファレンスチェックサービスのような第三者へのアンケートやインタビューによる経歴や人間性などのチェックは行えませんが、低価格で簡単に採用候補者の犯罪歴やコンプライアンス違反などを調べることが可能です。
特長
- 何件でもまとめて自動検索できるため、手間をかけずにバックグラウンドチェックができます。
- 「全ての採用候補者にリファレンスチェックが実現」をコンセプトに、低価格で採用候補者の犯罪歴や過去の問題行動を洗い出せます。
費用
- 1名チェック:100〜200円 / 月(税記載なし)
なおRoboRoboリファレンスチェックでは、採用候補者10名まで無料で使用できる無料トライアルも実施しています。
主な機能
RoboRoboリファレンスチェックは、次のような機能を提供します。
- 1クリックで自動で行えるリファレンスチェック
- AIによるネガティブ情報の自動選別
- 調査結果をPDFで取得
運営会社 | オープンアソシエイツ株式会社 |
URL | https://roborobo.co.jp/lp/referencecheck/ |
TASKEL
「TASKEL」は、ハイクラス採用に特化したリファレンスチェックサービスです。MiKiWaMe Pointと同じく株式会社HRRTが運営しています。
TASKELではリファレンスチェックに加え、バックグラウンドチェックにも対応しています。また推薦者に対してインタビューも実施し、より詳しく採用候補者のことを知ることが可能です。
特長
- 通常のリファレンスチェックに加えて、犯罪歴や反社チェック、破産歴、労務トラブルの有無、SNSチェックなども行います。
- スポット・チケット・月額固定などのプランがあり、ニーズに合わせて導入できます。
- SNSを中心とし、Webのみの調査を行うことも可能です。
費用
- 要問い合わせ
機能
TASKELは、次のような機能を提供します。
- リファレンスチェックなどを元にしたTASKELレポートの提出
- バックグラウンドチェック
- 推薦者へのインタビュー
運営会社 | 株式会社HRRT |
URL | http://taskel.jp/about.html |
企業調査センター
企業調査センターは、社内調査やバックグラウンドチェック、取引先信用調査など人材や顧客に関するさまざまな調査を専門としている会社です。1999年から調査業務を開始し、これまでに1万件以上の調査を実施しています。
企業調査センターが提供しているリファレンスチェックサービスは、長年の経験で培ったノウハウにより、人の本音を引き出すスキルに長けた調査員がリファレンスチェックを行います。短い時間でも信頼関係を築いた上で行うため、ポジティブ要素だけでなくネガティブ要素も含めた情報を得られることがポイントです。
依頼確定から中2日(3営業日)以内で調査を実施し、スピーディーに結果を受け取れるので、スムーズな採用活動を行えるでしょう。同時に企業調査センターが行っているバックグラウンドチェックを依頼することも可能です。
特長
- 推薦者1人当たり20〜30分の質問時間で正確な情報を引き出せるよう、事前調査を行ってインタビューを実施します。
- 年間5,000件以上の調査実績を活かした分かりやすさと情報量を両立した調査レポートを作成してくれます。
- インタビューから得た情報に基づく、面接時のポイントや客観的な評価を知ることができます。
- インタビュー実施から3営業日以内で納品可能です。
費用
- 41,800円 / 件(税記載なし)
※初回依頼のみ:38,500円
機能
企業調査センターは、次のような機能を提供します。
- 調査レポート作成
- 判定結果
- インターネット調査(ポジティブ要素)
- インターネット調査(ネガティブ要素)
- 申告内容の相違の確認
- 相違確認後の評価
- ポジティブ要素のリファレンスチェック
- ポジティブ要素の評価
- ネガティブ要素のリファレンスチェック
- ネガティブ要素の評価
- 総評
運営会社 | 株式会社 企業調査センター |
URL | https://kigyou-cyousa-center.co.jp/ |
ネットの履歴書
インターネット監視システムで12年の実績を持つソルナ株式会社が提供する「ネットの履歴書」は、導入実績800社以上を突破したサービスです。日本マーケティングリサーチ機構が実施したインターネット調査(2021年9月期調査)では、「採用のミスマッチを防ぐツール・採用判断に役立つツール・セキュリティ管理」で3冠を獲得しました。
採用候補者のマイナス面だけでなくプラス面にも焦点を当て、ミスマッチ防止はもちろん、採用後のマネジメントやフォローにも活かせる調査を行ってくれます。調査件数は3万人以上となっており、さまざまな業界の企業に導入されているサービスです。一般的なリファレンスチェックとは異なりますが、採用候補者の人物像をより詳細に把握できます。
特長
- 履歴書や面接だけでは判断できない人物健全度を調査します。
- 表彰歴や特筆すべき過去の活動などのポジティブな面、SNSでの問題行動や逮捕歴などネガティブな面が一目で分かるシンプルなレポートです。
- 納期は1〜4営業日なので、スピーディーに採用活動が行えます。
費用
- 15,000円 / 人(税抜)
別途初期費用が必要です。また追加料金5,000円(税抜)のオプションサービスで、データ受付から1日営業日以内に納品してくれます。
主な機能
ネットの履歴書は、次のような機能を提供します。
- SNSアカウント調査
- 表彰歴などの調査
- SNS発信内容の調査
- 逮捕歴やSNS・Web上での問題投稿の調査
運営会社 | ソルナ株式会社 |
URL | https://nereki.jp/ |
NonMis RECRUIT
「NonMis RECRUIT」は、営業アウトソーシングや営業コンサルティングを行っている株式会社ハジマリが提供するリファレンスチェックサービスです。固定費なしの従量課金プランと月額プランが用意されており、自社のニーズに合った活用ができます。
推薦者が電話でAIガイダンスによる対話をするだけの簡単なプロセスで完結するので、採用効率の良い候補者に関する情報の収集が可能です。採用候補者のメールアドレスを登録するだけで利用可能なサービスで、個人情報に関する採用候補者・推薦者の心理的負担を軽減できるため、90%以上と高い回答率を誇っています。
特長
- 採用候補者・推薦者の名前や電話番号を登録することなく、採用候補者のメールアドレスを登録するだけで完結します。
- 推薦者の回答にかかる時間は10〜20分程度です。
- クライアントの採用計画・人事計画に応じた運用ができます。
費用
- 従量課金プラン:8,800円(税記載なし)、固定費なし
- 月額プラン:100,000円〜(税記載なし)※詳細は要問い合わせ
主な機能
NonMis RECRUITは、次のような機能を提供します。
- AI自動ガイダンスによるリファレンスチェック
- 第三者評価分析結果をレポート
- コンプライアンスチェック(別料金)
- バックグラウンドリサーチ(別料金)
運営会社 | 株式会社ハジマリ |
URL | https://nonmis-recruit.jp/ |
ジーニアス
ヘッドハンティング事業やアウトソーシング事業を展開するジーニアス株式会社が提供するリファレンスチェックサービスは、豊富な経験を持つ人事と調査のプロによる精度の高い情報が収集できるサービスです。
納期が最短3日、通常でも5日程度とスピーディーなので、スムーズな採用活動が行えます。質問事項は自由にカスタマイズできるため、自社に必要な情報を収集できるでしょう。特に重要ポジションに採用する候補者のリファレンスチェックを行いたい企業におすすめです。
特長
- 人事と調査のプロによるレポートと5段階評価で採用候補者の情報が分かります。
- コンプライアンス違反やバックグラウンドに関する情報も調査できます。
- オプションで人事コンサルタントによる元上司・元同僚へのインタビューにも対応しています。
費用
- 管理職対象調査:165,000円(税込)
- 非管理職対象一般調査:82,500円(税込)
主な機能
ジーニアスは、次のような機能を提供します。
- 調査レポートおよび5段階評価
- 職務遂行能力チェック
- 管理・専門能力分析
- 勤務実績および社内評価
- 生活状況 など
- 思考・違法チェック
- 生活・経済チェック
- 質問事項のカスタマイズ
- 人事コンサルタントによるインタビュー(別料金)
運営会社 | ジーニアス株式会社 |
URL | https://www.genius-japan.com/ |
リファレンスチェックサービスを利用するメリット
リファレンスチェックサービスのメリットは、自社の工数を削減してリファレンスチェックを行えることです。
事前に人間性や職務遂行能力、コミュニケーション能力などに関する評価を知れるリファレンスチェックは、採用後のミスマッチを防ぐ方法として有効です。しかし実施するには手間がかかる上、採用候補者から同意を取ったり、なりすましを防いだりする必要があるため、導入できずにいる企業もあるでしょう。
リファレンスチェックサービスを利用すれば、このリファレンスチェックにかかる工数を削減し、効率的に採用候補者の評価や犯罪歴、トラブル歴を把握できます。事前に採用候補者に関する情報を集められるため、より自社にマッチした人材を採用できるでしょう。また採用候補者の人物像や能力などを事前に知ることで、採用後に該当の人物に合ったマネジメントやフォローができるようになり、早期離職防止の効果が期待できます。
リファレンスチェックサービスを利用する際の注意点
リファレンスチェックサービスを利用する際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず必ず本人の同意を得なければなりません。同意なしにリファレンスチェックサービスを利用・実施してしまうと、個人情報保護法違反[A3] となってしまいます。口頭での同意でも問題ないとされていますが、トラブルを避けるためには同意書を用意して、書面でやり取りをするのがおすすめです。
実施するタイミングにも注意が必要です。リファレンスチェックサービスの結果が悪かったとしても、内定後はそれを理由とした内定取り消しは原則できません。サービスの利用によって得た情報を入社後に有効活用するために、選考のどのタイミングで利用するのかを検討することも大切です。一般的には一次選考後や最終選考前の実施がおすすめされています。
またリファレンスチェックサービスによって得た採用候補者の情報が、必要以上に広がらないようにする必要もあります。社内での共有範囲を決め、採用後に本人や関係のない人に伝わることがないよう注意しましょう。
リファレンスチェックサービスに関するQ&A
リファレンスチェックサービスに関するよくあるQ&Aをまとめました。サービスの導入を検討している場合は、疑問をクリアにしておきましょう。
リファレンスチェックとバックグラウンドチェックの違いは何ですか?
リファレンスチェックは、現職やこれまでの職歴での上司・同僚・関係者に採用候補者の人物像や能力などをヒアリングし、推薦を得るものです。一方でバックグラウンドチェックは、採用候補者の犯罪歴や破産歴、SNSやWebでの問題行動などをデータベースやインターネットで確認するものです。
どのような候補者を対象に行うといいですか?
可能であれば、全ての採用候補者に実施するのが望ましいです。ただし、全候補者を対象にするのが難しければ、面接で違和感を感じた候補者や、幹部・役員クラスでの採用を検討している候補者に限定するのがおすすめです。
推薦者の選出が難しいと言われたらどうすればいいですか?
転職活動を現職の企業に伝えていない場合、推薦者の選出が難しいと言われることがあります。その場合は現職ではなく、前職や前々職の上司・同僚・関係者などを推薦者にできないか確認してみてください。全ての職歴に範囲を広げても推薦者の選出が難しいと言われた場合は、過去に何らかのトラブルがあった可能性も考えられるので、慎重に判断した方がよいでしょう。
リファレンスチェックの実施により採用候補者にネガティブな印象を与えませんか?
志望度が低い採用候補者の場合、リファレンスチェックの実施により選考辞退をしてしまう可能性があります。ただし志望度を見極める指標にもなるので、入社後の早期離職も避けられる可能性があるでしょう。選考辞退を避けたいのであれば、最終選考直前での実施がおすすめです。
適切ではない質問事項はありますか?
厚生労働省が示す「公正な選考採用の基本」では、選考時に配慮すべき内容が示されています。
本籍・出生地・家族に関することなど本人に責任のないこと、宗教・支持政党・人生観・思想など個人の自由であるべきことなど、就職差別につながる恐れのある内容は避けるべきです。また、身元調査や適正・能力とは関係のない事柄を含めた内容なども配慮するべき事項として挙げられています。
参考:厚生労働省. 「公正な採用選考の基本」
まとめ
本記事ではリファレンスチェックサービスの概要、おすすめのリファレンスチェックサービス10選、リファレンスチェックサービスを利用するメリットや注意点、よくある質問をご紹介しました。
採用のミスマッチを防ぎ自社に適した人材を確保するためには、履歴書や職務経歴書だけでは分からない採用候補者の人間性や能力を把握することが大切です。リファレンスチェックサービスを活用すれば、採用活動にかかる人的・時間的負担を軽減しながらも採用の検討材料を増やせます。
採用後の人材マネジメントにも活用できるので、早期離職防止のためにもリファレンスチェックサービスを導入してみてはいかがでしょうか。導入の際は注意点を踏まえ、採用候補者から同意を取り、実施するタイミングもしっかり検討しましょう。