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システムエンジニア(SE)の平均年収は?転職で年収は上がりやすい?

システムエンジニア(SE)の平均年収は?転職で年収は上がりやすい?

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システムエンジニア(SE)は、IT業界で重要な役割を担っており、その需要はますます高まっています。

そのため、経験やスキルを持つSEは転職市場で有利な立場にあるので、転職によって年収が上がる可能性も高いでしょう。

この記事では、システムエンジニアの平均年収と、年収を上げるためのポイントについて詳しく紹介します。


この記事で分かること

この記事の目次はこちら

システムエンジニアは転職で年収が上がりやすい?

システムエンジニア(SE)の転職市場は極めて活発で、年収アップのチャンスがたくさんあります

特に、クラウドコンピューティングやAI、ブロックチェーンなどの最新技術スキルを持つSEはプレミアムがつきやすいです。

システムエンジニアの平均年収は684万円

厚生労働省が発表している「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、システムエンジニア(SE)の平均年収は以下の通りです。

項目基盤システムエンジニア業務用システムエンジニア
役割ITインフラ(ネットワーク、サーバー、データベースなど)の構築・運用を担当。業務効率化や自動化を目的とした業務アプリケーションの設計・開発・運用を担当。
対象システム全体の土台となる基盤部分。特定の業務(経理、総務など)に特化したアプリケーションやツール。
重視する点信頼性、セキュリティ、安定性。正確性、業務プロセスへの適合性、ユーザーの要望対応。
影響範囲基盤が停止すると、関連する全ての
システムが影響を受ける。
業務範囲内で影響が限定されるが、
企業全体には大きな影響はない場合が多い。
求められる知識ネットワーク、OS、データベースなどの技術的知識。対象業務(経理、販売管理など)の専門知識とシステム開発技術。



POINT
基盤システムのエンジニアは主にITのインフラを支える仕事をしており、業務用システムのエンジニアは具体的な業務プロセスを支援するシステムやアプリケーションを作っています。
それぞれが特化している分野が異なるため、必要とされるスキルや知識も大きく異なります。

システムエンジニアの平均年収を条件別にご紹介

【男女別】システムエンジニアの平均年収

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、システムエンジニアの男女別平均年収は以下の通りです。

平均賃金(月収)年間賞与年間収入合計
男性約43万円約90万円606万円
女性約37万円約80万円524万円

※(基本月給と年間賞与を基に計算)

男性システムエンジニアの平均年収は約606万円、女性システムエンジニアの平均年収は約524万円となっています。

以下は、いくつかの代表的な職業についての男女間賃金格差の例です。

営業職 事務職医師
男性年収700万円450万円1200万円
女性年収550万円380万円900万円
賃金格差150万円70万円300万円

※(基本月給と年間賞与を基に計算)

参考:e-stat|令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp(2025-3-14)
参考:国税庁|令和 5年分民間給与実態統計調査結果 https://www.nta.go.jp(2025-3-14)

これらの例から、システムエンジニアの男女間賃金格差は他の職業と比較して中程度の大きさだと言えます。

【年齢別】システムエンジニアの平均年収

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基にした、各年代別のシステムエンジニアの平均年収は以下の通りです。

平均賃金(月収)年間賞与平均年収
20代約30万円約72万円432万円
30代約42万円約85万円589万円
40代約45万円約90万円630万円
50代約50万円約95万円695万円

システムエンジニアの職種では、経験と年齢が年収に大きく影響します。

ただ、重要なのはプロジェクトの難易度や多くの技術の習得、リーダーシップの発揮、継続的な学習といった具体的な経験です。

経験と年齢が合わさることで、そのエンジニアの市場価値が高まり、結果として年収が増加します。

参考:e-stat|令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp(2025-3-14)
参考:国税庁|令和 5年分民間給与実態統計調査結果 https://www.nta.go.jp(2025-3-14)

【企業規模別】システムエンジニアの平均年収   

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」のデータを基にした、企業規模別のシステムエンジニアの平均年収は以下の通りです。

企業規模別のシステムエンジニアの平均年収

企業規模平均賃金(月収)年間賞与平均年収
大企業約47.5万円約111万円681万円
中堅企業約45万円約95万円635万円
中小企業約41万円約85万円577万円

大企業(社員1000人以上):約681万円

中堅企業(社員100~999人):約635万円

中小企業(社員10~99人):約577万円

このことから、企業規模が大きくなるほど平均年収が高くなる傾向が見られます。

大企業は給与水準が高いだけでなく、キャリアアップの機会や福利厚生の面でも優遇されることが多いです。

参考:e-stat|令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp(2025-3-14)
参考:国税庁|令和 5年分民間給与実態統計調査結果 https://www.nta.go.jp(2025-3-14)

【職種別】システムエンジニアの平均年収

職種仕事内容平均年収
ソフトウェアエンジニアソフトウェアの設計、開発、テスト、保守を行い、
ユーザーの要件を満たす信頼性の高いシステムを構築
約547万円
アプリケーションエンジニアWebアプリ、スマホアプリ、業務システムなどの設計および開発を担当し、
クライアントの要件に応じたソリューションを提供
約558万円
WebエンジニアWebサイトやウWebアプリケーションの設計、開発、保守を行い、
ユーザー体験の向上を目指す
約500万円
ネットワークエンジニアネットワークインフラの設計、構築、保守を担当し、安定した通信環境を提供約450万円
インフラエンジニアサーバー、ストレージ、ネットワークの構築および管理を行い、システムの運用基盤を支える約550万円
データベースエンジニアデータベースの設計、チューニング、管理を行い、データの整合性および効率的なアクセスを保証する約600万円
セキュリティエンジニアシステムの脆弱性を評価し、セキュリティ対策の実施および脅威からの保護を担当約650万円
クラウドエンジニアクラウド環境の設計、構築、運用を行い、リソースのスケーラビリティと信頼性を提供約700万円
DevOpsエンジニア開発と運用を連携させ、効率的なシステムのデプロイおよび運用を自動化約650万円
システムアーキテクトシステム全体の設計方針を決定し、高いパフォーマンスとスケーラビリティを持つアーキテクチャを構築約750万円
プロジェクトマネージャープロジェクトの全体管理を行い、スケジュール、予算、品質の管理を担当し、目標達成を目指す約800万円
ITコンサルタントクライアントのIT課題を診断し、最適なソリューションを提案して業務改善を支援約900万円
テストエンジニア/QAエンジニアシステムやアプリの品質保証を目的としてテスト計画を立案し、テスト実施と結果の分析を行う約500万円
モバイルアプリケーションエンジニアスマートフォン向けアプリの設計、開発、テストを担当し、ユーザーフレンドリーなソリューションを提供約600万円
サポートエンジニア製品やシステムの技術的サポートを提供し、ユーザーの問題解決やトラブルシューティングを行う約400万円

参考:e-stat|令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp(2025-3-14)
参考:job tag(職業情報提供サイト)https://shigoto.mhlw.go.jp/User (2025-3-14)

システムエンジニアの平均年収は、経験やスキルにもよりますが、一般的に400万円から600万円程度とされています。

特殊スキルや管理職でさらに高収入を得ることも可能です。

システムエンジニアが転職以外で年収を上げる方法

マネジメントスキルを身につける

マネジメントスキルを身につけることで、チームの生産性を向上させ、プロジェクトの成功率を高められます。

また、管理職としてのキャリアパスがひらけ、報酬の増加も期待できます。

主に身につけたいマネジメントスキル
・プロジェクト管理:プロジェクトの進行をスムーズにするための計画、スケジュール管理、リソース配分、およびリスク管理のスキル。
・チームビルディングとモチベーション:チームメンバーの強みを引き出し、チーム全体のパフォーマンスを向上させる技術。
・効果的なコミュニケーション:上司、同僚、クライアントとの円滑なコミュニケーションと報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の実施。

専門的な資格を取得する

資格を取得することで専門知識を証明し、キャリアアップを促進できます。以下は代表的な資格とその概要です。

資格名概要
ITパスポートITの基本的な知識を有することを示す資格。幅広い分野で利用できる。
基本情報技術者試験ITエンジニアとしての基礎知識と技術を持つことを証明する資格。
応用情報技術者試験より高度なIT知識と問題解決能力を証明する資格。キャリアアップに有利。

資格を取得することで、専門性の高さを証明し、昇給や転職時の交渉力が増します

また、自己啓発とともに業務の質を向上させることができます。

起業・独立をする

起業・独立をすることで、自分のビジネスを展開し、収入を大幅に増やすチャンスがあります。

自分のスキルやアイデアを活かし、自由な働き方ができるのも魅力です。

システムエンジニアが転職で年収アップするためのコツ

システムエンジニアとしてキャリアを積んできた方が、転職で年収アップを目指す際には、戦略的なアプローチが求められます。

本記事では、システムエンジニアが転職で年収アップを実現するための具体的なコツをご紹介します。

転職市場で高評価されるスキルを身につける

システムエンジニア(SE)が年収アップを目指すには、転職市場で注目されるスキルを身に付けることが大切です。

例えば、クラウド技術(AWS、Azure)、セキュリティ対策、データ分析スキルがあります。

また、アジャイル開発やDevOpsの知識も役立ちます。

これらのスキルを習得することで、企業から高い評価を受けやすくなります。

これまでの実績やスキルを棚卸しておく

転職活動を始める前に、これまでの実績やスキルをしっかりと棚卸しておくことが重要です。

プロジェクトでの具体的な成果、使用した技術、解決した課題などを整理しましょう。

それにより、自己PRや面接での回答が具体的になり、説得力が増します。

また、業務で身につけたソフトスキルやマネジメント経験もアピールポイントとして準備しておくと良いでしょう。

リスト化することで、漏れなくスムーズに自己アピールができるようになります。

システムエンジニアに特化した転職エージェントを活用する

転職活動を行うときは、システムエンジニア(SE)に特化した転職エージェントを利用しましょう。

専門のエージェントはSE業界の最新情報や企業が求めるスキルセットに関する知識が豊富で、適切な求人を紹介してくれます。

面接対策や履歴書の添削もサポートしてくれるため、安心して転職活動が行えるでしょう。

また、非公開求人にもアクセスでき、より良い条件の仕事に出会えるチャンスが増えます。

システムエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェント3選

システムエンジニアとしてのキャリアをさらに広げたいなら、転職サイト・エージェントの利用が効果的です。

この記事では、特におすすめの3つのサービスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

マイナビIT AGENT    

マイナビIT AGENT トップ画像

※マイナビのプロモーションを含みます

マイナビIT AGENTは、年収アップ実績が高いITエンジニア専門エージェントです。

システムエンジニア(SE)向けに特化した求人を多く取り扱い、特に社内SEやインフラエンジニアのポジションに強みがあります。

キャリアアドバイザーが詳細な企業情報を把握しており、応募書類や面接対策を徹底サポートします。

また、転職後の年収アップ率73.7%と高い実績を誇り、長期的なキャリア形成を見据えた提案が可能です。

非公開求人も豊富で、競争倍率の高いポジションでも書類選考通過率向上が期待できます。    

求人数非公開
対応エリア全国
特徴・強み・IT業界に特化
・IT業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍
・転職後の年収アップ率が高い

参考:株式会社マイナビ【公式】マイナビIT AGENT https://mynavi-agent.jp/it/ (2025-3-14)

ユニゾンキャリア 

ユニゾンキャリアは、未経験から経験者まで幅広いITエンジニア転職を支援する特化型エージェントです。

未経験者向けには無料のITスクールが提供され、スキル習得から転職まで一貫してサポートします。

一方で経験者にはリモートワークや自社開発案件など条件の良い求人も紹介可能です。

特に20代向け求人が充実しており、一都三県と大阪を中心に対応しています。

キャリアアドバイザー全員が業界に精通しており、迅速な内定獲得も可能です。

求人数5,000件以上
対応エリア全国
特徴・強み・IT業界出身アドバイザーが多数在籍
・10人中8人は年収アップを実現
・企業の内情に詳しい

参考:株式会社ユニゾン・テクノロジー 【公式】ユニゾンキャリア https://unison-career.com/ (2025-3-14)

Green

Greenは、IT業界に特化し、特にベンチャーやスタートアップ企業の求人に強みを持つ転職サイトです。

企業の人事担当者と直接やり取りができる仕組みが特徴で、スピーディーな選考が可能です。

公開求人数は約30,000件以上(2025年3月時点)で、そのうちエンジニア求人は16,785件と豊富です。

リモートワークやフレックス制度など柔軟な働き方に対応した求人も多く、裁量を持って働きたいシステムエンジニアに最適です。

また、未経験歓迎の求人も掲載されており、これからIT業界に挑戦したい方にもおすすめです。

求人数30,622件
対応エリア全国
特徴・強み・IT業界に最大の求人数
・人事担当者から直接スカウトが届く
・企業とマッチングするとカジュアル面談ができる

出典:株式会社アトラエ【公式】Green https://www.green-japan.com/ (2025-3-14)

システムエンジニアの平均年収に関するQ&A

システムエンジニアに転職するのに必要な資格はありますか?

システムエンジニアに転職する際に特に必要な資格はありませんが、取得しておくと有利になる資格はあります

例えば、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの国家資格や、オラクル認定技術者資格やマイクロソフトの認定資格などが評価されることが多いです。

システムエンジニアが年収1000万円以上稼ぐことは可能ですか?

システムエンジニアが年収1000万円以上稼ぐことは可能です。

特に大手企業での経験や、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタントなどの上級職に就くことで高年収が期待できます

また、フリーランスとして高度なスキルを持ち、複数のプロジェクトを手がけることでも高収入を得ることができます 。

システムエンジニアが年収をあげるために必要なスキルは何ですか?

システムエンジニアが年収をあげるためには、以下のスキルが求められます。

・高度なプログラミングスキル

・プロジェクト管理

・ITコンサルタントのスキル

・セキュリティやクラウド技術の専門知識

幅広い知識と経験を積むことで、年収アップのチャンスが広がるでしょう。

システムエンジニア5年目の平均年収はいくらですか?

システムエンジニア5年目の平均年収は、約550万円です。

この収入は年次が増えるごとに上昇傾向にあります。

経験年数とスキルの向上に応じて、さらなる年収アップも期待できるでしょう.。

フリーランスのシステムエンジニアの平均年収はいくらですか?

フリーランスのシステムエンジニアの平均年収は約700万円です。

ただし、個々のスキルや仕事の取り方によって大きく異なります。

高報酬のプロジェクトを受注できるかどうかが収入に影響するため、実績と信頼が重要になります 。

システムエンジニアの年収中央値はいくらですか?

システムエンジニアの年収中央値は約500万円です。

この数値は、職種や経験年数、企業の規模などによって異なりますが、全体として見た場合の中央値となっています

他の職種と比較しても高めの収入水準であると言えるでしょう 。

システムエンジニアの平均年収|まとめ

システムエンジニアの平均年収は約680万円と高水準で、多くの職種を上回っています。

この高収入をさらにアップさせたい方には、転職がおすすめです。

転職することで、より良い条件や役割を手に入れることができ、年収アップのチャンスが広がります

また、高度なスキルや経験を持つエンジニアは特に求められています。

転職市場での需要も高いため、今こそ自身のキャリアを見直し、さらなる成長を目指しましょう

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