公開日:2020/07/15 

基本から学ぶマイルストーンの意味や使い方について解説

プロジェクトの進行中耳にすることもある「マイルストーン」。
これは、日本語であらわすと中間目標をあらわす言葉です。
うまくマイルストーンを使いこなすことができれば、
効率よくプロジェクトを進めることができ、生産性の向上が見込めます。
そこで今回、この記事ではマイルストーンについての基礎知識や設定方法、
使い方について詳しく解説します!

マイルストーンとは?

そもそもマイルストーンと思い浮かべて何を想像しますか?
距離(マイル)?石(ストーン)?
まずは、マイルストーンとはどのようなものなのか、学んでいきましょう。

マイルストーンの語源

マイルストーンを調べると、

と出てきます。

つまり、本来のマイルストーンは、一定の距離間隔で見かける標識を指し、
1マイルごとに1つの石を置いて距離の目印にしていたことが語源となっています。
また、このことから物事における画期的(重要)な出来事を
マイルストーンと呼ぶこともあります。

ビジネス用語のマイルストーンとは

マイルストーンの語源はわかりましたが、
ビジネスではマイルストーンはどのような意味になるでしょう?
ビジネス用語でマイルストーンを使用する際は、

物事のスケジュールにおいて進捗を管理しやすいよう設けた節目・主要ポイント

といった意味合いになります。

ここで言う「物事」というのは、プロジェクトや作業など、
業務において進捗管理が必要になってくる全てのものを指します。
具体例は後ほど説明しますが、
例えば、1プロジェクトにおいて「企画」「設計」「実施」「評価」といった
プロジェクトにおける節目がマイルストーンとして設定されます。
マイルストーンを使用することで、いつまでにこのマイルストーンを通過すべきなのかが明確になり、
目標に向かってスムーズに対応することができるのです。

マイルストーンの使い方

マイルストーンの設定方法

では、実際にマイルストーンを設定してみましょう。

マイルストーンには様々なタイプがあり、
いつまでに〇〇するといった日付の設定や、中間発表などのイベント、
成果物などがマイルストーンとしてあげられます

そして、マイルストーンを設定するうえで重要なポイントは以下の通りです。

ゴールまでに、必ずチェックしたい・通過しないといけないポイントはどこか

マイルストーンは道しるべですから、
作業において遂行すべきポイントを明確にしないとゴールに向かうことはできません。
逆に、しっかりとポイントを抑えてマイルストーンを設定することで、
効率的にゴールへ向かうことができる
のです。

ステークホルダー(利害関係者)を洗い出し、イベントを明確にする

どのポイントで他部署や外部とのやり取りが発生するのかを明確にすることで、
「このマイルストーンを予定通りに通過できなければ、
外部の作業に影響してしまう」と認識することができます

この事前確認ができていないと、外部との不必要なやり取りが増え、
プロジェクトの進行に影響がでてしまいます。
ですので、外部とのやり取りがあるプロジェクトにおいては、
各責任者は必ずステークホルダー(利害関係者)を明確にしておかなければなりません。

現実的なスケジュールになっているか

タスクの重みは担当者によって違います。
他者が決めた理想だらけのスケジュールを元にマイルストーンを設定してしまうと、
計画通りにスケジュールが進まず、マイルストーンの意味を持たなくなってしまいます。
ミスを減らすためにも作業期間・作業分担は担当者と確認を取りながら決定しましょう

タスクに漏れはないか?具体的に設定されているか

マイルストーン間で具体的なタスクを割り振ることで、
進行のミスや遅れを減らすことができます。
もちろん、マイルストーン設定時に全てのタスクを洗い出すことは困難です。
余裕をもった期限でマイルストーンを設定すべきですが、
出来るだけ細かくタスクを決定することで、スケジュールの予想がつきやすく、
変更があった際の影響も少なくなります。
しかし、タスクを細分化しすぎるとキリがないため、やりすぎないこともポイントです。

以上がマイルストーン設置時の重要なポイントとなります。
ポイントを抑えて正しくマイルストーンを設定していきましょう。

マイルストーンのよくある勘違い

さて、ここまでマイルストーンの説明を読み、
「タスクやTODOリストと同じじゃないの?」
「フェーズとは何が違うの?」と感じた方もいるでしょう。

マイルストーンは、タスクやTODOリストといった個人でこなす作業と違って、
プロジェクト全体に課された目標になります。
またフェーズとは、変化する過程の一区切り(始動、計画、実行、終了など)を
表しますので、内容によってはマイルストーンと重なる場合があります。
ただ、マイルストーンはフェーズと違って作業の節目であるため、
過程が変化しなくとも設定することが可能なのです。

マイルストーンの具体例

実際に設定されるマイルストーンはどのようなものでしょうか。具体例をいくつかご紹介します。

①システム開発におけるマイルストーン例
・要件定義
・内部設計
・外部設計
・実装
・テスト
・リリース
②Web記事作成のマイルストーン例
・情報収集
・記事作成
・チェック
・反映
③新商品開発までのマイルストーン例
・企画立案
・商品設計
・量産設計
・試作
・評価
・量産

もちろん、プロジェクトの内容や社内の環境によって
設定すべきマイルストーンは変わってきますので、
ケースバイケースでマイルストーンを設定してください。

ガントチャートとマイルストーン

設定したマイルストーンをもとにスケジュールを管理してみましょう。
実際のマイルストーンはガントチャートなどの
スケジュール管理表上で使用されることが多い
です。
今からその理由について説明していきます。

ガントチャートについて

ガントチャートとは、横軸に日付、縦軸にタスクを並べたスケジュール管理表です。
それぞれのタスクには担当者が割り振られ、
予定及び実施した開始日と終了日を記入することで、作業の進捗状況を確認することができます。

ガントチャートでマイルストーンを表示することのメリット

では、ガントチャートにマイルストーンを表示するメリットはなんでしょうか?
ガントチャートはスケジュール管理に便利な表ですが、
これにマイルストーンを追加することで、作業が計画通りに進んでいるのか、
遅延していないかを視覚的に確認することができる
のです。
マイルストーンさえ把握しておけば、スケジュールに変更があった場合に、
その変更が自分のタスクにどう影響するのかを瞬時に把握できます。

マイルストーンの書き方

では実際に先ほどの表上でマイルストーンを可視化させてみましょう。
ガントチャートの横軸に目印となるマークを設けます。これがマイルストーンです。

担当者は、◆の日までにタスクを完了することを目標に作業を進めます。
プロジェクト全体の進捗状況を確認する際は、
マイルストーンを確認するだけでスケジュール通りに作業が進んでいるかどうか、
遅れている場合は、どのタスクがどのくらい遅れているのかを把握することができる
のです。

まとめ

マイルストーンは「物事のスケジュールにおいて進捗を管理しやすいよう設けた節目・主要ポイント」
を指したビジネス用語で、プロジェクトを円滑に進行する上で非常に重要なものです。
設定する際のポイントをもう一度おさらいしてみましょう。

POINT

・ゴールまでに、必ずチェックしたい・通過しないといけないポイントはどこか
・ステークホルダーを洗い出し、イベントを明確にする
・現実的なスケジュールになっているか
・タスクに漏れはないか?具体的に設定されているか

マイルストーンは単独ではなく、ガントチャートなどのスケジュール管理表と併用することで
担当者の作業把握や進捗状況が更に確認しやすくなります。
マイルストーンを正しく使いこなしてプロジェクトの進行をよりスムーズにしていきましょう!

ぱかの助
ぱかの助この記事の執筆者
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