
「0xc000012f」エラーとは?原因と対処法を徹底解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
Windowsを利用していると、まれに「0xc000012f」というエラーコードが表示されることがあります。
これはシステムの重要なファイルの破損が原因で起こるエラーのひとつです。
本記事では、エラーの主な原因を表形式で整理し、具体的な対処方法をわかりやすく紹介します。
この記事の目次はこちら
0xc000012fエラーの主な原因
原因 | 詳細 |
システムファイルの破損 | Windowsの起動や動作に不可欠なシステムファイルに何らかの損傷や欠損が生じている場合に発生します。 |
Windowsアップデートの失敗 | 更新の途中でエラーが起きたり、更新ファイルが正しく適用されなかったときにシステムが不安定になることがあります。 |
アプリケーションのインストールエラー | 特定のソフトウェア導入に失敗したり、途中でキャンセルしたりするとシステムファイルを巻き込んだ不具合が起こりやすくなります。 |
ハードディスクのエラー | ディスクのセクタ不良や記憶領域の問題が原因で、システムファイルが破損してしまう場合があります。 |
ウイルス感染 | 不正なプログラムによってシステムファイルが書き換えられるなどの被害を受け、エラーを引き起こすことがあります。 |
具体的な対処方法
システムファイルチェッカー(SFC)の実行
システムファイルチェッカー(SFC)は、Windowsに標準搭載されているツールで、破損したシステムファイルを検出・修復することができます。
- 管理者権限でWindows PowerShell(またはコマンドプロンプト)を開く
次のコマンドを入力し、Enterキーを押す
powershell
コードをコピーする
sfc /scannow
- ツメ
- スキャンと修復が完了するまで待機
修復が行われた場合、再起動してエラーが解消したか確認しましょう。
DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールの使用
SFCで問題が解決しない場合、DISM(Deployment Image Servicing and Management)コマンドを試すことが推奨されます。Windowsイメージの破損を修復することで、SFCで直しきれなかったファイルも復旧できる場合があります。
- 管理者権限でWindows PowerShellを開く
以下のコマンドを入力し、Enterキーを押す
powershell
コードをコピーする
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 修復プロセスが完了するまで待機
完了後は念のため再起動し、再度SFCスキャン(sfc /scannow)を実行すると、より高い確率でエラーを解消できます。
問題のあるソフトウェアの再インストール
エラーの原因が特定のアプリケーションに関係している場合は、そのソフトウェアをアンインストール→最新バージョンを再インストールしてみましょう。
- 「スタート」メニューから「設定」を開き、「アプリ」または「アプリと機能」をクリック
- 該当のプログラムを選択し、アンインストールを実行
- 公式サイトから最新バージョンをダウンロードし、再インストール
これにより、アプリケーションのインストールプロセスで生じた不具合が解消される可能性があります。
Windows Updateの確認
Windows Updateの失敗や未適用の更新プログラムが原因となるケースもあるため、最新版のアップデートが適用されているか確認しましょう。
- 「スタート」メニューから「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」を選択
- 「Windows Update」タブで「更新プログラムのチェック」を実行
見つかった更新プログラムがあれば適用し、再起動後にエラーが改善しているかを確認します。
ウイルススキャンの実行
ウイルスやマルウェアがシステムファイルに影響を与えている場合、エラーを繰り返し引き起こすリスクがあります。信頼できるアンチウイルスソフトを使用して、システム全体をスキャンしましょう。
- 完全スキャンやブートタイムスキャンなど、より詳細なスキャンモードを利用
- 定期的なウイルス定義ファイルの更新を行い、最新の状態を保つ
他の対処法:再インストールやシステム復元
上記の方法を試してもエラーが解消しない場合は、次のステップを検討しましょう。
- システムの復元
Windowsの復元ポイントを利用し、エラーが出始める前の状態にシステムを戻す方法です。 - Windowsの再インストール
クリーンインストールに近い形でシステムを再構築すれば、根本的なファイル破損を解決できる可能性が高まります。
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まとめ
「0xc000012f」エラーは、Windowsが正常に動作するために必要なシステムファイルや関連ファイルが破損したときに起こる代表的なエラーのひとつです。主に以下の5つが考えられる原因として挙げられます。
- システムファイルの破損
- Windowsアップデートの失敗
- アプリケーションのインストールエラー
- ハードディスクのエラー
- ウイルス感染
これらの原因を踏まえたうえで、SFCやDISMの実行、問題のあるソフトウェアの再インストール、Windows Updateやウイルススキャンの確認といった対処法を試してみてください。もし解決しない場合は、システムの復元や最終手段としてのWindows再インストールを検討しましょう。
エラー原因を正確に把握し、適切な方法で対処すれば、ほとんどの場合は「0xc000012f」エラーを解消できます。万が一のデータ消失に備えて、バックアップを定期的に取得しておくことも大切です。