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【要注意】Acronisクローン後に起動しない原因と対処法まとめ

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

Acronisでクローン作業後、PCが新しいSSDやHDDから起動しなくなったことはありませんか?「クローンしたのに起動しない」と困惑する方が多いです。

  • ブート順設定ミスで旧ディスクから起動
  • MBRやGPTの不整合でOSが認識されない
  • ブートファイルやアクティブパーティションの欠落

こうした症状は、ブート構成の誤設定やMBR/GPTの不具合など、クローン作業時の小さなミスから生じやすいトラブルです。本記事では、原因を一つずつ丁寧に解説し、具体的な対処法を順を追って紹介しています。安心して進められるよう、専門業者の無料相談窓口についてもご案内しています。

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Acronisクローン後にPCが起動しない原因

クローン完了後にOSが起動しないトラブルは、システム構成やBIOS設定のわずかな違いでも発生します。以下のような原因が考えられます。

ブート順序の設定ミス

クローン先ディスクが物理的には接続されていても、BIOSやUEFIの起動順序が旧ディスクや別ドライブのままになっていると、新ディスクから起動できません。最初に確認すべきポイントです。

MBRやGPTの破損

マスターブートレコード(MBR)やGUIDパーティションテーブル(GPT)が正しくコピーされていない場合、OSが起動に必要なブート情報を読み込めません。クローン時のトラブルで最も多い障害の一つです。

アクティブパーティションの未設定

Windowsの起動に必要なシステムパーティションが「アクティブ」に設定されていないと、BIOSからの起動対象と認識されません。diskpartコマンドで設定の確認と変更が可能です。

ブートファイルの欠落・破損

ブートマネージャー(bootmgr)やブート構成データ(BCD)の破損・欠落により、Windowsの起動プロセスが途中で止まることがあります。bcdbootコマンドやWindows回復環境からの修復が有効です。

UEFI/BIOS設定やフォーマット形式の不一致

MBRとGPTはそれぞれLegacy BIOS・UEFIに対応しています。旧ディスクがMBRで新ディスクがGPT、またはその逆の場合、起動設定の不一致が原因で起動できないケースがあります。セキュアブートの影響も見逃せません。

クローン操作ミス・暗号化の影響

操作中の手順ミスや、BitLocker暗号化された状態でのクローン実行は失敗のもとです。OSが正しく転送されなかったり、認識されないことがあります。クローン前に暗号化の無効化を検討しましょう。

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【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。

たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。

以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。

  • 絶対に失いたくないデータがある
  • 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
  • パソコンやストレージ機器の操作に不安がある

編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。

Acronisクローン後に起動できない場合の対処法

ここでは、トラブルの原因に対応する具体的な対処方法を、初心者にも分かりやすく解説します。症状が改善しない場合は、専門業者への相談も視野に入れてください。

BIOS/UEFIのブート順を確認・変更する

PC起動時にF2やDeleteキーでBIOSに入り、「Boot」タブを開いてクローン先ディスクを最上位に設定しましょう。保存して再起動すれば新しいディスクからの起動が可能になる場合があります。

  1. PCを再起動し、BIOSに入る(F2/DEL/ESCなど)
  2. 「Boot」タブで新しいディスクを最優先に設定
  3. 設定を保存して再起動

MBRやGPTを修復する

Windowsインストールメディアからコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。

  1. Windows回復環境から「コマンドプロンプト」を開く
  2. MBR用:bootrec /fixmbr、bootrec /fixboot、bootrec /rebuildbcd
  3. GPT用:bcdboot C:\Windows /s S: /f UEFI(SはEFIパーティション)

アクティブパーティションを設定する

diskpartを使って起動用パーティションを「active」に設定することで、BIOSが正しく認識するようになります。

  1. コマンドプロンプトで「diskpart」を起動
  2. list disk → select disk X → list partition
  3. select partition Y → active → exit

パーティション形式とブートモードを合わせる

クローン前後でMBR/GPTやLegacy/UEFIが一致しているか確認し、必要に応じて再設定します。BIOSでセキュアブートを一時的に無効化するのも有効です。

  1. 旧ディスクと新ディスクの形式を確認(MBR/GPT)
  2. BIOSモード(Legacy/UEFI)を合わせる
  3. 必要に応じて形式を変換・再クローン

再クローンを実行する

どうしても起動しない場合、一度新ディスクの全パーティションを削除し、Acronisや他のクローンソフトで改めてクローンを行います。暗号化は事前に解除し、シンプルな構成で実行するのがポイントです。

  1. 新ディスクの全パーティションを削除
  2. 暗号化や特殊フォーマットがあれば解除
  3. AcronisやAOMEIで再度クローン作成

専門業者に相談する

上記の手順をすべて試しても改善されない場合、物理的なディスク障害や複雑なシステム障害が原因の可能性があります。無理に操作を続けると、データ破損やさらなる不具合を引き起こすリスクがあります。当サイトで紹介している専門業者では、起動しないディスクの診断や復元も可能で、初期相談・見積もりは無料。クローン後に大切なデータが失われた場合など、安心して相談できる選択肢です。

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まとめ

Acronis True Imageによるクローン後にPCが起動しないトラブルは、ブート構成やパーティション設定に関わる細かな要因が多く、自己判断での対応には注意が必要です。誤設定や修復ミスにより、かえって起動不能を長引かせることもあります。

自力での修復が不安な場合や、重要なデータがある場合は、まず専門業者に相談するのが安心です。当サイトで紹介する復旧サービスは24時間365日対応、初期診断と見積もりは無料です。問題に気づいたら、早めにプロの手を借りることが、解決への最短ルートになります。

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