【2025年版】ASUSパソコンでUSBブートできない原因と対処法

ASUSパソコンでUSBから起動できず困っていませんか？設定ミスやUSBの不具合だけでなく、BIOS自体の制限など複数の原因が考えられます。

• USBメモリを挿しても認識されない
• 起動順序を変えてもHDDから起動してしまう
• BIOS設定画面でCSMが選べない

こうした症状は、軽度な設定ミスから最新マザーボードの制限、さらにはUSBメモリやBIOSの不具合まで多岐に渡ります。誤った操作でUSBメモリやシステムが破損する危険もあるため注意が必要です。

本記事では、ASUSパソコンでUSBブートができない原因と、その解決策を順を追って解説します。

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ASUSパソコンでUSBブートできない原因

ASUSパソコンでUSBブートができないときは、BIOS設定のミスだけでなく、マザーボードの仕様やUSBメモリの不具合、BIOSのバージョン異常など複数の要因が関係しています。以下で詳しく見ていきましょう。

• Secure Boot有効・CSM無効
• Boot順序の設定ミス
• USBメモリの物理・作成不良
• 他のUSB機器の干渉
• 古い/異常なBIOSバージョン

Secure Boot有効・CSM無効

Secure Bootが有効なままだと、CSM（互換性サポート）を利用したUSBブートが制限されます。特に新しいASUSマザーボードではCSMが非対応のモデルもあり、Secure Bootを無効化してもCSMがグレーアウトで選べないケースがあります。

Boot順序の設定ミス

BIOS設定でBoot PriorityにUSBメモリを設定していないと、PCはHDDやSSDなど別のデバイスから起動を試みてしまいます。USBが認識されていないように見えても、実際には起動順序の優先度の問題であることが多いです。

USBメモリの物理・作成不良

USBメモリ自体が物理的に故障している、またはFAT32でフォーマットされていない、ISOイメージの書き込みが正しく行われていないと、BIOSで認識されても起動できません。NTFS形式や破損した起動ファイルが原因となることもあります。

他のUSB機器の干渉

USBハブや外付けHDD、ワイヤレスマウスのレシーバーなどが同時に接続されていると、起動時にUSBメモリが正しく認識されないことがあります。特に前面ポートやUSBハブ経由ではなく、背面のUSBポートへ直接接続するのが確実です。

古い/異常なBIOSバージョン

古いBIOSや破損した設定が残っていると、USBメモリから正常に起動できないケースがあります。その場合は「Load Setup Defaults」で初期化を試すのが基本です。改善しないときはBIOSのアップデートが有効ですが、手順を誤るとPCが起動不能になる危険があるため慎重に行う必要があります。

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ASUSパソコンでUSBブートできないときの対処法

ASUSパソコンでUSBブートに失敗する場合、BIOS設定の見直し、USBメモリの再作成、周辺機器の取り外しなどを順に試すことが重要です。以下では実際に行える具体的な対処法を紹介します。

• BIOS設定を変更する
• ブータブルUSBを再作成・確認する
• 全てのUSB機器を外す
• BIOSを初期化・アップデートする
• Boot Menuを利用する
• 専門業者に相談する

BIOS設定を変更する

ASUSパソコンのBIOS設定を変更することで、USBブートの制限を解除できる場合があります。

BIOS設定を変更する手順

1. PCを再起動し、F2またはDeleteキーを連打してBIOS画面を開く
2. 「Boot」または「Advanced」タブを開き、「Secure Boot」を「Disabled」に設定
3. 「CSM Support」を「Enabled」にし、「Boot Priority」でUSBメモリを最上位に設定

ブータブルUSBを再作成・確認する

正しく作成されたUSBメモリでないと、BIOSで認識されても起動できません。

ブータブルUSBを再作成・確認する手順

1. USBメモリをFAT32形式でフォーマット
2. 「Rufus」や「Media Creation Tool」などの公式ツールを使用して作成
3. 別のPCでUSBブート可能か確認、問題があれば別のUSBメモリに交換

全てのUSB機器を外す

起動時のUSB認識を妨げる要因を排除するため、周辺機器を一時的に外して検証します。

全てのUSB機器を外す手順

1. PCの電源を切り、USBメモリ以外のすべてのUSB機器を外す
2. USBメモリは背面ポートに直接差し込む（USB2.0推奨）
3. 再起動してBIOSで認識されているか確認

BIOSを初期化・アップデートする

BIOSの異常や古いバージョンが原因でUSBブートできない場合、初期化やアップデートを行うことで改善されることがあります。

BIOSを初期化・アップデートする手順

1. BIOS画面で「Exit」タブの「Load Setup Defaults」を選択して初期化
2. ASUS公式サイトから最新のBIOSをダウンロードしUSBに保存
3. BIOSの「EZ Flash Utility」からアップデートを実行

Boot Menuを利用する

BIOSに入らなくても、起動時にBoot Menuから直接USBを選択して起動できます。

Boot Menuを利用する手順

1. PCを再起動し、ASUSロゴが表示されたら「Esc」または「F8」を連打
2. Boot MenuでUSBメモリを選択
3. 選択後、自動的にUSBメモリから起動

専門業者に相談する

上記の対処法でも解決しない場合や、重要なデータが含まれるUSBメモリを使用している場合は、無理に作業を続けるのは危険です。データ破損や起動不能を避けるため、当サイトが紹介している無料相談・初期診断に対応した専門業者へ相談してください。

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まとめ

ASUSパソコンでUSBブートができない問題は、自己判断で設定や作業を続けるとデータを失う危険やPCの起動不能につながる可能性があります。特にBIOSアップデートやCSM設定の誤操作はリスクが大きいため注意が必要です。

自力対応が不安な方や、重要なファイルが保存されたUSBメモリを利用している方は、早めに専門業者へ相談しましょう。当サイトで紹介している専門業者は24時間365日対応・初期診断無料で、「データが戻るか確認したい」だけでも相談可能です。早めの行動が、トラブル解決への近道です。

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