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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/07/11 

BitLockerが勝手に起動する?Windows 10で暗号化が自動有効になる原因と対処法

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

突然パソコンを起動したときに、BitLockerのロック画面が表示され「回復キーを入力してください」と求められた──そんな経験はありませんか?

  • 急にCドライブがロックされてアクセスできない
  • BitLockerのパスワードや回復キーを求められる
  • データはそのままなのに読み込めなくなった

このような症状が現れた場合、Windows 10では特定の条件下でBitLockerが自動的に有効化されており、ユーザーが気づかないうちにドライブが暗号化されている可能性があります。

重要な業務データや写真が保存された状態でアクセスできなくなると、取り返しのつかない事態になりかねません。

本記事では、BitLockerが突然起動する主な原因と、その際に取るべき正しい対処法について、初心者にもわかりやすく解説しています。

BitLockerが勝手に有効化される原因

BitLockerはデータ保護のための機能ですが、ユーザー操作なしで有効化されてしまうことがあります。その結果、回復キーが分からないままPCがロックされ、データにアクセスできなくなるケースも発生しています。

  1. 自動有効化機能による暗号化
  2. Windows Updateやシステム構成の変更
  3. メーカーのデフォルト設定

自動有効化機能による暗号化

Windows 10では、初期設定時にMicrosoftアカウントでサインインし、TPM(セキュリティチップ)を搭載したPCを使用すると、自動的にBitLockerが有効になることがあります。ユーザーが意図せず暗号化された状態になるため、気づかずに使用しているケースもあります。

Windows Updateやシステム構成の変更

ストレージの交換やBIOSの設定変更、一部のWindowsアップデートの適用後に、BitLockerが起動し回復キーの入力を求められることがあります。システム環境の変化により、セキュリティ機能が再検証を求める仕組みです。

メーカーのデフォルト設定

一部のメーカー製PCでは、出荷時点でBitLockerが有効化されていることがあります。初期設定後すぐに暗号化が始まり、ユーザーの明確な操作なしに適用されてしまいます。

上記のような要因により、意図せずBitLockerが起動する可能性があります。

データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。

たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。

以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。

  • 絶対に失いたくないデータがある
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BitLocker自動有効化時の対処法

BitLockerが自動で有効化された場合でも、適切な手順で確認・解除を行えば、データ保護を維持しながら安全に対応できます。以下に代表的な対処法を紹介します。

  1. BitLockerの状態を確認する
  2. 回復キーの確保と管理
  3. BitLockerを無効化(暗号化解除)する
  4. 今後の自動有効化を防ぐ設定
  5. 回復キーが不明な場合の対応

BitLockerの状態を確認する

まず、どのドライブが暗号化されているかを確認します。

  1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「デバイスの暗号化」を開きます。
  2. または「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「BitLocker ドライブ暗号化」へ進みます。
  3. 暗号化状態を確認し、必要に応じて次の手順に進みます。

回復キーの確保と管理

回復キーが分からない場合、データ復旧は極めて困難です。まずは回復キーを確認・保存しておきましょう。

  1. Microsoftアカウントのデバイス管理ページにアクセスします。
  2. 登録されているPCを選択し、保存された回復キーを確認します。
  3. キーはメモやUSB、印刷などで確実に保管してください。

BitLockerを無効化(暗号化解除)する

回復キーが分かっている場合は、BitLockerの無効化が可能です。

  1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「デバイスの暗号化」→「オフにする」を選択します。
  2. または「コントロールパネル」→「BitLockerドライブ暗号化」→「BitLockerを無効にする」をクリックします。
  3. 確認画面で「BitLockerを無効にする」を選択し、解除完了まで待ちます。

今後の自動有効化を防ぐ設定

再セットアップ時などにBitLockerが再度有効化されないよう、初期設定を見直すことが大切です。

  1. PC初期設定時は「Microsoftアカウント」ではなく「ローカルアカウント」を選択します。
  2. インターネット未接続でセットアップを進めると、BitLocker自動有効化を回避できます。
  3. デバイスの暗号化がオフであることを確認してください。

回復キーが不明な場合の対応

回復キーが不明な場合、自己判断で初期化するとデータは完全に消失します。重要なデータがある場合は、必ず専門業者へ相談してください。

  1. PCの電源を切り、操作を中断します。
  2. データ復旧専門業者に状況を説明し、初期診断を依頼します。
  3. 必要に応じて回復キーが取り出せるか、データの復元可否を確認します。

BitLockerは高度な暗号化技術を用いており、セキュリティ確保には非常に有効な手段です。しかし、その分リスクも高く、回復キーを紛失した状態では、個人での解除やメーカーによる対応も困難になるケースがあります。

このような状態で無理に自力での復旧を試みると、データの完全消失につながる恐れがあるため、ロック解除やデータ復旧には、暗号解析やデータ保全のノウハウを持つ専門業者の対応が求められます。

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まとめ

突然パソコンを起動したときに、BitLockerのロック画面が表示され「回復キーを入力してください」と求められたとき、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。

自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。本記事で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。

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