更新日:2025/07/25

【必見】Windows 10/11でBitLockerが見つからないときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
Windowsでドライブを暗号化しようとしたときに「BitLockerが見つからない」と表示されず困っていませんか?
- コントロールパネルにBitLocker項目が表示されない
- 設定アプリで「デバイス暗号化」しか出てこない
- Pro版なのにメニューが出てこない
こうしたトラブルは、OSのエディション・権限設定・サービス構成・ハードウェアの状態など複数の要因が関係していることがあります。
本記事では、BitLockerが見つからないときの原因別の対処法をわかりやすく解説しています。
データ保護の一環として暗号化を検討している方や、間違えてBitLockerを掛けてしまった方は、当サイトおすすめの専門業者もご活用ください。
BitLockerが見つからない原因
BitLockerはすべてのWindows環境に対応しているわけではありません。表示されない主な原因を順番に確認しましょう。
WindowsエディションがHome
BitLockerは「Windows 10/11 Pro」「Enterprise」「Education」エディションでのみ利用可能です。Homeでは表示されません。Homeユーザー向けには「デバイス暗号化」機能が搭載されているPCもあります。
管理者権限がない
標準アカウントでログインしている場合、BitLockerメニューが非表示になります。管理者アカウントでログインし直しましょう。
BitLockerサービスが無効
サービスが無効だとBitLocker関連画面が起動できません。services.msc
から「BitLockerドライブ暗号化サービス」を「手動」または「自動」に設定します。
グループポリシーやレジストリ制限
職場PCや管理端末では、ポリシーによりBitLockerが無効化されていることがあります。「gpedit.msc」でポリシー設定を確認(Pro以上で可能)し、制限があれば管理部門に相談しましょう。
TPMの無効化や非搭載
TPM(セキュリティチップ)がBIOSで無効になっていたり、搭載されていない場合、BitLockerメニューが表示されないことがあります。UEFI設定を確認してTPMを有効化します。
ドライブのフォーマット形式が非対応
BitLockerは「NTFS形式」のドライブにのみ対応しています。exFATやFAT32などのドライブではBitLockerは使用できません。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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BitLockerが表示されないときの具体的対処法
以下の手順を上から順に確認することで、BitLockerの表示や機能が復活する可能性があります。
- Windowsエディションを確認
- 管理者権限でログインする
- サービスを有効にする
- グループポリシー設定を確認
- TPMの設定を確認・有効化
- コマンドからBitLockerを起動
- 代替機能「デバイス暗号化」を確認
- 専門業者に相談する
Windowsエディションを確認
まず「設定」>「システム」>「バージョン情報」からエディションを確認します。「Home」の場合、BitLockerは使用不可です。
確認手順
- 設定アプリを開く
- 「システム」>「バージョン情報」へ進む
- 「Windowsの仕様」>「エディション」を確認
管理者権限でログインする
管理者権限がないとBitLockerの設定画面にアクセスできません。別の管理者アカウントで再ログインしましょう。
サービスを有効にする
「BitLockerドライブ暗号化サービス」が無効になっていると、BitLocker画面が開けません。
サービス起動手順
- 「Windows+R」→「services.msc」を入力
- 「BitLockerドライブ暗号化サービス」を探す
- 「開始」または「自動」に変更
グループポリシー設定を確認
企業用PCや一部制限環境では、BitLockerがポリシーで制限されている場合があります。
確認手順(Pro以上)
- 「Windows+R」→「gpedit.msc」を入力
- [コンピューターの構成] > [管理用テンプレート] > [Windowsコンポーネント]
- 「BitLockerドライブ暗号化」の各項目を確認・無効化されていないかチェック
TPMの設定を確認・有効化
BitLockerはTPMが必要な構成も多く、BIOS設定で無効になっていると利用できません。
TPM確認手順
- PC再起動時に「F2」や「DEL」でBIOSに入る
- セキュリティ設定内に「TPM」の項目を確認
- TPMを「Enabled(有効)」にして保存・再起動
コマンドからBitLockerを起動
設定画面から開けない場合は、コマンドで直接起動を試してみましょう。
コマンド起動
- 「スタート」で「cmd」と入力、右クリック→管理者として実行
- 以下を入力:
control /name Microsoft.BitLockerDriveEncryption
代替機能「デバイス暗号化」を確認
Homeエディションの一部PCには「デバイス暗号化」というBitLockerの簡易版が搭載されています。
確認手順
- 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「デバイス暗号化」を選択(なければ非対応)
- 有効化する場合は「オン」に切り替える
専門業者に相談する
ここまでの対処をすべて試してもBitLockerが表示されない、または解除できない場合、システム側の深刻な不具合や設定制限、TPM関連の異常が隠れている可能性があります。こうしたケースでは自己判断での修復や設定変更を続けると、データ損失やPCの起動不能など、さらに深刻なトラブルを招くリスクがあります。
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まとめ
BitLockerが見つからない・表示されない原因は多岐にわたりますが、エディションや権限、サービスの状態など基本的な点から順に確認すれば、ほとんどのケースで対応可能です。特にWindows HomeではBitLockerは非対応で、代わりに「デバイス暗号化」が搭載されている場合があります。
システムが不安定な場合は、Windowsの更新やシステム修復(SFC/DISM)を行うことも有効です。セキュリティやデータ保護を目的にBitLockerを検討している方は、自身の環境に合った設定を確認し、安全に活用してください。