更新日:2025/07/25

【2025年版】bootrec /fixboot「アクセスが拒否されました」の原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
Windows修復コマンド「bootrec /fixboot」を実行した際に、「アクセスが拒否されました」と表示されて困っていませんか?
- 「bootrec /fixboot」が実行できず処理が止まる
- 回復環境で起動してもエラーが出る
- UEFI環境での復旧作業がうまくいかない
こうした症状は、ブート構成の異常やEFIパーティションの認識不良、セキュリティ設定による制限などが原因で発生します。
本記事では、「bootrec /fixboot アクセスが拒否されました」エラーの原因を明らかにし、状況に応じた対処法をわかりやすく紹介します。
データが重要な場合や復旧操作に不安がある方は、当サイトおすすめの専門業者の無料相談もぜひご活用ください。
この記事の目次はこちら
bootrec /fixboot「アクセスが拒否されました」の原因
このエラーは主にUEFI環境下での修復作業や、権限のない状態でコマンドを実行した際に発生します。以下に代表的な原因を紹介します。
管理者権限で実行していない
通常のコマンドプロンプトでは権限が足りず、bootrecコマンドなど一部の操作が実行できません。操作するには、Windows回復環境やインストールメディアから「管理者としてコマンドプロンプト」を開く必要があります。
EFIパーティションがマウントされていない
UEFI/GPT形式のパソコンでは、「EFIシステムパーティション」が正しく認識されていないと、bootrecコマンドを実行できません。この場合、diskpartコマンドを使ってパーティションにドライブ文字を割り当てる必要があります。
セキュアブートが有効になっている
一部のパソコンでは「セキュアブート」が有効になっていると、ブート構成の変更が制限され、bootrecコマンド実行時にアクセス拒否のエラーが出ることがあります。必要に応じてBIOSで無効化する必要があります。
BCDやブートセクタが破損している
Windowsが起動しない原因のひとつに、BCD(ブート構成データ)やブートセクタの破損があります。これらが正常に機能しないと、OSの読み込みに必要な情報が失われ、「アクセスが拒否されました」などのエラーが表示されることがあります。
修復コマンド(bootrecなど)で復旧できるケースもありますが、手順を誤るとパーティション情報を破壊し、データ領域にアクセスできなくなる危険性も。重要なデータが残っている場合は、自己判断での操作は避け、早めにデータ復旧の専門業者に相談することが安全です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
- 2011年1月以降、累計46万件以上の相談対応実績
- 実際に扱ってきた障害事例は15,000件以上
- 24時間365日初期診断・見積もりはすべて無料
失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
bootrec /fixboot アクセス拒否エラーの対処法
「bootrec /fixboot アクセスが拒否されました」と表示された場合、原因に応じて手順を踏むことで修復できるケースが多くあります。以下に、具体的な対処法を順番に紹介します。特にUEFI/GPT環境ではEFIパーティションの操作が重要なポイントです。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動
通常の起動では十分な権限が得られず、bootrecコマンドが拒否されることがあります。必ず回復環境またはインストールメディアから管理者権限で起動してください。
管理者権限の起動手順
- Windowsインストールメディアまたは回復ドライブで起動。
- 「コンピューターを修復する」を選択。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を開く。
EFIパーティションにドライブ文字を割り当てる
UEFI環境では、bootrecコマンド実行前にEFIパーティションにドライブ文字を割り当てる必要があります。これを行わないと「アクセスが拒否されました」となります。
diskpartによる割り当て手順
diskpart
と入力し起動。list disk
→ 対象ディスク番号を確認。select disk 0
(0はOSがあるディスク)list volume
→ FAT32で100〜260MBのパーティションを確認。select volume X
(XはEFIパーティション番号)assign letter=B
(未使用のドライブ文字を割り当て)exit
でdiskpartを終了。
セキュアブートを無効化する
UEFI設定で「Secure Boot(セキュアブート)」が有効になっていると、bootrec /fixbootが遮断されることがあります。一時的に無効化して実行することで成功するケースがあります。
セキュアブート無効化の手順
- PCを再起動し、F2やDELキーでUEFI(BIOS)設定に入る。
- 「Security」または「Boot」タブで「Secure Boot」を探す。
- 「Disabled」に設定し、変更を保存して再起動。
bcdbootでブートファイルを再作成する
EFIパーティションにドライブ文字を割り当てた後、bcdbootコマンドを使ってブートセクター情報を再作成すると、「bootrec /fixboot」が不要になる場合もあります。
bcdbootコマンドの手順
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開く。
- 以下を実行:
bcdboot C:\Windows /l ja-jp /s B: /f ALL
- ※C:\Windowsのパス、B:のドライブ文字は環境に応じて変更。
- 正常に終了したらPCを再起動して起動確認。
専門業者に相談する
ここまでの操作でも解決しない場合、ブート領域やEFIパーティションの破損、HDD/SSDの物理障害が疑われます。無理な操作を続けると、起動不能やデータ損失の危険性があります。
当サイトで紹介しているデータ復旧専門業者は、bootrecやbcdbootを使った復旧作業の支援実績が豊富で、無料診断・成功報酬型にも対応しています。起動修復に不安がある方は、まずは無料相談をご活用ください。
おすすめのデータ復旧業者
データ復旧業者を選ぶ際、最も重要なのは「復旧技術」、つまり復旧率の高さです。全国には100社以上の業者が存在しますが、その技術力には大きな差があります。
そこで編集部が厳選した、特におすすめのデータ復旧サービスが デジタルデータリカバリー です。技術力で選ぶなら、迷わずこちらを検討してください。
データ復旧業界の老舗! 14年連続国内売上No.1を誇る「デジタルデータリカバリー」
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
データ復旧率 | データ復旧率最高値91.5%(※1) |
対応製品、メディア | NAS/サーバー等のRAID機器ハードディスクパソコンSSDレコーダーUSBメモリSDカード・MSDカード・SFカードビデオカメラスマートフォンなど 記憶メディア全般 |
完全成果報酬型 | 成果報酬制 |
受付時間 | 24時間365日受付可能 |
スピード対応 | 〇(依頼の約8割を48時間以内に完了) |
無料見積もり | 〇 |
無料診断 | 〇 |
店舗持ち込み | 〇 |
セキュリティ | 〇(ISO27001・Pマーク取得) |
初期診断 | 最短5分 |
復旧 | 最短15分・依頼の約8割を48時間以内に完了 |
データ復旧専門業者14年連続国内売り上げNo.1! これまでの相談実績は46万件超
デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に創業以来、データ復旧業界の第一線を走る老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータ復旧を行うデータリカバリー事業では、累計46万件超のインシデント対応をした実績を誇ります(※)。
※対象期間:2011年1月1日以降
これまでTOYOTAやNTTデータなどの大手企業をはじめ官公庁や大学、病院など、さまざまな業界・規模の企業がサービスを利用しています。
セキュリティ対策や秘密保持契約(NDA)の締結などの対応がしっかりしている点も、利用の決め手となっているようです。一発勝負であるといわれるデータ復旧において、実績を重視したい方におすすめです。
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 国内最大級のデータ復旧ラボと確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
デジタルデータソリューション株式会社では、「難易度の高いサーバー復旧を得意とするRAID・サーバー緊急対応チーム」や「物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム」など、症状や強みごとに専門チームを組成しています。
また、国内最大級のデータ復旧ラボには、国内外から取りそろえた復旧の設備が300以上あり、年代ごとに異なる互換性にも対応することが可能です。豊富な知識や確かな技術力、設備環境によって成功率を高めており、復旧率の最高値はなんと91.5%を誇ります(※)。
※一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破! 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
24時間365日、相談や初期診断、見積もり対応をしているので「機器が壊れてしまった」「データが消えた」といった急を要する事態にも柔軟に対応できます。法人であれば、全国出張診断が無料で依頼できます。お問い合わせフォームからご相談ください。
こんな方におすすめ
- 確実にデータを復旧したい方
- なるべく早くデータを復旧してもらいたい方
- セキュリティ対策がしっかりしている業者に相談したい方
おすすめデータ復旧業者 | デジタルデータリカバリー |
URL | https://www.ino-inc.com/ |
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
まとめ
「bootrec /fixboot アクセスが拒否されました」エラーは、UEFI構成やEFIパーティションのマウント、管理者権限不足などが原因で発生するトラブルです。ディスクの状態や構成を確認しながら、diskpartやbcdbootを適切に活用することで解決できるケースが多くあります。
しかし、状況によっては手動のコマンド修復が困難だったり、ディスク破損・ファイルシステム障害が関係していることもあります。大切なデータや起動不能状態が続く場合は、当サイトおすすめの専門業者へ早めの相談をおすすめします。無料診断と成功報酬型サービスで、安心してご利用いただけます。