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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/07/25 

【必見】CADデータを消した・上書きした時の復元方法と注意点

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

AutoCADやIJCADなどで作成した大事なCADファイルを誤って削除・上書きしてしまって困っていませんか?

  • 保存せず終了してデータが消えた
  • .dwgファイルを上書きしてしまった
  • バックアップも見つからない

こうしたトラブルは、ソフトのバックアップ設定や保存先、削除のタイミングによって復元の可能性が大きく変わります。

本記事では、状況別の復旧方法を手順付きでわかりやすく紹介しています。

重要な図面データがある場合は、当サイトおすすめのデータ復旧専門業者の無料相談もご活用ください。

CADデータが消える原因

CADデータが失われる主な原因は、保存ミスやファイル操作によるものですが、ハードディスクの不調やシステムエラーも関与する場合があります。原因を把握することで適切な対処が可能になります。

保存忘れ・誤って終了

作業中に保存をせずにソフトを終了してしまった場合、通常はデータが失われますが、自動保存ファイルや一時ファイルから復元できる可能性があります。

ファイルの削除・上書き

誤って削除したり、別のファイルで上書き保存してしまうと、元データにアクセスできなくなりますが、復元ソフトや以前のバージョンから復旧できる場合があります。

自動保存ファイルの未確認

AutoCAD(オートキャド)には、作業中のデータを一定時間ごとに自動で保存する機能があります。このとき「.sv$」や「.bak」という拡張子の一時ファイルが作られます。これらのファイルを確認せずにそのままにしておくと、もし本来のファイルが消えてしまった場合でも、復元できる可能性を見逃してしまうことがあります。

ストレージの物理障害やファイル破損

HDDやSSDが物理的に故障している場合、内部部品の損傷や読み取りエラーによって、ファイルが正しく開けなかったり破損してしまうことがあります。CADなどの専用拡張子を含む大容量データは、特に影響を受けやすい傾向があります。

こうしたトラブルでは市販の復元ソフトでも限界があり、無理に操作すると状態が悪化し、完全に読み出せなくなるリスクも。データを守るためには、自己判断は避け、できるだけ早くデータ復旧の専門業者に相談することが重要です。

【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。

たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。

以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。

  • 絶対に失いたくないデータがある
  • 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
  • パソコンやストレージ機器の操作に不安がある

編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
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CADデータを復元する具体的な方法

以下に紹介する方法を順に確認すれば、多くの状況でCADファイルの復元が可能です。データの重要度や消失の状況に応じて最適な対処法を選びましょう。

.bakファイルからの復元

AutoCADでは図面ファイルを保存すると、自動的に.bakファイルが作成されます。これを.dwgに変換すれば復元が可能です。

.bakファイルからの復元手順

  1. 元ファイルと同じフォルダを開き、拡張子が.bakのファイルを探します。
  2. 対象ファイルを右クリックし、名前を変更。
  3. 拡張子を.bakから.dwgに変更してAutoCADで開きます。

.sv$ファイルからの復元

作業中に異常終了して保存されなかった場合、自動保存ファイル(.sv$)から復元できる可能性があります。

.sv$ファイルからの復元手順

  1. エクスプローラーで次のパスを開きます:
    C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp
  2. 拡張子が.sv$のファイルを探します。
  3. 拡張子を.sv$から.dwgに変更し、AutoCADで開きます。

図面回復マネージャの活用

AutoCADやIJCADには、ファイル破損時に利用できる回復機能があります。

図面回復マネージャの手順

  1. AutoCADを起動し、「ファイル」>「図面ユーティリティ」>「図面修復管理」へ進みます。
  2. または、コマンドラインに「RECOVER」と入力。
  3. 回復可能なファイルを選択し、読み込んで保存し直します。

以前のバージョンから復元

Windowsの復元機能を使って、以前の状態に戻せることもあります。

以前のバージョン復元の手順

  1. 復元したいフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択。
  2. 「以前のバージョン」タブを開きます。
  3. 表示されたバックアップから復元したい日付を選択し、「復元」を実行します。

データ復旧ソフトを使用

削除・消失したCADファイルも、専用の復元ソフトを使えば復元できる場合があります。復旧時は元のドライブに保存しないことが重要です。

復元ソフトの使用手順

  1. 復旧ソフトを別ドライブにインストールします。
  2. 復元対象のドライブをスキャンします。
  3. 目的のCADファイルが見つかったら、別ドライブに保存します。

専門業者に相談する

ストレージ障害や復元に失敗した場合、個人では対応できないケースも多くなります。無理な操作はデータの完全消失につながるため、特に業務用途や貴重な図面ファイルの場合は、早めに専門業者に相談するのが確実です。当サイトでは、初期診断・相談が無料の信頼できるデータ復旧業者を紹介しています。

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まとめ

CADデータの消失は突然に発生し、自己対応によって状況が悪化することもあります。上書き保存や誤削除の直後なら、.bakや.sv$ファイルからの復元が有効ですが、時間が経過したりファイルが破損している場合はソフトや専門対応が必要です。

復元の成功率を上げるには、消失直後からできるだけ早く適切な対処を行うことが大切です。自力での対応に不安がある場合は、無理せず専門業者へ相談するのが賢明です。当サイトでは、無料診断が可能な信頼性の高い業者をご紹介していますので、迷った際はお気軽にご活用ください。

SFAは活用されてこそ意味がある

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