更新日:2025/08/06

【要注意】「CRCが一致しません」エラーの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
ファイルを解凍しようとしたときやHDDからデータをコピーしたとき、「CRCが一致しません」と表示されて困っていませんか?突然のエラー表示に戸惑う方も多い症状です。
- ZIPファイルが解凍できない
- HDDやUSBメモリからファイルが読めない
- コピーやダウンロード中にエラーが発生する
このようなエラーは、ファイルの破損や記録メディアの障害を示すサインです。
本記事では、「CRCが一致しません」というエラーの原因と、安全にデータを守るための対処法をわかりやすく解説しています。
大切なデータが失われる前に、当サイトおすすめの専門業者への無料相談もぜひご活用ください。
この記事の目次はこちら
「CRCが一致しません」エラーの主な原因
「CRCが一致しません」というエラーは、データを読み込んだりコピーするときに、壊れた可能性があるとパソコンが判断した場合に表示されます。
これは「CRC(巡回冗長検査)」という仕組みで異常が見つかったことを示しており、HDDやUSBメモリなどでよく起こるエラーのひとつです。
コピー・転送中のデータ破損
ファイルのコピー・移動・ダウンロード中にネットワーク障害やUSB接続不良があると、正しく保存されず、CRCエラーが表示されます。
圧縮ファイルや分割ファイルの破損
ZIP/RARなどの圧縮ファイルが破損している、または分割ファイルの一部(.z01、.z02など)が欠損していると、解凍時にCRCエラーになります。
論理障害やシステム不具合
ファイルシステムの不整合、ドライバーやOSの不具合、ウイルス感染により、ファイルが正常に読み込めないケースもあります。
ストレージの物理障害
HDDやUSBメモリ、SDカードからデータを読み込もうとした際に「CRCエラー(巡回冗長検査エラー)」が表示される場合、ストレージ内部のセクタ不良や物理的な破損が原因となっている可能性があります。これはデータの整合性チェックに失敗している状態を示します。
衝撃や経年劣化、チップの損傷などが原因で、保存ファイルが読み取れなくなっていることもあり、無理に操作を続けると症状が悪化する恐れもあります。大切なデータが含まれている場合は、早めにデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
「CRCが一致しません」エラーの対処法
原因に応じて、下記の方法を順番に試していくことで、データを救出できる場合があります。ただし物理障害が疑われる場合は、自己対応は控えてください。
ケーブル・端子の接続確認
USBメモリや外付けHDDの接触不良が原因のケースでは、ポートを変える、ケーブルを交換するだけで改善することがあります。
接続確認の手順
- USBポートを変更、または別のケーブルで接続
- 端子のホコリや酸化を掃除する
- 別のPCでも同様の症状が出るか確認
再ダウンロード・再コピーを試す
ファイル転送・ダウンロード時に破損した場合は、元の場所から再取得するとエラーが解消することがあります。
再取得のポイント
- 元ファイルを保存したサイトやPCから再取得
- ネット回線が安定した環境で再ダウンロード
分割ファイルの欠損を確認
圧縮ファイルが分割形式の場合は、すべてのパートが揃っていないとCRCエラーが出ます。
確認の流れ
- .zip、.z01、.z02などのファイルがすべて揃っているか確認
- 抜けているファイルがあれば再ダウンロード
データ復元ソフトで救出を試みる
ファイルが破損・削除された可能性がある場合は、データ復旧ソフトで復元できることがあります。ただし、ストレージに異音・発熱などがある場合は使用しないでください。
復元ソフトは手軽ですが、誤操作や上書きによって復元不能になるリスクもあります。大切なデータを安全に復旧したい場合は、専門業者への相談が安心です。
復元ソフト使用の注意点
- 保存先は必ず別ドライブを指定
- 上書きを避けるため、ダウンロード・保存操作は最小限に
CHKDSKでディスクチェック
HDDやUSBメモリの論理障害が原因の場合、「chkdsk」で修復できることもあります。ただし物理障害が疑われる場合は実行しないでください。
CHKDSK実行手順
- 「cmd」を管理者として実行
chkdsk X: /f /r
(Xは該当ドライブ)を入力- 完了後に再起動し、改善確認
専門業者に相談する
ストレージに異音がする、CHKDSKでも修復できない、復元ソフトでファイルが見つからない――そんなときは、通電や初期化を避けて専門業者に相談してください。無理な操作でデータが完全に消失することもあります。
当サイトが紹介するデータ復旧専門業者では、CRCエラーの発生したメディアにも対応。初期診断・見積もり無料、成果報酬型の安心サポートです。
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初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
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まとめ
「CRCが一致しません」というエラーは、ファイルや記録メディアの破損を示す重大なサインです。安易に上書きやフォーマットをせず、まずは原因の切り分けと安全なデータ救出を優先しましょう。
自己対応で改善しない、ストレージに異常がある場合は、早めに専門業者へ相談するのが最善策です。当サイトが紹介する復旧業者は、初期診断無料・成果報酬型・24時間対応で安心してご利用いただけます。