更新日:2025/07/14

削除した録音データを復元したいときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
会議の記録、講義の音声、インタビューや思い出の会話…。録音データには二度と再現できない重要な情報が含まれていることがあります。誤って録音を削除してしまったり、端末を初期化してしまった場合でも、適切な手順を踏めば復元できる可能性は十分にあります。
本記事では、録音データの削除・消失が発生する原因と、それに応じた復旧方法をわかりやすく解説します。
この記事の目次はこちら
録音データが消える原因
録音データは「もう一度録音できない」貴重な音声が多く、誤削除や初期化によって失われると、大きな損失となります。削除や消失の原因を正確に理解しておくことは、迅速かつ的確な復元判断に直結します。
会議やインタビューの記録を誤って削除した
業務記録やインタビュー音声など、録り直しの効かない録音データを誤って削除してしまうケースは非常に多くあります。iPhoneや一部のICレコーダーアプリでは「最近削除した項目」に一時保存されることがありますが、機種や設定によっては即時消去される場合もあるため注意が必要です。
スマホやICレコーダーの操作ミス・初期化
端末の初期化やフォーマット、録音アプリの再インストールなどにより、保存されていた音声ファイルがすべて削除されてしまうことがあります。これらは内部ストレージに記録された録音データが一括消去されるため、復旧には高度な対応が求められます。
録音中に電源が切れた・エラーで保存されなかった
録音中に電池切れや強制終了が発生すると、ファイルの保存処理が完了せず、録音データが残らないことがあります。中にはファイルが作成されていても破損して再生できない状態になっている場合もあります。
SDカード・内蔵メモリの認識不良・破損
ICレコーダーやスマートフォンに挿入されたSDカードが認識されなくなった、あるいはエラーでフォーマットを要求されるといったケースもあります。こうした場合、録音ファイルは消えていない可能性もあり、誤操作を避けることが復旧成功のカギとなります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
- 2011年1月以降、累計46万件以上の相談対応実績
- 実際に扱ってきた障害事例は15,000件以上
- 24時間365日初期診断・見積もりはすべて無料
失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
録音データが消えたときの対処法
録音データが削除されたことに気付いたら、まずは記録メディアの使用を中止し、上書きを防ぐことが第一です。復元可能性は「早期対応」と「正しい手順」で大きく左右されます。
「最近削除した項目」や「ゴミ箱」を確認する
iPhone、Android、一部のICレコーダーでは、削除後一定期間「最近削除されたファイル」として保存されていることがあります。削除直後であれば、アプリや端末内の履歴機能から簡単に復元できる場合もあるため、まずここを確認してください。
バックアップから復元する
iCloud、Googleドライブ、iTunesなどに定期的なバックアップがあれば、端末をリセットし復元することで、録音データも元に戻せる可能性があります。また、録音アプリ自体にクラウド同期機能がある場合は、アプリ内の履歴から復元できることもあります。
復元ソフトを使ってデータをスキャン・復旧する
バックアップがない場合は、EaseUS、Recoverit、iMyFone D-Backなどの復元ソフトをPCにインストールし、該当端末またはSDカードを接続してスキャンを行います。録音データが見つかれば、別の保存先に復元できます。
SDカードやメモリの認識不良に対応する
別のPCやカードリーダーで接続を試すことで、認識される場合があります。認識されない場合は、強制フォーマットせずに復元ソフトでスキャンを試み、それでも難しければ専門業者に相談します。
復元できない場合は専門業者に依頼する
録音データが非常に重要な場合や、端末・ストレージが物理的に破損している場合は、無理な復旧を試みず、初期診断・復元を行っている専門業者に相談するのが最も安全です。自己操作による上書きや破損の拡大を防ぐため、早めの相談が推奨されます。
おすすめのデータ復旧業者
データ復旧業者を選ぶ際、最も重要なのは「復旧技術」、つまり復旧率の高さです。全国には100社以上の業者が存在しますが、その技術力には大きな差があります。
そこで編集部が厳選した、特におすすめのデータ復旧サービスが デジタルデータリカバリー です。技術力で選ぶなら、迷わずこちらを検討してください。
データ復旧業界の老舗! 14年連続国内売上No.1を誇る「デジタルデータリカバリー」

データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
データ復旧率 | データ復旧率最高値91.5%(※1) |
対応製品、メディア | NAS/サーバー等のRAID機器ハードディスクパソコンSSDレコーダーUSBメモリSDカード・MSDカード・SFカードビデオカメラスマートフォンなど 記憶メディア全般 |
完全成果報酬型 | 成果報酬制 |
受付時間 | 24時間365日受付可能 |
スピード対応 | 〇(依頼の約8割を48時間以内に完了) |
無料見積もり | 〇 |
無料診断 | 〇 |
店舗持ち込み | 〇 |
セキュリティ | 〇(ISO27001・Pマーク取得) |
初期診断 | 最短5分 |
復旧 | 最短15分・依頼の約8割を48時間以内に完了 |
データ復旧専門業者14年連続国内売り上げNo.1! これまでの相談実績は46万件超
デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に創業以来、データ復旧業界の第一線を走る老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータ復旧を行うデータリカバリー事業では、累計46万件超のインシデント対応をした実績を誇ります(※)。
※対象期間:2011年1月1日以降
これまでTOYOTAやNTTデータなどの大手企業をはじめ官公庁や大学、病院など、さまざまな業界・規模の企業がサービスを利用しています。
セキュリティ対策や秘密保持契約(NDA)の締結などの対応がしっかりしている点も、利用の決め手となっているようです。一発勝負であるといわれるデータ復旧において、実績を重視したい方におすすめです。
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 国内最大級のデータ復旧ラボと確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
デジタルデータソリューション株式会社では、「難易度の高いサーバー復旧を得意とするRAID・サーバー緊急対応チーム」や「物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム」など、症状や強みごとに専門チームを組成しています。
また、国内最大級のデータ復旧ラボには、国内外から取りそろえた復旧の設備が300以上あり、年代ごとに異なる互換性にも対応することが可能です。豊富な知識や確かな技術力、設備環境によって成功率を高めており、復旧率の最高値はなんと91.5%を誇ります(※)。
※一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破! 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
24時間365日、相談や初期診断、見積もり対応をしているので「機器が壊れてしまった」「データが消えた」といった急を要する事態にも柔軟に対応できます。法人であれば、全国出張診断が無料で依頼できます。お問い合わせフォームからご相談ください。
こんな方におすすめ
- 確実にデータを復旧したい方
- なるべく早くデータを復旧してもらいたい方
- セキュリティ対策がしっかりしている業者に相談したい方
おすすめデータ復旧業者 | デジタルデータリカバリー |
URL | https://www.ino-inc.com/ |
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
まとめ
録音データの削除や消失は、日常的な誤操作からストレージのトラブルまで幅広く発生しますが、状況に応じた適切な手順を取れば高い確率で復元できる可能性があります。バックアップや「最近削除」からの復元、復元ソフトの活用に加えて、物理障害や認識エラーが疑われる場合は、無理に操作を続けず、専門業者への相談を最優先としてください。