
0x80070017エラーの原因と安全な対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
- Windowsインストール中に「エラーコード:0x80070017」が表示された
- 更新プログラムの適用が途中で止まり、先に進まない
- 何度やり直しても同じエラーが出てしまう
このような状況に陥った場合、原因の多くは「読み込みエラー」によるもので、放置するとOSインストールの失敗やシステム障害につながる可能性があります。
原因を誤認したまま繰り返すと、復旧不能なトラブルへ発展する恐れもあります。
本記事では、「0x80070017」エラーが発生する代表的な原因と、それぞれの状況に応じた適切な対処法を、専門的な視点からわかりやすく解説します。
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0x80070017エラーの原因
0x80070017エラーは、読み取り失敗に関連するエラーであり、インストールメディアやストレージなど、複数の要因から発生することがあります。
インストールメディアの損傷や不良
DVDやUSBメモリなどに傷や書き込み不良があると、インストール中にファイルが正しく読み込めずエラーが発生します。特に中古や古いメディアを使用している場合は注意が必要です。
ハードディスクやSSDの不良セクタ
ストレージ内に不良セクタがあると、読み取りに失敗し、Windowsのインストールや更新が完了しないことがあります。症状が進行すると起動不能になるリスクもあります。だからこそ、ストレージの異常を感じた時点で、早急に専門的な診断を受けることが重要です。放置してしまうと不良セクタがさらに増え、読み取り不能な領域が広がることで、システム全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
この場合、データ復旧業者で適切な診断と対処を行うことで、データの損失やシステムトラブルを未然に防げる可能性が高まります。
システムファイルの破損
既存のWindowsファイルに破損があると、アップデートの展開や復元が途中で止まることがあります。特に以前の失敗や強制終了が影響することもあります。
アンチウイルスソフトや外部デバイスの干渉
ウイルス対策ソフトがファイル展開を阻害したり、不要な外付けデバイスがエラーの原因となることがあります。インストール時にはシンプルな構成が推奨されます。
レジストリやシステム設定の不整合
レジストリに異常がある、または以前の設定が引き継がれてエラーが生じる場合もあります。過去に手動で設定を変更したことがある場合は注意が必要です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
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0x80070017エラー時の対処法
0x80070017エラーは、複数の対処法を段階的に試すことで回避できるケースが多くあります。以下では、それぞれの状況に応じた対処法を詳しく紹介します。
インストールメディアの再作成手順
不良メディアによる読み取りエラーを防ぐために、新しいインストールメディアを作成することが推奨されます。
- 公式の「メディア作成ツール」をMicrosoftからダウンロード
- USBメモリ(8GB以上推奨)を用意し、書き込み先として選択
- ウィザードの指示に従ってメディアを作成
- 完成後、別のUSBポートで起動を試す
ストレージのエラーチェック方法
ハードディスクやSSDに不良セクタがある場合、読み取りエラーの原因になります。
- コマンドプロンプトを管理者権限で起動
- 「chkdsk /f C:」と入力してEnter
- 再起動後に自動的にチェックと修復が実行される
- ログを確認し、不良セクタの有無を確認
システムファイルの修復手順
破損したシステムファイルを修復することで、インストールやアップデートが正常に進むようになる場合があります。
- スタートメニューから「cmd」を検索し、右クリック→「管理者として実行」
- 「sfc /scannow」と入力しEnter
- スキャンが完了するまで待機
- 破損ファイルが修復されたか確認
アンチウイルスと外部デバイスの無効化
ウイルス対策ソフトのリアルタイム保護や不要なデバイスが干渉することがあります。
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効にする(作業後は必ず再有効化)
- 不要なUSB機器や外付けHDDなどをすべて取り外す
- インストールやアップデートを再実行
トラブルシューティングと手動インストール
Windows Updateのトラブルシューティングツールや、カタログからの手動ダウンロードも有効です。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」を開く
- 「Windows Update」を選択し、トラブルシューティングを実行
- 必要に応じて、Windows Updateカタログから対象の更新プログラムをダウンロード
- 手動でインストーラを起動し、インストールを試みる
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まとめ
原因が特定できない場合や、ストレージの異常が疑われるとき、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。
自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。本記事で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。