更新日:2025/08/06

【要確認】外付けSSDの書き込みが遅いときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
外付けSSDにデータを書き込もうとしたら極端に遅くなっていませんか?以前より明らかに転送速度が落ちていると不安になりますよね。
- USBで接続したSSDの転送が異常に遅い
- 動画や写真をコピーすると時間がかかりすぎる
- 一時的ではなく常に書き込みが遅い
このような症状は、接続規格やケーブルの問題から、発熱、容量不足、SSD内部の仕様、PC側の設定まで複数の原因が考えられます。
本記事では、外付けSSDの書き込み速度が遅くなる代表的な原因と、効果的な改善策をわかりやすく紹介しています。
もしSSDの異常が続く・重要データの保存先で心配な場合は、当サイトおすすめの復旧専門業者への無料相談もぜひご活用ください。
外付けSSDの書き込みが遅くなる主な原因
SSDの特性上、速度低下は仕様的に起きることもありますが、以下のような環境要因や不具合が原因となっている場合もあります。
- 接続インターフェースが低速
- ケーブルやハブの品質が悪い
- SSDの空き容量不足
- サーマルスロットリング(熱暴走防止)
- 書き込みキャッシュの枯渇
- PCの性能や設定の問題
- ファームウェア・ドライバの古さ
- SSDの劣化・障害
接続インターフェースが低速
USB2.0や旧型のSATAポートで接続されていると、SSDの本来の性能が発揮されません。USB3.1 Gen2やThunderboltなど高速規格を使用しましょう。
ケーブルやハブの品質が悪い
安価なUSBケーブルや長年使用したケーブルは帯域を制限することがあります。高品質なケーブルを使い、PCにはハブを介さず直接接続してください。
SSDの空き容量不足
SSDは90%以上の使用状態になると、書き込み速度が著しく低下します。不要データを削除し、空き容量を10〜20%以上確保するのが理想です。
サーマルスロットリング(熱暴走防止)
高温環境や長時間使用によりSSDが発熱しすぎると、自動的に速度を下げて温度を調整する機能(サーマルスロットリング)が発動します。
書き込みキャッシュの枯渇
大容量のデータを書き込むと、SSD内部のキャッシュが溢れ、速度が落ちることがあります。これは仕様上ある程度避けられませんが、適切な運用で軽減できます。
PCの性能や設定の問題
USB電力が足りていない、CPUが低性能、電源設定が省電力になっていると転送が遅くなることがあります。電源プランは「高パフォーマンス」がおすすめです。
ファームウェア・ドライバの古さ
SSD本体やUSBチップのドライバ、BIOSなどが古いと速度が制限されることがあります。メーカー公式サイトから更新しましょう。
SSDの劣化・障害
SSDは静かで高速なストレージですが、使い続けるうちに内部の記憶チップ(NANDフラッシュメモリ)が劣化し、読み書きが不安定になることがあります。不良セクタと呼ばれる壊れた領域ができると、データの保存や読み出しに時間がかかるようになります。
こうした症状を放置すると、ある日突然パソコンが起動しなくなったり、大切なファイルにアクセスできなくなる可能性があります。少しでも異常を感じたら早めにバックアップを取り、必要に応じてデータ復旧の専門業者に相談することが重要です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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外付けSSDの書き込みが遅いときの対処法
書き込み速度の低下は、接続方式やPC側の設定、発熱、空き容量不足など複数の原因が複合的に影響している場合が多くあります。以下では、基本から応用までの対処法を順に紹介します。
- 高速インターフェースを利用する
- 高品質なケーブルでPCに直挿しする
- SSDの空き容量を確保する
- 発熱対策・冷却環境を整える
- 大容量書き込みは分割転送にする
- PCの電源プランとドライバを見直す
- 専門業者に相談する
高速インターフェースを利用する
USB2.0や旧規格ではSSDの性能を活かせません。USB3.1 Gen2やThunderbolt 3/4など、SSDとPC双方が対応しているインターフェースを使用しましょう。
高速インターフェースに切り替える手順
- パソコンのUSBポートのラベルや仕様を確認(青またはSS表記が目安)
- 可能であればUSB3.2 Gen2以上またはThunderboltに接続
- 接続後に速度が改善されるか確認
高品質なケーブルでPCに直挿しする
USBケーブルの劣化やUSBハブ経由の接続は、大幅な速度低下を引き起こすことがあります。できるだけ短くて品質の良いケーブルを使い、PC本体へ直接接続しましょう。
接続の見直し手順
- 使用中のケーブルを新しい高品質なものに交換
- ハブや延長ケーブルを使用せずPC本体へ直接接続
- 端子部分の汚れや緩みも確認して清掃
SSDの空き容量を確保する
SSDは90%以上使用されていると書き込み性能が急激に低下します。定期的に容量を確認し、不要なデータを削除しましょう。
空き容量の確保手順
- 「プロパティ」→「ディスクのクリーンアップ」などで不要ファイルを削除
- 使用率が85%を超えている場合は別ストレージへの退避も検討
- 空き容量が10〜20%以上になるよう保つ
発熱対策・冷却環境を整える
SSDの温度が高くなるとサーマルスロットリングにより自動的に速度が落ちます。通気性のよい場所での使用、冷却ファンやヒートシンクの導入を検討してください。
発熱対策の実施手順
- SSD周囲の空気の流れを確保(机下収納など避ける)
- ヒートシンク付きケースを使用、またはUSB扇風機を当てる
- 夏場や高負荷作業時は特に冷却対策を強化
大容量書き込みは分割転送にする
SSD内部キャッシュが枯渇すると転送速度が一時的に激減します。大量データは数回に分けて書き込み、休憩時間を挟むことでキャッシュ回復を促進できます。
分割転送の工夫
- 10GB以上の転送時は、ファイルを数回に分けて書き込む
- 各転送の間に1〜2分の間隔を置いてキャッシュ回復を待つ
- TRIMが有効か確認し、SSDが自己最適化できるようにする
PCの電源プランとドライバを見直す
省電力モードではUSBポートの電圧や転送性能が制限されることがあります。「高パフォーマンス」に設定し、ドライバやファームウェアも最新化してください。
設定見直しの手順
- [コントロールパネル] → [電源オプション] → [高パフォーマンス]を選択
- デバイスマネージャーで「USBコントローラ」や「ディスクドライブ」を確認
- ドライバ更新 → [プロパティ] → [ドライバー] → [ドライバーの更新]
専門業者に相談する
設定や対策を行っても速度が改善しない、頻繁にアクセスが止まる、ファイルが破損する、SSDが認識されない――といった症状がある場合は、SSD本体の障害が進行している可能性があります。 こうした場合、自己診断や修復を続けると障害が悪化し、データが完全に失われるリスクもあります。
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まとめ
外付けSSDの書き込みが遅くなる原因は、接続環境から内部仕様、発熱、PC設定まで多岐にわたります。まずは接続方式や空き容量、発熱の有無を確認し、順に改善していくことで多くの問題は解消可能です。
それでも改善せず、速度低下が頻発する・認識しないなどの異常がある場合は、SSDの障害が進行している可能性もあります。重要なデータを守るために、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。当サイトで紹介する業者は、初期診断無料・成果報酬制で安心です。