
「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しておらず…」と表示されたときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「ファイル形式と拡張子が一致しません」――ExcelやWord、画像などを開こうとしたときに突然こんなエラーが表示されて、不安になっていませんか?
- ファイルを開こうとするとエラーメッセージが出る
- 拡張子を変更しても開けず中身が見られない
- 他のパソコンでも同じエラーが表示される
こうした症状は、ファイルの破損よりも拡張子や関連設定の不整合が原因であることが少なくありません。
本記事では、このエラーの正体と安全にファイルを開くための対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。万一データの破損が疑われる場合には、復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
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「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しておらず…」の主な原因
このエラーは、Microsoft Officeなどのソフトでよく表示されるメッセージです。注目すべき点は「ファイルが破損しておらず」という一文。つまり、ファイルの中身自体には問題がない可能性があるということです。
では、なぜこのようなエラーが出てしまうのでしょうか?代表的な原因を以下にまとめました。
「ファイル形式と拡張子が一致しない」原因
拡張子の手動変更による不一致
最もよくあるのがこのケースです。たとえば「.xlsx(Excelファイル)」を「.csv」などに手動で変更した場合、中身の構造と拡張子の種類が一致しなくなり、ソフト側が「このファイルは本当に.xlsxなのか?」と判断して警告を出します。
ファイル形式変換時のトラブル
ファイルを別形式に変換する際に、専用ソフトを使わずに単純に拡張子だけを変えてしまうと、見た目だけ変わって中身はそのままという状態になります。この場合も、ソフトは拡張子と内容が一致しないと判断してエラーを出します。
ソフトのバージョンや互換性の問題
古いバージョンのOfficeや、他社製ソフトを使って保存したファイルを開こうとした際にも、内部構造の違いが原因でエラーになることがあります。特にExcelやWordのファイルで発生しやすい現象です。
ダウンロードや保存時の誤操作
ファイルをインターネット経由でダウンロードしたり、メール添付から保存した際に、拡張子が自動的に書き換わってしまうことがあります。この場合も、開こうとすると「拡張子と中身が一致していない」と判断されてしまいます。
ストレージデバイスの物理障害
このエラーは、拡張子の設定ミスや保存時の不具合で出ることもありますが、実際にはファイルの中身が壊れていたり、保存先のストレージに異常があるケースも少なくありません。
特に、複数のファイルで同様のエラーが出る場合は、HDDやSSDなどに物理的な障害が起きている可能性が高くなります。不具合があるストレージでは、データの一部が読み取れず、形式不一致として扱われることがあります。
そのまま放置すると、他のファイルまで影響を受けるリスクがあるため、早めにバックアップを取るか、専門のデータ復旧業者に相談することを検討しましょう。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
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エラーを解消するための具体的な対処法
ここからは、「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しておらず…」というエラーが表示された場合の解決手順をご紹介します。大切なのは、ファイルを無理に開かず、一つずつ原因を潰していくことです。
「ファイル形式と拡張子が一致しない」エラーの対処法
拡張子を正しい形式に修正する
ファイルの見た目上の名前(拡張子)が正しいかを確認します。中身に合っていない場合は、適切な拡張子に戻すだけで開けることがあります。
拡張子の修正手順
- エクスプローラーを開きます。
- 表示タブから「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。
- ファイルの拡張子が正しいか確認します。
- 本来の拡張子(例:Excelなら.xlsx)に書き換えます。
- ソフトで開けるか確認します。
対応ソフトで開き直す・再変換する
ソフトによっては、拡張子が違っていても中身を解析して開けるものがあります。開けた場合は、そのソフトで正しい形式に再保存しましょう。
再変換の手順
- LibreOfficeやGoogleドキュメントなど、他のソフトで開いてみます。
- 開けた場合は、「名前を付けて保存」で本来の形式で保存します。
- 保存し直したファイルを再度開いて確認します。
Officeソフトを最新版にアップデートする
ソフトが古いバージョンの場合、最新のファイル形式に対応していないことがあります。アップデートすることで互換性が向上し、エラーが解消されることがあります。
Officeの更新手順
- Microsoft Officeの更新情報を確認します。
- Officeアプリ内の「アカウント」→「更新オプション」からアップデートを実行します。
- 更新完了後に再度ファイルを開いて確認します。
元のファイルを再取得する
拡張子のズレや中身の不整合があるファイルは、変換や転送時に不完全になっていることがあります。元のデータを再取得できる環境があるなら、最も安全な方法です。
再取得手順
- ファイルの送信元・保存元を確認します。
- 再度ダウンロードまたは送信してもらいます。
- 改めて開いてみてエラーが出ないか確認します。
専門業者に相談する
どうしても開けない、内容が重要で復旧が必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談するのが最も安全です。無理にソフトで開こうとすると、ファイル構造が破損してしまう可能性もあるため注意が必要です。
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まとめ
「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しておらず…」というエラーは、手動で拡張子を変更したり、ファイル変換の不具合、使用ソフトの非対応などが原因でよく起こります。
ただし、いくつかの対処法を試しても改善しない場合は、保存先のHDDやSSDなどに異常がある可能性も考えられます。ストレージにセクタエラーなどの物理的な障害があると、ファイルは壊れていなくても正しく読み込めなくなることがあります。
このような状態で無理に操作を続けると、かえってデータが失われるリスクが高まります。大切なデータが含まれている場合は、早めに専門業者へ相談するのが安心です。
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