
HDDを完全フォーマットする方法|Windowsとコマンドの安全な手順

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「古いHDDを処分したいけれど、データは本当に消えるの?」と不安に感じていませんか?
・個人情報や業務データを安全に消去したい
・譲渡や売却の前に中身をきれいに消したい
・ゴミ箱からの削除や通常のフォーマットでは不安が残る
こうしたケースでは、復旧が困難なレベルでデータを消去する「完全フォーマット」が有効です。これは全データ領域にゼロを書き込む消去方法で、高い安全性を実現します。
本記事では、Windowsの標準機能やコマンド操作を使った完全フォーマット手順を、わかりやすく丁寧に解説します。
操作を間違えると、大事なデータまで消してしまうことがあります。不安な場合や、すでに誤って消してしまったかもしれない方は、当サイト紹介の専門業者に無料相談してみるのもおすすめです。
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【データ消失】自己判断の落とし穴とは

HDDを完全フォーマットする方法と誤操作時の対処法
ここでは、HDDを安全に完全フォーマットする手順に加え、誤って実行してしまった際のリカバリー手順についても詳しく紹介します。用途や状況に応じて、正しい方法を選択してください。
HDDの完全フォーマット手順と対処法
エクスプローラーから完全フォーマットする
エクスプローラーから手軽に完全フォーマットが可能です。クイックフォーマットのチェックを外すことが重要なポイントです。
エクスプローラーでの完全フォーマット手順
- 「エクスプローラー」→「このPC」を開く
- 対象HDDを右クリックし、「フォーマット」を選択
- 「クイックフォーマット」のチェックを外す
- ファイルシステムを選択し、「開始」
- 完了まで待機
ディスクの管理から完全フォーマットする
Windowsの管理ツール「ディスクの管理」でも完全フォーマットが可能です。ボリュームやディスク名を間違えないよう注意してください。
ディスクの管理での完全フォーマット手順
- 「スタート」を右クリックし、「ディスクの管理」を選択
- フォーマット対象のディスクを右クリック
- 「フォーマット」→「クイックフォーマット」のチェックを外す
- ファイルシステムとボリュームラベルを設定し、「OK」
コマンドプロンプト(diskpart)で完全消去する
diskpartの「clean all」コマンドを使うと、全セクタをゼロで上書きするため、復旧は極めて困難になります。データを残したい場合は使用を避けてください。
diskpartでの完全消去手順
- コマンドプロンプトを「管理者として実行」
- 「diskpart」と入力しEnter
- 「list disk」で対象ディスクの番号を確認
- 「select disk X」(Xは対象ディスク番号)
- 「clean all」を入力し実行
誤ってフォーマットした場合の対処法
誤ってクイックフォーマットや完全フォーマットをしてしまった場合でも、データ復旧の可能性があるケースがあります。特に「clean all」ではない限り、上書きが少ない段階であれば、復旧ソフトや業者による対応で復元できることもあります。
誤フォーマット後の対処手順
- 直ちに使用を停止し、HDDの電源を切る
- 新しいデータを書き込まない(上書き防止)
- 信頼できるデータ復旧ソフトを使用してスキャン
- 復元可能なデータを外部ストレージに保存
- 復旧が難しい場合は専門業者に相談
専門業者に相談する
完全フォーマットやdiskpartでの「clean all」後の復旧は極めて難しくなりますが、復旧希望のデータがある場合は一度専門業者に相談することをおすすめします。当サイトで紹介している業者は無料の初期診断や復旧可否の相談が可能で、相談だけでも価値があります。
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まとめ
HDDの完全フォーマットは、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。確実にデータを消したいときには有効ですが、操作ミスや確認不足で重要なデータを消してしまうこともあります。十分に注意し、正しい手順で行うことが重要です。
自力対応が不安な方や、誤ってフォーマットしてしまった方、または確実にデータを消去したい方は、まず専門業者に相談しましょう。当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「どうしたらいいか分からない」だけでも相談OK。冷静な行動が、データを守る第一歩です。