
LinkStationの警告音が鳴ったときにやるべきこと|原因別の正しい対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「LinkStationから突然“ピーッ”と警告音が…これって故障?」と焦っていませんか?
- 電源を入れると長音のビープ音が鳴り続ける
- 「ピッピッピッ」と断続的に警告音が鳴る
- 操作中に突然NAS本体から異音が発生する
このようなビープ音は、LinkStationが内部異常やディスク障害を検知したサインです。音の種類によって、トラブルの原因や対応の緊急度が変わるため注意が必要です。
本記事では、警告音のパターン別に、原因と正しい対処法を初心者にもわかりやすく解説しています。
対処に不安がある方は、NASに対応した専門業者へ無料で相談できるサービスの活用もご検討ください。
この記事の目次はこちら
LinkStationが警告音を発する主な原因とは?
LinkStationから発せられる警告音には、それぞれ異なる意味があります。NASが発する音の種類とその背景を知ることで、状況の緊急性を正確に判断し、落ち着いた対応が可能になります。
原因 | 説明 |
---|---|
HDD障害 | 「ピー」と鳴る長音は、HDDの物理障害や読み書きエラーなど、重大な障害の可能性があります。 |
システム基板の故障 | NAS内部の基板やコントローラ不良により、正常な起動ができずエラー音が発せられることがあります。 |
RAID構成の破損 | RAID構成の不整合や崩壊によって、ディスク認識が不安定になりエラーが出る場合があります。 |
容量不足 | ディスク容量が限界に達すると、NASが断続音で警告し、保存や動作に支障が出ることがあります。 |
UPS設定エラー | 無停電電源装置(UPS)との連携設定ミスによって、NASが異常検知して警告音を出すことがあります。 |
エラーコード表示 | 「E00」「E07」などのコードはハード的な異常を示し、深刻な障害である可能性が高いです。 |
LinkStationが警告音を発する場合、最も注意すべきはHDDの物理障害です。HDD内部の磁気ヘッドやプラッタなどに問題が起きると、データが読み込めなくなるだけでなく、通電を続けることで障害が悪化する可能性もあります。加えて、RAID構成がある場合は1台の故障が全体の崩壊につながることもあるため、自己判断の対応には注意が必要です。
こうした障害が疑われるときは、無理な再起動やHDD交換はかえって危険です。操作を止め、データ復旧の専門業者に相談することで、データを安全に取り出せる可能性が高まります。LinkStationの仕組みや障害内容に精通したプロに任せることが、最も確実で安全な対応です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

RAIDやNASに不具合が起きたとき、「とりあえず再起動」や「HDDの交換」を試す方も多いと思います。
しかし、こうした操作が障害を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうケースもあります。
特にRAID構成では、安易な再構築や通電の繰り返しにより、データが上書きされたり構造が壊れてしまうことがあります。
以下のような不安がある方は、作業を止めて、専門家による診断を受けることをおすすめします。
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LinkStationの警告音が鳴ったときの正しい対処法
警告音が鳴った場合は、原因を見極めながら一つずつ手順を追って対応していくことが大切です。特にHDD障害が疑われる場合は、無理な操作を避け、専門業者への相談も視野に入れて進めましょう。
- 警告音の種類と発生タイミングを確認する
- NAS管理画面で状態を確認する
- アクセス可能ならすぐにバックアップを取る
- 容量不足や設定エラーを解消する
- エラーコードが出ている場合の対応方法
- 専門業者に相談する
警告音の種類と発生タイミングを確認する
ビープ音の種類や回数はトラブルの種類を判断する重要な手がかりです。長音か断続音か、鳴り始めたタイミングがいつかをメモしておきましょう。
音の種類とタイミングを記録する手順
- 音の種類(連続音、断続音など)を確認し記録する
- 鳴り始めた操作や状況(電源投入、中断後など)を思い出す
- LinkStation本体のLED表示や管理画面上のメッセージを確認する
NAS管理画面で状態を確認する
LinkStationの管理画面にログインすることで、エラー内容やディスクの状態を把握できます。特に「ストレージ」や「システム情報」の項目を重点的に確認してください。
管理画面で状態を確認する手順
- ブラウザでLinkStationのIPアドレスにアクセスし、管理画面にログイン
- 「ディスク情報」や「システムステータス」の項目を開く
- 異常のあるディスクや表示されているエラー内容を確認
- エラーコードなどがあればスクリーンショットやメモを残す
アクセス可能ならすぐにバックアップを取る
HDDが完全に故障する前に、アクセスできる状態であればできるだけ早くバックアップを取得しましょう。データが消える前の対応が鍵になります。
バックアップ手順
- 管理画面または共有フォルダから重要なデータにアクセス
- 外付けHDDや別のNASへデータをコピー
- コピー中もエラーが出ないか定期的に確認
- 可能であれば複数の場所に保管
容量不足や設定エラーを解消する
容量不足やUPS設定エラーなどの軽微な異常であれば、設定の見直しや不要ファイルの整理で改善できます。断続音の場合は特に有効です。
設定エラーの解消手順
- 管理画面の「ディスク使用量」で空き容量を確認
- 使用率が90%以上なら不要なデータを削除
- 「システム」→「UPS設定」を開き、連携を見直す
- 設定変更後にNASを再起動し、警告音が止まるか確認
エラーコードが出ている場合の対応方法
【データ消失リスクあり】エラーコード「E00」「E07」などが表示された場合は、自己判断によるリビルドや再起動でトラブルが悪化する恐れがあります。専門業者への相談を強くおすすめします。
エラーコード対応手順
- 表示されているエラーコードをマニュアルまたはメーカーサイトで確認
- 無理な操作は控え、LinkStationの電源をOFFにする
- ディスクの順番や状態を記録して保存
- 専門業者への相談を検討する
専門業者に相談する
LinkStationの警告音が止まらない、エラーコードが出る、データにアクセスできないなどの場合は、自己流の復旧は非常に危険です。当サイトでおすすめするデータ復旧業者は24時間365日対応・初期診断および見積もりが無料なので、まずは無料相談からスタートすることを強くおすすめします。
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まとめ
LinkStationが警告音を発した場合、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。ビープ音は重大な障害のサインであることが多いため、焦らずに状態を把握し、段階的に対処することが大切です。
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