MacでZIPファイルが開かないときの原因と安全な対処法
【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
MacでZIPファイルが開けずに困っていませんか？
- ZIPを開こうとすると「cpgz」形式で無限ループ
- 展開後のファイルが空っぽまたは破損している
- パスワード付きZIPが解凍できない
こうした現象は、ファイルの破損や互換性の問題など、複数の原因が考えられます。
本記事では、それぞれの原因を丁寧に分けて対処方法を解説しています。
大切なデータが含まれているZIPファイルの場合は、当サイトおすすめの無料相談可能な専門業者も検討してみてください。
MacでZIPファイルが開けない主な原因
ZIPファイルがMacで開けない原因は、ファイルの性質や環境設定、OSとの互換性など多岐に渡ります。以下に代表的な原因をまとめました。
- ファイルの破損
- パスワード付きZIPや暗号化形式の非対応
- WindowsとMac間の互換性問題
- ZIP形式が非標準
- ファイル容量やシステムリソースの問題
- ファイル名やパスに問題
- macOSや解凍ソフトの不具合・バグ
ファイルの破損
ZIPファイルが完全にダウンロード・転送されていなかった場合、解凍に失敗します。ネットワークの不安定さや中断が原因でファイルが壊れている可能性があります。
パスワード付きZIPや暗号化形式の非対応
Macの標準アーカイブユーティリティは、一部のパスワード付きZIPやAES暗号化ZIPに対応していません。この場合、他の解凍ソフトが必要です。
WindowsとMac間の互換性問題
Windowsで作成されたZIPがMacで正しく解凍できないことがあります。特にcpgzファイルになる現象や、ファイル名の文字化けなどは互換性の問題です。
ZIP形式が非標準
拡張子が「.zip」でも実際はRAR形式や、独自の圧縮方式が使われていることがあり、Mac標準では対応できません。
ファイル容量やシステムリソースの問題
ZIPファイルの容量が大きすぎる場合、解凍に必要な空き領域やメモリが不足し、失敗することがあります。
ファイル名やパスに問題
日本語や記号、濁点などがファイル名や保存パスに含まれていると、Macでは文字コードの違いから解凍時にエラーが起こることがあります。
macOSや解凍ソフトの不具合・バグ
OSのアップデート直後や、特定バージョンのバグにより、ZIPファイルが展開できないこともあります。この場合はソフトの再インストールやアップデートが必要です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは
パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
- 2011年1月以降、累計46万件以上の相談対応実績
- 実際に扱ってきた障害事例は15,000件以上
- 24時間365日初期診断・見積もりはすべて無料
失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
MacでZIPファイルを正しく開くための対処法
ZIPファイルが開けない場合でも、原因に合わせた対処法をとることで解決できるケースがほとんどです。以下に安全な対応手順を紹介します。
- ファイルを再ダウンロード・再取得する
- サードパーティ製の解凍ソフトを使う
- ファイル名・パスを変更する
- パスワード対応ソフトで解凍する
- ストレージ空き容量を確認する
- macOSを最新版にアップデートする
- 他のPCやOSで解凍を試す
- 専門業者に相談する
ファイルを再ダウンロード・再取得する
ZIPファイルが破損している場合、安定したインターネット環境で再ダウンロードすることで正常に解凍できる可能性があります。
- ファイル配布元にアクセスし、再度ダウンロードを実行
- 通信が安定している回線（有線LAN推奨）を使用
- ダウンロード後にZIPファイルを再び開く
サードパーティ製の解凍ソフトを使う
「The Unarchiver」や「Keka」などのソフトは多くの圧縮形式に対応しており、Mac標準ツールで開けないZIPでも展開可能です。
- App Storeまたは公式サイトから解凍ソフトをダウンロード
- インストール後、ZIPファイルをそのソフトで開く
- エラーが解消されるかを確認
ファイル名・パスを変更する
特殊な記号や日本語が含まれるファイル名は、解凍時に不具合を起こす場合があります。英数字にリネームしましょう。
- ZIPファイルを選択し、右クリック→「名前を変更」
- 英数字とアンダースコア等で構成された簡潔な名前にする
- 再度ZIPファイルを開いて解凍できるか確認
パスワード対応ソフトで解凍する
パスワード付きZIPを開くには、対応した解凍ソフトが必要です。「The Unarchiver」などが有効です。
パスワードZIPの解凍手順
- The Unarchiverをインストール
- ZIPファイルを右クリックし、「このアプリで開く」を選択
- パスワードを入力し、解凍を実行
ストレージ空き容量を確認する
大容量ZIPを解凍するには、その2〜3倍の空き容量が必要です。十分な空きがないとエラーになります。
- Finderから[Macintosh HD]を選択
- 「⌘ + I」で情報を表示し、空き容量を確認
- 不要なファイルを削除して再度試す
macOSを最新版にアップデートする
一部のmacOSバージョンにはZIP解凍に関する不具合があるため、最新状態へのアップデートが効果的です。
- [システム設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]を開く
- 表示された更新があればインストール
- 再起動後にZIPファイルを再度開いてみる
他のPCやOSで解凍を試す
Windowsや別のMacでZIPファイルを開いてみることで、問題の原因がMac側かファイル側かを切り分けできます。
- ZIPファイルをUSBメモリなどで別PCに移動
- Windowsや別Macで解凍を試みる
- 解凍成功した場合は、Mac環境の問題と判断
専門業者に相談する
大切なファイルを含むZIPが壊れている、またはどうしても開けない場合は、無理な操作で状態を悪化させる前に専門業者に相談してください。当サイトで紹介するデータ復旧業者は、破損ZIPの修復やデータ抽出に対応しており、初期診断無料・成功報酬制の安心サービスです。
おすすめのデータ復旧業者
データ復旧業者を選ぶ際、最も重要なのは「復旧技術」、つまり復旧率の高さです。全国には100社以上の業者が存在しますが、その技術力には大きな差があります。
そこで編集部が厳選した、特におすすめのデータ復旧サービスが デジタルデータリカバリー です。技術力で選ぶなら、迷わずこちらを検討してください。
データ復旧業界の老舗！ 14年連続国内売上No.1を誇る「デジタルデータリカバリー」
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破！
復旧率の最高値は驚異の91.5％！ 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
| データ復旧率 | データ復旧率最高値91.5％(※1) |
| 対応製品、メディア | NAS/サーバー等のRAID機器ハードディスクパソコンSSDレコーダーUSBメモリSDカード・MSDカード・SFカードビデオカメラスマートフォンなど 記憶メディア全般 |
| 完全成果報酬型 | 成果報酬制 |
| 受付時間 | 24時間365日受付可能 |
| スピード対応 | 〇（依頼の約8割を48時間以内に完了） |
| 無料見積もり | 〇 |
| 無料診断 | 〇 |
| 店舗持ち込み | 〇 |
| セキュリティ | 〇（ISO27001・Pマーク取得） |
| 初期診断 | 最短5分 |
| 復旧 | 最短15分・依頼の約8割を48時間以内に完了 |
データ復旧専門業者14年連続国内売り上げNo.1！ これまでの相談実績は46万件超
デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に創業以来、データ復旧業界の第一線を走る老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータ復旧を行うデータリカバリー事業では、累計46万件超のインシデント対応をした実績を誇ります（※）。
※対象期間：2011年1月1日以降
これまでTOYOTAやNTTデータなどの大手企業をはじめ官公庁や大学、病院など、さまざまな業界・規模の企業がサービスを利用しています。
セキュリティ対策や秘密保持契約（NDA）の締結などの対応がしっかりしている点も、利用の決め手となっているようです。一発勝負であるといわれるデータ復旧において、実績を重視したい方におすすめです。
復旧率の最高値は驚異の91.5％！ 国内最大級のデータ復旧ラボと確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
デジタルデータソリューション株式会社では、「難易度の高いサーバー復旧を得意とするRAID・サーバー緊急対応チーム」や「物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム」など、症状や強みごとに専門チームを組成しています。
また、国内最大級のデータ復旧ラボには、国内外から取りそろえた復旧の設備が300以上あり、年代ごとに異なる互換性にも対応することが可能です。豊富な知識や確かな技術力、設備環境によって成功率を高めており、復旧率の最高値はなんと91.5％を誇ります（※）。
※一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）
他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破！ 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
24時間365日、相談や初期診断、見積もり対応をしているので「機器が壊れてしまった」「データが消えた」といった急を要する事態にも柔軟に対応できます。法人であれば、全国出張診断が無料で依頼できます。お問い合わせフォームからご相談ください。
こんな方におすすめ
- 確実にデータを復旧したい方
- なるべく早くデータを復旧してもらいたい方
- セキュリティ対策がしっかりしている業者に相談したい方
| おすすめデータ復旧業者 | デジタルデータリカバリー |
| URL | https://www.ino-inc.com/ |
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破！
復旧率の最高値は驚異の91.5％！ 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
まとめ
MacでZIPファイルが開かない原因は多岐に渡りますが、正しい手順で対応すればほとんどのケースは解決可能です。ただし、大切なデータが含まれている場合は自己対応のリスクもあるため注意が必要です。
当サイトでは、破損ZIPファイルの復旧にも対応する専門業者をご紹介しています。初期診断無料・24時間対応で、ファイルの中身を守りながら対応してくれます。無理な操作をする前に、まずは気軽に無料相談をご活用ください。
