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SFA JOURNAL by ネクストSFA

NASへのアクセスが遅い?原因と具体的な対処法を解説

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

  • NASにアクセスしようとすると異常に遅い
  • ファイルを開くまでに数分かかる
  • 転送速度が不安定で作業が中断される

このような症状に心当たりがある場合、NAS本体やネットワーク環境、あるいは内蔵HDDに何らかの異常が発生している可能性があります。

放置すれば、業務効率が大幅に低下したり、大切なデータが破損・消失するリスクも否定できません。

本記事では、NASのアクセスが遅くなる代表的な原因と、それぞれの状態に応じた正しい対処法を、専門的な視点でわかりやすくご紹介します。

NASの速度が低下する原因

NASの速度が低下する原因は、一つに限らず複数の要因が重なっていることも少なくありません。まずは、どの部分に問題があるかを明確にすることが大切です。

  1. ネットワーク環境の問題
  2. ストレージ容量の不足
  3. パソコンやNASの設定不備
  4. 同時アクセスや大容量転送
  5. NAS本体やストレージの劣化・障害

ネットワーク環境の問題

無線LANで接続している場合、電波干渉や帯域不足により速度が低下することがあります。LANケーブルやルーター、スイッチングハブの劣化や性能不足も影響します。また、IPアドレスの重複や誤設定により通信遅延が発生するケースもあります。

ストレージ容量の不足

NASのHDDやSSDの空き容量が極端に少なくなると、書き込み処理が遅延し、アクセス全体の速度が低下します。特にデータが断片化されていると、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

パソコンやNASの設定不備

ジャンボフレームやRAID構成の設定が用途に合っていない場合や、WindowsのSMB署名設定などのセキュリティ設定が影響しているケースもあります。ネットワーク設定が最適化されていないことで通信効率が落ちることもあります。

同時アクセスや大容量転送

複数人が同時にNASへアクセスしたり、非常に大きなファイルを転送した場合、NAS本体に負荷がかかり、レスポンスが遅くなる傾向があります。

NAS本体やストレージの劣化・障害

HDDの経年劣化、メモリの不具合、ファームウェアの不整合など、NAS自体のハードウェアトラブルが原因で速度が著しく低下することがあります。

こうした原因を正確に特定することで、より的確に対処することが可能になります。しかし、対応が遅れるとシステム全体に不具合が広がり、最悪の場合はデータにアクセスできなくなる恐れもあります。

そのため、異常を感じた段階で早期に診断を受けることが重要です。専門的な設備と知識があれば、問題を迅速に特定し、データ消失のリスクを最小限に抑えることができます。

【データ消失】自己判断の落とし穴とは

RAIDやNASに不具合が起きたとき、「とりあえず再起動」や「HDDの交換」を試す方も多いと思います。
しかし、こうした操作が障害を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうケースもあります。

特にRAID構成では、安易な再構築や通電の繰り返しにより、データが上書きされたり構造が壊れてしまうことがあります。

以下のような不安がある方は、作業を止めて、専門家による診断を受けることをおすすめします。

  • 絶対に消えては困る業務データがある
  • RAIDやNASに関する知識があまりない
  • 「再構築しますか」と表示されて不安になっている

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NASアクセスが遅いときの対処法

NASアクセスが遅い場合、闇雲に設定を変えるのではなく、ネットワーク→容量→設定→ハードウェアの順に段階的に確認していくのが効果的です。

  1. ネットワーク環境の見直し手順
  2. ストレージ容量の確保方法
  3. 設定の最適化とチューニング
  4. 同時利用時の負荷軽減策
  5. ハードウェアメンテナンス手順

ネットワーク環境の見直し手順

NASとパソコンの接続方法を見直すことで、通信速度が改善される可能性があります。

  1. Wi-Fiではなく、有線LAN(ギガビット対応)で接続する
  2. LANケーブル・ルーター・ハブをカテゴリ6以上の高性能品に交換
  3. ネットワーク機器のファームウェアを最新に更新
  4. IPアドレスの重複がないか確認し、固定化する

ストレージ容量の確保方法

NAS内部の容量が圧迫されている場合、読み書きが遅くなるため、定期的な整理が必要です。

  1. 不要なファイルやバックアップ履歴を削除
  2. 外部ストレージへ古いデータを移動
  3. 必要に応じてHDDやSSDの増設・交換を実施

設定の最適化とチューニング

通信やRAID、OS側のネットワーク設定を最適化することで、転送速度が改善されることがあります。

  1. ジャンボフレーム設定をNAS・PC両方で調整
  2. RAID構成が用途に合っているか確認
  3. WindowsのSMB署名を無効にして速度改善を試す
  4. NASの省電力設定を見直し、スリープを無効にする

同時利用時の負荷軽減策

アクセスが集中するタイミングを調整し、NASの処理負荷を軽減することで速度低下を防げます。

  1. ファイルの一括転送を避け、分割して送信
  2. 業務時間中は大容量データの移動を控える
  3. 同時アクセスを制限するため、共有ルールを策定

ハードウェアメンテナンス手順

NASのハードウェアに劣化が見られる場合、メンテナンスや部品交換が必要です。

  1. NASファームウェアやソフトウェアを最新版に更新
  2. HDDやメモリのS.M.A.R.T.情報を確認
  3. 異常があれば該当パーツを交換または専門業者に依頼

NASのアクセス遅延が改善しない場合や、重要なデータへの影響が懸念される場合は、自己対処を避けて専門業者にご相談ください。

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まとめ

NASへのアクセスが遅いときは、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。

本記事で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。

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