更新日:2025/07/03

PDFファイルが開けない?破損の原因と正しい修復方法を解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
突然、PDFファイルが開けなくなった…。
- 開こうとすると「ファイルが破損しています」と表示される
- 「このファイルは開けません」とエラーが出る
- 文字化けやページが真っ白になる
このような症状が見られたとき、PDFファイルはすでに破損している可能性が高く、大切な契約書や資料にアクセスできなくなる恐れがあります。誤った操作をすると、修復できるはずだったファイルが完全に失われてしまう危険もあるため、慎重な対応が求められます。
本記事では、PDFファイルが破損してしまう主な原因を明らかにしたうえで、状況に応じた正しい修復方法をわかりやすく解説しています。
「どうしても中身を取り出したい」「急ぎで必要なのにどうすればいいかわからない」──そんなときは、まずは無料で診断してくれる専門業者への相談も検討しておきましょう。
この記事の目次はこちら
PDFファイルが破損する主な原因
PDFファイルが破損する主な原因は次の通りです。
PDFファイルが破損する原因は多岐にわたり、日常的な操作の中でも十分に起こり得ます。以下に代表的な原因を示し、それぞれが引き起こすトラブルについて解説します。
保存・転送時のエラー
PDFファイルをメールで送信したり、クラウドからダウンロードする際に通信が不安定だった場合、ファイルが途中で切れて保存されることがあります。この状態のPDFは不完全であり、開こうとするとエラーが出ることがあります。
ストレージやハードウェアの障害
HDDやUSBメモリ、SDカードなどの保存メディアが故障していると、PDFファイルも破損する可能性があります。また、突然のシャットダウンや空き容量不足などもファイル損傷の原因になります。
こうしたファイル破損は、自力での修復が難しいケースがほとんどです。無理に開こうとしたり、フリーソフトを使って復旧を試みたりすると、かえって状態を悪化させてしまうおそれがあります。大切なデータを守るためには、データ復旧業者で専門的な診断と復旧作業を受けることをおすすめします。
ソフトウェアの不具合・互換性問題
古いPDF閲覧ソフトや、対応していないPDF編集ツールを使用すると、ファイルが正常に保存されず、次回開くときに破損エラーになることがあります。また、作成ソフトと閲覧ソフトの互換性が低いと表示できない場合もあります。
ウイルス・マルウェア感染
PCがマルウェアやウイルスに感染していると、PDFファイルが勝手に書き換えられたり、破損する可能性があります。特に企業ネットワークでは感染が連鎖し、複数のファイルが同時に損傷するケースもあります。
これらの問題を放置すると、重要な情報へのアクセスが完全に失われる恐れがあります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは
パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
破損したPDFファイルの修復方法
破損したPDFファイルの修復方法は次の通りです。
- 他のPDFリーダーで開いてみる
- PDFファイルを再ダウンロード・再取得する
- Adobe Acrobatの修復機能を利用する
- 専用のPDF修復ツール・オンラインサービスを使う
- データ復旧の専門業者に依頼する
PDFファイルの破損状況によって、修復に必要な手段が異なります。まずは基本的な確認を行い、それでも解決しない場合は専用ツールや専門業者の利用を検討。
他のPDFリーダーで開いてみる
破損に見えるPDFでも、実際には使用している閲覧ソフトとの相性が原因であることもあります。まずは他のPDFリーダー(例:Adobe Acrobat Reader、Foxit Readerなど)で開いてみてください。破損に見えるPDFでも、実際には使用している閲覧ソフトとの相性が原因であることもあります。まずは他のPDFリーダー(例:Adobe Acrobat Reader、Foxit Readerなど)で開いてみてください。
PDFを別ソフトで開く手順は次の通りです。
- PDFファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択
- Adobe Acrobat Readerなど別のソフトを指定
- 開けるかどうかを確認
PDFファイルを再ダウンロード・再取得する
ファイル転送時のエラーが疑われる場合は、PDFを送信した相手に再送依頼する、または配布元のサイトから再度ダウンロードしましょう。
PDFファイルを再ダウンロード・再取得する手順は次の通りです。
- 元の送信者や提供元に連絡
- PDFファイルの再送依頼、または再ダウンロード
- 新しいファイルで開けるか確認
Adobe Acrobatの修復機能を利用する
Adobe Acrobatには、一部の破損ファイルを自動で修復する機能があります。開こうとした際にエラーメッセージが出た場合、「修復を試みますか?」と表示されることがあり、そのまま「はい」を選ぶことで修復される場合があります。
AcrobatでPDFを修復する手順は次の通りです。
- Adobe Acrobatで破損したPDFを開く
- エラーメッセージが出たら「はい」を選択
- 自動修復が完了するまで待機
専用のPDF修復ツール・オンラインサービスを使う
破損が深刻な場合は、専用の修復ツールを使用することでデータの一部または全体を復元できることがあります。ソフトとオンラインの両方で無料・有料の選択肢があります。
- 4DDiG File Repair
- PDF Repair Toolbox
- iLovePDF(オンライン)
- PDF2Go(オンライン)
- Repair PDF(バッチ処理対応)
オンライン・オフラインのPDF修復手順は次の通りです。
- 使用するツール(例:PDF2Goなど)にアクセス
- 修復したいPDFファイルをアップロード
- 「修復」ボタンをクリックして処理を開始
- 修復完了後、ファイルをダウンロードして開けるか確認
データ復旧の専門業者に依頼する
ウイルス感染やハードディスク障害によってPDFだけでなく、他のファイルも破損している場合は、個人での対応は困難です。専門業者による物理メディアの診断・復旧を検討すべきです。
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初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
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運営会社 | デジタルデータソリューション株式会社 |
URL | https://www.ino-inc.com/ |
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まとめ
PDFファイルは重要な契約書やレポートなどに使用されるため、破損すると業務や信頼に影響を及ぼす可能性があります。以下の対策を普段から意識しておきましょう。
・保存や転送は安定した通信・電源環境で行う
・大事なファイルは複数の場所にバックアップする
・PDF編集・閲覧は信頼性の高いソフトの最新版を使う
・ウイルス対策ソフトを導入してPCを保護する
PDFファイルの破損でお困りの方や、自力での対応が不安な方は、データ復旧業者の無料初期診断をご利用ください。