
レコーダーのデータが消えた?原因と対処法を解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
録音・録画機器のデータが突然消えてしまった──そんな予期せぬトラブルに見舞われた経験はありませんか?たとえば以下のような症状が見受けられます。
- レコーダーの電源が入らなくなった
- 録画データが勝手に消えていた
- SDカードやHDDが認識されない
これら症状が現れた場合、内部でデータ消失や記録媒体の故障が発生している可能性があります。もし適切な対応を取らずに操作を続けると、消えたデータは二度と取り戻せなくなる危険性もあるのです。
録音・録画レコーダーの種類(ICレコーダー/ボイスレコーダー/HDDレコーダーなど)によって、障害の原因や対応策は異なりますが、いずれも共通して「初動の早さ」が復旧率を左右します。
本記事では、レコーダーのデータ復元が必要になる代表的なケースと、それぞれに応じた正しい対処法をわかりやすく解説しています。
この記事の目次はこちら
レコーダーのデータが消失する原因
レコーダーのデータが消失する原因はさまざまです。機器やメディアの種類により異なりますが、以下のようなケースが多く見られます。
誤ってデータを削除した
レコーダーの操作ミスによって、大切な録画・録音データを削除してしまうことがあります。ゴミ箱機能がない機器では、削除と同時に復元が困難になることもあり、慎重な対応が必要です。誤削除後に上書き操作を行うと、復旧可能性が著しく低下するため注意が必要です。
初期化やフォーマットを実行した
レコーダーの設定変更やメディア管理の過程で、誤って初期化やフォーマットを実行してしまうケースがあります。フォーマット直後であれば復旧の見込みがありますが、使用を続けると上書きが進行し、データが完全に失われる危険性があります。
記録メディアや機器の故障
HDDやSDカードが物理的に損傷したり、ファイルシステムが破損した場合、データへのアクセスができなくなることがあります。落下や衝撃、水没などによる障害では、電源を入れ続けることで状態が悪化する可能性があるため、早めに使用を中止することが重要です。
特に物理的破損が疑われる場合、自己判断で通電や分解を行うと、記録面にさらなるダメージを与える危険があるため、データを安全に取り戻すには、データ復旧業者による専門的な診断を受けることをおすすめします。
上書きによるデータ消失
ドライブレコーダーや防犯カメラなど、上書き録画型の機器では、古いデータが自動的に消去される仕組みになっています。事故記録や重要な映像が不要な録画で上書きされないよう、異常発生時にはすぐに使用を中止し、記録メディアを取り出しましょう。
突然の電源断・システムエラー
録画中や保存中に電源が切れたり、ファームウェアの不具合によってデータが破損することもあります。特にICレコーダーやブルーレイレコーダーなどでは、エラー後の操作に注意が必要です。無理に操作を続けることで、復元が難しくなる恐れがあります。
上記のように、レコーダーのデータ消失は予期せぬタイミングで発生します。原因に心当たりがある場合でも、自己判断での復旧は状態を悪化させる可能性があるため、慎重な対応を行うことが大切です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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レコーダーのデータ復元対処法
レコーダーのデータが消えてしまった場合、まずは冷静に状況を確認し、適切な対処法を選ぶことが大切です。以下に、レコーダーの種類やトラブルの内容に応じた具体的な対処法を紹介します。
電源の再投入や再起動を行う
一時的な不具合でデータが表示されない場合は、電源の入れ直しや再起動によって状況が改善することがあります。
- レコーダーの電源を一度切る。
- コンセントやバッテリーを外し、数分待つ。
- 再び電源を入れて、保存データの表示を確認する。
ゴミ箱フォルダを確認する
一部のHDDレコーダーやICレコーダーには、削除したデータを一時的に保存する「ゴミ箱」機能が搭載されています。
- メニュー画面から「ゴミ箱」または「削除済み」フォルダを開く。
- 目的のデータが残っているか確認する。
- 復元できる場合は「元に戻す」操作を実行する。
新たな録画・録音を控える
誤削除やフォーマット後に新しいデータを記録すると、消えたデータが上書きされて復元不可能になる可能性が高まります。
- 削除や異常が発生した直後から、機器の使用を中止する。
- 記録メディア(HDDやSDカードなど)を取り外す。
- 上書きが発生しないよう保管し、専門業者に相談する。
データ復元ソフトを使用する
軽度の論理障害(誤削除や誤フォーマット)であれば、市販または無料のデータ復元ソフトを使用することで、データを取り戻せる場合があります。ただし、使用を誤ると復旧が不可能になる恐れがあるため、慎重に行ってください。
- PCに対象メディアを接続する(SDカードリーダー等を使用)。
- 信頼性のある復元ソフトをダウンロードしてインストールする。
- スキャンを実行し、復元可能なファイルを確認後、保存先を選んで復元する。
専門業者に依頼する
レコーダーの故障や上書き、復元ソフトでの復旧が難しい場合は、データ復旧専門業者への依頼が最も安全かつ確実な方法です。
- まずはWebまたは電話で無料相談・診断を申し込む。
- 故障した機器やメディアを発送または持ち込み。
- 診断結果と見積もりを確認後、復旧作業を依頼する。
レコーダーのデータ消失は突然発生しますが、原因に応じて適切な対応をとることで、復旧できる可能性は十分にあります。少しでも異常を感じたら、まずは専門業者に相談することをおすすめします。
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まとめ
レコーダーのデータが消えたとき、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。本記事で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。