更新日:2025/07/25

【2025年版】SDカードのフォーマット形式の違いと正しい選び方

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
SDカードのフォーマット形式について「どれを選べばいいのか分からない」とお困りではありませんか?
- 32GB以下か64GB以上かで形式が違うと聞いたけどよく分からない
- パソコンやスマホでSDカードが認識されない
- 間違った形式でフォーマットして大切なデータが消えたらどうしよう
こうした疑問や不安は、フォーマット形式と機器の互換性の理解不足から来ています。
本記事では、主要フォーマットの特徴と用途別の選び方を詳しく解説します。
形式変更時やトラブル時には、当サイトおすすめの専門業者への無料相談も活用可能です。
この記事の目次はこちら
SDカードの主なフォーマット形式と対応容量
SDカードは種類ごとに推奨されるファイルシステムが異なり、それぞれ対応容量や用途にも違いがあります。まずは基本の構成と特徴を把握しておきましょう。
FAT16(SD・2GB以下)
FAT16は、古いデジタル機器やカーナビ、レガシーなOSで多く採用されていたフォーマットです。現在では使われる機会は少なくなってきていますが、互換性が非常に高く、すべてのSD対応機器で動作する点が強みです。2GB以下のSDカードに適した形式です。
FAT32(SDHC・32GB以下)
FAT32は、2GB超〜32GBまでのSDHCカードで標準的に使用されている形式です。多くのカメラ・スマホ・PC・ゲーム機などで高い互換性があります。ただし、1つのファイルが最大4GBまでしか保存できない制限があります。動画や高解像度データを扱う場合は注意が必要です。
exFAT(SDXC・64GB以上)
exFATは、64GB以上の大容量SDカード(SDXCやSDUC)で標準とされるフォーマット形式です。4GB以上のファイルにも対応し、FAT32のような容量制限がありません。近年のPCやスマートフォン、4K対応カメラなどで広く利用されていますが、一部古い機器では非対応な場合があります。
誤ってフォーマットしてしまった
誤ってHDDやSSDを初期化してしまうと、ファイルシステムが再構築され、保存されていたデータが一時的に見えなくなります。データそのものは上書きされるまで残っていることもありますが、継続使用や再インストールによってファイルが破損・消去され、復旧が困難になることがあります。
さらに、ストレージ自体が劣化していた場合、フォーマット操作をきっかけに物理障害が進行し、読み込み不良や制御チップの異常が表面化するケースもあります。大切なデータがあるときは電源を切り、すぐにデータ復旧の専門業者へ相談するのが安全です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
- 2011年1月以降、累計46万件以上の相談対応実績
- 実際に扱ってきた障害事例は15,000件以上
- 24時間365日初期診断・見積もりはすべて無料
失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
SDカードのフォーマット形式を安全に選ぶ方法
使用機器との互換性とデータ形式を正しく選ぶことで、エラーやトラブルを避けることができます。以下の手順に従い、安全で確実に最適なフォーマットを選びましょう。
カード容量に応じた標準形式を選ぶ
SDカードには規格ごとの容量上限があり、それに合わせてフォーマット形式が推奨されます。
容量に応じた形式の選び方
- ~2GB:FAT16(SDカードに最適)
- 2GB超~32GB:FAT32(SDHCで使用)
- 32GB超~2TB:exFAT(SDXC・SDUCに適用)
対応機器のファイルシステムを確認する
使用予定のデジカメやスマートフォン、ドライブレコーダーなどの仕様書で対応フォーマットを確認します。
対応形式確認の手順
- 使用機器の取扱説明書またはメーカーサイトでSDカード対応表を確認
- 非対応の形式(例:古い機器でexFATなど)を使用すると認識されないため注意
- 必要に応じてFAT32へ変換し直すことも可能
公式のフォーマットツールを使用する
Windows標準のフォーマット機能では適切に初期化できない場合があります。SDカード協会が提供している専用ツールを使うと安全です。
安全なフォーマット手順
- SDメモリカードフォーマッターをSD協会公式サイトからダウンロード
- PCにカードリーダーでSDカードを接続
- ツールを起動し、推奨形式(FAT32またはexFAT)を選択してフォーマット実行
誤ってフォーマットした場合の対応
SDカードを誤ってフォーマットしてしまった場合、データはすぐには完全消去されません。復旧の可能性を高めるには、絶対にそのまま使い続けないことが重要です。
フォーマット後の対応手順
- フォーマット直後にSDカードを取り外し、それ以上の操作を中止する
- データ復旧ソフトを使用してスキャンを行う
- 操作に不安がある場合や、確実な復元を希望する場合は専門業者へ依頼
専門業者に相談する
SDカードのフォーマット中にエラーが出る、または誤ってフォーマットしてしまった場合、自己対応で復旧しようとするとデータが上書きされる恐れがあります。特に重要な写真や業務データが保存されていた場合は、速やかに専門業者へ相談しましょう。
当サイトで紹介している専門業者は、初期診断・見積もりが無料で、フォーマット後のデータ復旧やSDカードの障害診断にも対応しています。「形式が原因で認識されない」などの相談にも柔軟に対応しており、安心して依頼できます。
おすすめのデータ復旧業者
データ復旧業者を選ぶ際、最も重要なのは「復旧技術」、つまり復旧率の高さです。全国には100社以上の業者が存在しますが、その技術力には大きな差があります。
そこで編集部が厳選した、特におすすめのデータ復旧サービスが デジタルデータリカバリー です。技術力で選ぶなら、迷わずこちらを検討してください。
データ復旧業界の老舗! 14年連続国内売上No.1を誇る「デジタルデータリカバリー」
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
データ復旧率 | データ復旧率最高値91.5%(※1) |
対応製品、メディア | NAS/サーバー等のRAID機器ハードディスクパソコンSSDレコーダーUSBメモリSDカード・MSDカード・SFカードビデオカメラスマートフォンなど 記憶メディア全般 |
完全成果報酬型 | 成果報酬制 |
受付時間 | 24時間365日受付可能 |
スピード対応 | 〇(依頼の約8割を48時間以内に完了) |
無料見積もり | 〇 |
無料診断 | 〇 |
店舗持ち込み | 〇 |
セキュリティ | 〇(ISO27001・Pマーク取得) |
初期診断 | 最短5分 |
復旧 | 最短15分・依頼の約8割を48時間以内に完了 |
データ復旧専門業者14年連続国内売り上げNo.1! これまでの相談実績は46万件超
デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に創業以来、データ復旧業界の第一線を走る老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータ復旧を行うデータリカバリー事業では、累計46万件超のインシデント対応をした実績を誇ります(※)。
※対象期間:2011年1月1日以降
これまでTOYOTAやNTTデータなどの大手企業をはじめ官公庁や大学、病院など、さまざまな業界・規模の企業がサービスを利用しています。
セキュリティ対策や秘密保持契約(NDA)の締結などの対応がしっかりしている点も、利用の決め手となっているようです。一発勝負であるといわれるデータ復旧において、実績を重視したい方におすすめです。
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 国内最大級のデータ復旧ラボと確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
デジタルデータソリューション株式会社では、「難易度の高いサーバー復旧を得意とするRAID・サーバー緊急対応チーム」や「物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム」など、症状や強みごとに専門チームを組成しています。
また、国内最大級のデータ復旧ラボには、国内外から取りそろえた復旧の設備が300以上あり、年代ごとに異なる互換性にも対応することが可能です。豊富な知識や確かな技術力、設備環境によって成功率を高めており、復旧率の最高値はなんと91.5%を誇ります(※)。
※一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破! 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
24時間365日、相談や初期診断、見積もり対応をしているので「機器が壊れてしまった」「データが消えた」といった急を要する事態にも柔軟に対応できます。法人であれば、全国出張診断が無料で依頼できます。お問い合わせフォームからご相談ください。
こんな方におすすめ
- 確実にデータを復旧したい方
- なるべく早くデータを復旧してもらいたい方
- セキュリティ対策がしっかりしている業者に相談したい方
おすすめデータ復旧業者 | デジタルデータリカバリー |
URL | https://www.ino-inc.com/ |
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
まとめ
SDカードのフォーマット形式は、使用容量・機器によって適切な選び方が異なります。FAT16は2GB以下、FAT32は32GB以下、exFATは64GB以上の標準として広く使われており、使用機器との互換性に注意して選ぶことが非常に重要です。
自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「データが戻るか知りたい」だけでも相談OK。トラブルに気づいたら、早めの行動が解決への近道です。