
【要注意】SDカードが認識しない原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
SDカードが認識されないトラブルは、端子の汚れや破損、接触不良、規格非対応などさまざまな原因が考えられます。本記事では、主な原因と自分でできる対処法を詳しく紹介しています。大切なデータを守るためにも、無理な作業は避け、専門業者の無料相談も活用して安全に復旧を目指しましょう。
この記事の目次はこちら
SDカードが認識しない主な原因
SDカードが機器に認識されない原因は、カード側・接続側・ソフト側と多岐にわたります。以下の各項目から該当しそうなものを確認してみてください。
- 規格の非対応
- カードや端子の物理的な破損・汚れ
- 接続不良・差し込み不足
- カードリーダーやスロットの故障
- 書き込み保護スイッチのロック
- 論理障害(ファイルシステム破損など)
- ドライバーやOSの問題
- SDカード自体の寿命・劣化
規格の非対応
SDカードには「SD」「SDHC」「SDXC」などの規格があり、それぞれ容量上限と機器対応に違いがあります。たとえば古い機器ではSDHCまでしか対応しておらず、SDXCカードは認識されません。使用機器の対応規格を確認しましょう。
カードや端子の物理的な破損・汚れ
SDカードが折れ曲がっていたり、端子部に傷や汚れ、サビがあると読み取りエラーが発生します。静電気の影響による一時的な不具合もあるため、端子の清掃や接点の見直しが有効です。
接続不良・差し込み不足
差し込みが甘い場合、物理的に認識されません。必ず本体の電源を切った状態で、正しい向き・奥までしっかりと差し込んでください。接触不良による読み取り失敗も多い原因です。
カードリーダーやスロットの故障
SDカードではなく、カードリーダー側に問題がある場合もあります。別のリーダーやUSBポートで試すことで、カードと機器どちらに原因があるかを切り分けられます。
書き込み保護スイッチのロック
SDカードの側面には「書き込み禁止スイッチ」があり、これがロック状態だとデータの読み書きができません。読み取り自体がエラーになる場合もあるため、確認しましょう。
論理障害(ファイルシステム破損など)
抜き差しのタイミングや電源断によって、SDカード内のファイルシステムが破損することがあります。この場合、物理的には正常でもシステム上で認識されません。
ドライバーやOSの問題
WindowsやmacOSで、ドライバーの破損や更新漏れがあるとSDカードが正しく読み込まれないことがあります。ドライバー更新や再インストールが必要です。
SDカード自体の寿命・劣化
SDカードは便利な記録メディアですが、書き換え回数には限界があり、使用を続けるうちに内部のメモリセルが劣化します。
この劣化が進行すると、ある日突然カードが認識されなくなるリスクがあります。
特に、コストを重視して選んだノーブランド品や、長期間にわたり使用を続けてきたSDカードは、信頼性が低下している可能性があるため注意が必要です。大切なデータを扱う場合は、こうしたリスクを踏まえたうえで、早めのバックアップや専門的な対応が求められます。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

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SDカードが認識しないときの対処法
以下の手順を順に確認することで、多くのケースで原因を特定・解決できます。特にデータが重要な場合は、途中でフォーマットを実行しないようご注意ください。
差し込み・接触の見直し
最初に必ず確認しておきたい項目です。正しい挿入方向で奥までしっかり差し込みましょう。
- 本体の電源を切ります。
- SDカードを正しい向きで奥までしっかり差し込む。
- 再度電源を入れて認識されるか確認。
端子・スロットの清掃
接点汚れや静電気による不具合もよくある原因です。
- 乾いた綿棒や眼鏡用クロスでSDカードの金属端子を優しく拭く。
- カードスロット内部のホコリをエアダスターで除去。
- 清掃後、再度差し込み直して認識されるか確認。
他端末や別カードで切り分け
カードが原因か、読み取り機器が原因かを判断します。
- 他のPCやスマホで同じSDカードを読み込んでみる。
- 別のSDカードを使用中のスロットに入れて確認。
- カードが他端末でも読めない場合はカードの障害。
規格対応の確認
使用しているSDカードと機器の規格対応を確認しましょう。
- SDカードの種類(SD/SDHC/SDXC)を確認。
- 機器側がその規格に対応しているか取扱説明書で確認。
- 未対応のカードを使用していないか見直す。
書き込み保護の確認
スイッチの位置によっては読み取りエラーを起こすことがあります。
- SDカード側面のスライドスイッチを確認。
- 「LOCK」側に入っていれば、反対側にスライド。
- 再挿入して認識を確認。
PCソフトでチェック/修復
Windowsで簡易的な修復を試みることも可能です。ただし、重要なデータがある場合は事前にバックアップを行いましょう。
- PCにSDカードを挿入。
- エクスプローラーでSDカードを右クリック→「プロパティ」→「ツール」→「エラーチェック」。
- または「コマンドプロンプト」で「chkdsk X: /f」(Xはドライブ文字)を入力して修復。
- ドライバーが古い場合は「デバイスマネージャー」で更新。
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まとめ
SDカードが認識されない場合、まずは接続や端子の状態、使用している規格や機器側の対応状況をチェックしましょう。論理障害や軽度な物理障害であれば、自力での対処も可能です。
ただし、データを絶対に失いたくない、破損が疑われる、認識すらされないといった状況では、無理に操作せずに専門業者に相談するのが最も安全です。当サイトで紹介している業者は無料相談・無料見積もり対応。大切な思い出や業務データを守るためにも、早めの対応が復旧成功のカギになります。